学校ブログ
とても暑い日 校内の様子いろいろ
今日も昨日に引き続き、とても蒸し暑い日になりました。雨がふれば大雨、晴れれば酷暑。いやはや、しんどい季節です。
用務員の山崎さんが、プランターの手入れをしてくださっていました。ハイビスカスの花です。季節感を感じさせます。北谷小がいつも花いっぱいなのは、山崎さんがいつも丹念に手入れをしてくださっているからです。
音楽室では、6年生が「ラバーズ・コンチェルト」の合奏をしていました。さすが6年生、音がきれいに重なりました。それぞれの楽器が奏でた音が一つに重なると、ちょっと幸せ。これが、音楽の喜び、楽しさです。
5年生が家庭科で玉止め、玉結びに挑戦中。難しいんです、これ。でも、ボタン付けなど、大人になっても役立つ技術なので、習得する価値は十分あります。がんばれ5年生!
最後は、1年生の七夕飾りです。1年生が短冊に願いを一生懸命書いて、嬉しそうに飾っていました。どんな願いを書いているのかな?とみてみると、「世界中が元気になるように」「家族みんなが元気でいますように」。中には、「算数の難しい問題が解けるようになりますように」という願いもありました。なんて立派な願いでしょう。
七夕飾りあるあるは、「新しいゲームのカセットが欲しい」「億万長者になりたい」という願いです。七夕は本来、織姫の機織りにちなみ、「職業技能向上」を願うものです。先生の指導が行き届いているのでしょう。子供たちの願いはお金とは無縁のことばかりだったことがほほえましいと思いました。願いはきっと、かなうでしょう。
子供たちには、「お金がたくさんあれば幸せになれる」という価値観に、過度にとらわれてほしくないと思います。幸せの形は、ひとそれぞれ。大切なのは、心身共に健康を保ち、目標をもって自分の真ん中にたどり着く、充実した人生を送れるかどうかでははいでしょうか。お金ばかりにとらわれていては、本当の幸せがみえなくなるような気がしてなりません。
楽器の演奏も、玉止め・玉結びも、きれいな花を咲かせることもすべて技能で、上達することでささやかな幸福を感じます。それが幸せということではないでしょうか。七夕飾りづくりは、それに気付かせるためのよい機会だと思います。
4年生 社会科見学 リユース工場を見学させていただきました
今日も、朝からとても暑い一日となりました。
4年生が、東埼玉試験環境組合第一工場を見学させていただきました。社会科で学んだごみ処理やリユース、リサイクルの様子を丁寧に教えていただきました。子供たちはとても熱心にメモをとり、集中して見学に臨むことができました。教科書の写真と文章だけでは伝わらない、実際に工場が稼働する様子をみて感心し、終始、圧倒されていたようでした。立派な見学態度でした。
社会科で最も大切なことは、資料を正確に読み取り、社会を支える多くの価値ある職業の理解を深め、望ましい職業観をもつことと考えます。子供たちに将来なりたい仕事を聞くと、「漫画家」「声優」「ユーチューバー」など、SNS等でその活躍がきらびやかに伝えられるものばかりです。でも、世の中には、そうしたスポットライトが当たらなくとも、社会を支える重要で、価値ある仕事がたくさんあります。それらの仕事のすばらしさを子供たちに学ばせることが社会科の使命だと考えます。
東埼玉資源環境組合工場で働く方がいらっしゃってこそ、私たちの生活が成り立ちます。今日、4年生はそれをしっかりと学ぶことができたと考えます。お忙しいところご対応くださったスタッフの皆様、大変ありがとうございました。
第1回校内授業研究会を行いました
どうして、月曜日は雨の日が多いのでしょう。(それは梅雨だから~)
第1回の校内授業研究会を行いました。4時間目は、2年1組が国語「たんぽぽのちえ」の研究授業を行いました。
「たんぽぽのちえ」は、たんぽぽという植物の見事な生存戦略を2年生にわかりやすく説明したものです。肝要なのは、たんぽぽの成長段階を「順序を表す言葉」で理路整然と整理してあること。そこに着目して、説明文の中で「順序を表す言葉」をヒントに成長段階を理解し、その構造を把握しました。よく考え、よく発表することができました。
5時間目は、6年2組の国語「時計の時間と心の時間」です。6年生の説明文は、筆者の主張を裏付けるエビデンス、わかりやすい事例が必要です。では、読み手を納得させる事例とはどのようなものかを話し合いました。担任が示したいくつかの事例のうち、高い説得力をもつものはどれか、その理由は何かをグループで話し合いました。グループでの話し合いが非常に活発に行われたのがとてもよかったと感じました。
北谷小が目指すのは、「生きて働く国語の力」を身に付けさせる国語の授業です。説明文の構成や順序を表す言葉、筆者の主張を裏付けるわかりやすい事例などは他教科や総合的な学習、または作文等でも大いに役立ちます。そうした、国語で習得した知識・技能を使う場面を意図的に設け、「あ、これ、国語でやった。」「あー、国語でやっといてよかった。」と思ってもらうことに大きなねらいがあります。そうすることで、国語学習への意欲が高まり、同時に学力が向上していくと考えます。学んだことを実際に生活に生かすことが肝要です。カラオケは人が歌っているのを聞いただけでは曲を覚えないけれど、自分で歌うと覚える、というあれですね(笑)。
今日の授業は、子供たちのがんばりを支えるのに十分な魅力ある授業でした。それは、両方の授業の指導者が忙しい時間の合間を縫って丁寧に教材研究をして、今日に臨んだことがとても大きい。よい授業には、手間暇と創意工夫が必要なのです。
今後も、こうした授業を続け、子供たちが少しでも国語が好きになってほしいと思います。2年生、6年生、よくがんばりました。
雨の中 1学期授業参観にご来校大変ありがとうございました
一日中雨の降りしきる空模様になりました。そんな中でしたが、1学期授業参観を行いました。一部ですが、授業の様子をお届けします。
1年生は国語「はをへをつかおう」。発表や作業がしっかりできました。
2年生は国語「同じ部分をもつ漢字」と「3けたの数」。おー、いつもより姿勢がよい!おうちの方にいいところをみせたくて、がんばりました。
3年生は図工「光サンドイッチ」。昨日までつくった立体作品に、おうちの方と一緒に飾りを付け、きれいに仕上げました。保護者の皆様、ありがとうございました。
4年生は算数「小数のしくみ」。どちらの学級も、集中してがんばりました。おうちの人にがんばる姿をお見せできましたね。
5年生は林間学校説明会。ご参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。林間学校の準備を宜しくお願いいたします。
6年生は社会科と道徳。落ち着いて学習に打ち込む姿をおみせできました。
少人数学級は「七夕祭りの準備をしよう」。思い出のビデオを楽しく鑑賞できました。
一学期、「やりぬく力」「おちつく力」「つながる力」の三つからなる「たくましく生きる力」を全校を挙げて育ててまいりました。今日は、一学期のその成果の一部をお見せできたと思います。もし、お子さんが落ち着いて授業を受けられていたのなら「おちつく力」、学習のめあてに向かって集中できていたのなら「やりぬく力」、協働作業でがんばっていたのなら「つながる力」が伸びています。でも、それらの力は目に見えて急激に伸びるものではありません。ほんの少しの小さな変化にすぎません。それらを見落とさないのが、大人の眼力です。北谷小ではそれを「非認知能力レンズ」と呼んで、見逃さないようにしています。
今日のお子さんの授業でのがんばりをご家庭で評価していただけたのなら、それはお子さんの成功体験となり、力の伸長につながります。ご家庭でのお声掛けをいただければ幸甚です。
本日はご来校くださり、大変ありがとうございました。
3年生「光サンドイッチ」がんばっています
蒸し暑いのは相変わらずですが、昨日より幾分最高気温が下がったのはありがたかったです。暑いと、子供たちも不安定になります。そんなとき大切なのは、十分な睡眠時間です。変わらず、ご配意くださるようお願いします。
3年生が「光サンドイッチ」づくりに取り組んでいます。台紙の上にカットした段ボールを組み合わせながら、イメージを広げ立体をつくっていきます。これが面白くて、子供たちはいろいろなモチーフを考え、試行錯誤しながら接着をしていきました。ハートマーク、星、果物、ペット・・・。今日は、土台づくり。そして基本形が完成したら、セロファン等で飾りを付けていきます。
教室を回っていくと、「校長先生、みて、みてー!」「上手にできたー!」と目を輝かせる子供をみると、こっちもとてもうれしくなります。子供たちの想像力は、本当に素晴らしいと感じます。
今日の作業は、みんなちょっと急ぎ気味でした。それもそのはず、明日は授業参観で、保護者の皆様と一緒に飾り付けを行います。その準備をしたくて、みな一生懸命でした。
明日はいよいよ、授業参観。子供たちもみな、保護者の皆様のお越しをお待ちしています。ご多用かとは思いますが、宜しくお願いいたします。
3年生 マット運動
昨日に引き続き、蒸し暑い日になりました。校内巡視をしていると、3年生が体育で一生懸命マット運動に打ち込んでいました。開脚前転、開脚後転、壁倒立等の練習を目を輝かせて取り組んでいました。技ができるようになると、うれしくて「やったー!」と叫んだ子がたくさんいて、こちらもうれしくなりました。
子供たちのがんばりも素晴らしかったのですが、それを支えていたのは場の工夫だと感じました。いろいろな段階に合わせた場が工夫してあり、練習がとてもスムーズでした。先生の指示も的確で、みんながのびのびと練習していました。
担任の坂本先生は、今年度も体育主任を務め、体育の授業研究に余念がありません。そうした日ごろの熱心な姿勢が授業に生きたのだと思います。教材研究が行き届いた授業は、子供にとって楽しいのです。
教員は誰でも、「いい授業をして、子供たちを喜ばせたい」と願っています。教材研究の時間を十分確保して、わかる楽しい授業をして、子供たちを伸ばしたいと思っています。国の方針が変わり、教職員の数が増え、多忙さが解消されて子供たちが喜ぶ授業づくりや、成績の整理や作品の朱書きに十分時間をかけられる日が来ることを心から待ち望んでいます。
今日のマットの授業は、先生の熱意と子供たちのがんばりが一体となった、素晴らしい授業でした。
みてみて!上手に描けたよー!
今日もとても暑い一日でしたが、幸い熱中症指数は危険にまで達しなかったので、気を付けながら体育や昼休みの遊びを行いました。
校内巡視をしていると、1年生が水彩画「すいすいぐるーり」の絵を整理しているところでした。私が様子をみていると子供たちが「校長先生!みてみてー!!」と満面の笑顔で絵をみせてくれました。きれい!かわいい!すてき!また、1年生の話題で申し訳ありません。でも、子供たちのこの純粋な表情をみていただきたかったのです。
子供たちにとって、絵を描くことはこんなにも楽しいことなのです。今、2年生でザリガニの絵を指導していますが、一人一人、絵を描くことを楽しんでほしいという想いで教えています。そう、創作は楽しい、学ぶことは楽しい、上達することは喜びなのです。1年生の笑顔をみていて、改めてそれを感じました。
子供たちが一生懸命描いた絵は、廊下に掲示しています。28日(金)、授業参観の折にご覧いただき、その一生懸命さを称賛していただければと思います。絵にうまい、へたなどありません。画用紙には、その子の純粋な想いが描かれているだけですから。
落ち着いた心で授業を受ける高学年児童
昨日と一転、とても暑い日になりました。昼休みの校庭の写真です。
ご覧の通り、今日は昼休みの校庭使用をストップしました。熱中症予防のためです。本日は、子供たちには申し訳ないのですが、本日は熱中症警戒アラートが出ていて、正午には気温が35度を超えました。子供たちは残念でしょうが、こういう日は昼休みも、校庭体育も、プールもストップします。ご家庭でも、「そういうことがあるよ。命を守るためだよ。」とお伝えいただければ幸いです。
今日は月曜日、学年によっては落ち着かない雰囲気が見受けられたのですが、5,6年生はどの教室も落ち着いて授業を受けることができました。
6年1組の教室の黒板の上には、「努力夢現」と書かれた学級のスローガンが掲示してあります。一日一日を大切にして、日々努力を積み上げることが夢の実現につながる、ということを示しています。子供たちもそれを理解しているのだと感じます。さすがは、高学年児童です。
未来の夢は、今自分がいる場所と地続きです。落ち着いて授業を受け、やるべきことを積み上げることが未来の自由につながります。保護者の皆様には、改めてお子さんに伝えていただければ幸甚です。
未来の夢とは、自分の足で一歩一歩大地を踏みしめ進んでいくことで実現できるということを。その力こそ、たくましく生きる力であるということを。
一年生 拗音みつけてハッスル!外国語も楽しく!
今日も蒸し暑い一日になりました。でも、雨と違って休み時間校庭を使えるからハッピーです。
1年生が国語で「おもちやとおもちゃ」の学習に取り組んでいました。拗音の学習です。「小さい字が含まれることば、いくつみつかるかな?」一年生が夢中で探していました。中には「きたやしょうがっこう」や、オリジナルキャラクターの「あきちゃん」も。みつかると、みんな「たくさんみつかったー!」と満面の笑顔をみせてくれました。
純粋に、学ぶことを楽しんでくれる1年生。その喜びが、学年が進んでも続いてくれるといいなと心から思います。それを目指して指導をがんばっています。
外国語指導でお世話になっているのは、石井先生とレストア先生です。今日は、レストア先生が所属されている派遣会社の参観授業。ちょっぴり、緊張気味だったレストア先生。でも、子供たちのために一生懸命がんばってくださいました。
「アイ ライク マンゴー!」
石井先生も、レストア先生もいつも笑顔で授業を進めてくださいます。なんてすばらしい。いつも、笑顔で授業を進めたいものです。(私は、反省することしきりです。)
そのためにも、子供たちが万全な体調で授業に臨むことが大切です。保護者の皆様には大変申し訳ございませんが、規則正しい生活、十分な睡眠時間、おうちでくつろげる時間づくりなど、子供たちが学校でがんばる力を発揮できるようご配慮いただければ幸いです。宜しくお願いいたします。
新しい先生 ようこそいらっしゃいました!
昨日とは一転、真夏を思わせるような暑い一日になりました。
本日、出張者多数により顧問の数が不足したことから、クラブ活動を行うことができませんでした。クラブを楽しみにしていた子供たちには本当に申し訳ないと思います。
2年生の教室に、新しい先生がいらっしゃいました。栗原先生は、週三日、2~4時間目に2組に入って授業を行ってくださいます。今日は早速、体育の授業をしていただき、子供たちもがんばって体を動かしていました。
栗原先生は他校でも体育代替(妊娠された先生に代わって体育を行ってくださる先生)を経験されていたことから、体育の授業の進め方がとてもお上手でした。北谷小に新しい先生がきてくださるのは本当にありがたいです。ようこそいらっしゃいました!これからも、どうか宜しくお願いいたします。
絵具の混色 正しく使うことの大切さ
一日中雨、午後からは強雨。子供たちの下校が心配されましたが、予想よりも降り方が強くなかったため、下校は通常通りとさせていただきました。
2年生の教室に入って、図工指導をしています。今日は、絵具の正しい使い方を学び、きれいに彩色することが目標です。
常々子供たちに伝えていることは、絵具は世界一の彩色具だということです。色鉛筆も、クレヨンも、個人的にはコンピュータグラフィックだって、絵具には敵わないと思っています。にじみ・ぼかし・むら。正しく使えば、本人もびっくりするような鮮やかな発色をしてくれるからです。
もちろん、そのためには正しい使い方をすることです。今日は子供たちに「パレットの使い方」と「水加減」を教えて、作品づくりに取り組ませました。
子供たちは見事な集中力をみせ、きれいに色を塗りました。色を混ぜ合わせてつくる混色は、子供たちにとっても感動です。「きれいな色ができた!」教室のあちこちで、歓声が上がりました。そして、その色を画用紙に塗ると、本当にきれいな色ができます。あっという間に時間が過ぎていきました。
できれば、授業参観までには仕上げたいと思っているのですが、間に合わなかったら申し訳ありません。完成に向けて、みんながんばっています。
何事もそうですが、道具は正しく使ってこそその真価を発揮します。絵具の使い方を学ばせることを通して、そのことも学ばせたいと考えます。
水泳学習は一日の楽しみ!
先週末、とても暑くなりました。ああ、もう梅雨明けだな、と感じるほどでした(笑)。いや、梅雨にまだ入っていないって。蒸し暑い日が続くと、子供たちの楽しみはなんといっても水泳学習です。今日も2年生が元気いっぱい、練習に励んでいました。
水泳指導は常に教職員3人態勢で、泳力の高いグループと、水慣れ中心のグループに分け、実態に即した指導を心掛けています。子供たちには、1回でも多く練習に励むよう伝えましたが、多くの子ががんばっていることを実感しています。
「今日はプールがある!」水泳指導は子供たちにとって楽しみなひと時です。楽しみながら泳力が上がるよう、指導していきたいと思います。
6年生社会科見学 すべての働く人へリスペクトを
暑さが心配されましたが、東京は思ったよりも暑くなく、熱中症の心配もありませんでした。
6年生が昭和館、国会議事堂に社会科見学に行きました。
さっそく武道館前駐車場に到着。まずはここで、記念写真を撮りました。
昭和館に入場しました。ご担当の方に、昭和館でみてほしいポイントのご説明を受けました。
「戦争の惨禍を繰り返さないためにも、未来を担う皆さんに展示物をみて、戦争の実態を知ってほしいと思います。」本当にその通りだと思いました。
グループに分かれ、館内を見学しました。井戸の水くみ体験や昭和の生活用品など、興味をもって見学ができました。
そして、待ちに待ったお弁当。「いただきます!」お弁当をつくってくれたおうちの方に感謝!
国会に到着。今日はとても混んでいたことと、国会会議中だったこともあり、見学は最短コースになりました。警備の数のものすごいこと。なんとか見学を終えて、国会議事堂前で記念撮影!
一度国会を出て、そのあと参議院特別体験プログラムに参加させていただきました。参議院議長、委員長、文部科学大臣役の事前に選出し、実際に法案について審議を進めていきます。代表児童が、がんばって役割演技をこなしていきました。
委員会で採決された法案は、本会議で採決をとります。会場の子供たちの椅子には、賛成・否決のスイッチがあり、法案の内容を聞いて、採決を行います。体験プログラムとは、実に本格的でした。
見学の姿勢は落ち着いていて望ましいものでした。いくつか課題も残りましたが、話し合って解決して、10月の修学旅行に生かすためのよい経験にしてほしいと思います。
昭和館でも、国会でも、実に多くのスタッフの方が働いておられ、子供たちを温かく迎えてくださいました。また、国会は会期中ということもあり、警備の方の数が大変多く感じました。
私は、社会科はすべての働く人へ敬意を育てる教科だと考えています。政治資金規正法改正に係るニュースが連日流され、政治不信が募っています。マスコミはしきりに不信感を拡散したがります。でも、学校はその逆でありたいと考えます。ユーチューバーや声優、漫画家やお笑い芸人など華やかなスポットがあたる職業ばかりがもてはやされますが、世の中にはそうしたスポットは決して当たらないけれど、人を支え社会の基盤となる大切な職業がたくさんあります。そうしたすべての職業に尊敬の念を与えることこそ、社会科の重要や役割だと考えています。
子供たちは今日、日本の中心部、心臓部を身近に感じてきました。それは実際に、今自分がいる場所と地続きの場所で行われているものです。これからも政治や社会の様々な職業に興味・関心をもってほしいと心から願います。今日の社会科見学を、そのための貴重な経験にしてほしいと思います。
お弁当づくり等、ご協力をいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
6年生器楽合奏ラバーズコンチェルト みんなの音が合うと嬉しい
7月を思わせるとても暑い日になりました。校内巡視をしていると、音楽室から軽快な音楽が流れてきました。音楽室に入ると、6年生が合奏「ラバーズコンチェルト」の練習に取り組んでいました。各楽器ごとの練習から、ちょうど全体を合わせる場面に立ち会うことができました。
まだ、練習を始めてそれほど経っていないのに、立派に曲なっていたことに感心しました。思わず拍手。木琴を担当した児童など、少し教えただけで「トレモロ」を理解し、きちんと曲に合わせて採り入れました。いや、大したものです。
合奏のいいところは、「みんなの音が合うと、ちょっと幸せ」というところです。芸術教科のいいところですね。創造の喜びがあります。
楽器ができるって、本当に楽しいものです。6年生がその喜びを味わうことができたかな、と思います。
水泳学習が始まりました
昨日、プール開きを行い、早速、水泳学習が始まりました。2年生と5年生の様子です。今日は日中の気温も高く、絶好のプール開始日よりでした。子供たちも、とてもうれしそうでした。
昨日のプール開きでお話したように、子供たちには1回でも多く水泳学習に参加してほしいと思います。それが、一人一人の自信と経験につながっていくからです。今日、水泳学習に臨めたお子さんの準備にご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
プール開きを行いました
九州・四国はすでに梅雨入りし、関東地方も梅雨らしい空模様となりました。
先週、5.6年生ががんばってきれいにしてくれたおかげで、本日の朝、プール開きを行うことができました。
運動委員が、説明役を引き受けます。まずは、バディの組み方。お手本を見せてくれました。
そして、「かぶとむし」の説明をしました。「かけない」「ふざけない」「とびこまない」「むりをしない」「しっかりきく」。体育主任の坂本先生からも、「水泳学習は、命の安全を守ることが最も大切です。先生方の指示をよく聞いて、自分の目標を立てて練習に取り組みましょう。」という指導があり、プール開きを終えました。
私(校長)からは、「次の三つを守りましょう」という話をしました。
①1回でも多く、水泳学習に参加しましょう。
②自分の目標を立てましょう。
③着衣泳の練習ががある学年は、参加しましょう。
水泳が苦手な子でも、目標をもって練習に取り組み、自分の力をわずかでも伸ばすことができれば、それは素晴らしい成長です。また、これから水の事故が多くなるシーズンになります。着衣泳を経験しておくことは、命を守るうえでとても大切です。一度経験しておくだけでも、生存率が飛躍的に向上すると思います。
お子さんが一回でも多く水泳学習に参加できるよう、保護者の皆様には水泳用具の準備や健康管理、LEBERの入力にご協力いただきますよう宜しくお願いいたします。
5年生も2年生のシャトルランをみてくれました
昨日と同じような写真で申し訳ありませんが、今日は5年生が2年生のシャトルランをみてくれて、記録測定を手伝ってくれました。6年生と同じように、時間内にラインを越えられたかどうかを判定したり、励ましたりしてくれました。ありがとう5年生!
なるべく、保護者の皆様には学校の様子をお伝えしたいと思います。ただここのところ、職員室が空の状態の日が増えています。教職員の誰かが職員室に戻ってきてくれれば、校内巡視にいけるのですが、教員不足の状態が続き、厳しさを感じています。保護者の皆様にも、ご迷惑とご心配をおかけしていることと思います。皆様にご安心いただきたいところですが、やむを得ずご要望に応えられないこともございます。本当に申し訳ございません。ご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願いいたします。
新体力テスト がんばっています
今日から、個人面談が始まりました。ご対応ありがとうございます。また、一部変更があったことについてお詫び申し上げます。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
運動場、体育館で新体力テストの記録測定が始まっています。運動場では2年生が50M走を、体育館では1年生がシャトルランの測定を行っていました。
位置について、よーい・・・・ドン! さあ、ゴール目指して、まっしぐらだ!
どの子も、ゴール目指して、全力で走っていました!
体育館では、6年生の支援のもと、1年生がシャトルランを計測していました。6年生が付いて、しっかりサポートしてくれたので、計測がスムーズでした。ラインを超えることができたら、「OK!」これでばっちり!一年生を応援する声も、多く上がりました。ありがとう、6年生!
新体力テストは、体力を計測するものですが、その取り組みを通して「つながる心」もしっかり育ったようです。
がんばった子供たちは疲れたと思います。おうちでは、早めの就寝をお願いいたします。
昼休み かがやきタイムを行いました
今日も、昨日までの雨続きの天気と異なり、抜けるような青空が広がりました。昼休み、異年齢グループでの遊び「かがやきタイム」を行いました。どの班も、6年生のリーダーが遊びの企画を考え、下学年をリードして楽しいひと時を演出してくれました。
みんな楽しそうです。下の写真をご覧ください。低学年の児童が、えいやっとボールを投げています。これは、6年生が積極的にボールを譲ってくれたからです。
かがやきタイムでは、6年生が下学年の子が楽しめるようとてもよく配慮してくれます。新学期になって2か月、6年生は高学年としての責任を自覚して、様々な行事でよく活躍していることを多く見かけます。本当に、頼もしいと思います。
昨年度の6年生がつくった北谷小のよき伝統のバトンを、6年生が見事に受け継いでくれた一場面だったと思います。6年生のリーダーのみんな、ありがとう!
2年生ザリガニ釣りに行きました
一日遅れの更新になります。6月4日(水)、2年生が中央公民館近くのザリガニ釣りに行きました。
ザリガニはちょっと小さ目でしたが、子供たちは「釣れた!」「釣れた!」と大喜び。目を輝かせて、ザリガニ釣りに熱中しました。
ザリガニは2023年から条件付特定外来生物に指定されましたが、キャッチ&リリースと、一度釣ったザリガニをもち帰ることは大丈夫。保護者の皆様の協力を得て、釣ったザリガニは連れて帰りました。保護者の皆様にも見守りにご協力をいただき、楽しいイベントになりました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
全校朝会でオリジナルキャラクターの発表を行いました
6月の全校朝会で、オリジナルキャラクターの発表を行いました。
まずは5月18日(土)に実施した春季運動会での子供たちの活躍をねぎらい、6月は梅雨の時期となるため、休み時間雨で外に行けない場合も安全に過ごすよう話しました。
「さあ、ここで北谷小の新しいお友達を紹介します。」子供たちからは「えっ?!」という驚きの声が上がります。ホワイトボードをめくると、そこには「北谷ーマン」と「あきちゃん」の拡大イラストが。子供たちからは、歓声が上がりました。
「オリジナルキャラクターの募集には、多くの素晴らしい作品の応募がありました。本当にありがとう。その中から、児童代表の企画・代表委員、PTA役員の皆様、学校運営協議員の皆様、先生方に投票していただき、北谷ーマンとあきちゃんが選ばれました。では、デザインをしてくれた二人に、キャラクターに込められた願いを発表してもらいます。」
「北谷ーマンには、北谷小を守ってくれるという願いを込めました。」
「あきちゃんの名前には、北谷小に明るい学校になってほしいという願いを込め、『明るい』の『あ』、『北谷小』の「き」をくっつけて『あきちゃん』にしました。」
二人とも、しっかりした口調でデザインに込めた意図を発表してくれました。
これからも、北谷ーマンとあきちゃんを宜しくお願いします!子供たちから大きな拍手が沸き上がりました。
北谷小を守ってくれる北谷ーマン。あかるい北谷小をイメージしたあきちゃん。どちらも、素晴らしいキャラクターです。50周年記念を祝うに相応しいオリジナルキャラクターが生まれました。デザインしてくれて本当にありがとう!
これからも、北谷ーマンとあきちゃんに活躍してもらって、50周年を盛り上げていきたいと思います。
探究型学習(Project based learning)講座
昨日の夜は大変な雨でしたが、今日は見違えるような青空が広がりました。
吉川市 特任教育支援員 大西 久雄先生をおまねきし、「探究型学習講座」をオンラインで行いました。大西先生は、いつものように会議室から各教室にオンラインで講義を行われました。
「じゃあね、今日は、探究型学習について、お話をしましょう。」
各学級では、大西先生のお話をモニター越しで聴きます。
ここで、大西先生から問題が出されました。「北谷小の〇〇なところを、〇〇に、〇〇で紹介しよう。」さあ、みんな〇〇には何が入る?自由に考えて!」
子供たちは一生懸命考えて答えを出します。「いい答えだね!」モニターには子供たちの答えが映し出されました。
探究型学習は、子供たちの興味・関心を中心に、主体的な学習を促すものです。本校では今年度、11月9日(土)に学習成果発表会を予定しています。そこで、大いに役立つ講義となりました。
こうした学習は、子供たちがこれまで教科で習得した知識・技能が統合され、経験となります。それが「非認知能力」、たくましく生きる力を高めていきます。今日の学習を生かしていきたいと思います。大西先生、ありがとうございました!
読み聞かせと心肺蘇生法講習
今日は教育委員会学校訪問で校内巡視も十分できなかったので、記事は、昨日のものになります。27日(月)の朝の時間、低学年読み聞かせを行いました。読書ボランティアの皆様にお越しいただき、本を読む楽しさを子供たちに伝えました。
本校では、国語科の校内研修を推進しています。国語の力は、すべての教科の基礎・基本となるためです。ただ、本を読むだけでは国語の学力は向上しません。それは、国語の力の土台部分となります。日ごろから子供たちに文章に親しませることが、とても大切になります。読み聞かせボランティアの皆様には本当にありがたいと思っています。
これからも、子供たちに読書の楽しさをお伝えいただけるようお願いいたします。
27日(月)の放課後は、心肺蘇生法講習を行いました。吉川消防分署の皆様にお越しいただき、心肺蘇生法とAEDの使い方について講習をいただきました。
6月から水泳指導が始まります。万が一の事態に備えておくことはとても大切です。もちろん、水泳指導を行う際には必ず教職員が3名付き、万全を期したいと思います。子供たちには、安心して水泳の授業に参加してほしいと思います。
消防分署の皆様、ご多用の中お越しいただき、ご指導をありがとうございました。
5年生田植え体験 お米に尊敬と感謝を
予報をみると台風1号の接近に伴いこれから崩れるとのことです。5年生の田植え体験を午前10時から開始予定で、開催が危ぶまれましたがJAさいかつの皆様のご協力のもと、幸いにも曇天のもと行うことができました。
会場に到着。JAさいかつの皆様と農業ボランティアの皆様が準備をして待っていてくださいました。「宜しくお願いします!」
準備していただいた田のあぜ道に広がります。
「はい、それでは田に入ってー!」「わー!!」「きゃー!!」はじめて足を踏み入れる泥の感覚。子供たちからは悲鳴が上がります。
「はい、それでは手元の苗を3~4本ちぎって、田植えをしてください!」「え?これでいいの?」「わかんない~。」子供たちは最初はおっかなびっくりでした。
農業ボランティアの方が、水糸を張ってくださいます。「水糸の手前に、苗を植えていってください。」
最初はおっかなびっくりだった子供たちも、次第に慣れて作業が早くなってきました。「おお、いいね。みんな、上手になってきた。」
雨が降ってくるかもしれないので、作業は短めに終えました。「はい、よくがんばりました。それでは、作業はここまでにしましょう!」「えー」「もうちょっとやりたい。」
まだ、お天気が大丈夫そうだったので、田植え機のデモンストレーションを見せていただきました。
「すごい!」「早い!」
無事、作業を終えることができました。「お世話になりました。ありがとうございました!」
子供たちは大変だったと思います。でも、その大変さを味わってほしかったのです。
お米は、毎日食卓に運ばれてきています。でも、そこに至るまで、いかに多くの過程を得てきたか。生産者の皆様が、お米にどのような思いをもって、つくっておられるのか。そして、今日子供たちが戸惑った田の泥。そこに、お米を育てる命の恵みが含まれているということ。それらを知ることで、お米という日本人にとって大切な食材に、尊敬と感謝の気持ちをもてると考えます。
私たちは食事で多くの命の恵みをいただいています。だからこそ、食べ物は絶対に粗末にしてはいけない。すべての食材と、生産者の方の努力と、そして大地の恵みに尊敬と感謝の気持ちをもつこと。それが、食育の基本であり、豊かな心を築く土台と考えます。
本日、JAさいかつの皆様のご尽力により、子供たちは素晴らしい体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。秋には、稲刈り体験でお世話になります。宜しくお願いいたします。
ドローン撮影 暑かったけれどがんばりました
今日も、日中の最高気温は7月並みになるということで、暑さを警戒しながらのドローン撮影となりました。本日撮った写真や動画を、記念グッズにしたり、11月9日の記念式典に上映する予定です。撮影担当の方は、朝の6時30分より校庭のラインをひいて準備を進めてくださいました。
さあ、いよいよドローン出動です。
「わー、ドローンだー!」子供たちから歓声が上がりました。ドローンは手を振る子供たちの上を、涼しい顔をして通り抜けていきます。
航空写真は、セスナで撮影します。さあ、セスナ到着まで北谷小の校章に「カラーエプロン」を着けて並びました。
撮影の瞬間は、エプロンを広げます。さあ、準備はいいですか?はい、今写真を撮ってまーす。エプロンを用意して!
ドローンで動画撮影中!みんな元気に手を振ります。
その後、体育館でクラス写真を撮影しました。こちらの写真は、オンライン販売する予定です。これで写真撮影は終了。お疲れ様でした!
この撮影日を決めたのは、令和5年度の3学期でした。まだまだ先、と思っていたら、あっという間にこの日が来てしまいました。11月9日(土)の記念式典は子供たちの思い出に残るイベントにしたいと思っています。まだまだ先、と思っていてもきっとその日があっという間に来てしまうのでしょう。準備をがんばらねば。
暑い中の撮影、みんなよくがんばりました!出来上がりの写真や動画を、お楽しみに!
校内硬筆展を行いました
本日、各学級で校内硬筆展覧会を行いました。子供たちはこれまでの書写の時間や家庭学習での練習の成果を生かして本番に臨みました。すべてのクラスではありませんが、その様子を一部、ご覧ください。
どの学級でも、作品制作に真剣に取り組んでいる様子がお分かりになるかと思います。みんなよくがんばりましたね。
硬筆展で大事なことは、金賞などの賞を受けることだけではありません。練習の成果を生かして、日ごろのノートの字を丁寧に書くことです。美しい字を書くことは、喜びにつながります。ノートがきれいな子は学力も高いのは、証明されています。逆に言えば、ノートをきれいに書けば、学習が楽しくなり学力も向上するということですね。それこそ、きれいな字を書く練習を行うことの本質です。子供たちには、声掛けをしていきたいと思います。
作品は、6月28日(金)の授業参観まで廊下に展示します。授業参観にお寄りの際は、ぜひご覧になって、子供たちのがんばりをねぎらっていただければと思います。
1年生 クロームブック練習中!
運動会明け2日目、日常が戻ってきました。
1年生がクロームブックの使い方について練習しています。協働学習ツール「オクリンク」や授業支援ソフト「ムーブノート」は現代の授業では欠かせないアプリとなっています。今日は、市教委のICT支援員の方を講師にお招きして、それぞれのアプリの使い方について練習しました。
「さあ、画面をみてね。この画面と同じ画面になりましたか?」
「なりましたー!」「はい、よくできました。じゃあ、これから、立花先生からメッセージを送りまーす。更新ボタンをクリックしてね。このうずまきマークだよ。」
「え、どれどれ?」「さあ、探せるかなー?」「先生、これですか?」「そう、これこれ!」
「できたー!」「先生からメッセージ、きたー!」
「はい、画面に注目。次に、リンクを送るので、それを開いてみてください。」
「できましたー!」
1年生の飲み込みは早く、すぐに吸収してしまいます。その学習能力は、大人よりもずっと高いと思います。
かつてコンピュータというと、「コンピュータ室」に置かれていて、普段はカギがかかっていました。理科や社会、総合的な学習等でコンピュータを使うとき、学級で移動して先生がカギを開け、そこからウインドウズの起動。ところが、当時のウインドウズは軌道が激遅で、立ち上がるまで10分近くかかり、やっとPCが使えるようになるのは、授業開始後20分というところでした。それでは、意味がないのです。PCは、ノートや鉛筆と同じ、普段使いに使えることがとても大切です。
今ではGIGAスクール構想により一人一台配備されていて、ノートや鉛筆と同じ感覚で使うことができます。また、協働学習でクロームブックは真価を発揮します。課題について児童が各自考えたことを一覧にして表示し、同じオンラインボードに考えを書き込み、考えを深めることができます。さらに、物理的に距離が離れていてもその学習が可能です。協働学習アプリは、従来の学習のスタイルを大きく変える、画期的な学習ツールです。
タブレット端末が進化し、普及してやっと学習に便利に使えるようになりました。子供たちにはタブレット端末の光と影の部分をしっかり教えて、自らの学習を深化・充実するためのツールにしてほしいと思います。
1年生、よくがんばりました!これからも、クロームブックを便利に使えるよう練習していきましょう。
6年生調理実習 野菜炒め最高!
運動会も終わり、北谷小に日常が戻ってきました。6年生が、家庭科の調理実習を行いました。今回の実習課題は野菜炒めづくりです。
さあ、手際よく調理を進めました。いよいよ、試食タイムです。
さあ試食!いただきまーす。うまくできたかな。
「おいしい!」「野菜が甘い!」「ピーマン、食べられた!」「にんじんおいしい!」
みんな、野菜炒めに大満足でした!片付けもがんばりましょう。
子供たちがつくったのは、特別な調味料や材料を使ったわけでもない、スタンダードな野菜炒めです。でも、自分たちで材料から切って炒めて味付けをした一皿は、最高においしかったようです。
現代社会は、朝起きてから夜寝るまで、だれとも一言も口をきかなくても済む「超コンビニ社会」といわれています。食事が必要なら、スマホを使えば簡単にデリバリーを受けることができます。運ばれてくる料理は、名店のおすすめメニューで、できたて料理はそれはそれはおいしいことでしょう。
でも、今日子供たちがつくった野菜炒めは、それらの料理より絶対においしいと断言できます。学級の仲間とわいわいがやがやと楽しく、そして一生懸命つくったのですから。
便利な社会は、快適で過ごしやすいものです。しかし、そこから零れ落ちるかけがえのない喜びがたくさんあります。不便、面倒、大変。その中にこそ、子供たちの心を育てる大切なものがあるような気がしてなりません。
笑顔で会話を弾ませながら試食する6年生をみて、改めてそう思いました。
令和6年度 第50回北谷小学校 春季運動会
令和6年5月18日(土)、第50回春季運動会を開催しました。
開会式で、紅白団長が選手宣誓を行いました。大変な緊張の中、立派に、力強い宣誓ができました!
徒競走は時間短縮のため、非得点種目になりました。でも、子供たちはそんなことを意に介すことなく、ゴール目指して全力疾走しました!
徒競走のあとは、全校応援合戦です。応援団は、団長を中心にこの日のために休み時間を費やして、毎日練習に励んできました。その成果を見事に発揮して、息の合った全体応援ができました!
中学年表現「いざ!最高到達点へ!」。息の合ったフラッグの動きで、会場を魅了しました。
低学年団体、「ジャンボリ玉入れ」。かわいい踊りと、玉入れとの切り替えが、来場者の皆さんをたくさん笑顔にしてくれました。
さあ、いよいよ高学年の表現「北谷フラッグソーラン151の舞」!一糸乱れぬ力強い動きと、勇ましい掛け声。最後のポーズが決まると、会場からは大喝采が贈られました!
中学年団体、「ONE ROPE 綱引き王に俺はなる」。紅白ともにがんばりました。結果は赤の勝利でしたが、2回戦目、勝負をあきらめずにがんばった白もとても立派でした。
さあ、練習に練習を重ねた低学年表現「ようこそ ゆめのくにへ」。ディズニーの音楽に合わせて、かわいい踊りを披露しました。練習の成果を発揮し、一人一人がしっかり踊っていることがわかりました。
団体競技のラストは、高学年「嵐を起こせ!北谷小台風の目!」チームワークが何より大切な競技です。勝敗も大事ですが、みんなの息を合わせて集中すること。どちらのチームも、よくがんばったと思います。
いよいよ最後の種目、「全校選抜リレー」です。各学年の代表が、運動会のフィナーレに相応しい力走を見せてくれました。
運動会は始まってみればあっという間です。でも、それまでは長い道のりがありました。各学年とも、4月の忙しいさなか、ゴールデンウィークの前から練習に取り組み、忙しい時間の合間をぬって、練習を積み重ねてきました。途中、雨で運動場が使えないことも何日もありました。それでも、運動会で力いっぱいの競技や演技を披露するため、心を一つにしてがんばってきました。全員の児童が「たくましく生きる力」を高めることができたと確信しています。
暑い中での運動会になりましたが、子供たちががんばりぬくことができたのは、体調管理や準備にご配意くださった保護者の皆様のおかげです。本日、ご来場くださり、子供たちに温かいご声援や拍手を送ってくださったご来賓の皆様、保護者・地域の皆様、本当にありがとうございました。
運動会準備 いよいよ明日です
運動会がいよいよ明日になりました。
1校時は、全体練習を行いました。得点発表や応援全体練習を通して行い、明日に備えました。特に、応援団が見事なチームワークを見せました。休み時間を使って練習した成果がはっきりわかり、大いに明日への弾みとなりました。本番もこの調子で、運動会を盛り上げてくれることでしょう。
午後からは、1~5年生は下校し、6年生が準備を行いました。また、PTAの皆様もテント張りにご協力いただきました。こちらの手はずが整っていない部分があり、ご迷惑をおかけして申し訳なかったのですが、おかげ様で明日の準備をスムーズに進められそうです。お越しいただきた皆様、ありがとうございました。写真は、協力して係活動を行う子供たちの様子です。
子供たちと、保護者の皆様のがんばりによって、いよいよ本番の運動会を明日に迎えます。これまで本当にありがとうございました!
春季運動会 熱中症対策について
保護者の皆様にはいつも大変お世話になります。
さて、今週5月18日(土)に迫った春季運動会についてですが、16日現在の天気予報によれば、当日の最高気温は30℃近くになり、熱中症への十分な警戒が必要です。
つきましては、下記の通り運動会における熱中症対策を実施いたします。保護者の皆様のご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願いいたします。
記
1 学校で実施すること
(1) 休憩・クールダウンタイムの設定
徒競走(プログラム№1~6)の終了後と、表現・団体種目(プログラム№7~14)終了後の2回に分け、それぞれ25分、20分の休憩時間を設けます。その時間には、児童を冷房の効いた教室に移動させ、水分補給と休憩をとらせ、健康状態を確認した後に運動場に戻ります。
そのため、競技の終了時刻が予定より遅くなります。閉会式終了が12時15分ごろになる可能性がありますので、ご了承ください。
(2) 競技見学中の水分補給を呼びかける
環境省の「熱中症予防情報サイト」によれば、5月18日(土)午前中の越谷市の熱中症指数(WBGT)は最高で22となり、「注意」レベルとなります。積極的な水分補給が効果的とされるため、児童には競技見学中にも水分補給をするように呼びかけます。
(3) 救護体制の充実を図る
万が一、暑さが原因で気分が悪くなった等の児童は、エアコンを効かせた保健室で休ませ、経口補水液を飲ませる等、十分な救護体制を整えます。
2 ご家庭にお願いしたいこと
(1) 水筒がなくなった場合の予備をご用意ください
一般的なサイズの水筒では中身をのみ切ってしまうことがあります。予備として、ペットボトルのミネラルウォーターやお茶をもたせる等のご配慮をお願いします(スポーツドリンクはご遠慮ください)。
(2) 熱中症予防グッズのご用意をお願いします
汗拭きタオルを必ずご用意ください。ネッククーラーやクールタオルの使用は、見学中に限り可としますので、ご自宅にあるものをご利用ください(紛失や破損の責任は負いかねます。高価なもののご使用はご遠慮ください)。
以上 宜しくお願いいたします。
第1回学校運営協議会を行いました
きのうと打って変わり、午後からよく晴れて気温も急上昇しました。それでも、暑すぎるということはなかったので、運動会もこのぐらいのお天気だとありがたいな、と思います。
学校運営協議会は、地域の代表者の皆様に、学校の経営方針や教育課程をご説明し、ご指導・ご助言をいただきながらご承認を受け、地域とともに学校経営の向上に資する制度です。本日は、その第1回を行いました。6名の運営協議員の皆様にお集りいただきました。
校長から、令和6年度の学校経営方針についてご説明を申し上げました。50周年を迎え、変化の激しい社会にあっても子供たちが豊かに、そして自己実現ができるようにするために身に付けさせたい力をお伝えしました。
北谷小ではその力を「たくましく生きる力」として、「やりぬく力」「おちつく力」「つながる力」という三つの非認知能力に定義して、全校を挙げてその力をはぐくんでいくということをご説明申し上げました。
それに対して、委員の皆様から様々なご意見やご質問をいただきました。「子供たちに『たくましく生きる力』を身に付けさせたいという経営方針は理解できたが、子供たちの個性を伸ばすために、具体的にはどのような方策が考えられるか。」など、校長の考えをより鮮明にするようなご質問もありました。大変ありがたいと感じました。
運営協議員の皆様には、入学式にもご来賓としてご参加いただき、1年生の入学をお祝いいただきました。あれから1か月半、子供たちがどのように成長したか教室をご覧いただきました。
「一生懸命やっていますね。安心しました。」とのご評価をいただきました。協議員の中には、吉川幼稚園の荒井園長先生もいらっしゃいましたので、子供たちも「園長先生ー!」と喜んでいました。
子供たちのたくましく生きる力を伸ばすためには、学校・家庭・地域が連携して子供たちを伸ばすことが最も効果的です。運営協議員の皆様には、これからも北谷地区の地域の代表として、学校経営に積極的にかかわっていただきたいと思います。
協議員の皆様、本日はお忙しいところ大変ありがとうございました。
雨の日の運動会練習 教える側の人数
朝から、あいにくの雨になりました。1校時に予定していた運動会練習は、15日(水)に延期します。本番を土曜日に控え、運動場(外)を使っての練習をしたかったのですが、いたしかたありません。
3,4年生の体育館での練習の様子です。ごらんください。この並びのきれいさ。実にきれいに整列し、よい姿勢で説明を聞いていました。舞台の上では、先生の模範演技が。この姿勢なら、頭によく入ります。練習も、無駄なく効率的に行うことができます。1年たつと、こうも成長できるのか、と改めて感心しました。
こちらは、1年生の教室です。令和4年度まで本校にお勤めだった磯田先生がいらっしゃいました。短時間勤務の織田先生のペアという位置付けで、配属が叶いました。今日は1年生の教室で、指導の補助に当たってもらいました。やる気に満ちた1年生は「よくできたね!」の声に、満面の笑みを浮かべていました。先生が二人いれば、指導の効果も、子供たちのやる気も、倍増です。
教員不足が深刻です。文科省も様々な手を尽くしていますが、問題解決には程遠いのが現状です。教員不足解消の主要な手立ての一つが、働き方改革の推進と、DX(デジタル・トランスフォーメーション)の導入というのも、今日のような光景をみると、正直疑問に感じます。
授業の学習内容が難しくても、理解したい、がんばりたいという児童がたくさんいます。がんばった成果を先生にみてもらいたい、と願う児童がいます。その子供たちの思いに応えるのは、効率的な働き方でも、ICTでもないと思います。笑顔で子供の努力をねぎらう、児童数に見合った教職員の存在なのです。
現場はがんばっています。子供たちのためにも、日本中の学校の教員不足という深刻な問題が、一日も早く解決される日がくることを祈るばかりです。
飯ごう炊さん体験 おやじの会の皆様 ありがとうございました
北谷小では保護者ボランティア組織「おやじの会」の皆様が年に3回、子供たちに様々な体験の機会を与えてくださいます。5月12日(日)には、飯ごう炊さん体験を行っていただきました。
参加する子供たちはグループに分かれ、それぞれ調理・マキ割り・ご飯炊きを分担します。まずは調理グループ。協力して、カレーの野菜や肉を切っていきます。
ジャガイモの皮むきがちょっと手間取ると「わたしがやるよ!」と助け合いが起きるのが頼もしかったです。
さあ、こちらはマキ割り。斧をマキに差して、金づちでたたきます。ここでも、マキを押さえるなどの協力が見られました。
さあ、ご飯もとげて、いよいよかまどの火おこしです。マッチを擦る手はぎこちなかったですが、ここでも「風が吹いてる!みんなで風よけになろう!」等の姿が見られました。
さあ、楽しみにしていたご飯が炊きあがりました。「あ、おこげがある!」それも、飯ごう炊さんのだいご味です。今の炊飯器って、おこげなんてできませんから。
みんなで協力してつくりあげたカレーをよそっていただきます。「ありがとうございました。」よく、お礼が言えました!
さあ、待ちに待った会食です。「いただきまーす!」「おいしい?」「おいしい!」「おかわりしたー!」「何杯おかわりしたの?」「5杯ー!」…ちょっと多すぎ(笑)。 みんな、自分たちでつくったカレーに大満足。
最後に、代表の阿部さんからお話をいただきました。「今日は、みなさん互いに助け合いながらよくカレーづくりができました。また次の流しそうめんに参加してくださいね。」「はい!」「ありがとうございました!」
半日の体験でしたが、子供たちは互いに助け合ったり、お世話になったおやじの会の皆様に丁寧にお礼がいえたりと、成長がみられる体験となりました。コロナ禍以降、学校ではこうした直接体験の場を減らさざるを得ませんでした、おやじの会の皆様が主催してくださる体験活動は、北谷小の子供たちにとって素晴らしい成長の機会となっていることを改めて実感しました。
朝早くから、子供たちのために丁寧に準備をしてくださったおやじの会の皆様、本当にありがとうございました。次の7月の流しそうめん体験でも、またお世話になります。
5月10日(金)できごといろいろ
ひさびさに、朝から目が覚めるような快晴になりました。今日も、いろいろなことがありました。
学校用務員の山崎さんは、ものづくり、そして修理・修繕の名人です。プール前の鉄棒とタイヤ跳びの色が落ちてきたことから、昨年度から時間をかけて、きれいにペンキの塗りなおしをしてくれました。
ご覧の通り、鉄棒とタイヤ跳びがこんなにもきれいになりました!
子供たちも、「きれいになった!」と喜んで遊んでいます。さすが名人、山崎さん。北谷小の環境がいつもきれいに保たれているのは山崎さんのおかげで、本当にありがたいです。
午前中は、6年生が埼玉県学力・学習状況調査(以下「県学調」)に取り組みました。お知らせしたように、今年度から県学調はクロームブックでのオンラインテストになります。トラブルが心配されましたが、さすが6年生。スムーズに取り組めていたようです。
その6年生も含め、午後は運動会練習と、運動会係準備を行いました。さすが高学年、きびきびと動いて、踊りの掛け声も元気いっぱいでした。本番に向かって、仕上がりの順調さを感じました。
ゴールデンウィーク明け、本当に忙しい日々になりました。週末は、ほんの少しでもリラックスする時間をもって、体を休めてほしいなあと思います。なかなか難しいかもしれませんが(ためいき)。
さあ、いよいよ来週は運動会ウィークです。仕上げに向かって、一致団結してがんばっていきましょう!
第1回学校運営協議会を開催します
下記の通り、第1回学校運営協議会を開催します。同協議会は、傍聴が可能です。傍聴を希望される方は、以下の要領でお申し込みください。
【第2回 北谷小学校 学校運営協議会】
1 日時 令和6年5月14日(火)午前10時00分~午前11時30分
2 場所 本校1階 図書室
3 協議等の内容
(1) 委嘱状の交付
(2) 教育委員あいつ
(3) 協議員自己紹介
(4) 会長及び副会長の選任
(5) 議事
(6) 閉会
4 申し込み方法
〇 以下の用紙「学校運営協議会傍聴許可願」をダウンロードして、プリントアウトしてください。
〇 同許可願いに必要事項を記入の上、令和6年5月10日(金)~令和6年5月13日(月)までの期間に、以下の方法で北谷小学校までお届けください。
(1) 北谷小学校FAX番号に送信をしてください。048-984-5273
(2) お手数ですが、職員の勤務時間内(8:20~16:50)に、直接北谷小学校 職員室までおもちください。
(子供たちの授業の様子をご覧になる学校運営協議員の皆様 R5.10.27)
4年生埼玉県学力・学習状況調査を行いました
毎年、児童の学習の成果と課題を明らかにして、指導の改善に生かすたために埼玉県の学力・学習状況調査(以下県学調という)を実施しています。本校は今年度、国語科の学力向上を学校課題としているので、確かな指標として大変価値のある調査となっています。
今年度から、ペーパーと鉛筆ではなく、クロームブックでの実施になりました。また、昨年度まで4・5・6年同時に実施していましたがサーバーの負担軽減のため、4,5,6年を三日間に分けて実施します。本日は、4年生がはじめてクロームブック上でペーパーフリーのテストに取り組みました。
クロームブックを充電して、万全の態勢で臨んだ4年生。粘り強く、テストに取り組みました。
ただ、文字キーボードが表示されないなどのトラブルも数こそ少ないもののあったようです。今年度初めての取り組みとなりますので、トラブルはついて回ることは予想されます。しかし、子供たちはがんばって取り組んでいるので、その実力が正確に反映されるよう指導には細心の注意を払います。
ここで得られた結果を、国語科の授業研究や指導法改善にしっかり生かしていきたいと思います。明日は5年生、あさっては6年生が挑戦します。クロームブックのご家庭での充電など、ご協力をお願いします。
ゴールデンウィーク明け 運動会練習が本格化します
ゴールデンウィークも終わり、北谷小は5月18日(土)の春季運動会目指して本格始動に入ります。体育館での高学年練習の様子をお届けします。
ソーランの練習で、舞台の上で一生懸命模範演技をみせる先生たち。子供たちもそれを見習って、動きを覚えていきます。あとは、心を一つにして、どれほど完成度を高められるかです!5,6年生なら、立派にやり遂げてくれるでしょう。
力を合わせて一つのことをやり遂げる。そのとき得られる達成感は、子供たちの成長にとってかけがえのない大切な「経験」になります。ただ、表現の練習に参加しているだけなら「体験」ですが、そのことを振り返り、何が大切かを話し合い、次に生かしていけばそれが「経験」になります。その経験が、子供たちを育てていきます。
ゴールデンウィーク明けで、まだリズムが整わない子もいるでしょう。ストレスを解消しようと、遅い時間までゲームにかじりつく子がいるかもしれません。気持ちはよくわかります。
でも、1年に一度だけの、子供たちの成長に資する大きな行事です。まだその意味が分からず、「あー、練習やだなー。」という子もたくさんいるでしょう(笑)。学校では、子供たちに運動会の意義と大切さについて伝えていきます。ご家庭でも、子供たちへの励ましのお言葉と、体調管理へのご配意をお願いいたします。
離任式 思い出が育てる優しい心
本日、離任式を行いました。今年、北谷小を去られた先生方がお見えになり、子供たちからは心を込めて書いたお手紙や、感謝の花束をお渡ししました。
しっかりした言葉で手紙を読み上げた代表児童たち。受け取った先生方の目にも光るものがみえました。
その後全校で歌った「離任式の歌」。体育館に美しく響きました。
子供たちがつくったアーチをくぐって退場する先生方。会場から、大きな拍手が送られました。
子供たちも涙、先生方にも涙。心と心が通い合う胸に迫る行事になりました。
先生方、ありがとうございました。また、先生方に心を込めてお礼をいえた北谷小の子供たち。みんな、とても立派でした。
出会いがあれば、別れがあります。でも、その一つ一つが子供たちの胸にかけがえのない大切なものを残し、豊かな心が育っていくのだと思います。
心温まる、すてきな行事になりました。子供たちが示した優しい心。今後も伸ばしていきたいと思います。
連休の谷間 運動会練習が始まりました
うちの前の公園は、つつじの花が満開です。ゴールデンウィークも前半が終了し、今日から谷間の三日間です。
北谷小では、早速運動会の練習が始まっています。今日は、5,6年生が運動場で徒競走や団体競技の練習に取り組んでいました。先生方の指示のもと、きびきびと動いていました。
運動会練習は、特に熱中症やけがに気を付けて進めていきたいと思います。ただ、小さなけがなら、子供たちにとっての「経験」の一つになります。
日本の小学校は、運動場に石ひとつ転がっていないように整備します。しかし、イギリス等ヨーロッパの学校では、敢えて石をそのままにしておくそうです。そうすることによって、子供たちの「危険回避能力」が育つからです。石につまずいて転ぶと、「そうか、今度から石につまずいて転ばないようにしないと。」その思いや気付きが、のちの大きなトラブルを回避する能力の育成につながります。
つまずいて転び、そこから立ち上がってゴールを目指すことは「やりぬく力」の向上につながります。必要なのは「体験」を「経験」へと昇華させることです。自分の身に起きたことは「体験」ですが、のちに振り返り、体験から教訓や気付きを得て、自身の望ましい行動の変容につなげていくと、それは「経験」へと変わります。
運動会練習は大変ですが、子供の将来にとって必要な経験を積めるまたとない機会です。安全上の配慮を欠かさないようにしながら、その経験がプラスになるようにして、運動会を子供を育てる行事にしたいと考えます。
お子さんの体調管理や、運動会の準備等にご配意くださるようお願いいたします。
1年生を迎える会を行いました
昨日は3校時終了後すぐに出張に出たので、更新が1日遅れになり申し訳ございませんでした。25日、「1年生を迎える会」を行いました。
5年生がつくったアーチを、6年生に手を引かれて入場してきた1年生。何が始まるのか、どきどきです。
全校で歌う校歌。「1年生の皆さん、私たちが歌うので、聞いて覚えてくださいね。」
各学年の出し物は、「1年生に北谷小の楽しいところを教えてあげよう」「校舎の中を案内してあげよう」「勉強のことを教えてあげよう」「北谷小の先生方のことを教えてあげよう」という気持ちにあふれた、元気で楽しい発表ばかりでした。感心したのは、ほとんどの子が自分のセリフをしっかり暗記してきたこと。十分練習したことがうかがえました。1年生もクイズに正解すると歓声を上げるなど、大いに盛り上がりました!(全部掲載できずごめんなさい)
じゃんけんゲームも、大いに盛り上がりました。さあ、教頭先生に勝てたかな?!
2年生からは、アサガオの種がプレゼントされました。「大事に育ててください。」「ありがとうございました。」
1年生からのお礼の言葉と歌のお返し。とっても元気に発表できました。上級生によくしてもらったことへのお礼の気持ちを伝えることができました。
コロナが5類に移行して1年。教育活動に関する制限はほとんどなくなり、体育館での行事もこのように盛大に行うことができました。2~6年生の子供たちは、「1年生を喜ばせてあげよう」という意欲をもって、出し物を精いっぱいがんばりました。大いに楽しんだ1年生は、お礼の言葉を精いっぱい発表し、その気持ちに応えました。明るく、楽しく、大いに盛り上がった楽しい行事になりました。
「行事は人を育てる」。それぞれの行事を通して、子供たちのよさを伸ばしていきたいと思います。
いよいよ大型連休に入ります。感染症や事故に気を付けて、子供たちに豊かな体験を積ませていただければ幸いです。楽しい大型練習をお過ごしください。
歯科検診 静かに待てるのも「おちつく力」
一日中雨が降ったりやんだりの空模様になりました。気圧の低さは自律神経の不調を引き起こしやすいとれています。また、人は雨が降ると体内物質ヒスタミンが分泌されます。この物質は本来、体を修復するためのものです。雨が降ると、「古傷が痛む」のはそれが原因です。同時にアレルギー反応が強くなったりします。日照がないので、幸福ホルモンのセロトニンも分泌されません。旧石器時代より、人は雨が降ると狩りなど狩猟ができず、住処で傷を癒していた名残ともいわれています。
加えて現代の子供たちは、休み時間思いっきり外で遊ぶことができず、発散できません。小さなトラブルも起こりがちなので、私たちは雨が降ると警戒モードに入ります。雨は命をはぐくむ空からの贈り物ですが、いやはや、油断のならぬものでもあります。
前置きが長くなりました。そんな雨の日ですが、歯科検診の真っ最中です。今日は1年生の番です。ご承知の通り、歯科検診でのやりとりは歯科医の先生の読み上げを記録するものなので、廊下で待っている子が騒がしくすると大変です。でも、北谷小の1年生は、ご覧の通り。静かに、姿勢よく待つことができました。
教室に戻るときも、整列して静かに移動できました。
北谷小で育てる「たくましく生きる力」のうち一つが「おちつく力」です。自分を落ち着かせ、時と場に応じた態度がとれることを目指します。1年生はそれを立派に実践することができました。
こうした姿勢を評価し、フィードバックすることが、行動を強化することにつながります。適時的に子供たちの姿勢を評価していきたいと思います。ご家庭でも、子供たちが時と場に応じた姿勢がとれたら、「周りをよくみて、よく行動できたね。」とお声がけをお願いします。そうした積み重ねが、子供たちのたくましく生きる力をはぐくんでいきます。
春うらら 授業風景あれこれ
今日は暑くもなく寒くもなく、ちょうどいい気候になりました。その中で、各学年・学級での活動が進んでいます。
1年生が50m走の記録測定に取り組みました。これから運動会や新体力テストで、走力の記録が必要となる場面がたくさん出てきます。ゴールに向かって、がんばれ!
帰りの会で、「今日のMVP」を発表する2年生。感心したのは、座って話を聴く姿勢が1年生の頃よりずっとよくなっていることです。学年が上がって、成長していますね。
同じ頃、5年生は体育館で5月2日に予定する離任式の練習に取り組んでいました。北谷小を去られた先生方と再会できる機会を、子供たちも楽しみにしています。練習にも熱が入っていました。
3年生は、生活科にかわって新しい教科 理科と社会が始まります。理科では校庭で春の動植物を、社会では屋上に上がって学校からみえる東西南北の土地の使い方を観察します。校庭で植物を観察する子と話していたら、姿は見えないのに「校長先生ー!」呼びかけられてびっくりしました(笑)。
あわただしくスタートした1学期も3週目。体も心も慣れて、各学年とも順調に軌道に乗っています。ただ、疲れがたまりやすい時期でもあります。ご家庭では早めの就寝や、リズムの整った生活にご配意ください。
全校朝会 「たくましく生きる力」とは
いよいよ、来週からゴールデンウィーク。今週一週間がんばれば、連休です。
朝、全校朝会では、「たくましく生きる力」の話をしました。子供たちに見せた絵は、50年前に描かれた「50年後の未来予想図」です。空飛ぶ車、超高層ビルと空中を走る高速道路、火星からのライブ映像を流すモニター等が描かれていました。
「実現しそうなもの、すでに実現しているもの、そしてまだまだ実現しないものがありますね。では、今から50年度の未来はどうなっているでしょう。AIって、わかるかな。人工知能が人の頭脳を追い越して、今ある仕事の半分はAIが行うようになる時代がくるといわれています。国と国の境目も今よりずっと低くなり、多くの外国の方と暮らすことになるでしょう。そうした時代に必要なのは、テストで測れる学力だけでなく、テストで測れない力だといわれています。それが「たくましく生きる力」です。」
「北谷小ではこの『たくましく生きる力』を、次の三つの力とします。①やりぬく力、②おちつく力、そして③つながる力です。やりぬく力があれば、苦手なことや新しいことにも挑戦できます。おちつく力があれば、いらいらした時も気持ちを抑えて心を安定させることができます。つながる力があれば、友達が増えて、難しい課題があっても仲間と協力して解決することができます。この三つの力があれば、変化の激しい社会でも、豊かに、楽しく生活することができます。
そして「たくましく生きる力」は、人に言われて身に付けるものではなく、学習や体験を振り返り、大切なことに気付いたときに伸びるものです。北谷小では今年、この「たくましく生きる力」を全校で伸ばしていきます。一緒にがんばりましょう。」
数値で測れるテストの学力、認知能力は非認知能力の向上と明確な相関性があります。そして非認知能力は対自的な力である「意欲・向上心」「自制心」と対他的な力「コミュニケーション力」に大別できます。本校ではこれを「やりぬく力」「おちつく力」「つながる力」の三つとして、全校で伸ばしていきたいと考えます。
学級の雰囲気が明るく、発言が活発だと、学力も伸びます。昔から、日本の学校では「学級経営こそ、学力向上の基盤」と捉えられてきました。それが非認知能力育成の重要性として、科学的な裏付けのものと世界で認証されてきたと考えます。
子供たちに問いかけた50年後の未来。その流れを止めることはできません。そのため、そうした世界が到来することを前提に子供たちの力を伸ばしていく必要があると思います。
それにしても、冒頭子供たちに見せた絵。「ああ、子供のころはこんな未来がくるっていわれていたなあ」と懐かしく思いました。光陰矢の如し。50年も、あっという間ということですね(笑)。
1~3年 学級懇談会ありがとうございました
今日も風が吹き荒れる天候となりました。そんな中、1~3年生の学級懇談会を行いました。足をお運びいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
全体放送で、北谷小で育てたい子供たちの「たくましく生きる力」についてお話ししました。その後、担任から今年度1年間の方針等についてお話ししました。
年度初め、保護者の皆様に1年間の方針をお伝えすることで、ともにお子さんを育てていく体制を築いてまいります。ご来校くださった保護者の皆様、大変ありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。
全国学力学習状況調査を行いました
昨日よりだいぶ気温が低くなりましたが、過ごしやすく、本来の春のような気候とも思います。
そんな中、6年生が全国学力学習状況調査を実施しました。国語・算数の二教科です。いずれも内容が非常に多く、時間ぎりぎりまでめいっぱいやらなければいけません。担任の話によれば、みんな相当へたっていたとか。6年生、お疲れさまでした。
全国学テは学習指導の改善に資するもので、明確になった学力に関する課題を改善するための資料にすることが本来のあり方です。しかし、都道府県によって過去問題を繰り返して練習させるなど、行き過ぎた事前対策等が問題視されています。OECD学力調査についても同様です。経済協力開発機構(OECD)が行う国際的な学習到達度調査PISAは、本来「その国の経済状況や国の福祉体制の状況がよいかどうかを判定するバロメーターの一つ」なのです。すなわち、学力の低下傾向がみられる国は、教育制度や社会福祉制度に問題がある可能性があるため、その課題を明らかにして、改善に資するエビデンスにすることが本来の役割です。
ところが、日本のテレビや新聞といったオールドメディアは、国際学力調査の順位が下がるとその都度大騒ぎして国民の不安をあおり、結果として学習内容が増え、教科書が分厚くなっていくということが繰り返されてきました。
全国学テもOECD学力調査も、「学力オリンピック」ではないのです。ところがこれまで日本は、数値化できる学力=ペーパーテストの点数にこだわりすぎるきらいがあったように思います。
しかし、現在のように変化の激しい社会にあっては、数値化できない学力=非認知能力が重要であることは世界の共通認識となっています。テストの成績は重要ですが、それは志望校や希望する会社に入るときに必要なもの。入学や入社後は、むしろテストで測れない「創造力」や「コミュニケーション力」などの力が必要であることは、社会で働く方の多くが知るところではないでしょうか。
全国学テの結果を学習指導の改善に生かすことは大切です。しかし、テストの点数など「数値で測れる学力」は、子供たちの「生きる力」のほんの一部にすぎません。結果にとらわれることなく、本人の努力や取り組みへの姿勢など過程を評価して、変化を見逃さず認めることが大切です。
北谷小では今年度、そうした「数値では測れない力」=非認知能力の向上を大切にしていきます。その力を高めることで、学力も向上するという相関性が明らかになっています。保護者の皆様のお力添えをいただいて、子供たちの「たくましく生きる力」を育てていきたいと思っております。
交通安全教室を行いました
朝7時の段階では、午前10時に雨が降る可能性が50%だったので、運動場での交通安全教室は難しいと判断して、体育館で行うことをお知らせしました。皮肉なもので、保護者の皆様にメッセージ配信した直後、さわやかな青空が広がり、結局雨は降らなかったけれど、交通安全教室は体育館で行うことになりました。日中の気温が上昇したので、室内でよかったかもしれません。自転車の準備をしてくださったご家庭の皆様、ありがとうございました。
吉川警察署交通課の方と、交通安全指導員の皆様をお招きして、ご指導をいただきました。低学年では、横断歩道の安全なわたり方についてが中心です。「吉川警察 交通課からきました。今日は、安全な横断歩道のわたり方について勉強しましょう。」「はい!」
「横断歩道が青でも、とまって、みて、かくにんする、をしっかり守りましょう。」
体育館に設置した模擬信号と横断歩道で、全員が横断歩道を渡る練習をしました。
中・高学年では、自転車の点検の仕方、正しい乗り方が中心です。
「自転車を乗る前に、安全に乗れるかを必ず点検してください。ブタベルサハラって、聞いてことがありますか?」
「あります!」「そう、ブレーキ、タイヤ、ベル、サドル、ハンドル、ライトのことですね。それぞれがしっかり動くか確かめておくことがとても大切です。」
中学年も高学年も、最後まで集中して話を聴くことができました。最後に、お世話になった警察官の方と交通指導員にお礼をいいました。「ありがとうございました!」
警察官の方の高学年児童にされたお話がとても印象的でした。
「私は以前、刑事課にも生活安全課にもいました。そこで一番つらかった仕事が、事故で命を落とした小学生のご遺体をご家族に引き合わせ、事故の状況などを説明することでした。その時の保護者の方のつらい表情が忘れられません。もう二度と、あんな思いをしたくありません。事故はだれも望みません。わざと事故を起こす人もいません。事故にかかわった方全員が不幸になります。みなさん、どうか交通ルールを守って、命を大切にしてください。交通事故の怖さを忘れないでください。みなさんが事故にあわないことを、願っています。」
現場を知る警察官の方ならではの言葉が胸に刺さりました。交通事故の悲惨さ、恐ろしさが子供たちにひしひしと伝わったと思います。最前線にいらっしゃる方のお言葉は、これ以上ないほど、価値あるものだと思いました。
子供たちには、交通安全教室で学んだことを今日から早速実践するように伝えました。小学生の事故の第一のピークは5月中旬。ゴールデンウィークのさなかです。令和6年度は、早めに交通安全教室を実施できて、とてもよかったと思います。
事故はいつでも、だれにでも起こりうるものです。だからこそ、交通ルールを守らなければいけません。ご家庭でも改めて話題にして、子供たちへの言葉がけをお願いします。
吉川警察の方、交通安全指導員の皆様、ありがとうございました。
高学年児童と1年生 学習の様子を比べると
昨日より気温が下がり過ごしやすくなりましたが、昼頃から風が強くなりました。西日本から雨雲が近付いているようで、明日の交通安全教室が心配です。予報によれば、雨は午前8時頃には止むようで、通学に影響がないことを祈るばかりです。
自転車をもってきてくれるご家庭に感謝申し上げます。明日はお子さんに気を付けて自転車を転がしてくるようお伝えください。
校内巡視をしていると、高学年の教室では子供たちが落ち着いて学習に臨んでいました。一学期が始まって一週間、高学年児童は軌道にのって、学びをすすめています。
その一方で、1時間目、1年生が職員室を訪れました。学校内を知るための学習です。今日は、職員室の訪れ方について学んでいました。
「職員室に入るときは学級名とお名前をいって、用事をいいましょう。」「はーい。」
そのあと、「失礼しまーす」といいながら、1年生が職員室を一周していきました。感心したのは、「おはようございます。」と個別にあいさつできた子が多かったこと、先生の指導のとおり、静かに職員室を歩けたことです。礼儀正しいこと、先生の指導を理解して行動できるのは何にもまして素晴らしいこと。しっかりしたお子さんがとても多い印象を受けました。すごいね!1年生のみんな。
教室で落ち着いて授業を受ける高学年、職員室の入り方から学ぶ1年生。その対比が印象的だったのですが、思えば6年生も5年生もたどった道です。職員室を訪れた1年生も、高学年の児童のように学校を支える頼もしい存在に成長していくと思うと、とても楽しみです。1年生の成長に期待大です!
朝のよみきかせ 令和6年度も本を読み味わう子供を育てます
はや初夏を感じさせる陽気になりました。朝と昼の気温差が大きいので、子供たちには着脱できる衣服で、暑さを調整できるようご配意いただければ幸いです。宜しくお願いいたします。
北谷小は、令和6年度も「朝の読み聞かせ」を行います。ご承知のように、埼玉県の公立小・中学校は、教職員の働き方改革推進のため、基本的に朝の活動をなくすこととしています。ただ、月一度の全校朝会を行うために、「月曜日課」を設定し、朝会を行わない時間を朝の短学活に充てています。本校ではそこに「読み聞かせ」の時間を残しています。国語科の研修を推進するうえで、子供たちに読書に親しませるためです。
今日は中学年の各教室に読み聞かせボランティアの皆様に入っていただき、本の読み聞かせを行っていただきました。子供たちもよい姿勢で楽しく聴くことができました。
各学級でも図書室開きを行い、本の貸し出しのガイダンスを行いました。2年生が嬉しそうに本を手にしていました。
図書ボランティアの方のお話です。
「各学年の読み聞かせは学期一度しかできないので、読み聞かせが終わったあと『みんな、今日はよい姿勢で聴いてくれてありがとう。一学期はこれで終わりです。二学期は体育館で、学年全体での読み聞かせをするので楽しみにしていてくださいね。」と伝えると子供たちが『えーっ!』『最後なのー?』といってくれました。それがうれしくて…。」
読書を通じた心のふれあいが、そこにありました。
子供たちの「本を読み味わう力」。とても大切だと思います。SNSが氾濫する今の社会にあっても、本は子供たちの心を潤す素晴らしいものだと信じます。このホームページをお読みの皆様にも、きっと幼いころに読んだ「心の一冊」がおありだと思います。子供たちにも、そうした一冊をみつける機会を提供し、本に親しんでほしいと思います。
図書ボランティアの皆様、今日は大変ありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。
数値に表せない「たくましく生きる力」=非認知能力を育てる大人の言葉がけ
今日は金曜日。学校から配るお知らせも盛りだくさんです。教室を回ると、担任が説明しながら、文書を配付していました。担任が前列の児童に「お願いします(後ろに回してね)。」といって文書を配ると、多くの子が「ありがとうございます。」と返事をします。
これこそ、「たくましく生きる力」です。
北谷小では、「たくましく生きる力」を「目標を達成する力(自分と向き合う力)」「感情をコントロールする力(自分を高める力)」「他者と協働する力(他者とつながる力)」と定義しました。プリントを配った先生に「ありがとうございます」がいえるのは、「他者と協働する力」(社交性・敬意・思いやり)に含まれる力です。その光景がみえたとき、「プリントを受け取って『ありがとうございます』がいえるのは、先生にとっても嬉しいことだよ。素晴らしいね。」と声を掛けました。
また、掃除中に、雑巾がけを夢中でやっていて、机に頭をぶつけた児童が保健室を訪れ、「首から上のけが」ということで職員室に報告がありました。ぶつけたところを確認し、「前に机があることに気付かないほど夢中になって雑巾がけをしてくれてありがとう。床がぴかぴかになってみんなが喜ぶよ。これからも掃除をがんばってね。ただし、頭をぶつけないよう気を付けて。」というと、その子は表情がパアっと明るくなり、「はい!」と笑顔で教室に戻りました。
掃除を一生懸命やる姿勢。それは「掃除をやりたくない」という欲求を我慢し、「担当する場所をきれいに掃除したい」という「目標を達成する力」で、これも「たくましく生きる力」です。
非認知能力を育てる、といいますが、これは指導によって「付けさせる」ものではなく、「自分で伸ばしていくもの」です。大人が「これはたくましく生きる力だ!」という視点をもって、タイミングよくその子に声を掛け、「立派な行動だ。あなたはたくましく生きる力をもっている」と評価することで、その子の望ましい行動がより強化されます。
北谷小では今年度、このようにして子供たちの「たくましく生きる力」=非認知能力を伸ばしていきたいと思います。非認知能力は学力と明確な相関性があり、非認知能力の高い子は学力も伸びます。
ご家庭でも、子供たちの望ましい行動を見逃さず、言葉掛けをしていただき、子供たちの「たくましい力」を伸ばしていただければ幸甚です。宜しくお願いいたします。
吉川市立北谷小学校
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