2020年12月の記事一覧
やってよかった!…「特別な」球技会(3年)
12月10日(木)
「よっしゃ、やろうぜ!」3年生男子の勇ましい声が聞こえます。3年生が男子は校庭に、女子は体育館に集合してお互いの距離をとって集まり、「特別な」球技会が行われました。何が特別か…コロナ第3波による講演行事の中止や縮小が相次ぐ中で、行事を通じた多様な経験が出来ていない3年生にできる範囲で活動をさせてあげたいという3学年の先生方の思いで実現しました。話を聞く姿勢の素晴らしさ、準備体操の声の大きさ、3学年全クラスが集まれた喜びを全員が感じている様子が伺え、正直グッと感じるものがありました。代表生徒のあいさつも素晴らしく、今日に懸ける意気込みをヒシヒシと感じ、あっという間の2時間でした。グランド、体育館から戻ってくる生徒の笑顔を見ると「やってよかった!」の一言に尽きます。3年生のみなさん、今回も小さな行事でしたが、またひとつ大きな思い出ができましたね。
アナログな紙の文化もいいものです…書初め(1・2年)
12月9日(水)
1・2年生は書初めを行っています。金工室は心地よい寒さと静寂が重なりほどよい緊張感です。
日本へ留学に来た外国人学生に聞いた「体験したい日本の伝統文化は何ですか?」の質問に対して、圧倒的に多い回答がこの書道だそうです。独特な墨の香りとピンと張りつめた空気感が日本の象徴としてとらえられているのでしょう。(ICT教育が進んでもアナログな紙の文化も残していきたいですね。パソコンやタブレットで書初めを行う時代がくるのでしょうか…?)日本古来の年中行事である「書初め」の伝統文化を肌で体験させ「豊かな心」を育てる中央中です。
今月はろう下掲示だけではないですよ…けやき・ゆりのき学級
12月8日(火)
今年最後のけやき・ゆりのき学級のろう下掲示です。12月のテーマはもちろん…「クリスマス」です。手袋の毛糸の使い方がとても個性的です。今月はこれだけではありません。手作りのカレンダーも紹介します。さし絵は全て生徒自作の「切り絵」です。だるまの顔や蝶の羽など細かいところまで丁寧に作られています。本日、校長先生に手渡され早速校長室に掲示されました。今後、市長様や教育長様にもお渡しする予定です。
毎回、けやき・ゆりのき学級のみなさんの感性豊かな作品には驚かされます。1月の掲示物も楽しみにしています。
小中一貫教育の取り組み…出前授業
12月7日(月)
中央中の先生が、関小学校で6年生の体育の授業を行いました。初めは少し緊張気味の6年生でしたが、徐々に中学校の先生のペースに引き込まれて活発に授業を楽しんでいました。4か月後に中学生になる6年生は、春からの中学生のイメージがつかめたようです。
子どもたちを取り巻く社会環境や教育関係の諸問題は、もはや各小学校、中学校といった単独の学校単位では解決しにくくなってきています。小中の垣根を越えて、3校(中央中・関小・栄小)を1校に見立てた教育の発想が求められています。小中9年間を見通した教育内容の新たな枠組みについて3校が連携してこれからも取り組んでいきます。
6年生のみなさん、来年4月に中央中で会えることを楽しみにしています!
”感謝”…吹奏楽部
12月5日(土)
最後の土曜授業日は、吹奏楽部の朝練習の様子から紹介します。いつも通りの練習風景に見えますが…部員の顔に注目してください。全員がフェイスシールドを着用しています。これは、吉川ロータリークラブ様からご寄付いただいたものです。
吹奏楽部のみなさん、今は当たり前のことが当たり前にはできない時期です。でも、マスクをしながらでは演奏できない楽器がフェイスシールドに代わって演奏できるようになりましたね。(部員の顔にも笑顔がこぼれます)あなたのその笑顔は誰かの大きな支えの賜物です。忘れないでください。
吉川ロータリークラブ様、ご好意を無駄にしないよう大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
道徳や人権問題として考える…がん教育(2年)
12月4日(金)
日本人の2人にひとりが一生涯に1度は診断される「がん」。これからの時代、がんと関わりのない人はいなくなると言われています。来年度から中学校で「がん教育」が始まります。中央中では先駆けて本日2年生で行いました。近隣の病院から内科医の先生をお迎えして講演を行っていただきました。
放課後、何人かの生徒に「今日のがん教育どうだった?」と尋ねてみました。「たばこは吸わないようにします」「怖いと思った」という答えが多かったのですが、「後悔しないように周りの人に優しく接します」と答えてくれた生徒がいました。全く予想していなかった感想に驚いたのですが、がん教育のねらいのひとつは、こういう道徳や人権の問題として考えることでもあると感じました。(生徒から学ばせてもらいました)講師の先生、ありがとうございました。
「気付く」力を育てる…無言清掃
12月3日(木)
「掃除に来ました!」の大きな声で始まる職員室清掃。1年生の様子です。無言で黙々と仕事をこなすあまりのひたむきさに思わずカメラを向けたというのが正直なところです。学校現場での無言清掃については、その教育効果等について様々な意見があるようです。本校の無言清掃は、生徒からの自発的な発案でスタートしたものです。清掃時の生徒の様子を見ていると、無言→集中→「気付く」という”無意識のサイクル”が身に付いているように感じます。「無言で清掃する」こと。小さなことですが…大きなことを成し遂げるには、この小さなことを続けることがスタートです。今日も無言清掃を続けて「気付く」人になりましょう!
私の小さな喜びは誰かの大きな支えの賜物
12月2日(水)
後期専門委員会の活動が始まっています。環境委員のみなさんが毎朝寒い中、落ち葉掃除を行ってくれています。先日、中央中を訪れた小学校の先生が「校内がとても綺麗ですね」とおっしゃてくれました。(小学校の先生方の清掃指導のおかげです)毎日の全校清掃もさることながら、環境委員さんのような代表生徒の見えない活躍によって中央中は支えられています。
今日みなさんが感じた小さな喜びであったり小さな感動は、誰かの大きな支えがあるということを忘れないようにしたいですね。環境委員のみなさん、”感謝”です!
板書の極意…数学(3年)
12月1日(火)
中央中の先生方は日々授業の工夫・改善に取り組んでいます。その一例が板書です。貼物や色ペンの使用、板書とリンクしたプリント等を効果的に活用することによって、教師が黒板に書く時間、それを生徒が写す時間を少なくし、生徒が活動したり、思考を深めたり、思考したことを発表したりする時間が確保できます。そんな授業が3年生の数学で行われました。学ぶ力を伸ばすための基盤は、まずよい授業の実践から…。
吉川市立中央中学校
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