学校ブログ

2020年12月の記事一覧

「感謝」…2学期終業式

12月24日(木)

 各学年代表生徒が2学期を振り返り、成果と課題を発表しました。マスクをしているので顔全体の表情は分かりませんでしたが、その眼はすでに3学期を見据えているように感じました。その後、校長先生から、目標をしっかり持ちその目標に向かって頑張っている。今日これからいただく通知表には、担任の先生の思いが込められている。掲示物等のよい環境はよい人をつくる。年末年始には、感謝の気持ちを家族に伝えるなどの話がありました。次に生徒指導担当の先生から、冬休みの過ごし方についての話がありました。トラブルに巻き込まれないようご家庭での指導をお願いします。最後に表彰生徒の発表が行われました。

 例年にない2学期、登校日は95日にもなりました。様々な制約がある中でも中央中の生徒はよく我慢して頑張りました。そんな生徒たちの頑張りをどのように保護者や地域の方々に伝えようと考えたところ、微力ながらこのブログを毎日更新しようと考えました。生徒の活躍の全てを伝えきることはできませんでしたが、少しでも日頃の生徒たちの様子が伝わっていたのであれば幸いです。来年は当たり前の学校生活が当たり前に行われることを願って2学期を締めくくりたいと思います。今年も中央中へのご理解とご協力に感謝申し上げます。

 みなさま、よい年をお迎えください。

                                 中央中学校教職員一同

PDCAサイクル…学年集会

12月23日(水)

 各学年、2学期の振り返り集会を行いました。生徒も振り返りを行いましたが先生も自分のクラスについて振り返りを行っています。ある担任の先生の振り返りを紹介します。

 (前略)…全体としてみると、どれも「まあよい」というレベルは達成できているように思いますが、「ばっちりだ!」と言い切れるものがない、とも言えます…。まだ課題はあるようです。プラスに捉えれば、まだ伸びしろがあるということ。3学期に期待ですね!以前教室で「PDCA」サイクルのお話をしたのを覚えていますか?一つの出来事の終わりは、次への始まりでもあります。(中略)2学期の終わりである今は、「C(Check:評価)」の段階です。クラスとして振り返りをしましたが、皆さん自身の2学期はどうでしたか。一つひとつを「Check」し、課題点を見つけ…クラスとしても個人としても、3学期に新たな気持ちで「A(Action:改善)」ができると良いなと思います。

 CからAへ!もう一度自らの振り返りを確認して明日の終業式にのぞんでください。

 

 

表現力を育てる…クリスマスツリー(3年)

12月22日(火)

 3年生の昇降口に7本のクリスマスツリーが登場しました。学級委員さんが中心となって作成した掲示物です。雪の所をよく見るとコメントが一言書かれています。友だちへの感謝のコメントが多いようです。心に浮かんだ場面や気持ちを相手に分かりやすく文字で表現する。簡単なようですが、いざ書くとなるとなかなか筆が進まないものです。

 突然ですが…「この公園には滑り台をする」。小学生が書いた文章ではありません。大学を目指している受験生が書いた文だそうです。こうした主語と述語が不明確で意味が通じない文章をつくる学生が増えているそうです。(これもSNS等の負の一面でしょうか)正しい文章が書けると自己表現が豊かになり、よりよい人間関係がづくりができます。掲示物を通じて表現力そして人間関係づくりを学んだ3年生です。

「中央中の宝」になる…合奏発表会(2年)

12月21日(月)

 新型コロナウイルスに翻弄された令和2年の学校現場も今日を入れて4登校日で2学期の終業式を迎えます。「何ができて何ができないのか」「それを行うためにはどんな感染症対策をとれば実現できるのか」。毎日のように問い続けた1学期・2学期でした。そんな状況の中でも中央中の先生方は、生徒たちにできる限りの「体験の場」と「思い出」を提供したいという思いで実現した今日の発表会です。

 このような状況の中、あらゆる感染症対策をとって成功させた今日の発表会は、2学年だけでなく「中央中の宝」になるものと信じています。体験と思い出そして…”自信”を積み重ねる2年生です。

”行ける学校から行きたい学校”への第1歩…進路学習会(2年)

12月18日(金)

 いよいよ2年生も進路の実現に向けて動きだしました。近隣の公立・私立高校の先生方をお招きして卒業後の進路について学習しました。今回の学習会のねらいは「上級学校についての知識を深め、自身の進路に対する意欲を高める」です。

 2年生のみなさん、高校は自分が3年間通学する学校です。自分の目で確かめ、先生や保護者のアドバイスを参考にしながら、最後は「自分の意志で決める」ことが大切です。偏差値だけをみて、行ける学校、行けない学校と区別するのではなく、自分のやりたいこと、夢や目標とも向き合いながら行きたい学校を選択して合格に向け全集中の努力を続けてください。

 高校の先生方、学期末のお忙しい中、ご指導をいただきありがとうございました。

「将来を見据えた今」…キャリア教育(けやき・ゆりのき学級)

12月17日(木)

 学校では9教科以外にも様々なことを学びます。キャリア教育とは、「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」と定義されています。

 けやき・ゆりのき学級のみなさんが、講師の先生をお招きして一緒に自分の将来について考えました。いつかはみんな社会人になります。社会人としての大きな役割のひとつに”働くこと”があります。講師の先生からは、なぜ働くのか、今のうちに進路を考えるヒントを見つけることなどのアドバイスをいただきました。キャリア教育は正解がひとつではありません。みなさんが将来出ていく”世の中”も正解が見つけにくい場面が多くあります。今日のお話を参考に「将来を見据えた今」の過ごし方を考えていきましょう。

 講師の先生、ありがとうございました。

東部地区学力検査(3年)

12月16日(水)

 社会の時間の様子です。生徒に聞くと「社会は暗記科目」という答えがよく返ってきます。もちろん、覚えなければならないこともあります。社会科の目的は「暗記して終わり」ではなく、過去(歴史)や現在(地理・公民)の出来事を材料として学び、最終的には自らが生きる未来の社会に対する見方や考え方を創造すること。別の言い方をすると、社会でより良く豊かに生きていくことなのだと思います。今後AIの時代になってもこの考えは変わらないはずです。

 ともあれ、今日の3年生はひたすらに問題と向き合っています。(消しゴムのカスの量は多くの思考の証ですね)テストの醍醐味は「あっ、わかった!」の瞬間です。3年生のみなさん、今日はどのくらい「あっ、わかった!」を体験できましたか。お疲れ様でした。

「緊張しました!」…けやき・ゆりのき学級

12月15日(火)

 けやき・ゆりのき学級の代表生徒が市長様と教育長様に手作りカレンダーを手渡しました。学校に戻ってきた代表生徒に聞いてみました。市長さんと教育長さんに何と言って渡したのですか?-「切り絵のカレンダーを作りました。よかったら使ってください」。市長さんと教育長さんは何と言ってくれましたか?-「ありがとうございます。こんな細かい切り絵は素晴らしいですね」。緊張感の中にも笑顔で日頃のお礼とともに手渡せたようです。

 市長様、教育長様、お忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。

フラワーアレンジメント(美術部)

12月14日(月)

 週末の部活動の様子を紹介します。美術部が講師の先生をお招きして「お正月飾り」を作りました。部員の様子を見ていると、講師の先生の見本を真似るだけでなく、お花の配置や角度などオリジナリティあふれた作品に仕上げています。手を抜いてそれなりの作品を作ることはできますが美術部員は違います。一見するとお店で売っている物と見間違うほどのクォリティーです。良い作品を作ることで知らず知らずのうちに感性も磨くことができたようです。一足先にお正月気分を味わった美術部員、来年は当たり前の学校生活が送れる1年になってほしいですね。講師の先生、ありがとうございました。

 

「紙の本の良さ」…図書室

12月11日(金)

 昼休みの図書室の様子です。感染防止のため、曜日ごとに学年を分けての開室です。この日は1年生の様子です。ある新聞にこんな内容の記事がありました。「スマホやタブレット、パソコンなどの現代のデジタル媒体は言葉を吟味し、問いを発し、自ら思考するために適した媒体ではありません。紙で読むほうが話の内容・筋立て・場面などをよりよく記憶し、理解できます」との内容でした。紙の本は深い読みに適しているそうで、人の成長に欠かせないそうです。勉強や部活、塾に習い事、何かと忙しい中学生ですが、意識して本を読む時間をつくってみましょう。冬休みに読む本を探しに図書室に足を運んでみてください。

やってよかった!…「特別な」球技会(3年)

12月10日(木)

 「よっしゃ、やろうぜ!」3年生男子の勇ましい声が聞こえます。3年生が男子は校庭に、女子は体育館に集合してお互いの距離をとって集まり「特別な」球技会が行われました。何が特別か…コロナ第3波による講演行事の中止や縮小が相次ぐ中で、行事を通じた多様な経験が出来ていない3年生にできる範囲で活動をさせてあげたいという3学年の先生方の思いで実現しました。話を聞く姿勢の素晴らしさ、準備体操の声の大きさ、3学年全クラスが集まれた喜びを全員が感じている様子が伺え、正直グッと感じるものがありました。代表生徒のあいさつも素晴らしく、今日に懸ける意気込みをヒシヒシと感じ、あっという間の2時間でした。グランド、体育館から戻ってくる生徒の笑顔を見ると「やってよかった!」の一言に尽きます。3年生のみなさん、今回も小さな行事でしたが、またひとつ大きな思い出ができましたね。

アナログな紙の文化もいいものです…書初め(1・2年)

12月9日(水)

 1・2年生は書初めを行っています。金工室は心地よい寒さと静寂が重なりほどよい緊張感です。

 日本へ留学に来た外国人学生に聞いた「体験したい日本の伝統文化は何ですか?」の質問に対して、圧倒的に多い回答がこの書道だそうです。独特な墨の香りとピンと張りつめた空気感が日本の象徴としてとらえられているのでしょう。(ICT教育が進んでもアナログな紙の文化も残していきたいですね。パソコンやタブレットで書初めを行う時代がくるのでしょうか…?)日本古来の年中行事である「書初め」の伝統文化を肌で体験させ「豊かな心」を育てる中央中です。

今月はろう下掲示だけではないですよ…けやき・ゆりのき学級

12月8日(火)

 今年最後のけやき・ゆりのき学級のろう下掲示です。12月のテーマはもちろん…「クリスマス」です。手袋の毛糸の使い方がとても個性的です。今月はこれだけではありません。手作りのカレンダーも紹介します。さし絵は全て生徒自作の「切り絵」です。だるまの顔や蝶の羽など細かいところまで丁寧に作られています。本日、校長先生に手渡され早速校長室に掲示されました。今後、市長様や教育長様にもお渡しする予定です。

 毎回、けやき・ゆりのき学級のみなさんの感性豊かな作品には驚かされます。1月の掲示物も楽しみにしています。

小中一貫教育の取り組み…出前授業

12月7日(月)

 中央中の先生が、関小学校で6年生の体育の授業を行いました。初めは少し緊張気味の6年生でしたが、徐々に中学校の先生のペースに引き込まれて活発に授業を楽しんでいました。4か月後に中学生になる6年生は、春からの中学生のイメージがつかめたようです。

 子どもたちを取り巻く社会環境や教育関係の諸問題は、もはや各小学校、中学校といった単独の学校単位では解決しにくくなってきています。小中の垣根を越えて、3校(中央中・関小・栄小)を1校に見立てた教育の発想が求められています。小中9年間を見通した教育内容の新たな枠組みについて3校が連携してこれからも取り組んでいきます。

 6年生のみなさん、来年4月に中央中で会えることを楽しみにしています!

 

”感謝”…吹奏楽部

12月5日(土)

 最後の土曜授業日は、吹奏楽部の朝練習の様子から紹介します。いつも通りの練習風景に見えますが…部員の顔に注目してください。全員がフェイスシールドを着用しています。これは、吉川ロータリークラブ様からご寄付いただいたものです。

 吹奏楽部のみなさん、今は当たり前のことが当たり前にはできない時期です。でも、マスクをしながらでは演奏できない楽器がフェイスシールドに代わって演奏できるようになりましたね。(部員の顔にも笑顔がこぼれます)あなたのその笑顔は誰かの大きな支えの賜物です。忘れないでください。

 吉川ロータリークラブ様、ご好意を無駄にしないよう大切に使わせていただきます。ありがとうございました。

 

 

道徳や人権問題として考える…がん教育(2年)

12月4日(金)

 日本人の2人にひとりが一生涯に1度は診断される「がん」。これからの時代、がんと関わりのない人はいなくなると言われています。来年度から中学校で「がん教育」が始まります。中央中では先駆けて本日2年生で行いました。近隣の病院から内科医の先生をお迎えして講演を行っていただきました。

 放課後、何人かの生徒に「今日のがん教育どうだった?」と尋ねてみました。「たばこは吸わないようにします」「怖いと思った」という答えが多かったのですが、「後悔しないように周りの人に優しく接します」と答えてくれた生徒がいました。全く予想していなかった感想に驚いたのですが、がん教育のねらいのひとつは、こういう道徳や人権の問題として考えることでもあると感じました。(生徒から学ばせてもらいました)講師の先生、ありがとうございました。

「気付く」力を育てる…無言清掃

12月3日(木)

 「掃除に来ました!」の大きな声で始まる職員室清掃。1年生の様子です。無言で黙々と仕事をこなすあまりのひたむきさに思わずカメラを向けたというのが正直なところです。学校現場での無言清掃については、その教育効果等について様々な意見があるようです。本校の無言清掃は、生徒からの自発的な発案でスタートしたものです。清掃時の生徒の様子を見ていると、無言→集中→「気付く」という”無意識のサイクル”が身に付いているように感じます。「無言で清掃する」こと。小さなことですが…大きなことを成し遂げるには、この小さなことを続けることがスタートです。今日も無言清掃を続けて「気付く」人になりましょう!

私の小さな喜びは誰かの大きな支えの賜物

12月2日(水)

 後期専門委員会の活動が始まっています。環境委員のみなさんが毎朝寒い中、落ち葉掃除を行ってくれています。先日、中央中を訪れた小学校の先生が「校内がとても綺麗ですね」とおっしゃてくれました。(小学校の先生方の清掃指導のおかげです)毎日の全校清掃もさることながら、環境委員さんのような代表生徒の見えない活躍によって中央中は支えられています。

 今日みなさんが感じた小さな喜びであったり小さな感動は、誰かの大きな支えがあるということを忘れないようにしたいですね。環境委員のみなさん、”感謝”です!

 

板書の極意…数学(3年)

12月1日(火)

 中央中の先生方は日々授業の工夫・改善に取り組んでいます。その一例が板書です。貼物や色ペンの使用、板書とリンクしたプリント等を効果的に活用することによって、教師が黒板に書く時間、それを生徒が写す時間を少なくし、生徒が活動したり、思考を深めたり、思考したことを発表したりする時間が確保できます。そんな授業が3年生の数学で行われました。学ぶ力を伸ばすための基盤は、まずよい授業の実践から…。