学校ブログ
幸せ実現のために…タブレット設置
1月20日(水)
国の「GIGAスクール構想」に基づいて、いよいよ中央中でも「一人一台端末」が実現します。今後校内のLAN工事を進め、2月下旬には使用可能となる予定です。どんなことができるようになるか?先生方も勉強している最中ですが、ざっくり言うと、今2階のパソコン室で行っていることがそのまま教室でもできるようになるということです。例えば…公民の「円高・円安」の授業では、円相場が分からないと話が前に進みません。これまでは、家に帰って新聞やニュースを見て調べておこう、となっていたのですが、これからは「今すぐ調べてみよう」になるわけです。
中学生のみなさんが世の中に出ていく時には、どんな職業に就いても何らかのICTと関わっていくことになるのは確実です。自ら課題を見つけ、自ら学び、自ら考え判断して行動し、各々が思い描く幸せを実現するための「一人一台端末」なのだと思います。そんな夢がいっぱい詰まった”タブレットを使った授業”楽しみですね。
スタンディングレッスン…英語(2年)
1月19日(火)
中央中の授業は、生徒にただ黙って座って話を聞かせるだけではありません。2年生の英語では、”立ったまま”代表の生徒(リトルティーチャー)が英語で発問し、解答を英語で答えるという授業が行われました。【集中力の向上】
ある先生の道徳の授業では全員を立たせたまま範読を行っていました。【具体的な場面の想起】
中央中の先生方は、様々な授業形態で学びを深めています。
ICT研修会
1月18日(月)
来るべき本格的な「ICT教育時代」に向けて、先生方が研修を行いました。現在、中央中の先生方が行っている授業での取り組みは…
①板書時間や量を減らす取り組みでは、教科書に書いてある内容や説明・解答が決まっている言葉等は貼物を使用したり、大型テレビに映したりしています。近い将来、黒板に書かれた内容はタブレットでパチリ、その写真を自宅に送信すれば生徒はノートに写す必要がなくなります。その分、話し合いをしたり、個人で思考を深めたりする時間に充てることができるようになります。黒板に書かれた内容をそのままノートに写すという伝統的な授業から生徒が必要と思うことを自ら判断してそれだけを書き写すという授業への転換です。②復習・問題練習・答え合わせの時間を減らす取り組みでは、問題練習は家庭学習で取り組み、答え合わせは大型テレビに映せば1秒で終了です。
この①②の取り組みが、オンライン授業につながります。今年度中に全生徒分のタブレットが整備され、本格的なICT教育への大きな転換が目の前にまで迫っています。もちろん、中央中ではアナログの良さ(例えば紙の本の朝読書)もこれまで通りに大切にしていきます。
コロナ禍で大きな転換が求められる学校現場。中央中の先生方は、研修を重ねながらスキルを身に付け、来るべき本格的な「ICT教育時代」に備えます。
指導者の先生、御指導ありがとうございました。
授業力向上を目指して
1月15日(金)
毎年1回、中央中の全教員が授業を公開し、「教育のプロ」としての指導力(授業力)を向上させるための研修会(教育支援担当・学力向上推進担当学校訪問)を実施しています。5名の指導者の先生に御来校いただき、今日的な課題も含め、一日を通して丁寧に御指導をいただきました。指導者の先生からは「生徒達、先生方の頑張り」をとても評価していただきました。これからも「授業で活躍する中央中生、できた・わかったの声であふれる授業を実践する先生方」のレベルアップを目指して精進してまいります。
指導者の先生方、御指導ありがとうございました。
もはやアート…けやき・ゆりのき学級
1月14日(木)
けやき・ゆりのき学級、1月のろう下掲示です。1年生3人に聞きました。今月の掲示物はいつもの月と違うような気がしますが?ー「これは、作品展に向けて作ったものです。でも中止になってしまって残念です。」何を作ったのですか?ー「折り紙でアルファベットを作りました。それと切り絵も作りました。」自分の作品を指さしながら笑顔で答えてくれました。(通りかかった先生からも「本当に上手だよね」という感嘆の声があがりました)
手を抜いてそれなりの作品を作ることはできますが、けやき・ゆりのき学級の生徒は違います。良い作品を作りながら知らず知らずのうちに感性を磨いているようです。
おあしすで開催予定であった「市内特別支援学級児童生徒作品展」は中止となってしまいました。中央中学校にお立ち寄りの際は是非、けやき・ゆりのき学級生徒の作品をご覧ください。
魔法のアイテム…数学(3年)
1月13日(水)
思考力(問題に直面した時に様々な情報や条件がある中で、いくつもの可能性や筋道を考えてその中から最適なものを選択していく力)を鍛える授業です。黒板に貼られている紙の模型などの具体物が使えれば自ずと思考も深まっていくのですが、入試ではそういった具体物は使えません。具体物がない時はどうするか?…思考を助ける「補助線」です。線を1本書き足すだけで思考が深まることが多く、補助線のおかげで「できた」「わかった」を経験した生徒も多くいると思います。(かく言う私も、この補助線のスキルを身に付けたおかげで数学嫌いにならなかった思い出があります。点数にはつながりませんでしたが笑)「補助線」は考えることを楽しくさせてくれる魔法のアイテムです。補助線をどこにどう引くか。思考を深めると数学が「数楽」になりますよ!
良い”目つき”…授業研究(美術科)
1月12日(火)
近隣の中学校から指導者の先生をお招きして美術科の研究授業の様子です。本時のねらいは「刃物を使い分け自分のイメージを彫り出そう」です。生徒とのやりとりを丁寧に行い、生徒の発言を活かしながらの授業が展開されました。間違っていても発言してくれた勇気や積極性を認め活かす指導が生徒の学習への意欲を高めます。これは実技教科でも同じです。やるべきことが明確で、彫り続けていったら…「どうなるのかな?」の疑問が生徒の意欲を育てます。意欲の高まりは”目つき”に表れます。生徒の良い”目つき”が印象的な授業でした。
指導者の先生、御指導ありがとうございました。
学年集会・発育測定
1月8日(金)
3学期2日目です。今日は学年ごとに集会と発育測定を行いました。1学年の集会では、冬休みにあった不幸な出来事を発表した先生がいました。2学年は、生徒に向けて「アリとキリギリス」の話をしてくれた先生がいました。3年生の学年主任の先生からは、卒業式に向けた心得の話がありました。それぞれの学年の個性があふれる集会になりました。併せて、今年度最後の発育測定も行われました。職員室に戻ってきた長身のある先生が3人の生徒に抜かれたと残念がっていました(笑)体も心も劇的に変化する中学生です。
さて話は変わりますが、昨日、1都3県に緊急事態宣言が再発令され、3学期は改めて気持ちを引き締め、感染防止対策を徹底しての学校生活になります。生徒のみなさんは、①健康観察の徹底、②マスク着用の徹底、③手洗いの徹底等を確実に行ってください。尚、今後の対応について新たな連絡等がある場合は、ホームページで連絡をいたしますのでこまめに中央中ホームページの確認をお願いします。
「今やるべきことに全力を尽くす」…3学期始業式
1月7日(木)
明けましておめでとうございます。今回も放送による式です。各学年代表生徒によるスピーチの後、校長先生のお話、表彰生徒の発表、生徒指導担当の先生からのお話という流れで行いました。校長先生からは、自己判断力と自己決定力を磨く、それぞれの学年で身につけなければならないこと、自分と周りの人を大切にするなどの話がありました。
生徒のみなさん、コロナ禍で迎えた初めてのお正月はいかがでしたか。新年を迎えるというのは、少なからず気持ちのリセットができる時なのかなと思います。別の言い方をすると、新鮮な気持ちの今しかできないことがあるのだと思います。「そのうちに」とか「後で」とか言い訳をして、今をいい加減に過ごしていると未来もいい加減なものになってしまいます。「今やるべきことに全力を尽くす」。コロナの先の来るべき幸せな未来のために…。
今年もよろしくお願いいたします。
「感謝」…2学期終業式
12月24日(木)
各学年代表生徒が2学期を振り返り、成果と課題を発表しました。マスクをしているので顔全体の表情は分かりませんでしたが、その眼はすでに3学期を見据えているように感じました。その後、校長先生から、目標をしっかり持ちその目標に向かって頑張っている。今日これからいただく通知表には、担任の先生の思いが込められている。掲示物等のよい環境はよい人をつくる。年末年始には、感謝の気持ちを家族に伝えるなどの話がありました。次に生徒指導担当の先生から、冬休みの過ごし方についての話がありました。トラブルに巻き込まれないようご家庭での指導をお願いします。最後に表彰生徒の発表が行われました。
例年にない2学期、登校日は95日にもなりました。様々な制約がある中でも中央中の生徒はよく我慢して頑張りました。そんな生徒たちの頑張りをどのように保護者や地域の方々に伝えようと考えたところ、微力ながらこのブログを毎日更新しようと考えました。生徒の活躍の全てを伝えきることはできませんでしたが、少しでも日頃の生徒たちの様子が伝わっていたのであれば幸いです。来年は当たり前の学校生活が当たり前に行われることを願って2学期を締めくくりたいと思います。今年も中央中へのご理解とご協力に感謝申し上げます。
みなさま、よい年をお迎えください。
中央中学校教職員一同
PDCAサイクル…学年集会
12月23日(水)
各学年、2学期の振り返り集会を行いました。生徒も振り返りを行いましたが先生も自分のクラスについて振り返りを行っています。ある担任の先生の振り返りを紹介します。
(前略)…全体としてみると、どれも「まあよい」というレベルは達成できているように思いますが、「ばっちりだ!」と言い切れるものがない、とも言えます…。まだ課題はあるようです。プラスに捉えれば、まだ伸びしろがあるということ。3学期に期待ですね!以前教室で「PDCA」サイクルのお話をしたのを覚えていますか?一つの出来事の終わりは、次への始まりでもあります。(中略)2学期の終わりである今は、「C(Check:評価)」の段階です。クラスとして振り返りをしましたが、皆さん自身の2学期はどうでしたか。一つひとつを「Check」し、課題点を見つけ…クラスとしても個人としても、3学期に新たな気持ちで「A(Action:改善)」ができると良いなと思います。
CからAへ!もう一度自らの振り返りを確認して明日の終業式にのぞんでください。
表現力を育てる…クリスマスツリー(3年)
12月22日(火)
3年生の昇降口に7本のクリスマスツリーが登場しました。学級委員さんが中心となって作成した掲示物です。雪の所をよく見るとコメントが一言書かれています。友だちへの感謝のコメントが多いようです。心に浮かんだ場面や気持ちを相手に分かりやすく文字で表現する。簡単なようですが、いざ書くとなるとなかなか筆が進まないものです。
突然ですが…「この公園には滑り台をする」。小学生が書いた文章ではありません。大学を目指している受験生が書いた文だそうです。こうした主語と述語が不明確で意味が通じない文章をつくる学生が増えているそうです。(これもSNS等の負の一面でしょうか)正しい文章が書けると自己表現が豊かになり、よりよい人間関係がづくりができます。掲示物を通じて表現力そして人間関係づくりを学んだ3年生です。
「中央中の宝」になる…合奏発表会(2年)
12月21日(月)
新型コロナウイルスに翻弄された令和2年の学校現場も今日を入れて4登校日で2学期の終業式を迎えます。「何ができて何ができないのか」「それを行うためにはどんな感染症対策をとれば実現できるのか」。毎日のように問い続けた1学期・2学期でした。そんな状況の中でも中央中の先生方は、生徒たちにできる限りの「体験の場」と「思い出」を提供したいという思いで実現した今日の発表会です。
このような状況の中、あらゆる感染症対策をとって成功させた今日の発表会は、2学年だけでなく「中央中の宝」になるものと信じています。体験と思い出そして…”自信”を積み重ねる2年生です。
”行ける学校から行きたい学校”への第1歩…進路学習会(2年)
12月18日(金)
いよいよ2年生も進路の実現に向けて動きだしました。近隣の公立・私立高校の先生方をお招きして卒業後の進路について学習しました。今回の学習会のねらいは「上級学校についての知識を深め、自身の進路に対する意欲を高める」です。
2年生のみなさん、高校は自分が3年間通学する学校です。自分の目で確かめ、先生や保護者のアドバイスを参考にしながら、最後は「自分の意志で決める」ことが大切です。偏差値だけをみて、行ける学校、行けない学校と区別するのではなく、自分のやりたいこと、夢や目標とも向き合いながら行きたい学校を選択して合格に向け全集中の努力を続けてください。
高校の先生方、学期末のお忙しい中、ご指導をいただきありがとうございました。
「将来を見据えた今」…キャリア教育(けやき・ゆりのき学級)
12月17日(木)
学校では9教科以外にも様々なことを学びます。キャリア教育とは、「一人一人の社会的・職業的自立に向け、必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、キャリア発達を促す教育」と定義されています。
けやき・ゆりのき学級のみなさんが、講師の先生をお招きして一緒に自分の将来について考えました。いつかはみんな社会人になります。社会人としての大きな役割のひとつに”働くこと”があります。講師の先生からは、なぜ働くのか、今のうちに進路を考えるヒントを見つけることなどのアドバイスをいただきました。キャリア教育は正解がひとつではありません。みなさんが将来出ていく”世の中”も正解が見つけにくい場面が多くあります。今日のお話を参考に「将来を見据えた今」の過ごし方を考えていきましょう。
講師の先生、ありがとうございました。
東部地区学力検査(3年)
12月16日(水)
社会の時間の様子です。生徒に聞くと「社会は暗記科目」という答えがよく返ってきます。もちろん、覚えなければならないこともあります。社会科の目的は「暗記して終わり」ではなく、過去(歴史)や現在(地理・公民)の出来事を材料として学び、最終的には自らが生きる未来の社会に対する見方や考え方を創造すること。別の言い方をすると、社会でより良く豊かに生きていくことなのだと思います。今後AIの時代になってもこの考えは変わらないはずです。
ともあれ、今日の3年生はひたすらに問題と向き合っています。(消しゴムのカスの量は多くの思考の証ですね)テストの醍醐味は「あっ、わかった!」の瞬間です。3年生のみなさん、今日はどのくらい「あっ、わかった!」を体験できましたか。お疲れ様でした。
「緊張しました!」…けやき・ゆりのき学級
12月15日(火)
けやき・ゆりのき学級の代表生徒が市長様と教育長様に手作りカレンダーを手渡しました。学校に戻ってきた代表生徒に聞いてみました。市長さんと教育長さんに何と言って渡したのですか?-「切り絵のカレンダーを作りました。よかったら使ってください」。市長さんと教育長さんは何と言ってくれましたか?-「ありがとうございます。こんな細かい切り絵は素晴らしいですね」。緊張感の中にも笑顔で日頃のお礼とともに手渡せたようです。
市長様、教育長様、お忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。
フラワーアレンジメント(美術部)
12月14日(月)
週末の部活動の様子を紹介します。美術部が講師の先生をお招きして「お正月飾り」を作りました。部員の様子を見ていると、講師の先生の見本を真似るだけでなく、お花の配置や角度などオリジナリティあふれた作品に仕上げています。手を抜いてそれなりの作品を作ることはできますが美術部員は違います。一見するとお店で売っている物と見間違うほどのクォリティーです。良い作品を作ることで知らず知らずのうちに感性も磨くことができたようです。一足先にお正月気分を味わった美術部員、来年は当たり前の学校生活が送れる1年になってほしいですね。講師の先生、ありがとうございました。
「紙の本の良さ」…図書室
12月11日(金)
昼休みの図書室の様子です。感染防止のため、曜日ごとに学年を分けての開室です。この日は1年生の様子です。ある新聞にこんな内容の記事がありました。「スマホやタブレット、パソコンなどの現代のデジタル媒体は言葉を吟味し、問いを発し、自ら思考するために適した媒体ではありません。紙で読むほうが話の内容・筋立て・場面などをよりよく記憶し、理解できます」との内容でした。紙の本は深い読みに適しているそうで、人の成長に欠かせないそうです。勉強や部活、塾に習い事、何かと忙しい中学生ですが、意識して本を読む時間をつくってみましょう。冬休みに読む本を探しに図書室に足を運んでみてください。
やってよかった!…「特別な」球技会(3年)
12月10日(木)
「よっしゃ、やろうぜ!」3年生男子の勇ましい声が聞こえます。3年生が男子は校庭に、女子は体育館に集合してお互いの距離をとって集まり、「特別な」球技会が行われました。何が特別か…コロナ第3波による講演行事の中止や縮小が相次ぐ中で、行事を通じた多様な経験が出来ていない3年生にできる範囲で活動をさせてあげたいという3学年の先生方の思いで実現しました。話を聞く姿勢の素晴らしさ、準備体操の声の大きさ、3学年全クラスが集まれた喜びを全員が感じている様子が伺え、正直グッと感じるものがありました。代表生徒のあいさつも素晴らしく、今日に懸ける意気込みをヒシヒシと感じ、あっという間の2時間でした。グランド、体育館から戻ってくる生徒の笑顔を見ると「やってよかった!」の一言に尽きます。3年生のみなさん、今回も小さな行事でしたが、またひとつ大きな思い出ができましたね。
吉川市立中央中学校
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