学校ブログ

2020年12月の記事一覧

道徳や人権問題として考える…がん教育(2年)

12月4日(金)

 日本人の2人にひとりが一生涯に1度は診断される「がん」。これからの時代、がんと関わりのない人はいなくなると言われています。来年度から中学校で「がん教育」が始まります。中央中では先駆けて本日2年生で行いました。近隣の病院から内科医の先生をお迎えして講演を行っていただきました。

 放課後、何人かの生徒に「今日のがん教育どうだった?」と尋ねてみました。「たばこは吸わないようにします」「怖いと思った」という答えが多かったのですが、「後悔しないように周りの人に優しく接します」と答えてくれた生徒がいました。全く予想していなかった感想に驚いたのですが、がん教育のねらいのひとつは、こういう道徳や人権の問題として考えることでもあると感じました。(生徒から学ばせてもらいました)講師の先生、ありがとうございました。

「気付く」力を育てる…無言清掃

12月3日(木)

 「掃除に来ました!」の大きな声で始まる職員室清掃。1年生の様子です。無言で黙々と仕事をこなすあまりのひたむきさに思わずカメラを向けたというのが正直なところです。学校現場での無言清掃については、その教育効果等について様々な意見があるようです。本校の無言清掃は、生徒からの自発的な発案でスタートしたものです。清掃時の生徒の様子を見ていると、無言→集中→「気付く」という”無意識のサイクル”が身に付いているように感じます。「無言で清掃する」こと。小さなことですが…大きなことを成し遂げるには、この小さなことを続けることがスタートです。今日も無言清掃を続けて「気付く」人になりましょう!

私の小さな喜びは誰かの大きな支えの賜物

12月2日(水)

 後期専門委員会の活動が始まっています。環境委員のみなさんが毎朝寒い中、落ち葉掃除を行ってくれています。先日、中央中を訪れた小学校の先生が「校内がとても綺麗ですね」とおっしゃてくれました。(小学校の先生方の清掃指導のおかげです)毎日の全校清掃もさることながら、環境委員さんのような代表生徒の見えない活躍によって中央中は支えられています。

 今日みなさんが感じた小さな喜びであったり小さな感動は、誰かの大きな支えがあるということを忘れないようにしたいですね。環境委員のみなさん、”感謝”です!

 

板書の極意…数学(3年)

12月1日(火)

 中央中の先生方は日々授業の工夫・改善に取り組んでいます。その一例が板書です。貼物や色ペンの使用、板書とリンクしたプリント等を効果的に活用することによって、教師が黒板に書く時間、それを生徒が写す時間を少なくし、生徒が活動したり、思考を深めたり、思考したことを発表したりする時間が確保できます。そんな授業が3年生の数学で行われました。学ぶ力を伸ばすための基盤は、まずよい授業の実践から…。