学校ブログ

2022年11月の記事一覧

学ぶ教師…英語科授業研究(2年)

11月30日(水)

 吉川市教育委員会から指導者の先生をお招きして行いました。

 学びは分かるようになったこと、出来るようになったことを発表や発言等のアウトプットを行うことで、確かな学力に結びつきます。次は授業中にできなかった、分からなかった問題をどうするかです。解答を見たり、教科書やノートを見ながらできるようになることもありますが、どうしても一人で解決できないときは、友達や先生に質問することです。

 中央中の先生方は、授業内で意図的に学び合いを繰り返させることで、恥ずかしがらずに分かるまで質問できる生徒を増やす授業を展開しています。授業時間以外でも、分からないことや出来ないことは、一人で悩まず「教えて」と質問できる質問名人を目指しましょう。

 指導者の先生、お忙しい中のご指導ありがとうございました。

”時間の無駄”にしないために…期末テスト返却

11月29日(火)

 期末テストの返却が始まりました。

 今回のテストで✖になった問題を、分かるように、できるようにすることが、今後の学力の伸びに大きく影響します。自分にとってかなり難しいと思う問題は後回しにしてOKです。まずは、少し努力すれば出来そうな問題を見つけ、やり方・解き方を友達に何回も質問するなどしで、確実にできるようにする学びが大切です。

 答えをただ写すだけなど、いい加減な間違い直しはやった気になるだけで時間の無駄です。確実にできるようになるまで繰り返し学びを続けてください。

日本語学習支援

11月28日(月)

 文部科学省は令和4年10月18日「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査(令和3年度)」の結果を発表しました。日本語指導が必要な児童生徒は日本国籍1万688人・外国籍4万7,619人の計5万8,307人。年々増加の一途をたどっているとのことでした。具体的には、5年前の約1.7倍程だそうです。

 本校では、吉川市国際友好協会様から日本語指導の先生を派遣してもらい、3名の生徒が週に1時間マンツーマンで指導を行ってもらっています。日本語指導の先生方、いつも丁寧なご指導ありがとうございます。

「実行力」をつけるには…

11月25日(金)
 生徒のみなさん、期末テストお疲れ様でした。事前にたてた計画通りにテスト勉強を進めることができたでしょうか?今日は計画を予定通りに行う力、「実行力」をアップさせる秘訣を伝えます。

 やり方はとてもシンプルです。私が知る「実行力」ある生徒の多くはこの方法を実践していました。まず、昼休みや帰りの会の時間、今日の放課後にやることをやりとり帳に書き出します。例えば、16時から部活動、19時から塾、21時から家庭学習(社会の資料集写真チェック)等。そして、ひとつ実行したら上から線で消していく、これだけです。

 こんなことで「実行力」がつくのかという声が聞こえてきそうですが、これで確実に「自分は次々と色々なことが実行できている!」と達成感を味わうことができます。小さな達成感を多く経験すると人は、自然に意欲が向上します。ぜひお試しあれ。

豊かな感性や想像力に迫る…小中交流会(けやき・ゆりのき学級)

11月24日(木)

 栄小学校、関小学校の特別支援学級の児童を招いて行いました。自己紹介ゲームの後、ハンドベルの演奏や綱引きを行い交流を深めました。全体の進行は中央中の生徒が務めました。堂々とした司会ぶり、”憧れの先輩”としての姿を見せられたようです。

 心が安定し、充実した生き方にしていくためには豊かな感性や想像力が必要です。けやき・ゆりのき学級の生徒たち、また小学生の発表も練習の成果がうかがえた内容であり、発表態度も素晴らしいものでした。豊かな感性や想像力に迫る温かい雰囲気の発表会であっという間の90分でした。

 

事前の「準備力」と本番の「集中力」…2学期期末テスト

11月22日(火)

 今日と祝日を挟んで木曜日に2日間で実施されます。今回の期末テスト、一番気合が入っているのは3年生です。今回の期末テストの結果は、2学期の評価・評定のみならず、受検(験)校に提出する調査書の評価・評定を算出(1・2学期の評価・評定から算出)するための重要な判断材料になります。

 事前の「準備力」と本番の「集中力」が、試されるテスト。今日はテストが終わった教科のことは振り返らずに、木曜日の教科に向けて、出来ること、すべきことについて、時間を決めて取り組むことが大切です。ダラダラ勉強は時に不安をあおってしまうことも…。プラス思考で頑張れ中央中生!

「必ず乗り越えられる」…スキー教室部屋決め・係決め(2年)

11月21日(月)

 2年生が1年越しのスキー教室に向けて部屋決めと係決めを行いました。

 コロナが流行し、行事の延期や中止、縮小が未だ続いている学校現場です。今思うと、あの時から私たちの「日常」という時計の針が正常に動いていない気がします。しかし、そのような状況の中でも、自分たちでできること、やらなければならないことなど少しずつ見えてきたこともあります。大きな制限がある中でも、2学年の学校生活はいつも充実していると感じていました。

 第8波が始まったという報道もあります。部屋決め・係決めの様子を見ていて感じましたが、この先どんな状況が待ち受けていようと、この2学年なら「必ず乗り越えられる」と信じています。ガンバレ2年生!

指先と心で感じる感性…けやき・ゆりのき学級

11月17日(木)

 けやき・ゆりのき学級、11月のろう下掲示を紹介します。落ち葉やどんぐり、松ぼっくりを上手に使って季節感あふれる掲示物に仕上がりました。

 制作時の様子を見ましたが、指先を上手に使い落ち葉やどんぐりにのりをつけて伸ばしたり、なでたり、磨いたり…。自分のイメージした作品になるよう、真剣な作業ぶりでした。

 指先と心で感じながら感性を磨いたけやき・ゆりのき学級の生徒たちです。12月の掲示物も楽しみにしています。

先を見通して自己決定する…三者面談(3年)

11月16日(水)

 3年生の三者面談が進んでいます。卒業後の進路希望先を決める(検討する)大切な面談です。

 3年生の多くは、高校への進学を希望していますが、そもそも高校で何をしたいのか、高校卒業後はどうするのか、少し先を見通しての決定が大切です。その上で、公立高校を第1希望にする場合はその候補校の決定(受検できるのは1校のみ)、また、第2・第3希望の私立高校はどこにするのか、私立高校を第1希望にするためにはその学校の推薦基準はクリアしているのか、校長推薦をとるのか、自己推薦でいくのかなど、確認事項も盛りだくさんです。

 既に、多くの3年生が受検(験)希望校の見学は済んでいると思いますが、偏差値や評判だけで受検(験)校を決めないことが大切です。保護者や先生、先輩などから情報を得ながら、最後は自身で”自己決定”してください。

よい所に気づく眼差し…こだま賞(2年)

11月15日(火)

 こだま賞受賞者を紹介します。スーパーへ買い物に行った際、具合が悪くなり倒れてしまった高齢の女性を介抱し、救急車を呼ぶなど適切な処置を行ってくれた2年生の女子生徒です。

 高齢の女性の知り合いという方から直接学校にお礼の連絡がありました。「周りの大人は見て見ぬふりをして素通りしていきました。その生徒さんに助けてもらっていなければどうなっていたことか。本当に感謝しています。」とのことでした。

 コロナの影響からなのか、様々なストレスがある昨今、“あら探し”を得意としている人が増えている気がします。そんな中、学校の“いいところ”を見つけ、ご連絡をいただけたことに感謝申し上げます。生徒のみなさんも、自分を含め、周囲の人のよいところをたくさん探していきましょう。

好きなものを食べるから必要なものを食べるへ

11月11日(金)

 体育館に向かう途中の通路に素晴らしい掲示物が完成しました。その名もズバリ「朝ごはんを食べよう!」です。この掲示物は、新体力テストの「毎日朝ごはんを食べますか?」という質問に対して、2割近くの生徒が「いいえ」と答えた結果(特に、女子は3割を越える生徒が「いいえ」と回答しています)を受け、危機感を感じた養護教諭と栄養教諭、図書館司書さんがコラボして作成してくれました。

 朝ごはんを食べない理由はそれぞれあると思いますが、育ち盛りの中学生が必要な栄養を摂取していないことがとても心配です。”好きなものを食べるから必要なものを食べる”習慣を意識して身につけましょう。

 ちなみに、今日はポッキーの日だそうです。お菓子の量を少し減らしてごはんをたくさん食べましょう。先生方、ありがとうございました。

キーワードは”ちょっとだけ”…東部地区学力検査(3年)

11月10日(木)

 私立入試まで約2か月、公立入試まで約3か月となりました。先日ある3年生から「希望校の偏差値があと5足りないのです。どうしたらいいですか。」と悲痛な(?)表情で質問されたので、こんな風に答えました。3年生だけでなく、1・2年生のみなさんも参考にしてみてください。

 この時期になったら、偏差値どうこうといった他人との比較ではなく、自分の今の実力をしっかり見極めて、”ちょっとだけ”頑張れば達成できそうな、教科や具体的な数字の目標を決めて勉強してみてはどう。例えば、前回までの東部地区学力検査や校外で実施されている実力テストで、英語はいつも40点~50点だとしたら、まずは10点アップ(県公立の入試問題だったら3問から4問程度)を目指してみようよ。あとは、このレベルの問題だったら友達や先生に聞けば何とか正解できるようになるかもしれない、と思える問題だけを繰り返し勉強すれば、10点はアップできるはずだよ。焦る気持ちは分かるけど、あれもやろうこれもやろうは、やった気になるだけで、かえって逆効果。点数アップにはならないよ。(悲痛な表情が少し和らいで良かったです)

 自分の希望校の合格点は合計何点なのか、そのために各教科でそれぞれ何点とればよいのか、そんな計算もしながら、勉強を続けてください。ガンバレ3年生!

”学校の勢い”の源…生徒会本部役員あいさつ運動

11月9日(水)

 生徒会本部役員が朝の登校時にあいさつ運動を行っています。また、今日は市長さんが来校され一緒に中央中生の登校の見守りを行っていただきました。

 あいさつは「人と人を結ぶコミュニケーションの第一歩」です。そして、あいさつがあふれている学校には”学校の勢い”を感じます。生徒のみなさんのあふれるあいさつで中央中にさらなる”勢い”をもたらしてください。

 生徒会本部役員のみなさん、市長さん、早朝からありがとうございました。

横のつながりも大切です…PTA高校見学会

11月8日(火)

 コロナ禍で中止となっていたPTA行事を再開しました。参加者は3年生の保護者を中心に近隣の公立高校、私立高校3校を訪問しました。私立高校ならではの特徴ある教育課程や選考基準、総合高校の実習設備の充実度に圧倒されながらも和気あいあいとした時間が流れていきました。高校の先生方におかれましては、保護者目線での丁寧な説明をいただき、保護者の方々が抱いている疑問や不安が少し解消されたように感じました。

 車内では、子どもたちの情報交換をする姿も見られ、保護者の横のつながりにも有意義な時間になったようです。

 訪問先でご対応いただいた高校の先生方、準備にご尽力いただいたPTA役員の皆様、ありがとうございました。

命を守る学び…減災教育(2年)

11月7日(月)

 学校では教科の授業以外にも、またリモートでは経験できないような様々なことを学びます。今日は、吉川市危機管理課様から指導者の方をお招きして減災について実技を中心に学びを深めました。簡易ベットや簡易トイレの組み立て、発電機の始動、消火器の使い方、プライベートスペースの設置等を体験しました。

 人がパニックに陥るような大きな危機的状況では、自らの判断力と行動力に全てがかかっています。なので、災害教育ではどのような災害であろうとも主体性を持ち、災害から「命を守る対策」を学ぶことが重要です。「自分も被害にあうかもしれない」という気持ち・覚悟が災害対策に必要な主体性を生みだします。ぜひ、ご家庭でもこの機会に災害対策について話題にしてみてください。避難所の運営には中学生の力が必須です。

 危機管理課のみなさん、ご指導ありがとうございました。

良い授業に必要なものとは…支援担当訪問

11月4日(金)

 今日は年に1回、中央中の全教員が授業を公開し、指導者の先生方にご指導をいただく日でした。

 先生方は1か月以上前から、学校研究課題に迫るため、今日の授業をどう展開するか。また、どんな資料や教材が必要かなど、思考を重ねながら準備をして今日の日を迎えました。中央中の先生方は、教えるプロとして、素人にはマネのできない授業ができるよう日々努力を重ねています。

 生徒のみなさんの素晴らしい授業態度や掲示物にも、たくさんのお褒めの言葉をいただきました。良い授業には、良い生徒の反応が不可欠です。生徒のみなさん、ありがとうございました。

自己決定する…進路学習会(3年)

11月2日(水)

 6校時に生徒と保護者を対象に行いました。11月7日から始まる三者面談を前に、中学校卒業後の進路先選択、特に高等学校等の受験(検)について、その手順や留意事項についての説明等が進路指導主事からありました。各ご家庭でも、今日の説明会の内容について充分ご理解をいただき、進路先決定まで学校と足並みをそろえて、準備を進めていただきたいと思います。

 最終的には、生徒の皆さん、そして保護者の皆様も含め、納得のできる進路先決定ができるよう、親子の対話も大切にしてください。その中で、進路希望先は、生徒自身が自己決定できるようご支援をお願いします。また、第2、第3希望校も、行く可能性のある学校ですので、第1希望校と同じように、慎重な決定をお願いします。

 本日は、ご来校ありがとうございました。

「きく・聞く・聴く」…校長面接(3年)

11月1日(火)

 校長面接が進んでいます。一人約5分と短い時間ですが、中央中は220名を超える生徒が在籍しているため、昼休みだけでなく放課後の時間も使って行っています。

 校長先生に話を聞くと、将来の夢を実現させるために、中学校卒業後の進路はどうするのか、その実現のために今、やらなければならないこと、例えば…高校見学、受験⦅検⦆校の選び方、勉強方法、生活リズムなど、自己PRの中で自分の考えをしっかり答えてくれているそうです。

 私の所にも何人かの生徒が、”偏差値を上げるにはどうすればいいのか”を聞きに来ています。学問に王道はなしという言葉を伝えた上でこんなアドバイスをしています。目に見える学力、いわゆる偏差値やテストの点数を上げるには、わからないこと、できないことを丁寧になくす努力を続けることですよと。キーワードは、“わかったふりをしないこと”。わからないことやできないことは、恥ずかしがらずに友達や先生に、わかるまで、できるまで「きく、聞く、聴く」です。