学校ブログ

2021年2月の記事一覧

特別な「あっわかった!」を体験する日…埼玉県公立高校学力検査

2月26日(金)

 今日は埼玉県公立高校学力検査です。184名の3年生が受検しています。これまで頑張ってきた成果を発揮して合格の栄冠を勝ち取ってほしいと思います。入試でしか経験できない特別な「あっわかった!」をたくさん味わってきてください。

 ということで、今日の中央中は、2年生と1年生だけです。2年生はまもなく、「〇〇高校の偏差値は60だから、偏差値55のAさんは、もう少し学力を上げるために家庭学習のやり方を見直してみようか。」というような会話が増えてきます。もちろん、偏差値を上げることが勉強の目的ではありません。積極的に授業に取り組み、継続した家庭学習で結果として偏差値も上がっていきます。2年生は1年後、1年生は2年後を見据えて、今できることに全力で取り組んでください。高校入試は既に始まっていますよ。

自分の頭や心と対話しました…防災学習(けやき・ゆりのき学級)

2月25日(木)

 けやき・ゆりのき学級のみなさんが「防災学習」の実習を行いました。本時のねらいは「避難場所での活動の中心となる若者の一人として、手伝いに参加する場面を考える。非常食のメリットを知る。」です。プリント学習の後、実際に非常食をつくってみました。(アルファ米等の非常食は、危機管理課様からご提供いただいた備蓄倉庫にあった実際の物です)

 「百聞は一見に如かず」です。本物を手にする体験を通して、理解はより深まります。本来であれば、対話的な実践を取り入れた実習をするところでしたが、食べ物を扱っているため他人との対話はありません。自分の頭や心との対話を続けます。室内は話し声はなく、その雰囲気が理解度をさらに深めています。こういう時期ですので試食というわけにはいきませんでしたが、授業後の笑顔から本時のねらいの達成がうかがえました。

準備力8割、徹底力2割…期末テスト

2月24日(水)

 期末テスト最終日です。3年生は中央中での最後のテストです。(3年生はこれから最後の〇〇が増えてきます)1・2年生は、現在の実力、理解できているところとできていないところの把握などが目的になります。(点数や順位だけを見て一喜一憂しないように)

 学生時代、テストについてある先生の言葉が印象に残っています。「テストの前にテストは終わっている。結果は後からついてくる。やっただけの結果が。」ということを教えてもらいました。この職についてこの言葉の意味が痛いほど分かります。テストに限らず、何事もそうでしょうが、”準備力8割、徹底力2割”です。さて、みなさんの今回のテストに向けた準備力と徹底力はどうだったでしょうか?

Dank ju wel!(ダンキュウェル)…道徳(3年)

2月22日(月)

 オンライン環境の整備は、授業の内容を劇的に変化させます。3年生の道徳の授業の様子です。今回は、担任の先生の友人の方をゲストティーチャーとしてお招きし、オンラインによる授業を行いました。2枚目の写真の左側に写っている講師の先生、どこからお話されていると思いますか?…何と約9000キロも離れたオランダから授業を行っていただきました。現在、先生はオランダを拠点にプロのコンテンポラリーダンサーとして世界で活躍されています。これから世界に羽ばたいていく中央中生に自らの経験や実践をもとに熱いエールを送っていただきました。

 オンラインによる”無限の可能性”を感じた授業になりました。講師の先生、時差のある中早朝からありがとうございました。Dank ju wel!

感謝!…おやじの会

2月20日(土)

 今回は、コロナ禍かつ緊急事態宣言下ということで少人数かつ短時間で活動しました。学校ファーム周辺の手入れを行っていただきました。普段は手つかずの場所であったため、木の根っこの掘り起こしから草刈り、耕運機を使っての土の耕し、藤棚の手入れまで。おかげで学校ファームの面積が倍に広がりました。

 改めて学校は様々な方々に支えられているを実感した1日になりました。おやじの会のみなさん、休日にもかかわらず本当にありがとうございました。

オンラインによる全校朝会に向けて

2月19日(金)

 校内のWi-Fi環境が整ったことをうけ、今回の全校朝会は、タブレットを使ったオンライン朝会に向けてのテストを兼ねて行いました。これまでは放送だけでしたが、これからは各クラスで大型テレビにつないで視聴する形になっていきます。耳からだけではなく、耳に加えて目も使って話を聞くことができるようになることに大きな意味があります。

 過日、天才ラッパーの話をこのブログで紹介しましたが、人は五感をフルに活用することで脳を刺激し、思考が深まります。”耳だけ<耳と目”思考の深まりは明らかです。今後、「校長先生のお話」もオンライン朝会によってこれまで以上に理解が深まっていくことになります。(コロナ禍がこうしたオンライン環境の整備を加速させたと思うと何か複雑な感じがしますが生徒にとってより良い環境になることはいいことですね)

"あーだこーだ"が大切です。…道徳(3年)

2月18日(木)

 中央中では、全ての授業で本時のめあて(課題)を明確にし、生徒に学びの見通しを持たせています。めあて(課題)の提示を工夫することで、生徒の「考えてみたい!みんなの意見も聞いてみたい!」を大切にしています。3年生道徳の今日の課題は、「互いに相手のよさを認め合い、支え合い、競い合い、高め合う友情を育てようとする態度を養う」です。課題の提示を手元のプリントと教室前方の大型テレビの2か所で行っています。

 どのグループも自分の意見と他の人の意見を比べ、”あーだこーだ”と言い合いながら意欲的に思考を深めていました。先生のまとめの話に大きくうなずく生徒の姿が印象的な授業でした。

学校関係者評価会議

2月17日(水)

 学校は様々な人に支えられています。本日、学校関係者評価会議を開催いたしました。緊急事態宣言下、不要不急の外出の自粛が促されている中、学校評議員様、PTA会長様にご来校いただき、6名の出席で無事開催することができました。

 冒頭、校長先生が今年度の中央中の状況や生徒の頑張りを説明することから始まり、その後、授業の様子を参観していただきました。真剣に授業を受けている生徒ときめ細かい指導を展開している先生方へ励ましのお言葉をいただきました。短い時間でしたが、授業に真摯に取り組んでいる生徒と先生方の姿をご覧いただくよい機会となりました。最後に、学校評価について様々な視点からご意見をいただきました。ご指摘いただいた点を今後の学校運営に活かし、より良い中央中を目指していくことをお約束して終了となりました。

 お忙しい中、ご来校いただきました学校評議員のみなさま、PTA会長様、ありがとうございました。

給食再開の日に考えてほしいこと

2月16日(火)

 本日より給食再開です。突然ですが、「2530kg」。みなさん、何の数字だと思いますか?…この2530kg、実は12月の給食の市内4中学校合計の残菜量になります。ちなみに、中央中だけの残菜量は、1031kg(約40%)です。1か月で給食約3500食分が廃棄された計算になります。

 ダイエット等、食べない(食べれない)理由はそれぞれあると思いますが、育ち盛りの中学生が必要なカロリーを摂取出来ていない状況がとても心配です。”好きなものだけを食べる”から”必要なものを食べる”意識を習慣づけていきましょう。

備えあれば憂いなし

2月15日(月)

 週末の地震、驚きました。(中央中に被害はありませんでした)このところ、新型コロナウイルス対策に明け暮れて、地震への危機管理の意識が少し薄くなっていたのかもしれません。正に「災害は忘れた頃にやってくる」を目の当たりにした週末でした。その時、みなさんは適切な行動をとれたでしょうか?「自分の身は自分で守る」です。

 そして、「備えあれば憂いなし」。いま一度、大きな災害に直面した時、自分ならどのような行動がとれるのか、安否確認の方法、避難場所の確認など家族で考える機会にしてください。あの東日本大震災からまもなく10年です。

 (写真は今日のお弁当の時間の様子です。明日から給食が再開されます。2日間ご迷惑をおかけしました。)

改めて”感謝”の1日

2月12日(金)

 学校給食センターの食洗器の不具合により給食の提供ができませんでした。急遽、弁当持参の対応になり、保護者・生徒のみなさんには、大変なご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。引き続き、15日(月)も弁当の持参をお願いいたします。

 毎日、お昼になると当たり前のように提供されていた給食。改めて、当たり前のことが当たり前に動くこと、そしてその陰に誰かのご苦労があることの有難さを再認識した1日になりました。15日(月)もよろしくお願いいたします。

未来のバイブル…「自分史」作成(3年)

2月10日(水)

 3年生が卒業に向けて「自分史」の作成に取り組んでいます。ねらいは「ここまで成長できたのは、育ててくれた沢山の方々のおかげです。自分史作成を通して、すべての人に感謝する時間になってほしい」(抜粋)ということです。

 人生の節目で自らの生き方や考え方を振り返り文章にまとめておくことは大切です。私事ですが、過日部屋の整理をしていたら、40年ほど前の卒業文集が出てきました。(わら半紙でした。中学生は知らないかな?)懐かしくなり、当時の担任の先生と数十年振りに連絡をとり近況を報告し合いました。

 3年生のみなさん、今みなさんが作成している「自分史」は将来、人と人をつなぐバイブルになります。それは今の担任の先生であったり、今、隣に座っている友人であったり、部活の仲間であったり…。そんな思いを巡らせながら、素敵な「自分史」を完成させてください。

こだま賞

2月9日(火)

 3学期最初のこだま賞(2年生)の表彰です。清掃時に流しの排水口のつまりを取り除き、さらに排水口周辺の汚れもきれいにしてくれました。他人が嫌がる作業を自らすすんで行ってくれた活動に清掃監督者の先生から推薦されました。

 彼にとって、誰かが見ている見ていないは関係ありません。その道の名人と言われている人は、「言い訳や文句を外に出すことなく自分のやるべきことを当たり前に且つ丁寧に取り組みます。」仕事の完成度もさることながら、その姿勢に人々は尊敬の念を抱くのではないでしょうか。中学生に学ばせてもらいました。ありがとうございました。

思いを強く持つこと…英語(1年)

2月8日(月)

 Today'sGoal(今日のめあて)は「過去にしたことを表す表現を理解しよう」です。各自が週末に家で行ったこと、スポーツ(部活動)のことなど実際の自分の生活と結びつける授業展開によって、「過去形」をより身近に捉えることができ、理解が深まったようです。大きな声での音読と無言でプリント学習に取り組むメリハリが素晴らしい授業でした。

 これからのグローバル社会を生き抜くための手段としてある程度の”英語力”は必須です。英語で書くこと、英語で話すこと、苦手な人もいると思います。大切なことは…「書けるようになりたい!話せるようになりたい!」と強く思うことです

実力テスト(1・2年)

2月5日(金)

 今日は1・2年生が実力テストにのぞんでいます。通知表の成績には関係ありませんが、中央中の生徒は”だから手を抜く”ことはしません。全力で問題と向き合っています。

 国語の時間の様子です。問題用紙の空いているスペースに下書きをしながら、懸命に思考しています。(流石です)「国語力(社会で必要なコミュニケーション力と言い換えてもいいのかもしれません)を上げることは決して難しいことではなく、その肝は…「丁寧に読む」ことと「書く力」を身に付けること、とある教育雑誌の記事にありました。AIの時代になっても人間の深い思考に「読む」と「手書き」は欠かせません。丁寧に読み、しっかり書き、思考を深め「あっ、分かった!」の瞬間をたくさん楽しみましょう。

昼休みも全集中!

2月4日(木)

 授業の様子を紹介する機会が多かったので今日は、昼休みの様子を紹介します。校庭では、男子生徒を中心にサッカーをしている姿が多く見られますね。職員室横の水槽前では女子生徒が3人、熱帯魚を見て束の間の癒しの中にいました。3階に行くと、何やら騒々しいぞ。1年生の教室に入ってみると「教頭先生助けてください。いじめられています。」声の主は…担任の先生でした(笑)最後はみんなでパチリ。同じく別の1年生の教室では、数学の教え合いの姿が。(いいぞ)最後に図書室に寄ったのですが、予鈴がなった後ということで図書委員さんだけが後片付けをしている最中でした。(ご苦労様)過ごし方は様々でしたが、みんな全集中で昼休みを楽しんでいました。さぁ、切り替えて午後の授業も頑張ろう!

だからやらないのではなく、だからこそやる集団…けやき・ゆりのき学級

2月3日(水)

 けやき・ゆりのき学級、2月のろう下掲示を紹介します。今回は、先生にインタビューしました。「この掲示物の作成を通して生徒たちにどんな力がつきましたか?」…「丁寧に塗る、正確に切る、色合いを考える力がつきました。また、季節を感じる力もつきました。」「生徒の頑張りを一番近くで見ていてどんなことを感じていますか?」…「ひとつひとつ丁寧に取り組んできたことが成長につながったと感じています。」

 掲示物作成の努力は、点数や偏差値であらわれるものではありません。だからやらないのではなく、けやき・ゆりのき学級の生徒は、だからこそやる生徒の集まりです。そんな、けやき・ゆりのき学級の生徒たちのことをみんな知っているので掲示物を見た人は、一様に感嘆の声をあげるのでしょう。来月は今年度最後の掲示になります。3年生は、中央中での思い出を浮かべながら作ってください。楽しみにしています。

「知識」は誰にも奪われることのない財産

2月2日(火)

 今日は節分です。今年は、2月3日ではないそうです。124年ぶりに例年より1日早い2月2日なのだそうです。みなさん、なぜか知っていますか?私は、つい最近テレビのニュースでその理由を知りました。(改めて無知の自分に冷汗がでます)学校はそんな知識の宝庫です。授業はもちろんのこと、校内の様々な掲示物からも知識を得ることができます。例えば…保健室前の掲示物には、新型ウイルス君の履歴書があり、そもそも新型ウイルスとは何かが分かります。配膳室の前には、食に関する掲示物があります。みなさん、読みましたか?

 お金や不動産などの財産は、誰かに奪われてしまうこともありますが、「知識」として頭の中に蓄えた財産は決して奪われることはありません。「知識」は最強の財産です。なぜ、今年の節分は1日ずれているのか。知らなかった人はすぐに調べて”知識の財産”を増やしましょう。

心の栄養…家庭科(3年)

2月1日(月)

 今日から2月です。2月最初の授業紹介は、図書館司書さんとコラボした3年生の家庭科「読み聞かせ」の授業です。例年は、「読み聞かせ」の授業が終わると近隣の保育園にお邪魔させていただき、中学生が園児に”手作り絵本”の読み聞かせを行うのですが、今年は叶いませんでした。「楽しみにしていたのですけど残念です」とは女子生徒の言葉です。(多くの体験の場を失ってしまった3年生には申し訳ない気持ちでいっぱいです)最初はぎこちなく読んでいた生徒も司書さんから本の持ち方や読むスピードなどのアドバイスをもらうと…不思議なものです。ぎこちないどころか声に自信がみなぎってきました。

 出来なかったことが出来るようになる楽しさは”心の栄養”になります。栄養があれば成長します。残り少ない中学生活ですが、ひとつでも多くの”心の栄養”を蓄え、そして心を成長させて次のステージに向かってください。