学校ブログ

2017年1月の記事一覧

妊婦体験

  中学3年生を対象に、家庭科の授業の一環として、妊婦体験をしています。生徒たちは、妊婦さんについての文章を読んでイメージを作りをし、6kgの重りを装着後、〇椅子に腰を下ろし、落ちているペンを拾い、立ち上がる。〇横になって寝返りをうち、起き上がって靴下をはく体験をしました。 
 生徒からは、「思っていたよりも重くて、1つ1つの動きが大変でした。少しの動きで大変だったので、これで毎日を過ごすのは本当に大変だと思います。ペンをとるためにしゃがむ動作が特に大変で、周囲のサポートが大切だと感じました。妊婦さんの大変さを周りが理解して、思いやることが大切だと思いました。」「今まで、妊婦さんの気持ちが全然分からなかったけれど、今回、体験して1つ1つの行動が体力を使い、不自由でした。今後、妊婦さんを電車などで見かけた時は積極的に関を譲り、手助けをしようと思いました。また、もっと人々が妊婦さんのことを知って、協力しようとする考えが増えるといいなと思いました。」「今回は6kgだったけれど、これプラス4kgをかかえて、数ヶ月過ごす妊婦さんはすごいと思った。電車やバスで立っている人に気づいたら、尊敬の気持ちとお疲れ様の気持ちを持って譲ってあげたい。」など、感じたこと、考えたことを一生懸命にまとめていました。