学校ブログ

2023年2月の記事一覧

「感動」が生きる力を育む…スキー教室前日(1年)

2月24日(金)

 1年生が、2月27日(月)からのスキー教室を前に「先輩に質問してみよう(スキー編)の会」を開きました。1年生からの「スキー教室を通して自分の何が変わり、成長したか?」という質問に対して「時間を気にして行動するようになった」「消極的だった自分を変えることができた」「仲間と協力することの楽しさや責任感を学んだ」などの答えが返ってきました。2年生は、集団生活で培える多くの力を分かりやすい言葉で後輩に伝えていました。

 1年生のみなさん、大きな行事を成功させるキーワードは「感動」です。人は”じてく”生き物です。「感動」こそが人を動かし、「感動」こそが生きる力を育むことを忘れないでください。

 さぁ、スキー教室です。仲間とともに感動しましょう!

 

相手の心の動きをリスペクトする授業…国語(2年)

2月22日(水)

 「論理的な思考をもとに、自分の考えを戦わせよう」を学習課題にディベートの授業が行われました。今日のテーマは”中学校の制服は必要である”です。正に自分自身に関わる身近なテーマのため、賛成派・反対派、ともに活発な意見交換が繰り広げられました。

 首尾一貫した論理をもって自分の意見を相手に伝え、納得させることは大人でも難しいものです。時に、誤解や勘違いが人の心を傷つけたりトラブルに発展してしまうこともあります。相手の心の動きをリスペクトしながら、みんなで意見を交わしながら学びを深めました。仲間の発表に対しては、笑顔で拍手を送る姿も見られ、終始和やかに授業が進みました。机上に分厚い資料はなく、タブレットを活用しながらというのも、令和のディベートのスタイルですね。

義務教育最後の授業(3年)

2月21日(火)

 いよいよ明日から、埼玉県公立高校入試が始まります。中央中からは162名が挑戦します。昨日は事前指導を行いました。先生方の話を聞く眼差しは真剣そのもので否が応にも緊張感が伝わってきました。

 明けて今日は、中央中での最後の教科の授業です。入試前の最終チェックに余念がありません。3年生のみなさん、これまでひたむきに受験勉強に取り組んできた自分を信じ、全力で問題と向き合ってきてください。落ち着かないとは思いますが、今日は難しい問題を解くのは避け、基礎・基本の確認程度にして心の落ち着きを図ってください。”15の春よ桜咲け!”

 2年生は1年後、1年生は2年後に自分たちの番になります。

テストが終わったら”のんびり”からの脱却…期末テスト(1・2年)

2月20日(月)

 今回の期末テストも含めて、年に4回行われる中央中の定期テストの出題範囲は、直前までの約2~3か月程の学習内容ですが、2年生は来年、1年生は再来年受検(受験)する高校入試は、3年間の学習内容すべてが出題範囲となります。同じ50分の試験ですが、出題範囲が広い分、学習の定着率が薄くなってしまう傾向があるようです。1年後、2年後の受検(受験)を考えると、今から、1、2年生で学習してきた内容の復習を毎日コツコツ取り組む必要があります。

 特に、現2年生のこれから1年間の家庭学習は、定期テストが終わったら”のんびり”ではなく、受験勉強(3年生の夏休みまでは、1・2年の復習)を毎日、計画的に行ってください。

 受験生の家庭学習は、これまでとは異なります。その準備は今からです。1年後の進路は自分で勝ち取る。頑張れ2年生!

学校運営協議会

2月17日(金)

 今年度の学校運営を中心に報告後、委員のみなさまから様々なご意見をいただきました。生徒の様子については、あいさつがしっかりできていること、授業態度が素晴らしいこと、部活動に一生懸命取り組んでいる。校内の様子については、掲示物や生徒の作品が素晴らしい、環境整備が行き届いているなどたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

 今年度の最重点「信頼され愛される中央中」については、その成果によい評価をいただき、来年度も続けていくことにご了解をいただきました。委員のみなさま、本日はお忙しい中のご来校、ありがとうございました。

集団生活の醍醐味…スキー教室掲示物作成(1年)

2月16日(木)

 27日からのスキー教室に向けて、1年生の教室前のろう下が賑やかになってきました。

 中央中では大きな行事の前にこうした生徒の手作りによる掲示物を作成します。掲示物づくりの良さは、みんなでこうしよう、あーしようと言い合いながら協力する必要があるところにあります。イラストが得意な人はイラストを担当するなど各自が得意を活かし、逆に苦手なことは「困っているから助けて」という言葉を発したりするなど、お互いに助け合いながらの作業を通して、人と人との関わり方やコミュニケーションのとり方を学び、人と人が関わることの楽しさも味わうことができます。

 時に、自己主張が過ぎて愚痴のひとつも言ってしまうことがあるかもしれませんが、そんな時はその後どういう言動をとればトラブルにならないかをよく考え、行動することで絆はさらに深まります。集団生活の醍醐味を堪能する1年生です。

掲示物を通して学ぶ…けやき・ゆりのき学級

2月15日(水)

 けやき・ゆりのき学級、2月のろう下掲示物を紹介します。2月といえば節分ですね。先日ある生徒に節分って何だか知ってる?と聞いたところ、「分からない」とのことでしたので、ここで確認しておきましょう。

 節分とは、読んで字のごとく、「季節を分ける」という意味です。節分とは、各季節の始まりの日(立春、立夏、立秋、立冬)の前日ことをいいます。季節の変わり目には、邪気が入り込むと昔の人は考えたため、それを追い払う行事を行いました。昔の日本では、春は一年の始まりとされ、特に大切にされました。江戸時代以降は、節分と言えば、特に立春の前日を指すようになりました。ということで、節分は1年に4回あるということですね。

 掲示物を通して、日本の伝統文化も学んでいきましょう。

「話すこと」への準備(2年英語)

2月14日(火)

 来年度の3年生(現2年生)を対象に実施される全国学力・学習状況調査(英語「話すこと」)に関する事前調査を行いました。

 これまでの英語では、リスニング(聞くこと)が重視されてきましたが、令和の英語教育は、聞くことに加え「話すこと」が重視されていくことになりそうです。先日このブログでも紹介したパフォーマンステストなど”不易と流行”を意識した授業を行っていきます。

義務教育最後の定期テスト…期末テスト(3年)

2月13日(月)

 1・2年生よりも一足先に行いました。東部地区学力検査や校外の実力テストは既に終了していますが、中央中は公立高校受検者が多いため、入試本番に向けてよりよい準備になるよう、本日と明日に行います。

 2月22日(水)の埼玉県公立入試本番まで、自分が受検する高校の過去の合格点を目標に、各教科、あと何点アップさせればよいのかを考え、過去の入試問題で力をつけてください。埼玉県公立高校入試の社会では、大問1の問1は、六大陸と三大洋、大問2では地形図の問題があります。どのような問題でも六大陸と三大洋の場所は同じで、地形図でも地図記号は変わりません。確実に点数を積み上げてください。頑張れ3年生!

横のつながりも確認できました…スキー教室保護者会(1年)

2月10日(金)

 生徒と保護者合同で体育館で行いました。3日間の日程、保健関係、実行委員さんが決めた持ち物・決まりについて等のお話をさせていただきました。持ち物・決まりについては、代表の実行委員さんが理由なども含めて丁寧に説明をしました。

 会の前後には、保護者のみなさんが談笑する姿が見られ、保護者のみなさんの横のつながりを確認できる貴重な時間ともなったようです。中学生活初めての宿泊行事になります。生徒と学年職員が一致団結して、スキー教室のねらいの達成を目指します。お忙しい中、多くの保護者のみなさまにご参加いただきましてありがとうございました。

 1年生のみなさん、感染対策をしっかり行って、ベストな体調で当日を迎えてください。

お互いの個性と人格を尊重する…支援籍交流会(けやき学級)

2月9日(木)

 けやき学級の生徒が三郷特別支援学校の生徒とオンラインで交流をしました。自己紹介後、お互いの行事や学校生活について紹介をしました。対面での交流ができなくても、双方の先生方の尽力で貴重な体験が実現できました。

 けやき学級の生徒から発せられる「へぇ、そうなんだ!」の声にお互いの個性と人格を尊重しあえる心が育まれていることを実感できる時間になりました。

 三郷特別支援学校の生徒と先生方、ありがとうございました。

密な青春を振り返る…自分史作り(3年)

2月8日(水)

 3年前の6月1日、コロナ禍真っ只の中、挙行された第40回入学式。新入生誓いのことばも在校生の姿もなく、例年とは全く違った中学校生活のスタートでした。その後も、分散登校や土曜授業が続きました。その3年生もいよいよ卒業まで1か月あまりとなりました。行事や部活動等、様々な制約がある中での中学生活でしたね。

 そんな思いも含めて書き記した「自分史」が完成しつつあります。楽しかったこと、辛かったことなど、思い出を振り返りながらの楽しい作業が続いています。「青春って密ですから…」の名言が脳裏に甦ります。

 

インクルーシブ教育の実践…けやき・ゆりのき学級校内作品展

2月7日(火)

 けやき・ゆりのき学級前のろう下に展示されています。これらは、けやき・ゆりのき学級の生徒が今年1年間で創り上げてきた作品の数々です。想像力豊かな作品が並んでいます。

 作品の鑑賞を通して、けやき・ゆりのき学級の生徒と通常学級の生徒の交流が深まり、お互いの個性と人格を尊重し合える気持ちが育まれるといいですね。ぜひ、鑑賞を通して、インクルーシブ教育(障害のある者とない者が共に学ぶことを通して、共生社会の実現に貢献しようという考え方)の実践を積み上げていきましょう。

本当の意味での大成功とは…スキー教室振り返り集会(2年)

2月6日(月)

 大成功に終わった2学年スキー教室。しかし、課題が全くなかったわけではありません。

 1年越しのスキー教室を通して何を学んだのか、どんな成長があったのか、また、どんな課題が残ったのか…。そんな振り返りを個人で、クラスで、そして学年全体でしっかり行い、今後の学校生活に活かすことが、本当の意味での大成功になります。実行委員の素晴らしい振り返りの発表後は、「ミッションクリア」(事前に先生方から出された課題をスキー教室期間中にクリアできた生徒)の表彰を行いました。

偏差値とは…実力テスト(1・2年)

2月3日(金)

 2年生は来年、1年生は再来年の高校入試も視野に入れながらの実施です。

 中央中の先生方が作成する中間テストや期末テストと違い、範囲が広いというのが特徴です。また、中央中以外の生徒も同じテストを受験しているので、中央中の生徒の中だけでの比較ではなく、県内の多くの受験者の中での自分の位置や今の実力をはかることができます。

 その目安として用いられるのがいわゆる「偏差値」です。平均点が偏差値50になります。県立高校や私立高校などを受検(受験)する目安としてこの偏差値が用いられます。3年生になったら、何度も目にしたり耳にしたりすることになるので、今から関心を持ち、偏差値を上げるためにはどうすればよいのか、考えることが大切ですね。ただし、偏差値を上げることだけが勉強をする目的になってしまってはいけませんね。

教科の本質に根差した学びを届ける…家庭科調理実習(3年)

2月2日(木)
 「幼児にとっておやつはどうして必要か?」という本時の学習課題を確認して、蒸しパン作りが始まりました。

 聞くと、3年生は小学校5年生時の調理実習を最後に3年振りの調理実習ということです。自分で作った蒸しパンの味を噛みしめながら、授業の最後では、「手作りおやつと市販のおやつのメリットとデメリット」を皆であーだこーだと意見を交わしながら学びを深めました。

 調理実習は、料理を作ることだけが目的ではありません。料理を作る過程を通して、上述のような学習課題に迫ります。久しぶりの調理実習になります。生徒のみなさんもそこは勘違いしないように確認しておいてください。教科の本質に根差した学びを届ける中央中です。

よい授業の基盤は…数学(1年)

2月1日(水)

 数学に限らず令和の時代の授業は、タブレットや電子黒板を活用した授業がスタンダードになっていくのだと思います。しかし、タブレットを使えばよい授業といえるのでしょうか?、毎時間電子黒板にパチリだけの授業で大丈夫なのでしょうか?といった疑問点は一考しなければなりません。

 よい授業と言われる基盤は何なのか。それは、昭和も平成も令和の授業も変わらず、教師と生徒そして生徒同士の信頼関係にあるのだと思います。

 今日の数学の授業は、教師と生徒、生徒同士の信頼関係が感じられる魂のこもった熱い授業となり、そこから生徒のやる気が生まれました!