学校ブログ
6年生陸上練習はエアコンの効いた場所で
10月8日(火)に陸上競技大会が予定されています。選手を公正に選ぶこと、そして練習と経験を十分に積ませて本番でのけがをなくすために、例年通り一か月前の9月10日から放課後練習を始めました。
ところが今年の暑さは異常です。現在吉川市では、熱中症防止のために熱中症指数31以上、気温35度以上では原則外での運動を中止しています。陸上練習もこの原則にのっとって行っていますが、朝夕の気温は幾分収まってはきたものの、今日は午後3時を過ぎても気温が37度から下がらず、外での練習ができない状況になりました。
そのため、今日も廊下で練習を行いました。廊下でジャンプしても大丈夫なことを教職員が確認し、そのうえで教室のエアコンの冷気を外にも流すようにして、3分間なわとびの練習に取り組みました。持久跳びは動きを最小限にして跳ぶものなので、足を滑らせたりする児童がいないことを確認しながら、声を掛けながら練習をしています。
予報によれば、暑さは今週末からようやく収まりそうです。陸上の練習も重要ですが、それ以上に命に係わる熱中症の危機を避けなければいけません。保護者の皆様のご理解をいただければと思います。
この異常ともいえるような暑さがはやくおさまって、子供たちが気持ちよく学習や運動に取り組めるようになりますように!
船橋アンデルセン公園に行ってきました(2年 遠足)
9月13日(金)に、2年生が遠足でアンデルセン公園に行ってきました。アンデルセン公園では、ワークショップでキャンドル作りに挑戦したり、班ごとに公園の散策やアスレチックを行ったりしました。キャンドル作りでは、楽しみながらもみんな真剣に模様や色付けを工夫し、世界に一つだけのオリジナルキャンドルを完成させました。素早く完成させた子もじっくり作業した子も仕上がりに大満足でした。アスレチックでは、班行動に挑戦しました。集合場所と時間を決め、班ごとに公園を散策しながら、アスレチックを楽しみました。集合時間には、汗をかいた2年生が「楽しかった。」「たくさん挑戦した。疲れた。」などと口にしながら、戻ってくることができました。各班、色々なドラマがあったことと思いますが、相手を思い合い協力した経験は大きな宝物になることと思います。また、バスの運転手さんやアンデルセン公園のスタッフの方々に大きな声であいさつや感謝の言葉を伝えられていた姿はとても立派でした。たくましく生きる力が伸びていると実感しました。子供たちにとっても、大きな自信となったはずです。みんなの協力で成し得た大成功な遠足でした。
日々の体調管理や遠足の準備、早朝のお弁当作りと、保護者様にはたくさん支えていただきました。本当にありがとうございました。
2年生生活科「秋のいきもの」 虫探し 楽しい!
今日もとても暑い日で、外での遊びを制限せざるを得ませんでした。子供たちには申し訳ないと思います。そんな中ですが、2校時に2年生が生活科で「秋のいきもの」の学習を行っていました。みんな楽しそうに虫かごをもちよって、校庭の草むらにいるバッタやカナヘビを探します。子供たちはもう夢中。暑さに気を付けながら、進めました。
そして教室にもちかえり、見つけた生き物の記録カードを作成して情報を共有します。このとき子供たちは、ショウリョウバッタやダンゴムシなどの絵を描きましたが、これがみんな上手で驚きました!子供たちの喜びや楽しさは、そのまま素晴らしい表現力となり作品に現れます。みんな、できあがった絵をとてもうれしそうに見せてくれました。
子供の心は、自然への興味や探究心でいっぱいです。その好奇心をめいっぱい発揮して虫探しをして、見つけたときの喜びはものすごく大きいものです。その時のみんなのすてきな笑顔。本当に子供って素晴らしいなあと思います。
その2年生は明日は遠足。アンデルセン公園に出発します。暑くなりそうだけれど、担任は公園内の避暑場を十分把握して臨みます。楽しい行事になりますように!
暑い!とにかく暑い!
今学校は、どの教室にもエアコンが整備されているので、暑くても授業は大丈夫です。各教室で、子供たちはがんばっています。
しかし今日は、今シーズン一番の暑さでした。いつも熱中症指数計とにらめっこしながら外での体育が可能か判断します。ここ数日、熱中症指数が危険域に入るのは正午でした。そのため午前中は外での体育ができたのですが、今日は午前10時には危険域に達したので、業間休みの外遊びも中止にせざるを得ませんでし
2時間目まではぎりぎり大丈夫な数値だったので、子供たちの様子をみながら実施しました。なお、休憩を入れたり、適宜水分補給を行ったり、体育の時間自体も早めに終わらせるようにしています。
同じく2時間目、2年生が体育館でマット運動をがんばっていました。アリーナの窓を全部開け、冷風機を出して対応しましたが、子供たちは意に介さないほどマット運動に集中して今井s多。
放課後の練習もおそらくできないことが予想されたので、業間休みに6年生がリレー練習などを体育館で行いました。なお、放課後の練習は、安全を確認しながらエアコンの効いた教室の冷気を利用して、廊下で行ったりしました。
とにかく、今日は暑い日でした。「日照りの朝曇り」という言葉がありますが、日中の最高気温が高い日は、朝は曇っていることが多い。しかし今日は朝から快晴で日差しが強かったので、気温の上昇も非常に急でした。
この季節外れの暑さも週末まで続くようです。子供たちも大変だと思います。暑さ対策等、ご家庭でもご配意くださいますようお願いいたします。特に、睡眠時間と朝食は大切です!
陸上競技大会の練習を始めました
暑い日が続きます。今日も午後から熱中症指数が危険レベルに上がったので、昼休みの外遊びや体育は中止としました。体育館の熱中症指数計はまだ注意レベルだったので、体育館に児童を集合させ、様子をみながら3分間縄跳びを1回だけ行いました。
放課後、陸上競技大会の練習をすることには意義があります。一つは、選手の選び方を公正に行うため、記録を正しくとる必要があること。もう一つは、本番に備えてけがをしないようにするために、練習を十分にしておくのが大切であること。熱中症警戒アラートが連日出される中、放課後毎日練習をする必要があるのかと思われる向きもあるでしょう。しかし、陸上競技大会の練習は、子供たちの安全を守るためでもあるのです。
ただ、この非常に暑い気候はまだまだ続くことが予想されます。学校では熱中症指数を常に注視して、子供たちの熱中症予防に努めてまいります。保護者の皆様には、ご家庭での十分な休養や睡眠の摂取、バランスのとれた食事へのご配慮など、子供たちの健康状態の維持にご配意くださいますよう宜しくお願いいたします。
第4回吉川市児童生徒プレゼンテーション大会が開催されました
今年で4年目になる吉川市のプレゼン大会が9月7日(土)午後1時より市民交流センターおあしすで開催されました。
本校からは、昨年に引き続き6年生 坪川 準生さんが参加して、日頃の思いをプレゼンに綴って、壇上から生き生きとメッセージを伝えました。
プレゼンの内容は「自然に学べ」。取り上げた中心の一つがバイオメティクス(生物模倣)でした。それは生き物の優れた能力を科学に応用することで、暮らしを豊かにするものです。坪川さんはその素晴らしさに注目しました。そして、自然と共生し、自然の恵みを享受し、自然に大いに学ぶことで私たちはもっと豊かに生活できるということを自分の言葉で伝えていました。とても立派な発表でした。
この吉川市のプレゼン大会は、探究型学習(PBL)の理論に基づいて行われています。子供たちが自分の考えや生活経験に基づき課題を見つけ、情報を収集し、編集・加工して発信する。それはまさに課題解決学習そのものです。また、吉川市が目指す非認知能力の育成に探究型学習はもっとも効果的な方法とされています。
吉川市はこのPBLを全市的に推進していますが、このプレゼン大会で自分の意見や考えをいきいきと発信している児童生徒をみているとまさにそのとおりだと思います。坪川さんは興味・関心ある事象をとりあげ、自分の考えを付け加え見事な形で発信できました。まさにこれは、数値では表せない非認知能力の高まりだと思います。
このプレゼン大会で育った児童生徒は、まさに吉川市の宝物といえるでしょう。坪川さん、素晴しい発表をありがとう!
体育館体育 1年生と6年生
午前中は熱中症指数とにらめっこしていてなんとか大丈夫でした。しかし正午からは危険域になったので昼休みの外遊び・運動場での体育を中止しました。
体育館での様子です。6年生は、走り高跳びに取り組んでいます。10月の陸上大会に向け、種目練習を決めるためです。まずは、全体でジャンプをして体ほぐし。6年生全員ががんばってジャンプする姿は、なんとも壮観です。
そして体育館の半面では、1年生がマットの準備をしていました。小さな体でみんなと力を合わせ、よいしょ、よいしょとマットを運ぶ姿がなんともかわいらしく、6年生とは対照的な場面に移りました。
体育館は外よりだいぶ気温が低く、風通しもよいので授業も捗ります。ただ、まだ日中の気温が高くなる日が続くようです。常に熱中症指数計をみながら、体育の実施については判断していきます。
この時期は、「残暑ばて」が起きやすい時期です。明日から週末。休養や睡眠時間を十分とったり、ぬるめのお湯にゆったり浸かって入浴で体調を整える等のご配慮をいただければ幸いです。子供たちは授業でよくがんばっていますが、そのためには体力を整えることがとても大切。ご家庭でのご配慮をお願いいたします。
かがやきタイムを行いました
今日は埼玉県には熱中症アラートは出なかったものの、午後からはとても暑くなりました。2学期はじめての「かがやきタイム」を行いました。
「だるまさんが転んだ」やドッジボール、しっぽとりゲームなど、どのグループも和やかに異年齢グループ遊びを楽しんでいました。今回も、6年生がよく全体をリードして、スムーズに集団遊びを進めてくれました。
今の子供たちは、集団遊びの経験が不足気味です。無理もありません。コロナに熱中症、子供を狙う卑劣犯。昔に比べて、外で遊ぶ機会はぐっと少なくなっていることでしょう。
しかし、外での集団遊びは、子供たちに多くの教訓を与えてくれます。相手の気持ちやルールを理解して、いっしょに楽しむ姿勢を保ててこそ、集団遊びはとても楽しいものになります。そしてその経験は、実生活や学習でも役立つものです。
6年生のみんな、下学年を楽しませてくれてありがとう。どのグループも楽しく遊べて、ベリーグッドです!
臨時オンライン朝会でいじめ防止についてお話ししました
本日、臨時オンライン朝会で、全校児童にいじめ防止についての話をしました。夏休み、YouTube等の動画を視聴して、人を傷付ける言葉について、意識にゆるみ等が生じた児童がいるかもしれません。そうしたことへの意識を全校で引き締め、「いじめは絶対に許さない」という気構えをを全校で醸成することが大切だと考えました(2日月曜日は台風の影響で登校時刻が変更するかもしれませんでしたので、本日の実施となりました)。
いじめは絶対にいけない。強い言葉で伝えることもできました。しかし子供たちはみな、いじめはいけないことはわかっています。それでもいじめが起きてしまうのはなぜかを、わかりやすいように伝えました。
「夏休み、YouTube等の動画をみたひとがいるかもしれません。中には、悪口をいうような番組があったかもしれません。残念ながら、そうした番組は人気が出ることがあります。人は、「悪口をいうとき、気持ちがいい」と感じることがあるのです。それは、私たちの心に「間違ったことをしている人を正してあげるのは、いいことだ」と思う本能があるためです。
授業で明らかに間違ったことをいう人に、「それは変だよ」「全然おかしい」といいたくなることがありますね。それは自然な感情です。でも、いわれた方はそれを「間違っただけなのにみんなに集中していわれた。いじめかもしれない。」と思ってしまうことがあるのです。相手がそう感じたら、それはいじめになります。そうした動きがエスカレートすることもあります。そのことを、いつも意識しなくてはいけません。
大雪なのは、いつでも「相手の気持ちになる」ということです。例え注意するときも、相手を傷付ける言葉を避けて、相手がわかるようにいってあげることが大切です。みんながそうした気持ちをもつことで、北谷小が明るく楽しい、安全な学びの場になります。みんなで気を付けていきましょう。」
その後、各学級で学年の発達段階や学級の実態に応じた全体指導を行いました。
小学生は、学年が進むにつれ、相手の気持ちを理解する「共感性」が育っていきます。それには個人差もあるので、常に相手の気持ちを理解して行動するよう指導することが必要となります。北谷小では今後も組織的・継続的に生徒指導に取り組み、いじめの早期発見・組織的な対応・予防と防止に努めていきたいと思います。子供たちと保護者の皆様に安心していただくために、できることにしっかりと取り組んでまいります。
算数に役立つICT 四角形を敷き詰めて、内角の和を調べよう
台風一過、とても暑い日になました。熱中症指数が昼から急上昇、危険なレベルに達したので昼休みから外遊びと体育は中止にしました。雨でも遊べない、晴れても遊べないのは子供たちにとっても悔しいことでしょう。
5年生が算数で「四角形の内角の和」を学習していました。そのため有効な方法が「四角形の敷き詰め」です。四つの角がぴったり合うと、360℃になります。そこから「教え込む」のではなく、「気付き」や「発見」から内角の和の規則性に気付くわけです。
そのためには、ハサミで同じ形の四角形をつくる必要があるのですが、今はICTがあります。今日5年生が使ったアプリは、画面上に自分でつくった四角形を無限にコピーして、操作により敷き詰めることができます。「あ、できたできた!」子供たちは先生の指導のもと、楽しみながら操作して、内角の和のきまりに気付くことができました。
ギガスクール構想により一人一台配られた端末は様々な学習場面で役立ちますが、それがすべてではありません。例えば、学習内容の定着の面から言えば、キーボード入力より手書きの方が効果的だという研究結果も出ています。でも、今日の操作は「自分で描いた四角形を敷き詰められる」のがいいところ。これを紙とハサミでやっていたら、とても時間がかかります。これをアプリでやるのは、効果的な活用のありかたです。
楽しみながら、算数の理解を深めていた子供たち。ICTのよさを改めて感じました。
台風10号への対応及び9月2日(月)の登校について
北谷小学校「学校ブログ」をご覧いただき、大変ありがとうございます。
台風10号の影響が非常に小さくなったため、9月2日(月)の登校は、通常通りといたします。宜しくお願いいたします。
担任の先生がいる・・・当たり前のありがたさ
大型台風が九州地方に上陸し、明日30日(金)は朝から雨風が強まる可能性が出てきました。傘が風で飛ばされる可能性があります。風に強いレインコートの着用など、雨風への対応にご配意いただければ幸いです。
低学年の授業の様子です。1,2年生は先生の質問に勢いよく挙手し、発言できるととてもうれしそうです。この純真さが学年が進むにつれ失われ、「間違えると恥ずかしいからいやだ」と手を挙げなくなるのですが(笑)。
その純真さをいっぱいに咲かせているのが1年生です。先生にほめられるととっても喜びます。周りの子も、負けじとがんばります。1年生の教室には、そうした和気あいあいの雰囲気にあふれているので、ついつい足を長く止めてしまいます。
でもそれも、担任の先生がいればこそです。2年2組は、末松教諭が産休に入って以来、後任の担任がなかなか決まらず、子供たちも不安だったことでしょう。その不安を一気に解消するかのように、子供たちは磯先生の授業を一生懸命受けています。立派の一言です。担任がみつからなかった間、管理職や担任外がそうした不安を味わわせないよう、目いっぱいがんばったつもりでした。でもやっぱり「担任の先生がいない」という不安をカバーするには至らなかったかもしれません。
今は、見違えるように子供たちは授業に集中しています。「担任の先生が来てくれた」という事実が、どれほど子供たちに安心感を与えるのか、どれほど授業へのやる気を引き出すのか、改めて担任の存在の大切さについて実感しました。
今、日本中で教員不足が深刻化しています。その解消に向け、文部科学省は50年間引き上げることのなかった教職員調整額の増額等、教員の待遇改善に着手しています。しかしその財源確保は困難で、実現が危ぶまれているとの報道を耳にします。忸怩たる思いを拭うことができません。
日本中すべての学校で担任の先生が充足され、子供たちの笑顔と未来が約束されることを願ってやみません。2年2組の子供たちのいきいきとした様子をみて、改めてそう思いました。
新学期二日目 徐々に軌道にのる授業
2学期はじまって二日目、今日までが3時間授業で明日からは給食が始まります。係や掃除、給食当番など学級開きが終わった学級は、教科指導を始めました。その様子をお届けします。
先生の話をしっかり聴く学級、勢いよく挙手する学級。様々でしたが、学級がしっかり軌道に乗ってきていることを感じました。先生の夏休みの体験を笑顔で聴いて笑いがもれる学級もありました。
夏休みの終わりごろは、「もっと休みがほしい!」と嘆いたお子さんも多かったことでしょう。でも、こうして各学級の様子をみてみると、大多数の子供たちが学校で仲間とともに学習を進めることに楽しさとやる気を感じてがんばっているということを感じます。
そうした子供たちのやる気を大切にしながら、「たくましく生きる力」と確かな学力を伸ばす授業を進めていきたいと思います。
2学期スタート!実りの秋に
38日間の夏休みが終わり、今日から二学期が始まりました。朝はそれほど気温が高くなかったので、体育館で始業式を行いました。
校長講話では、2学期は行事が多いので成長の機会が多くあること、パリオリンピックの阿部 詩選手の活躍を通して、「たくましく生きる力」を高めることに意義について改めて伝えました。阿部選手のように、一度敗北してもその力があれば希望を失うことなく立ち直り、実力を出すことができること、勝っても負けても周囲に感謝することで素晴らしい仲間を得られること。そうした力を得ることが、変化の激しい社会の中にあっても、充実した人生を送ることができることを伝え、二学期の一つ一つの行事に力を合わせて一生懸命取り組むことの大切さについてお話ししました。
4年生の代表児童が、「継続は力なり」という言葉の通り、粘り強く努力を続けることで自分の力を伸ばせるという素晴らしいお話をしてくれました。
全校児童も、よい姿勢でしっかり話を聞くことができました。
末松教諭が産休・育休に入ったことから、これまで2年2組の担任が不在という状況が続きました。2学期から、磯 康彰(いそ やすあき)教諭が同学級の担任となりました。2年2組の子供たちもうれしそうで、安心しました。磯先生、宜しくお願いします。
その後、各学級で2学期の学級開きが行われました。どの学級も活気があり、級友との再会を喜び合っていました。「久しぶりに学校に来れてうれしい」という雰囲気にあふれていました。この学校ホームページではなるべく子供たちの自然な様子を撮影したいと思っているのですが、カメラを向けるとピースをされて邪魔されました。ちゃんと前を向きなさいってば(笑)。
二学期は一学期より10日間長い81日間。だんだんと涼しくなり、一年で最も学習・運動に集中でき成果を上げられる学期と言われています。「実りの秋」といわれるゆえんです。まだまだ暑い日が続きますが、今日の子供たちがみせたようなやる気や仲間とのチームワークを大切にしながら、主体的な学習を推進し、子供たちの「たくましく生きる力」を伸ばしていきたいと思います。
二学期も宜しくお願いいたします。
林間学校帰校式
2日間の日程を終え、5年生が戻ってきました。1日目の五色沼ハイキングは天候が危ぶまれましたが、小雨の中実施することができました。キャンプファイヤーはばっちりでした。
2日目も川遊び体験も気持ちよく実施できたそうです。そして、こうして全員が無事に戻ってきました。さすがに、帰校式はちょっと疲れた様子でした。
はじめての宿泊体験。子供たちは協力し合い、二日間の日程を無事に終えることができました。この経験は、「たくましく生きる力」を力強く押し上げてくれることと思います。5年生の皆さん、お疲れ様!
お迎えや準備にご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
林間学校出発式
待ちに待った、林間学校の日がやってきました。朝6時40分から出発式を行いました。司会の子供たちが早速がんばっていました。さあ、これから出発です。今まで練習を積み重ねてきた子供たち。最高の思い出になりますように。朝早くから送迎をしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。
一学期終了 ありがとうございました
今日で71日間の一学期が終了です。無事、終業式を行うことができました。
校長講話では、1学期の振り返りを行いました。
「みなさんのがんばりのおかげで、充実した一学期を終えることができました。おちつく力・やりぬく力・つながる力の三つからなるたくましく生きる力を、それぞれの行事や学習で高めることができました。たくましく生きる力は、先生方やおうちの人にいわれて伸びるものではありません。自分の考えと心の力で伸ばすものです。
夏休みは、たくましく生きる力を伸ばすチャンスです。きまりを守って、安全に過ごしましょう。おちつく力が伸びます。宿題を計画的に進めて、苦手な学習にも挑戦しましょう。やりぬく力が伸びます。いろいろなところにでかけて、様々な人と交流して、あいさつをしましょう。つながる力が伸びます。楽しく、充実した夏休みを過ごしてください。」
代表児童が、一学期を振り返る作文を読み上げてくれました。「私ががんばったのは、授業中の聞く姿勢と算数です。」緊張しながらも、しっかりした口調で読めたことが印象的でした。とても立派でした。
全校児童は、しっかりした姿勢で静かに話を聞くことができました。
各学級では、先生方が黒板に子供たちの一学期の努力を労うメッセージを書いて、一学期終了を祝っていました。
通知票は、一人一人言葉をかけながら渡しました。「この教科は、あの学習でのがんばりがよかったのでいい結果につながった。この教科は、あの単元を復習すると力が伸びるよ。夏休み、しっかり復習してね。」
通知票を渡す場所は様々でしたが、どの学級でも一人一人に指導しながら丁寧に渡しました。
今日は午前中3時間授業だったので、あっという間に下校の時刻になりました。「校長先生、さよーならー!」「はい、みんな元気でー!」誰もが笑顔で、帰途につきました。
長いようで、あっという間の71日間でした。50周年の節目の年になる令和6年度は、すべての教育活動で子供たちの非認知能力、「たくましく生きる力」を育てるよう全校で努力しました。
子供たちが成人する頃、生成AIがもっと進歩し、私たちの暮らしはすごいスピードで変わっていくことでしょう。AIが人間の仕事にとってかわり、今ある職業の半分はなくなるともいわれています。
そんな中、思うようにいかなくても決して焦らず、最適解をみつけようとする「おちくつ力」、どんなに困難な問題が立ちふさがろうとも、決してあきらめずに粘り強く取り組む「やりぬく力」、常に周囲と協力して、互いの長所を生かしながら課題を解決する「つながる力」。この三つの力があれば、激しく変化する社会の中にあっても、困難を乗り越え自己実現を図り、子供たちは自分の幸せをつかめるのです。
夏休みも、子供たちの「たくましく生きる力」を伸ばせるようご配意ください。規則正しい生活を送ることで「落ち着く力」が伸びます。宿題や自由研究、苦手な課題に取り組むことで「やりぬく力」が身に付きます。様々な体験の中、いろいろな人と交流することで「つながる力」が伸びます。
保護者の皆様のご協力のもと、一学期を大過なく終えることができました。本当にありがとうございました。ご家族で、よい夏休みをお過ごしください。8月27日(火)、子供たちが元気に登校してきてくれることをお待ちしています。
3時間授業 今日はお楽しみ会デー
小学校の学期末はとにかく忙しいものです。まず、単元学習を終わらせなければならない。それが終わると、テストの嵐です。テストは終わったら終わらせっぱなしにするのはだめ。必ず、間違い直しをして、理解ができなかったところやミスをしたところを直さなければなりません。それらが終わると、ようやく学期末がみえてきます。
それが終わると、子供たちにちょっとした楽しみが出てきます。それが「学期末お楽しみ会」です。子供たちに話合わせ、何をするかを決めて、終業式の前日に行います。忙しい学期末進行をやり遂げた後のごほうびです。今日は、各クラスでお楽しみ会が行われていました。
いすとりゲーム、フルーツバスケットは定番中の定番。どのクラスも楽しそうでした。
1年生はおまつりごっこ。たこやきやりんごあめのお店やさんごっこで楽しみました。とっても楽しそう。
学校は学習の知識・技能を身に付けるだけの場所ではありません。社会で生きていくうえで必要な「人間関係づくり」の技術を学ぶところです。その「数値で表せない学力」=非認知能力は、教科書を読むだけでは決して学べないことです。クラスで行うお楽しみ会には、大きな教育効果があります。
さあ、いよいよ明日は終業式。明日も元気に登校してきてね。
五年生 林間学校の準備を進めています
朝方降っていた雨は止み、午前中は曇り、午後からは日が差して蒸し暑くなりました。五年生が一週間後に迫った林間学校の準備を進めています。1時間目は火の神のイベントと、オクラホマミキサーの練習に取り組みました。手をつなぐぎこちなさもだいぶ取れてきました。曲が終わった時の「あ~あ、やっと終わった~」という安堵のためいきと、「はい、もう一回!」といったときの「え~」は、昔から変わらないなあ(笑)。
5時間目は、音楽会で林間学校集会。私(校長)も、引率の先生方もお話をしました。私からは、次のような話をしました。
「林間学校は、一生に一度の大切な行事。5年生という1年間を充実した日々にできるかどうかは、林間学校を成功させるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。そのために、「心を一つ」にしよう。みんなの心を一つに合わせて、林間学校を成功させよう。そうすることで、みんなの絆が強まり、その後の行事もすべて成功させることができます。それが、先生方の願いでもあります。がんばってください。」「はい!」
かつて19世紀、林間学校はヨーロッパの学校で始まったといいます。当時は、長期休業期間中に自然の中で体質が弱い子供たちの健康増進を図るためのものでした。感染症の恐怖と隣り合わせの時代、丈夫な体を手に入れることは、最優先事項だったことでしょう。
それから110年あまり。現代の林間学校は、健康な体づくりはもちろんですが、「たくましく生きる力の育成」こそが大切な目的です。教科書やインターネットからは決して学べない、大自然の中の宿泊体験。子供たちにとって大きな成功体験になるよう、支援してまいります。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
2年生 新聞紙と遊ぼう
気が付くと、夏休みまであと4日になりました。2年生で図工を担当しています。今日は「新聞紙と遊ぼう」という単元を行いました。新聞紙という素材を使って、自由に遊ぼうという学習です。新聞紙を手にした子供たちは、早速遊び始めました。
「さあ、新聞紙と遊びましょう。こんなふうに、みんなで乗ることができますねー。」
「家をつくったよ!」
「勇者に変身!」
「ベッドができましたー!」
「魚つりでーす!」
「さあ次は、何をつくろうかな?」
2時間たっぷり使って、新聞紙という素材からイメージを広げ、いろいろ楽しく遊ぶことができました。これは、すごいことだと思います。1枚の新聞紙をいろいろと「変身」させて、家をつくったりベッドをつくったり、衣装やバッグをつくって楽しむ子供たちの想像力には感心させられることしきりでした。
新聞紙をとるおうちが減ってきていると思います。でも、新聞紙は昔から、生活にいろいろ役立つリサイクル品でもありました。このように図工の授業で、1枚の新聞紙からイメージを広げる遊びをすることは子供たちのイマジネーションを育てることにとてもプラスになると思いました。
流しそうめん体験 おやじの会の皆様 ありがとうございました
14日(日)、おやじの会の皆様のご協力のもと、夏恒例 流しそうめん体験を行いました。
事前の申し込みは盛況で、多くの子供たちが参加してくれました。
おやじの会の皆様は、7時にはいらっしゃって、会場の準備を念入りに行ってくださいました。
たくさんのそうめんが茹で上がっていきました。火の番、熱いところを我慢していただきありがとうございました。
さあ、流しそうめん、スタートです!
会場からは、終始明るい笑い声が響きました。
流しそうめんをやっていて、思ったことがあります。それは、自分より後ろの子のことを慮ってあげる思いやりと気遣いが大切だということです。そうめんをキャッチすることに夢中になってしまうと、後ろの方でそうめんを待っている子に届きません。そうした子のことを思って、互いに譲り合う。そうして、みんなを笑顔にする。流しそうめんはそのような心が自然とはぐくまれていく営みだということに、改めて気付きました。
近年、心胆寒からしめるニュースが後を絶ちません。先週まで報道をにぎわせていた東京都知事選挙では、子供に見せたくないような身勝手な候補者の行動がみられました。それと結びつけるのは短絡的かもしれませんが、Society5.0の進行やグローバルスタンダードの美名のもと、生活環境が様変わりしていきます。スマホをぽちっとすればウーバーの配達が自宅に食事を運んでくれるし、生成AIを使えば何の苦労もなく合理的な文章を作成できます。そうした軽佻浮薄を旨とする現代社会の進展は、人の心の絆を大切にしているでしょうか。思いやりの心を育てているでしょうか。
今日の流しそうめん体験は、おやじの会の皆様の真心と汗があったからこそ成り立ったものです。昔ながらの伝統そのもの、スローライフを象徴するイベントです。でも、そうした昔ながらの行事の中にこそ、人の心を育てるあたたかさ、現代社会の闇を照らす尊い光があるような気がしてなりません。
人の喜びは、人と人の間にしかない。だから人間というのだと、改めて思いました。おやじの会の皆様、貴重な経験を子供たちに与えていただき、本当にありがとうございました。北谷小の子供たちは幸せだと思います。
水泳指導 着衣泳
今日もとても蒸し暑い一日でしたが、気温がさほど上がらず、休み時間も外に出られたのは幸いでした。朝、ぽつぽつと小雨が降る時間帯がありましたが、水泳指導を行いました。「着衣泳」を、どうしても行う必要があったからです。
「それでは服を着たまま、シャワーを浴びますよ。」
いよいよ、着衣のまま水に入ります。「わー!!」「ぎゃー!!」「ひー!!」プールに絶叫がこだましました。
「はーい、そのまま、進みましょー!」「歩きにくい!」「なんだこれー!」服のまま水に入った子供たちは、水の抵抗感の強さに一堂に驚いていました。
こちらは、1年生の授業です。ペットボトルなどのフロートを使って、「浮く」ことの練習を続けていました。「浮けたー!」みんな、じょうずじょうず!
少し雨がぱらついていましたが、それでも行ったのは、学期末でもう時間がとれないことと、服を着たままなので多少濡れても大丈夫と判断したからです。それほど、着衣泳は大切です。着衣のまま水に落ちると、上着がめくれあがって視界をふさぎます。パニックになって手足を激しく動かすと、思うように動かすことができず、体力を激しく消耗していきます。それが水の事故につながり、命を落としかねない危険に見舞われるのです。
命が助かる方法はただ一つ、「浮いて待つ」ことです。着衣のまま水に落ちたら、ペットボトルや浮き板等をもって、決して泳がず、救助を待つこと。これが鉄則なのです。
30年以上も前、まだ着衣泳が授業で盛んに行われていなかった時代に北海道の川でいかだ遊びをしていた中学生5人のうち、3人が命を落とし、2人が助かったという事故がありました。命を落とした3人は泳ぎが得意な子、助かった2人は泳げない子でした。いかだが流され、泳ぎが得意な3人は着衣のまま水に飛び込み、岸にたどり着くことができなかったのです。逆に泳げなかった2人はいかだにのったままだったので、助かったといいます。
ヨーロッパでは、水泳の授業はまず着衣泳から始まるそうです。クロールや平泳ぎはいわば「ボーナス」のようなもの。運河が多い土地柄のせいでしょう。柔道が受け身の練習を第一に行うように、水に落ちることへの備えを第一に行うのです。蹴伸びから始める日本の学習指導要領に基づく水泳の授業は、オリンピック選手を養成する指導法に基づくといわれています。着衣泳を行うと、プールの水が汚れるため水泳指導の最後に行わざるを得ないのですが、私は日本の学習指導要領もヨーロッパを見習い、着衣泳を先に行うべきだと考えています。現在はすべての学校で着衣泳の授業が行われるようになっています。
水の事故は本当に恐ろしい。これを私たちが理解して、夏休みシーズンには子供たちにしっかり呼びかける必要があります。まず、不用意に水に近付かないこと。水の事故を絶対にあまくみないこと。万が一、水に落ちたら着衣のまま絶対に泳ごうとはせず、「浮いて待つ」を徹底すること。改めて、ご家庭でも話題にしていただければと思います。
1年生 バジルもぎ体験
蒸し暑い一日でしたが、熱中症指数は危険レベルにならないだけ、まだ幸いでした。1年生が「バジルもぎ体験」を行いました。昨年度はコロナで実施できなかったのですが、今年度、給食センター 阿部さんのご協力のもと行うことができました。
農家の方に届けていただいたバジルの葉はとにかくすごい量でした。教室に運び込まれたバジルの葉に子供たちは大興奮。阿部さんのご説明をいただき、早速もぎもぎを始めました。バジルの葉の幹から、葉だけをもいで、トレイに入れていきます。あっという間に、教室がバジルの香りで満たされました。いやあ、ピザマルゲリータが食べたくなってしまいました!
バジルの香りには好き好きがあるので、ご家庭にマスクのご用意をお願いしましたが、新鮮なバジルの葉の香りはむしろ清々しく爽やかで、ほとんどの子供が大丈夫だったようです。
さすがに作業を続けると、もっていた茎を振り回して遊ぶ子もいたのですが、それは指導しました。「食べ物で遊んではいけないよ。大切なのは、食べ物に感謝の気持ちをもつことだからね。」それを聞いていたほかの子も、「そうかー!お母さんに食べ物で遊んじゃだめっていわれたー!」と共感していました。
食べ物で絶対に遊ばない。すべての食材に、感謝と尊敬の気持ちをもつ。これが食育の基本だと考えています。
もいだバジルの葉は給食センターに運ばれ、清潔に加工され、2学期以降の給食メニューに生かされる予定です。その時、バジルと再会した1年生は喜んでくれることでしょう。
バジル生産農家の方、阿部さんをはじめ給食センターの皆様、貴重な機会をご提供いただき、大変ありがとうございました。
保・幼・小交流を行いました
今日も、熱中症警戒アラートが発令されるような危険な暑さになりました。業間休みから外遊びができず、やむを得ずプールも中止に。子供たちには申し訳なく思います。今後は少し気温が下がってくれるとよいのですが・・・。
吉川市は小中一貫教育に力を入れています。その目的の一つに「中1ギャップ」の防止があります。一方で「小1プロブレム」も問題になることがあります。予防のためには、幼・保・小学校が連携することが大切です。
本日、市内の保育園・幼稚園の先生方が1年生の様子をご覧になりにきました。子供たちは「あー、先生だー!」と久しぶりの出会いに大喜び。先生方にかっこいいところをみせようと、いつもより授業に力が入りました。
おとなりは図工でした。お世話になった保育園・幼稚園の先生方がみにこられて、子供たちは嬉しそうに作品を自慢していました。「先生にみてもらったー!」「よかったねー。保育園か幼稚園で、お世話になった先生にみていただいたんだね。」「ううん、ちがうよ。」「はい?」(心の叫び:先生ならどなたでもよかったんかーい。)
今日は先生方の授業参観のみでしたが、子供たちの小学校での様子をよくみていただくことができました。次は、保育園・幼稚園のお子さんをお招きして、子供たちどうしで交流を楽しみたいと計画しています。小学校に入ったお兄さんお姉さんがにこやかに迎えてくれたら園児たちはうれしいでしょうし、1年生のやる気と責任感を高めることもできると思います。
保育園・幼稚園の先生方には、子供たちのがんばりをたくさんほめていただきました。大変ありがとうございました。今後も、交流を続けていきたいと思います。
学級活動で話し合い 近付くお楽しみ会
今日も昨日に引き続き、外気温は37℃を超え、大変な暑さになりました。
2年生が学級活動でお楽しみ会の話し合いをしていました。まだ低学年なので話し合いは担任の先生主体です。お楽しみ会で何をやるか、意見を出しながら決めていました。挙手も多く、態度も立派なものでした。
こうした話し合いの場合、「自分がやりたい遊び」の引っ張り合いにしないことが大切です。そうしないと、男子はドッジボール、女子は鬼ごっこと自分のやりたい遊びを主張し合って、結論が得られない場合が生じてしまいます。
まず、話し合いの視点を定めること。この場合は、「男子も女子も楽しめて、仲が深まる遊び」と明確な視点を定め、そのもとで意見交換をしていくことが大切です。そして、正しい視点に沿ったものであるならば、だれが出した意見でも尊重する雰囲気を学級につくっておくことも大切です。そうしないと、学級内で発言力をもった児童の意見に流されてしまうからです。
こうした公平な視点で話し合いを続ければ、学級内の人間関係を良好にすることにも大きく貢献します。学級活動は、学級経営の基盤をなす大切な学習なのです。
コロナ禍の真っ最中は、よく「こんなに外が出るのが危険なのに、学校に行かせる意味が分からない」「学校の勉強はすべて、オンラインで十分だ」など、学校教育に否定的な意見がネット上で散見されました。私はそれは違うと思います。学校は、「生きる力」を身に付けさせる場所です。ネット上の意見は、テストで点数をとる力=すなわち「目に見える学力」=認知能力しかみていないと思います。ペーパーテストで測れる学力は、受験や入社試験に役立つかもしれません。でも、入学後や入社後は、意欲・向上心、自制心、コミュニケーション力などの数値で測れない学力=非認知能力がもっと重要だ、ということは社会の第一線で働く方の多くが同意してくださることでしょう。
今日の学級活動で、2年生は話し合いの大切さ、楽しさを学んでくれたことと思います。小学生のうちからこうした経験を進めておくことは、やはり大切なのです。
さあ、お楽しみ会がますます楽しみになりましたね。
なんて暑い日!でも学期末の波が押し寄せる
東日本から西日本にかけて熱中症警戒アラートが出されるという今シーズン一番の暑い日となりました。昼休みは一学期最後の「かがやきタイム」を予定していましたが、お昼からは外での活動をすべて中止。熱中症対策に備えました。1~3校時まで水泳指導を行いましたが、見学の児童はプールサイドではなくエアコンの効いた図書室で過ごさせました。
そんな暑い日でしたが、学期末の波から逃れることはできません。水泳指導は、主に検定を行いました。それぞれの児童のこれまで練習で習得した泳力を記録し、体育の成績に反映させました。
休み時間に、子供たちの様子をみにいったところ、「けのびの記録が伸びたー!」「クロールで15メートル泳げたー!」と嬉しそうに報告してくれました。
一方、こちらは2年生の教室。これまで練習してきた鍵盤ハーモニカの「かっこう」の演奏の様子をチェックしました。練習時間は短かったのですが、みんなよくがんばって練習に打ち込んだので、上達の様子が伝わってきました。
連日、暑い日が続きますが、学期末の波は着実に押し寄せます。一学期の成績をまとめるためのテストが多くなります。お休みすると、大変なことがあるかもしれません。お子さんも、保護者の皆様も大変だと思いますが、体調管理にご配意いただき、残る10日間を可能な限り登校させていただければと思います。
ご負担をお掛けして大変申し訳ございません。一学期の充実したまとめのために、宜しくお願いいたします。
とても暑い日 校内の様子いろいろ
今日も昨日に引き続き、とても蒸し暑い日になりました。雨がふれば大雨、晴れれば酷暑。いやはや、しんどい季節です。
用務員の山崎さんが、プランターの手入れをしてくださっていました。ハイビスカスの花です。季節感を感じさせます。北谷小がいつも花いっぱいなのは、山崎さんがいつも丹念に手入れをしてくださっているからです。
音楽室では、6年生が「ラバーズ・コンチェルト」の合奏をしていました。さすが6年生、音がきれいに重なりました。それぞれの楽器が奏でた音が一つに重なると、ちょっと幸せ。これが、音楽の喜び、楽しさです。
5年生が家庭科で玉止め、玉結びに挑戦中。難しいんです、これ。でも、ボタン付けなど、大人になっても役立つ技術なので、習得する価値は十分あります。がんばれ5年生!
最後は、1年生の七夕飾りです。1年生が短冊に願いを一生懸命書いて、嬉しそうに飾っていました。どんな願いを書いているのかな?とみてみると、「世界中が元気になるように」「家族みんなが元気でいますように」。中には、「算数の難しい問題が解けるようになりますように」という願いもありました。なんて立派な願いでしょう。
七夕飾りあるあるは、「新しいゲームのカセットが欲しい」「億万長者になりたい」という願いです。七夕は本来、織姫の機織りにちなみ、「職業技能向上」を願うものです。先生の指導が行き届いているのでしょう。子供たちの願いはお金とは無縁のことばかりだったことがほほえましいと思いました。願いはきっと、かなうでしょう。
子供たちには、「お金がたくさんあれば幸せになれる」という価値観に、過度にとらわれてほしくないと思います。幸せの形は、ひとそれぞれ。大切なのは、心身共に健康を保ち、目標をもって自分の真ん中にたどり着く、充実した人生を送れるかどうかでははいでしょうか。お金ばかりにとらわれていては、本当の幸せがみえなくなるような気がしてなりません。
楽器の演奏も、玉止め・玉結びも、きれいな花を咲かせることもすべて技能で、上達することでささやかな幸福を感じます。それが幸せということではないでしょうか。七夕飾りづくりは、それに気付かせるためのよい機会だと思います。
4年生 社会科見学 リユース工場を見学させていただきました
今日も、朝からとても暑い一日となりました。
4年生が、東埼玉試験環境組合第一工場を見学させていただきました。社会科で学んだごみ処理やリユース、リサイクルの様子を丁寧に教えていただきました。子供たちはとても熱心にメモをとり、集中して見学に臨むことができました。教科書の写真と文章だけでは伝わらない、実際に工場が稼働する様子をみて感心し、終始、圧倒されていたようでした。立派な見学態度でした。
社会科で最も大切なことは、資料を正確に読み取り、社会を支える多くの価値ある職業の理解を深め、望ましい職業観をもつことと考えます。子供たちに将来なりたい仕事を聞くと、「漫画家」「声優」「ユーチューバー」など、SNS等でその活躍がきらびやかに伝えられるものばかりです。でも、世の中には、そうしたスポットライトが当たらなくとも、社会を支える重要で、価値ある仕事がたくさんあります。それらの仕事のすばらしさを子供たちに学ばせることが社会科の使命だと考えます。
東埼玉資源環境組合工場で働く方がいらっしゃってこそ、私たちの生活が成り立ちます。今日、4年生はそれをしっかりと学ぶことができたと考えます。お忙しいところご対応くださったスタッフの皆様、大変ありがとうございました。
第1回校内授業研究会を行いました
どうして、月曜日は雨の日が多いのでしょう。(それは梅雨だから~)
第1回の校内授業研究会を行いました。4時間目は、2年1組が国語「たんぽぽのちえ」の研究授業を行いました。
「たんぽぽのちえ」は、たんぽぽという植物の見事な生存戦略を2年生にわかりやすく説明したものです。肝要なのは、たんぽぽの成長段階を「順序を表す言葉」で理路整然と整理してあること。そこに着目して、説明文の中で「順序を表す言葉」をヒントに成長段階を理解し、その構造を把握しました。よく考え、よく発表することができました。
5時間目は、6年2組の国語「時計の時間と心の時間」です。6年生の説明文は、筆者の主張を裏付けるエビデンス、わかりやすい事例が必要です。では、読み手を納得させる事例とはどのようなものかを話し合いました。担任が示したいくつかの事例のうち、高い説得力をもつものはどれか、その理由は何かをグループで話し合いました。グループでの話し合いが非常に活発に行われたのがとてもよかったと感じました。
北谷小が目指すのは、「生きて働く国語の力」を身に付けさせる国語の授業です。説明文の構成や順序を表す言葉、筆者の主張を裏付けるわかりやすい事例などは他教科や総合的な学習、または作文等でも大いに役立ちます。そうした、国語で習得した知識・技能を使う場面を意図的に設け、「あ、これ、国語でやった。」「あー、国語でやっといてよかった。」と思ってもらうことに大きなねらいがあります。そうすることで、国語学習への意欲が高まり、同時に学力が向上していくと考えます。学んだことを実際に生活に生かすことが肝要です。カラオケは人が歌っているのを聞いただけでは曲を覚えないけれど、自分で歌うと覚える、というあれですね(笑)。
今日の授業は、子供たちのがんばりを支えるのに十分な魅力ある授業でした。それは、両方の授業の指導者が忙しい時間の合間を縫って丁寧に教材研究をして、今日に臨んだことがとても大きい。よい授業には、手間暇と創意工夫が必要なのです。
今後も、こうした授業を続け、子供たちが少しでも国語が好きになってほしいと思います。2年生、6年生、よくがんばりました。
雨の中 1学期授業参観にご来校大変ありがとうございました
一日中雨の降りしきる空模様になりました。そんな中でしたが、1学期授業参観を行いました。一部ですが、授業の様子をお届けします。
1年生は国語「はをへをつかおう」。発表や作業がしっかりできました。
2年生は国語「同じ部分をもつ漢字」と「3けたの数」。おー、いつもより姿勢がよい!おうちの方にいいところをみせたくて、がんばりました。
3年生は図工「光サンドイッチ」。昨日までつくった立体作品に、おうちの方と一緒に飾りを付け、きれいに仕上げました。保護者の皆様、ありがとうございました。
4年生は算数「小数のしくみ」。どちらの学級も、集中してがんばりました。おうちの人にがんばる姿をお見せできましたね。
5年生は林間学校説明会。ご参加くださった保護者の皆様、ありがとうございました。林間学校の準備を宜しくお願いいたします。
6年生は社会科と道徳。落ち着いて学習に打ち込む姿をおみせできました。
少人数学級は「七夕祭りの準備をしよう」。思い出のビデオを楽しく鑑賞できました。
一学期、「やりぬく力」「おちつく力」「つながる力」の三つからなる「たくましく生きる力」を全校を挙げて育ててまいりました。今日は、一学期のその成果の一部をお見せできたと思います。もし、お子さんが落ち着いて授業を受けられていたのなら「おちつく力」、学習のめあてに向かって集中できていたのなら「やりぬく力」、協働作業でがんばっていたのなら「つながる力」が伸びています。でも、それらの力は目に見えて急激に伸びるものではありません。ほんの少しの小さな変化にすぎません。それらを見落とさないのが、大人の眼力です。北谷小ではそれを「非認知能力レンズ」と呼んで、見逃さないようにしています。
今日のお子さんの授業でのがんばりをご家庭で評価していただけたのなら、それはお子さんの成功体験となり、力の伸長につながります。ご家庭でのお声掛けをいただければ幸甚です。
本日はご来校くださり、大変ありがとうございました。
3年生「光サンドイッチ」がんばっています
蒸し暑いのは相変わらずですが、昨日より幾分最高気温が下がったのはありがたかったです。暑いと、子供たちも不安定になります。そんなとき大切なのは、十分な睡眠時間です。変わらず、ご配意くださるようお願いします。
3年生が「光サンドイッチ」づくりに取り組んでいます。台紙の上にカットした段ボールを組み合わせながら、イメージを広げ立体をつくっていきます。これが面白くて、子供たちはいろいろなモチーフを考え、試行錯誤しながら接着をしていきました。ハートマーク、星、果物、ペット・・・。今日は、土台づくり。そして基本形が完成したら、セロファン等で飾りを付けていきます。
教室を回っていくと、「校長先生、みて、みてー!」「上手にできたー!」と目を輝かせる子供をみると、こっちもとてもうれしくなります。子供たちの想像力は、本当に素晴らしいと感じます。
今日の作業は、みんなちょっと急ぎ気味でした。それもそのはず、明日は授業参観で、保護者の皆様と一緒に飾り付けを行います。その準備をしたくて、みな一生懸命でした。
明日はいよいよ、授業参観。子供たちもみな、保護者の皆様のお越しをお待ちしています。ご多用かとは思いますが、宜しくお願いいたします。
3年生 マット運動
昨日に引き続き、蒸し暑い日になりました。校内巡視をしていると、3年生が体育で一生懸命マット運動に打ち込んでいました。開脚前転、開脚後転、壁倒立等の練習を目を輝かせて取り組んでいました。技ができるようになると、うれしくて「やったー!」と叫んだ子がたくさんいて、こちらもうれしくなりました。
子供たちのがんばりも素晴らしかったのですが、それを支えていたのは場の工夫だと感じました。いろいろな段階に合わせた場が工夫してあり、練習がとてもスムーズでした。先生の指示も的確で、みんながのびのびと練習していました。
担任の坂本先生は、今年度も体育主任を務め、体育の授業研究に余念がありません。そうした日ごろの熱心な姿勢が授業に生きたのだと思います。教材研究が行き届いた授業は、子供にとって楽しいのです。
教員は誰でも、「いい授業をして、子供たちを喜ばせたい」と願っています。教材研究の時間を十分確保して、わかる楽しい授業をして、子供たちを伸ばしたいと思っています。国の方針が変わり、教職員の数が増え、多忙さが解消されて子供たちが喜ぶ授業づくりや、成績の整理や作品の朱書きに十分時間をかけられる日が来ることを心から待ち望んでいます。
今日のマットの授業は、先生の熱意と子供たちのがんばりが一体となった、素晴らしい授業でした。
みてみて!上手に描けたよー!
今日もとても暑い一日でしたが、幸い熱中症指数は危険にまで達しなかったので、気を付けながら体育や昼休みの遊びを行いました。
校内巡視をしていると、1年生が水彩画「すいすいぐるーり」の絵を整理しているところでした。私が様子をみていると子供たちが「校長先生!みてみてー!!」と満面の笑顔で絵をみせてくれました。きれい!かわいい!すてき!また、1年生の話題で申し訳ありません。でも、子供たちのこの純粋な表情をみていただきたかったのです。
子供たちにとって、絵を描くことはこんなにも楽しいことなのです。今、2年生でザリガニの絵を指導していますが、一人一人、絵を描くことを楽しんでほしいという想いで教えています。そう、創作は楽しい、学ぶことは楽しい、上達することは喜びなのです。1年生の笑顔をみていて、改めてそれを感じました。
子供たちが一生懸命描いた絵は、廊下に掲示しています。28日(金)、授業参観の折にご覧いただき、その一生懸命さを称賛していただければと思います。絵にうまい、へたなどありません。画用紙には、その子の純粋な想いが描かれているだけですから。
落ち着いた心で授業を受ける高学年児童
昨日と一転、とても暑い日になりました。昼休みの校庭の写真です。
ご覧の通り、今日は昼休みの校庭使用をストップしました。熱中症予防のためです。本日は、子供たちには申し訳ないのですが、本日は熱中症警戒アラートが出ていて、正午には気温が35度を超えました。子供たちは残念でしょうが、こういう日は昼休みも、校庭体育も、プールもストップします。ご家庭でも、「そういうことがあるよ。命を守るためだよ。」とお伝えいただければ幸いです。
今日は月曜日、学年によっては落ち着かない雰囲気が見受けられたのですが、5,6年生はどの教室も落ち着いて授業を受けることができました。
6年1組の教室の黒板の上には、「努力夢現」と書かれた学級のスローガンが掲示してあります。一日一日を大切にして、日々努力を積み上げることが夢の実現につながる、ということを示しています。子供たちもそれを理解しているのだと感じます。さすがは、高学年児童です。
未来の夢は、今自分がいる場所と地続きです。落ち着いて授業を受け、やるべきことを積み上げることが未来の自由につながります。保護者の皆様には、改めてお子さんに伝えていただければ幸甚です。
未来の夢とは、自分の足で一歩一歩大地を踏みしめ進んでいくことで実現できるということを。その力こそ、たくましく生きる力であるということを。
一年生 拗音みつけてハッスル!外国語も楽しく!
今日も蒸し暑い一日になりました。でも、雨と違って休み時間校庭を使えるからハッピーです。
1年生が国語で「おもちやとおもちゃ」の学習に取り組んでいました。拗音の学習です。「小さい字が含まれることば、いくつみつかるかな?」一年生が夢中で探していました。中には「きたやしょうがっこう」や、オリジナルキャラクターの「あきちゃん」も。みつかると、みんな「たくさんみつかったー!」と満面の笑顔をみせてくれました。
純粋に、学ぶことを楽しんでくれる1年生。その喜びが、学年が進んでも続いてくれるといいなと心から思います。それを目指して指導をがんばっています。
外国語指導でお世話になっているのは、石井先生とレストア先生です。今日は、レストア先生が所属されている派遣会社の参観授業。ちょっぴり、緊張気味だったレストア先生。でも、子供たちのために一生懸命がんばってくださいました。
「アイ ライク マンゴー!」
石井先生も、レストア先生もいつも笑顔で授業を進めてくださいます。なんてすばらしい。いつも、笑顔で授業を進めたいものです。(私は、反省することしきりです。)
そのためにも、子供たちが万全な体調で授業に臨むことが大切です。保護者の皆様には大変申し訳ございませんが、規則正しい生活、十分な睡眠時間、おうちでくつろげる時間づくりなど、子供たちが学校でがんばる力を発揮できるようご配慮いただければ幸いです。宜しくお願いいたします。
新しい先生 ようこそいらっしゃいました!
昨日とは一転、真夏を思わせるような暑い一日になりました。
本日、出張者多数により顧問の数が不足したことから、クラブ活動を行うことができませんでした。クラブを楽しみにしていた子供たちには本当に申し訳ないと思います。
2年生の教室に、新しい先生がいらっしゃいました。栗原先生は、週三日、2~4時間目に2組に入って授業を行ってくださいます。今日は早速、体育の授業をしていただき、子供たちもがんばって体を動かしていました。
栗原先生は他校でも体育代替(妊娠された先生に代わって体育を行ってくださる先生)を経験されていたことから、体育の授業の進め方がとてもお上手でした。北谷小に新しい先生がきてくださるのは本当にありがたいです。ようこそいらっしゃいました!これからも、どうか宜しくお願いいたします。
絵具の混色 正しく使うことの大切さ
一日中雨、午後からは強雨。子供たちの下校が心配されましたが、予想よりも降り方が強くなかったため、下校は通常通りとさせていただきました。
2年生の教室に入って、図工指導をしています。今日は、絵具の正しい使い方を学び、きれいに彩色することが目標です。
常々子供たちに伝えていることは、絵具は世界一の彩色具だということです。色鉛筆も、クレヨンも、個人的にはコンピュータグラフィックだって、絵具には敵わないと思っています。にじみ・ぼかし・むら。正しく使えば、本人もびっくりするような鮮やかな発色をしてくれるからです。
もちろん、そのためには正しい使い方をすることです。今日は子供たちに「パレットの使い方」と「水加減」を教えて、作品づくりに取り組ませました。
子供たちは見事な集中力をみせ、きれいに色を塗りました。色を混ぜ合わせてつくる混色は、子供たちにとっても感動です。「きれいな色ができた!」教室のあちこちで、歓声が上がりました。そして、その色を画用紙に塗ると、本当にきれいな色ができます。あっという間に時間が過ぎていきました。
できれば、授業参観までには仕上げたいと思っているのですが、間に合わなかったら申し訳ありません。完成に向けて、みんながんばっています。
何事もそうですが、道具は正しく使ってこそその真価を発揮します。絵具の使い方を学ばせることを通して、そのことも学ばせたいと考えます。
水泳学習は一日の楽しみ!
先週末、とても暑くなりました。ああ、もう梅雨明けだな、と感じるほどでした(笑)。いや、梅雨にまだ入っていないって。蒸し暑い日が続くと、子供たちの楽しみはなんといっても水泳学習です。今日も2年生が元気いっぱい、練習に励んでいました。
水泳指導は常に教職員3人態勢で、泳力の高いグループと、水慣れ中心のグループに分け、実態に即した指導を心掛けています。子供たちには、1回でも多く練習に励むよう伝えましたが、多くの子ががんばっていることを実感しています。
「今日はプールがある!」水泳指導は子供たちにとって楽しみなひと時です。楽しみながら泳力が上がるよう、指導していきたいと思います。
6年生社会科見学 すべての働く人へリスペクトを
暑さが心配されましたが、東京は思ったよりも暑くなく、熱中症の心配もありませんでした。
6年生が昭和館、国会議事堂に社会科見学に行きました。
さっそく武道館前駐車場に到着。まずはここで、記念写真を撮りました。
昭和館に入場しました。ご担当の方に、昭和館でみてほしいポイントのご説明を受けました。
「戦争の惨禍を繰り返さないためにも、未来を担う皆さんに展示物をみて、戦争の実態を知ってほしいと思います。」本当にその通りだと思いました。
グループに分かれ、館内を見学しました。井戸の水くみ体験や昭和の生活用品など、興味をもって見学ができました。
そして、待ちに待ったお弁当。「いただきます!」お弁当をつくってくれたおうちの方に感謝!
国会に到着。今日はとても混んでいたことと、国会会議中だったこともあり、見学は最短コースになりました。警備の数のものすごいこと。なんとか見学を終えて、国会議事堂前で記念撮影!
一度国会を出て、そのあと参議院特別体験プログラムに参加させていただきました。参議院議長、委員長、文部科学大臣役の事前に選出し、実際に法案について審議を進めていきます。代表児童が、がんばって役割演技をこなしていきました。
委員会で採決された法案は、本会議で採決をとります。会場の子供たちの椅子には、賛成・否決のスイッチがあり、法案の内容を聞いて、採決を行います。体験プログラムとは、実に本格的でした。
見学の姿勢は落ち着いていて望ましいものでした。いくつか課題も残りましたが、話し合って解決して、10月の修学旅行に生かすためのよい経験にしてほしいと思います。
昭和館でも、国会でも、実に多くのスタッフの方が働いておられ、子供たちを温かく迎えてくださいました。また、国会は会期中ということもあり、警備の方の数が大変多く感じました。
私は、社会科はすべての働く人へ敬意を育てる教科だと考えています。政治資金規正法改正に係るニュースが連日流され、政治不信が募っています。マスコミはしきりに不信感を拡散したがります。でも、学校はその逆でありたいと考えます。ユーチューバーや声優、漫画家やお笑い芸人など華やかなスポットがあたる職業ばかりがもてはやされますが、世の中にはそうしたスポットは決して当たらないけれど、人を支え社会の基盤となる大切な職業がたくさんあります。そうしたすべての職業に尊敬の念を与えることこそ、社会科の重要や役割だと考えています。
子供たちは今日、日本の中心部、心臓部を身近に感じてきました。それは実際に、今自分がいる場所と地続きの場所で行われているものです。これからも政治や社会の様々な職業に興味・関心をもってほしいと心から願います。今日の社会科見学を、そのための貴重な経験にしてほしいと思います。
お弁当づくり等、ご協力をいただいた保護者の皆様、ありがとうございました。
6年生器楽合奏ラバーズコンチェルト みんなの音が合うと嬉しい
7月を思わせるとても暑い日になりました。校内巡視をしていると、音楽室から軽快な音楽が流れてきました。音楽室に入ると、6年生が合奏「ラバーズコンチェルト」の練習に取り組んでいました。各楽器ごとの練習から、ちょうど全体を合わせる場面に立ち会うことができました。
まだ、練習を始めてそれほど経っていないのに、立派に曲なっていたことに感心しました。思わず拍手。木琴を担当した児童など、少し教えただけで「トレモロ」を理解し、きちんと曲に合わせて採り入れました。いや、大したものです。
合奏のいいところは、「みんなの音が合うと、ちょっと幸せ」というところです。芸術教科のいいところですね。創造の喜びがあります。
楽器ができるって、本当に楽しいものです。6年生がその喜びを味わうことができたかな、と思います。
水泳学習が始まりました
昨日、プール開きを行い、早速、水泳学習が始まりました。2年生と5年生の様子です。今日は日中の気温も高く、絶好のプール開始日よりでした。子供たちも、とてもうれしそうでした。
昨日のプール開きでお話したように、子供たちには1回でも多く水泳学習に参加してほしいと思います。それが、一人一人の自信と経験につながっていくからです。今日、水泳学習に臨めたお子さんの準備にご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました。
プール開きを行いました
九州・四国はすでに梅雨入りし、関東地方も梅雨らしい空模様となりました。
先週、5.6年生ががんばってきれいにしてくれたおかげで、本日の朝、プール開きを行うことができました。
運動委員が、説明役を引き受けます。まずは、バディの組み方。お手本を見せてくれました。
そして、「かぶとむし」の説明をしました。「かけない」「ふざけない」「とびこまない」「むりをしない」「しっかりきく」。体育主任の坂本先生からも、「水泳学習は、命の安全を守ることが最も大切です。先生方の指示をよく聞いて、自分の目標を立てて練習に取り組みましょう。」という指導があり、プール開きを終えました。
私(校長)からは、「次の三つを守りましょう」という話をしました。
①1回でも多く、水泳学習に参加しましょう。
②自分の目標を立てましょう。
③着衣泳の練習ががある学年は、参加しましょう。
水泳が苦手な子でも、目標をもって練習に取り組み、自分の力をわずかでも伸ばすことができれば、それは素晴らしい成長です。また、これから水の事故が多くなるシーズンになります。着衣泳を経験しておくことは、命を守るうえでとても大切です。一度経験しておくだけでも、生存率が飛躍的に向上すると思います。
お子さんが一回でも多く水泳学習に参加できるよう、保護者の皆様には水泳用具の準備や健康管理、LEBERの入力にご協力いただきますよう宜しくお願いいたします。
5年生も2年生のシャトルランをみてくれました
昨日と同じような写真で申し訳ありませんが、今日は5年生が2年生のシャトルランをみてくれて、記録測定を手伝ってくれました。6年生と同じように、時間内にラインを越えられたかどうかを判定したり、励ましたりしてくれました。ありがとう5年生!
なるべく、保護者の皆様には学校の様子をお伝えしたいと思います。ただここのところ、職員室が空の状態の日が増えています。教職員の誰かが職員室に戻ってきてくれれば、校内巡視にいけるのですが、教員不足の状態が続き、厳しさを感じています。保護者の皆様にも、ご迷惑とご心配をおかけしていることと思います。皆様にご安心いただきたいところですが、やむを得ずご要望に応えられないこともございます。本当に申し訳ございません。ご理解とご協力を賜りますよう宜しくお願いいたします。
新体力テスト がんばっています
今日から、個人面談が始まりました。ご対応ありがとうございます。また、一部変更があったことについてお詫び申し上げます。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
運動場、体育館で新体力テストの記録測定が始まっています。運動場では2年生が50M走を、体育館では1年生がシャトルランの測定を行っていました。
位置について、よーい・・・・ドン! さあ、ゴール目指して、まっしぐらだ!
どの子も、ゴール目指して、全力で走っていました!
体育館では、6年生の支援のもと、1年生がシャトルランを計測していました。6年生が付いて、しっかりサポートしてくれたので、計測がスムーズでした。ラインを超えることができたら、「OK!」これでばっちり!一年生を応援する声も、多く上がりました。ありがとう、6年生!
新体力テストは、体力を計測するものですが、その取り組みを通して「つながる心」もしっかり育ったようです。
がんばった子供たちは疲れたと思います。おうちでは、早めの就寝をお願いいたします。
昼休み かがやきタイムを行いました
今日も、昨日までの雨続きの天気と異なり、抜けるような青空が広がりました。昼休み、異年齢グループでの遊び「かがやきタイム」を行いました。どの班も、6年生のリーダーが遊びの企画を考え、下学年をリードして楽しいひと時を演出してくれました。
みんな楽しそうです。下の写真をご覧ください。低学年の児童が、えいやっとボールを投げています。これは、6年生が積極的にボールを譲ってくれたからです。
かがやきタイムでは、6年生が下学年の子が楽しめるようとてもよく配慮してくれます。新学期になって2か月、6年生は高学年としての責任を自覚して、様々な行事でよく活躍していることを多く見かけます。本当に、頼もしいと思います。
昨年度の6年生がつくった北谷小のよき伝統のバトンを、6年生が見事に受け継いでくれた一場面だったと思います。6年生のリーダーのみんな、ありがとう!
2年生ザリガニ釣りに行きました
一日遅れの更新になります。6月4日(水)、2年生が中央公民館近くのザリガニ釣りに行きました。
ザリガニはちょっと小さ目でしたが、子供たちは「釣れた!」「釣れた!」と大喜び。目を輝かせて、ザリガニ釣りに熱中しました。
ザリガニは2023年から条件付特定外来生物に指定されましたが、キャッチ&リリースと、一度釣ったザリガニをもち帰ることは大丈夫。保護者の皆様の協力を得て、釣ったザリガニは連れて帰りました。保護者の皆様にも見守りにご協力をいただき、楽しいイベントになりました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
全校朝会でオリジナルキャラクターの発表を行いました
6月の全校朝会で、オリジナルキャラクターの発表を行いました。
まずは5月18日(土)に実施した春季運動会での子供たちの活躍をねぎらい、6月は梅雨の時期となるため、休み時間雨で外に行けない場合も安全に過ごすよう話しました。
「さあ、ここで北谷小の新しいお友達を紹介します。」子供たちからは「えっ?!」という驚きの声が上がります。ホワイトボードをめくると、そこには「北谷ーマン」と「あきちゃん」の拡大イラストが。子供たちからは、歓声が上がりました。
「オリジナルキャラクターの募集には、多くの素晴らしい作品の応募がありました。本当にありがとう。その中から、児童代表の企画・代表委員、PTA役員の皆様、学校運営協議員の皆様、先生方に投票していただき、北谷ーマンとあきちゃんが選ばれました。では、デザインをしてくれた二人に、キャラクターに込められた願いを発表してもらいます。」
「北谷ーマンには、北谷小を守ってくれるという願いを込めました。」
「あきちゃんの名前には、北谷小に明るい学校になってほしいという願いを込め、『明るい』の『あ』、『北谷小』の「き」をくっつけて『あきちゃん』にしました。」
二人とも、しっかりした口調でデザインに込めた意図を発表してくれました。
これからも、北谷ーマンとあきちゃんを宜しくお願いします!子供たちから大きな拍手が沸き上がりました。
北谷小を守ってくれる北谷ーマン。あかるい北谷小をイメージしたあきちゃん。どちらも、素晴らしいキャラクターです。50周年記念を祝うに相応しいオリジナルキャラクターが生まれました。デザインしてくれて本当にありがとう!
これからも、北谷ーマンとあきちゃんに活躍してもらって、50周年を盛り上げていきたいと思います。
探究型学習(Project based learning)講座
昨日の夜は大変な雨でしたが、今日は見違えるような青空が広がりました。
吉川市 特任教育支援員 大西 久雄先生をおまねきし、「探究型学習講座」をオンラインで行いました。大西先生は、いつものように会議室から各教室にオンラインで講義を行われました。
「じゃあね、今日は、探究型学習について、お話をしましょう。」
各学級では、大西先生のお話をモニター越しで聴きます。
ここで、大西先生から問題が出されました。「北谷小の〇〇なところを、〇〇に、〇〇で紹介しよう。」さあ、みんな〇〇には何が入る?自由に考えて!」
子供たちは一生懸命考えて答えを出します。「いい答えだね!」モニターには子供たちの答えが映し出されました。
探究型学習は、子供たちの興味・関心を中心に、主体的な学習を促すものです。本校では今年度、11月9日(土)に学習成果発表会を予定しています。そこで、大いに役立つ講義となりました。
こうした学習は、子供たちがこれまで教科で習得した知識・技能が統合され、経験となります。それが「非認知能力」、たくましく生きる力を高めていきます。今日の学習を生かしていきたいと思います。大西先生、ありがとうございました!
読み聞かせと心肺蘇生法講習
今日は教育委員会学校訪問で校内巡視も十分できなかったので、記事は、昨日のものになります。27日(月)の朝の時間、低学年読み聞かせを行いました。読書ボランティアの皆様にお越しいただき、本を読む楽しさを子供たちに伝えました。
本校では、国語科の校内研修を推進しています。国語の力は、すべての教科の基礎・基本となるためです。ただ、本を読むだけでは国語の学力は向上しません。それは、国語の力の土台部分となります。日ごろから子供たちに文章に親しませることが、とても大切になります。読み聞かせボランティアの皆様には本当にありがたいと思っています。
これからも、子供たちに読書の楽しさをお伝えいただけるようお願いいたします。
27日(月)の放課後は、心肺蘇生法講習を行いました。吉川消防分署の皆様にお越しいただき、心肺蘇生法とAEDの使い方について講習をいただきました。
6月から水泳指導が始まります。万が一の事態に備えておくことはとても大切です。もちろん、水泳指導を行う際には必ず教職員が3名付き、万全を期したいと思います。子供たちには、安心して水泳の授業に参加してほしいと思います。
消防分署の皆様、ご多用の中お越しいただき、ご指導をありがとうございました。
5年生田植え体験 お米に尊敬と感謝を
予報をみると台風1号の接近に伴いこれから崩れるとのことです。5年生の田植え体験を午前10時から開始予定で、開催が危ぶまれましたがJAさいかつの皆様のご協力のもと、幸いにも曇天のもと行うことができました。
会場に到着。JAさいかつの皆様と農業ボランティアの皆様が準備をして待っていてくださいました。「宜しくお願いします!」
準備していただいた田のあぜ道に広がります。
「はい、それでは田に入ってー!」「わー!!」「きゃー!!」はじめて足を踏み入れる泥の感覚。子供たちからは悲鳴が上がります。
「はい、それでは手元の苗を3~4本ちぎって、田植えをしてください!」「え?これでいいの?」「わかんない~。」子供たちは最初はおっかなびっくりでした。
農業ボランティアの方が、水糸を張ってくださいます。「水糸の手前に、苗を植えていってください。」
最初はおっかなびっくりだった子供たちも、次第に慣れて作業が早くなってきました。「おお、いいね。みんな、上手になってきた。」
雨が降ってくるかもしれないので、作業は短めに終えました。「はい、よくがんばりました。それでは、作業はここまでにしましょう!」「えー」「もうちょっとやりたい。」
まだ、お天気が大丈夫そうだったので、田植え機のデモンストレーションを見せていただきました。
「すごい!」「早い!」
無事、作業を終えることができました。「お世話になりました。ありがとうございました!」
子供たちは大変だったと思います。でも、その大変さを味わってほしかったのです。
お米は、毎日食卓に運ばれてきています。でも、そこに至るまで、いかに多くの過程を得てきたか。生産者の皆様が、お米にどのような思いをもって、つくっておられるのか。そして、今日子供たちが戸惑った田の泥。そこに、お米を育てる命の恵みが含まれているということ。それらを知ることで、お米という日本人にとって大切な食材に、尊敬と感謝の気持ちをもてると考えます。
私たちは食事で多くの命の恵みをいただいています。だからこそ、食べ物は絶対に粗末にしてはいけない。すべての食材と、生産者の方の努力と、そして大地の恵みに尊敬と感謝の気持ちをもつこと。それが、食育の基本であり、豊かな心を築く土台と考えます。
本日、JAさいかつの皆様のご尽力により、子供たちは素晴らしい体験をさせていただきました。本当にありがとうございました。秋には、稲刈り体験でお世話になります。宜しくお願いいたします。
★今日の給食★
献立・写真はこちら
吉川市立北谷小学校
〒342-0036
埼玉県吉川市高富857
TEL.048-982-5158
FAX.048-984-5273
【学校教育目標】
よく考える子
仲良く助け合う子
元気で明るい子
令和6年度学校評価
学校運営協議会議事録(簡易版)
home&school欠席連絡
マニュアルダウンロード