学校ブログ

2021年7月の記事一覧

他者に推薦されての受賞に意味があります…こだま賞(1年)

7月13日(火)

 今年度最初の「こだま賞」(善行賞)を紹介します。1年生のあいさつ隊50名が受賞しました。

 今回は1年生の受賞ということで、この賞の意味について改めて記します。こだま賞は、部活動や読書感想文等、自分の力で受け取る賞状ではなく、他者(今回は1学年主任の先生)に推薦されての受賞に大きな意味があります。

 他の生徒に範を示す行動は、学校や学年の雰囲気を良くしてくれます。2学期以降も多くの生徒が推薦されることを期待しています。1年生あいさつ隊のみなさん、中央中のためにありがとうございました!

評価の3観点について②

7月12日(月)

 引き続き…今日は、「思考・判断・表現」について説明をします。

 各教科等の知識及び技能を活用して課題を解決する等のために必要な思考力、判断力、表現力等を身につけているかどうかを評価します。

 「思考力」とは、文字通り物事について考える力ですあなたはどう思うの?」という投げかけを繰り返すことで身につく力です。「判断力」は、情報があふれている現代社会において、どの情報が正しいのか的確に判断する際に活用できます。この力を身につけることで様々なトラブルを未然に防ぐことができます「表現力」があれば、自分の希望に賛同してくれる人や協力してくれる人を得ることができます。将来、仕事をする時はもちろんのこと、何かの交渉をする時にも役に立つ力です。

アウトプットを大切にしている成果です…ラジオ番組「金のなまず」事前収録

7月9日(金)

 2年生の代表生徒3名が参加しました。自己紹介後、中央中の紹介、生徒会本部の活動、1学年の活動について、スポーツ大会について等のやりとりを行い、収録しました。オンエアは8月20日(金)の予定です。

 さて、3人の様子を見ていて感じたことがあります。それは、言葉が明瞭で分かりやすい、ということです。きっと日常生活から「アウトプット」の意識を大切にしているのだろうなと感じました。勉強も一緒です。話を聞いたり、調べたり、自分なりに様々なことをインプットしたとしても、アウトプットをしなければ身についたかどうか分かりません。そこで大切なことが、発表やテストの記述問題など、たくさんのアウトプットを大切にする学びです。失敗を恐れない積極的な人やテストなどで「記憶の呼び起こし」を大切にする人は、目に見えない学ぶ力や目に見える学力がぐんぐん伸びていきます。

  3人の代表生徒のみなさん、お疲れ様でした。

 

評価の3観点について①

7月8日(木)

 今週に入り、中央中の職員室での先生方の会話は、評価に関することが多くなってきました。というのも、今年度から5段階評定の基となる観点別評価が5観点から3観点に変わったからです。先生方は、学習部を中心に何度も教科内外での打合せを重ねてきました。

 ここで新たな3観点の評価の基本構造について記します。生徒には授業の中で各教科担任から話がされていますが、保護者の方も通知表を受け取る前にぜひご承知おきください。

 今日は「知識・技能」についてです。…各教科等における学習の過程を通した知識及び技能の習得状況について評価を行うとともに、それらを既有の知識及び技能と関連付けたり活用したりする中で、他の学習や生活の場面でも活用できる程度に概念等を理解したり、技能を習得したりしているかを評価します。次回は、「思考・判断・表現」について説明します。

ICTが進む今だからこそ大切にしたいこと

7月7日(水)

 今日は七夕です。笹に短冊を吊るして願い事をするようになったのは、江戸時代からだそうです。手習いごとをする人や寺子屋で学ぶ子どもが増え、上達を星に願うようになりました。だから、短冊には「〇〇が欲しい」といった物質的な願い事ではなく、上達や夢を綴ったほうがよいとされています。(諸説あり)

 願いや夢は、人が努力を続けていくための源であり、こんな自分になりたい、こんな自分ではダメだと考えることは、中学生の特権だと思います。(人生の折り返しを過ぎた私からするとうらやましかぎりです笑)

 ICTが進む今だからこそ、こうした日本の伝統文化や季節感を大切にしていきたいものですね。雨やんで天の川見えるかな…。