学校ブログ

2021年12月の記事一覧

失ったものも多いですが…2学期終業式

12月24日(金)

 コロナ禍での82日間の2学期が終業となりました。残念ながら、2学期も中央中祭や体育祭、部活動の新人戦など主要な行事が中止となってしまいました。失ったものも多いですが、新たに手に入れたものがあったこともまた事実です。生徒や先生方が知恵を出し合って中央中祭に代わる「文化芸術鑑賞会」を企画し成功させました。中央中41年の歴史の中で初めての行事です。このような状況の中で成功させた「文化芸術鑑賞会」は間違いなく今後の”中央中の宝”になるものと確信しました。

 来年は当たり前の学校生活が、当たり前に行われることを願って今年をまとめたいと思います。生徒のみなさん、保護者・地域の皆様、今年も中央中へのご支援ご協力ありがとうございました。来るべき令和4年がみなさまにとってそして、中央中にとって良い年となりますことを祈念し今年のブログを締めくくります。

 みなさま、よい年をお迎えください。

   中央中学校教職員一同

1年間のまとめが新年の決意を生む!…学年集会

12月23日(木)

 学期末恒例のまとめ集会を各学年行いました。

 2学期の成長や課題を学年生徒と教師が共有し、一体感を作り上げる大切な50分です。代表生徒の振り返り、学年主任の先生の言葉、冬休みの学習面・生活面の諸注意等、話を聞く時間が多くなりましたが、各自の心と頭でしっかり受け止められたようです。

 生徒のみなさん、1年間のまとめをしっかり行うことで新年の決意が生まれます。今年の振り返りをしっかり行って明日の終業式にのぞんでください。

 部活動も締めくくりです。バドミントン部が今週土曜日に今年最後の大会を迎えます。

 

学ぶ楽しさが余韻として残る授業

12月22日(水)

 通常授業最終日です。それぞれの授業で今学期のまとめが行われました。その後、2年生の国語では百人一首大会、社会では歴史上の人物ババ抜きを行って、今年最後の授業を締めくくりました。

 ゲーム的要素を取り入れた授業では、とかく学習課題への意識がおろそかになりがちですが、教師のやるべき指示が明確かつタイムリーなため「またやってみたい!」という学ぶ楽しさが余韻として残る授業になりました。

学ぶ楽しさのスタートは「やってみたい!」の心の動きです…理科(2年)

12月21日(火)

 2年生理科の実験課題は、「目に見えない磁石の力を見てみよう!」でした。「えっ、どうやって見えるようにするの?」と興味津々の生徒たち。知的好奇心が揺さぶられ、4人グループでの意見交換が自然と始まりました。

 学ぶ楽しさのスタートは「やってみたい!」と思える心の動きですね。

お互いを理解し合い、リスペクトし合う…学年掲示(1年)

12月20日(月)

 今年の12月は、例年に比べ降雪量が増えている地域が多いようです。ここ中央中の1学年昇降口にもたくさんの雪が降りました。これは、1学年学級委員会の企画で、学年やクラスの仲間の善い行いをお互いに発見しあい、感謝の言葉を雪に書いて伝える取り組みです。

 中学生にもなれば、人それぞれ見方も違うし、考え方も違います。でも、お互いを理解し合い、リスペクトし合う。雪のコメントを見ていると、そういう思いが込められているように感じます。この思いは、掲示物の中だけの話ではないはずです。クラスで学年で、また部活動でもこの思いを持ち続けてください。

他者からの評価に意味があります…こだま賞

12月17日(金)

 こだま賞受賞者を紹介します。部活動の時間中にもかかわらず、おやじの会の活動を手伝ってくれた野球部と男子ソフトテニス部、2名のボランティア生徒に校長先生から授与されました。

 ボランティアの意味を調べてみました。…自らの意志により公共性の高い活動へ参加する人のこと、とありました自らの意志で動いた行動が他者から評価され授与される」ところに大きな意味がある「こだま賞」です。

 みなさん、ありがとうございました。

乗り越える力を仲間と共に!…スキー教室事前学習(2年)

12月16日(木)

 ウエア合わせの様子です。これまでに、部屋割や係、ルールを自分たちで決め、いよいよスキー教室への準備も佳境に入ってきました。

 これまでどんな時も2学年233名が力を合わせ、スキー教室の成功に向けて取り組んできたことと思います。意見が合わず仲間とぶつかったこともあったでしょう。わがままを言い周囲を困らせた時もあったことでしょう。このスキー教室を成功させるためにこれまで取り組んできた裏には、そういった過程が必ずあったはずです。その過程での一人一人の心の葛藤が、個人として、そしてクラスや学年が成長していくためには必要なのです。

 ようやく少しだけ見え始めてきたこの先の未来において、どんな状況が待ち受けていようとも、この2学年なら「必ず乗り越えられる」と信じています。ガンバレ2年生!

 

「分かったら発表、分からなかったら質問」…授業研究(理科)

12月15日(水)

 教育委員会様から指導者の先生をお招きして、3年生で行いました。本時の課題は、「水溶液と電極を変えて電池ができる条件を調べる」です。

 実験を進めるにつれ、分かった生徒が自分の考えを仲間に伝え、質問がある生徒は納得できるまで先生に質問する姿が見られました「分かったら発表、分からなかったら質問」学力向上のキーワードですね!

 指導者の先生、お忙しい中のご指導ありがとうございました。

厳寒の中でも楽しむ…体育(3年)

12月14日(火)

 今日は今シーズン一番の冷え込みに感じます。日差しの弱さがさらにその感覚を後押しします。3年生の体育の授業は、体育館で剣道、グランドでテニスとハンドボールが行われていました。体を動かす楽しさ、出来なかった技術が出来るようになる楽しさ、相手チームに勝つ楽しさ、全力を出し尽くす楽しさ、仲間とコミュニケーションをとる楽しさ、運動は様々な”楽しさ”を味わえます。

 厳寒の中でも”楽しむ”!そんな生徒たちの不断の努力が、「中学校体力つくり」コンテスト(毎日カップ)優良賞につながったのだと思います。

「話す力」は見える学力も見えない学力も伸ばします…授業研究(社会科)

12月10日(金)

 指導者の先生にご来校いただき、ご指導をいただきました。

 前時までにアフリカのモノカルチャー経済について学習し、本時はそのモノカルチャー経済体制に賛成か反対かを考える討論形式の授業でした。個人で考える場面、グループでの話し合い、発表、切り替えの早さも素晴らしい授業でした。

 「話す力」は中学生のみなさんが「学ぶ力」を伸ばすために必要な力です。話すことを恥ずかしがらずにできる人は、見える学力、見えない学力(学ぶ力)ともに伸ばしていくことができます。遠慮なく自分の意見を話すことができるクラスの雰囲気が印象的な授業でした。「学ぶ力」向上の予感です!

 指導者の先生、お忙しい中のご指導ありがとうございました。

「真似るは学ぶ」…書初め

12月9日(木)

 国語の授業では毎年この時期に書初めを行います。1年生は「大切な命」、2年生は「春告げ鳥」、3年生は「自然の宝庫」という課題に取り組みます。昨年から全ての学年課題が行書になりました。

 静寂な空気に包まれる中、どの生徒も日本の書の文化の良さを存分に味わっていました。そういえば…書道も”真似るは学ぶ”につながる学習ですね。

よい歴史を積み上げる…第2回学校評議員会

12月8日(水)

 評議員の皆様には、ご多用の中、またお足元の悪い中、ご来校いただきましてありがとうございました。授業を参観していただいた後、協議を行いました。「季節感を感じられる掲示物がよい」「プリントや大型テレビにうつされる教材が素晴らしい」「あいさつができる明るい生徒が多い」等のお褒めの言葉をいただきました。給食の試食もしていただき、吉川の給食の美味しさを味わっていただきました。評議員さんのよい評価に甘んじることなく、生徒のみなさんと先生方、保護者や地域の方々のお力添えをいただきながらさらによい中央中をつくり上げてまいります。

 創立41年、地域に支えられながらよい歴史を積み上げる中央中です。

 

 

思いを込めれば愛着がわきます…けやき・ゆりのき学級

12月7日(火)

 けやき・ゆりのき学級、12月の掲示物を紹介します。

 今回は生徒たちに、どんな思いを込めて作りましたか?という質問をしてみました。「みんなにクリスマスを感じてほしい」「みんな幸せになりますように」「丁寧に」「季節感とエコの思い」といった答えが返ってきました。

 トイレットペーパーの芯や牛乳パック、段ボールで作った掲示物ですが、思いを込めた掲示物は、材料が廃材でも愛着がわきますね。みなさん、少し早いですが…「メリークリスマス!」

学力や学ぶ力を伸ばすには…

12月6日(月)

 期末テストの答案返却が一段落し、生徒のみなさんは、家庭学習で解き直しの最中だと思います。

 1年間に5回実施される中央中の定期テスト。点数の良し悪しに一喜一憂するだけで終わってしまう人は、学力や学ぶ力が伸びません。大切なことは、間違えてしまったまたは解答できなかった問題についてその理由を明らかにし、分かるように、できるように繰り返し学習することです。そして、2、3日経った後、本当に分かっているか、本当にできるようになっているか、もう一度自分の力のみで解いてみることです。ここで解ければ、定着していると言えます。さらに、できたことが自信にもつながるはずです。

 答案返却後の勉強は、テスト前の勉強以上に大切です。

日本人の二人にひとり…がん教育(2年)

12月3日(金)

 日本人の二人にひとりが生涯に一度は診断される「がん」。これからの時代、がんとかかわりのない人はいなくなると言われています。今年度から中学校で「がん教育」が始まりました。県内の総合医療センターから緩和医療のプロフェッショナルの先生をお招きして2年生に講演を行っていただきました。

 今年度から始まった「がん教育」ですので、目標を確認しておきます。①がんについて正しく理解することができるようになる、②健康と命の大切さについて主体的に考えることができるようにする、です。高度な医学知識までは必要ないとしても、がんという病気の概要や種類、緩和ケアの実態や早期発見の大切さなどについて、中学生の頃から知っておくことは有意義なことですね。今日も自分事として課題に向き合った2年生です。

 講師の先生、ご講演ありがとうございました。

誠実な言動の継続が信頼につながります…後期専門委員会

12月2日(木)

 専門委員会の委員長が3年生から2年生にバトンタッチされて2回目の委員会活動です。これから1年間、苦労も多いと思いますが、誠実な言動の継続は、周りの人たちからの信頼につながります。信頼が築ければ、みんなが助けてくれます。

 「その仕事のことは、先生に聞くより私に聞いて」と自信を持って委員長の大役を果たしてください。みなさんの活躍が中央中の飛躍につながります。

余韻を味わう…全校朝会

12月1日(水)

 リモートによる全校朝会です。体育館に全校生徒が集まれる日はいつ来るのでしょうか。それとも、このリモートスタイルが令和の定番になるのでしょうか。リモートのメリット、対面のメリット、それぞれあります。中央中は、「不易と流行」を意識した教育活動をこれからも続けていきます。

 それにしても、2年生の真剣に話を聞く姿勢・顔つき・目つき、とても立派です。そして何より、集会終了後の会話。校長先生のお話の余韻を味わっていました。