学校ブログ
アナログな紙の文化もいいものです…書初め(1・2年)
12月9日(水)
1・2年生は書初めを行っています。金工室は心地よい寒さと静寂が重なりほどよい緊張感です。
日本へ留学に来た外国人学生に聞いた「体験したい日本の伝統文化は何ですか?」の質問に対して、圧倒的に多い回答がこの書道だそうです。独特な墨の香りとピンと張りつめた空気感が日本の象徴としてとらえられているのでしょう。(ICT教育が進んでもアナログな紙の文化も残していきたいですね。パソコンやタブレットで書初めを行う時代がくるのでしょうか…?)日本古来の年中行事である「書初め」の伝統文化を肌で体験させ「豊かな心」を育てる中央中です。
今月はろう下掲示だけではないですよ…けやき・ゆりのき学級
12月8日(火)
今年最後のけやき・ゆりのき学級のろう下掲示です。12月のテーマはもちろん…「クリスマス」です。手袋の毛糸の使い方がとても個性的です。今月はこれだけではありません。手作りのカレンダーも紹介します。さし絵は全て生徒自作の「切り絵」です。だるまの顔や蝶の羽など細かいところまで丁寧に作られています。本日、校長先生に手渡され早速校長室に掲示されました。今後、市長様や教育長様にもお渡しする予定です。
毎回、けやき・ゆりのき学級のみなさんの感性豊かな作品には驚かされます。1月の掲示物も楽しみにしています。
小中一貫教育の取り組み…出前授業
12月7日(月)
中央中の先生が、関小学校で6年生の体育の授業を行いました。初めは少し緊張気味の6年生でしたが、徐々に中学校の先生のペースに引き込まれて活発に授業を楽しんでいました。4か月後に中学生になる6年生は、春からの中学生のイメージがつかめたようです。
子どもたちを取り巻く社会環境や教育関係の諸問題は、もはや各小学校、中学校といった単独の学校単位では解決しにくくなってきています。小中の垣根を越えて、3校(中央中・関小・栄小)を1校に見立てた教育の発想が求められています。小中9年間を見通した教育内容の新たな枠組みについて3校が連携してこれからも取り組んでいきます。
6年生のみなさん、来年4月に中央中で会えることを楽しみにしています!
”感謝”…吹奏楽部
12月5日(土)
最後の土曜授業日は、吹奏楽部の朝練習の様子から紹介します。いつも通りの練習風景に見えますが…部員の顔に注目してください。全員がフェイスシールドを着用しています。これは、吉川ロータリークラブ様からご寄付いただいたものです。
吹奏楽部のみなさん、今は当たり前のことが当たり前にはできない時期です。でも、マスクをしながらでは演奏できない楽器がフェイスシールドに代わって演奏できるようになりましたね。(部員の顔にも笑顔がこぼれます)あなたのその笑顔は誰かの大きな支えの賜物です。忘れないでください。
吉川ロータリークラブ様、ご好意を無駄にしないよう大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
道徳や人権問題として考える…がん教育(2年)
12月4日(金)
日本人の2人にひとりが一生涯に1度は診断される「がん」。これからの時代、がんと関わりのない人はいなくなると言われています。来年度から中学校で「がん教育」が始まります。中央中では先駆けて本日2年生で行いました。近隣の病院から内科医の先生をお迎えして講演を行っていただきました。
放課後、何人かの生徒に「今日のがん教育どうだった?」と尋ねてみました。「たばこは吸わないようにします」「怖いと思った」という答えが多かったのですが、「後悔しないように周りの人に優しく接します」と答えてくれた生徒がいました。全く予想していなかった感想に驚いたのですが、がん教育のねらいのひとつは、こういう道徳や人権の問題として考えることでもあると感じました。(生徒から学ばせてもらいました)講師の先生、ありがとうございました。
「気付く」力を育てる…無言清掃
12月3日(木)
「掃除に来ました!」の大きな声で始まる職員室清掃。1年生の様子です。無言で黙々と仕事をこなすあまりのひたむきさに思わずカメラを向けたというのが正直なところです。学校現場での無言清掃については、その教育効果等について様々な意見があるようです。本校の無言清掃は、生徒からの自発的な発案でスタートしたものです。清掃時の生徒の様子を見ていると、無言→集中→「気付く」という”無意識のサイクル”が身に付いているように感じます。「無言で清掃する」こと。小さなことですが…大きなことを成し遂げるには、この小さなことを続けることがスタートです。今日も無言清掃を続けて「気付く」人になりましょう!
私の小さな喜びは誰かの大きな支えの賜物
12月2日(水)
後期専門委員会の活動が始まっています。環境委員のみなさんが毎朝寒い中、落ち葉掃除を行ってくれています。先日、中央中を訪れた小学校の先生が「校内がとても綺麗ですね」とおっしゃてくれました。(小学校の先生方の清掃指導のおかげです)毎日の全校清掃もさることながら、環境委員さんのような代表生徒の見えない活躍によって中央中は支えられています。
今日みなさんが感じた小さな喜びであったり小さな感動は、誰かの大きな支えがあるということを忘れないようにしたいですね。環境委員のみなさん、”感謝”です!
板書の極意…数学(3年)
12月1日(火)
中央中の先生方は日々授業の工夫・改善に取り組んでいます。その一例が板書です。貼物や色ペンの使用、板書とリンクしたプリント等を効果的に活用することによって、教師が黒板に書く時間、それを生徒が写す時間を少なくし、生徒が活動したり、思考を深めたり、思考したことを発表したりする時間が確保できます。そんな授業が3年生の数学で行われました。学ぶ力を伸ばすための基盤は、まずよい授業の実践から…。
全校朝会
11月30日(月)
今年最後の全校朝会です。校長先生からは、・小さな行事でもしっかりやり遂げてくれた。・学校がきれい。無言清掃の成果。・3年生は”旅立ちの準備”をしてほしい。・登下校時には命を守る行動をとる。などの話がありました。続いて生徒指導主任の先生から、登下校時の交通ルールとマナーを守ること。マスクの着用について話がありました。
8月17日から始まった例年より長い2学期も残り1か月を切りました。様々な角度から2学期を振り返り、自分の成長と課題、クラスの成長と課題、学年の成長と課題をしっかり振り返る準備を始めてください。
非行防止教室
11月27日(金)
昨日の1・3学年に続き、今日は2学年が非行防止教室を行いました。例年であれば、講師の先生をお招きしているのですが、今回は吉川警察署様からお借りしたDVDの視聴です。パスワードや画像の管理、安易な同意から被害者にも加害者にもなってしまうこと、日常生活でやっていけないことはネットの世界でもやってはいけないことなどを学びました。
SNSやインターネットはとても便利です。直接会わずして言葉や物のやり取りができます。顔が見えないからこそ慎重な対応が求められます。相手のことを考えて思いとどまる心、少しの知識と立ち止まって考える勇気を心がけましょう。
生徒と先生の熱意が伝わる授業…体育(3年)
11月26日(木)
教育委員会から指導者の先生をお招きして体育科の授業公開が行われました。また、小中一貫の取組みのひとつとして中央中ブロックの小学校の先生にも見学いただきました。本時のねらいは「自分に合った練習を選択し、記録を狙う」です。インターバル走、ペース走、ビルドアップ走のうちから主体的に自分に合った練習を選択できていました。練習後には脈拍を測定し、心臓の負担を減らす負荷のかけ方を学びました。後半は、シャトルランです。全員が自己新記録を狙って真剣に取り組むことができました。(指導者の先生からも感動しましたというお言葉をいただきました。)
生徒の「自己新記録を達成したい」(本時のねらいを達成したい)という気持ちと先生の「達成させたい」熱意が伝わってくる授業でした。
楽しくなければ授業じゃない!…道徳(2年)
11月25日(水)
教師の準備力や指導力、生徒の目的意識や集中力、そして何より”クラスの温かい雰囲気”。色々な方面からの様々な力を結集させると深い学びが実現し楽しい授業が成り立ちます。そんな授業が2年生の道徳で行われました。生徒が興味を持つ発問の準備、ワークシートやマインドマップの効果的な活用等、教師は様々な準備・工夫をし、生徒がそれに応えるべくフルに思考を働かせ、表現力豊かに発表をしました。発表後に広がる拍手の輪からクラスの温かい雰囲気を感じました。中央中は生徒が活躍し、学びを楽しむ授業を目指します。
定着率90%の学習方法とは…
11月24日(火)
連休明けの授業は、テスト返しからスタートです。生徒のみなさん突然ですが、「ラーニング・ピラミッド」という言葉を知っていますか?ざっくり言うと、学習方法と学習定着率の関係のことを言います。例えば、「授業を受ける」時の学習定着率は5%、「本を読む」時は10%、「ビデオや音声による学習」時は20%、「実演を見る」時は30%、「他者と議論する」時は50%、「自ら体験する」時は75%の学習定着率と言われています。ここで問題です。学習定着率90%最強の学習方法はどんな方法でしょうか?…それは『他人に教える』ことなのです。物事を他人に教えるためには、自分でしっかりと内容を理解していなければ教えられませんよね。今回のテストで間違えた問題は、友達同士で教え合ってください。上手に教えられたらその問題は忘れませんよ!
「全集中」の期末テスト2日目
11月20日(金)
今朝出勤すると職員室の窓からきれいな朝焼けが見えました。生徒のみなさんは朝焼けを見る余裕なんてありませんでしたよね。期末テスト2日目です。2年生のテスト監督に入れさせてもらいました。解答用紙に向かう眼差しは真剣そのものです。筆記用具を置いた人は最後までひとりもいませんでした。さながら…”全集中 中央中の呼吸 2年の型 一所懸命”というところでしょうか(笑)
さて、「テストは終わった後が大切です」という話は、9月3日のブログで紹介した通りです。埼玉県学力・学習状況調査の結果分析では「学力の維持向上と学習時間の長さは強く関係する」という結果がでています。3学期のテストに向けて、振り返りとテスト直しをしっかり行い、毎日継続して”質の高い”家庭学習を実践していきましょう。”全集中「継続は力なり」”!
担任の先生の思いを力に換えて…期末テスト1日目
11月19日(木)
新型コロナウイルスに翻弄された令和2年の学校現場ですが…今年最後の期末テストです。3年生にとっては進路選択に関わる大切なテストになります。解答用紙の先に自分の将来を見据え、悔いのないように全力を尽くしてください。
担任の先生からの熱い思いを力に換えて。”15の春よ桜咲け!”
先生にとっての期末テストとは…
11月18日(水)
期末テスト前日ですが、多くの先生が”ただの自習”にするのではなく、生徒の質問を受け分かりやすく理解させるために板書を効果的に活用する授業が見られました。板書だけ、プリントだけの授業では生徒の理解は深まりません。板書とプリント等をリンクさせることで授業の質はガラリと変わります。
そんな授業の成果が期末テストで試されます。テストの結果は、生徒の理解度を知るとともに課題を明らかにし、自らの授業を見直す機会でもあります。(テストは生徒も大変ですが、先生も大変です)同じ教科の先生同士で問題の最終チェックも怠りません。生徒のみなさん、そんな先生方が作成した問題に全力で向き合ってください。ガンバレ中央中生!
朝のルーティン
11月17日(火)
8時20分静寂タイム、25分朝の会、35分から45分までが朝読書です。これが中央中の毎朝のルーティンです。朝読書はどのクラスも一心不乱に本と向き合います。先生も一緒に読書です。毎日10分ですが、1か月で3時間弱、1年でおよそ30時間になります。様々な分野の専門家が、スマホやパソコンで読む本とは違い、紙の本を読むことの有益性を説いています。
読書を通じて身につく力には…創造力・表現力・思考力・感性などがあります。これらの力を身につけることによって人生が豊かになります。テストの点数や偏差値でははかることのできない力も育てる中央中です。
一斉登校を見守るPTA朝のあいさつ運動
11月16日(月)
期末テスト前諸活動停止期間となり部活動の朝練習がないため、およそ7時45分から8時15分の30分間に700名以上の生徒が登校します。いつも以上に生徒のみなさんの交通ルールやマナーを守り安全に登校する意識が求められます。そんな生徒たちの登校を見守るため、1学年の保護者の方々に朝のあいさつを行いながら安全な登校を見守っていただきました。ありがとうございました。保護者の活動に支えられている中央中です。
「違うと思います」「同じです」「分かりません」のない授業…道徳(1年)
11月13日(金)
1年生道徳の授業を見学させてもらいました。中央中の道徳教育は…多様な価値観があることを理解し、それらの価値に誠実に向き合い、道徳としての問題を考え続ける姿勢を養うことを目指しています。そのため、今日の授業でも「違うと思います」「同じです」「分かりません」という発言は出てきません。全ての生徒が、自分自身の問題として捉えながら課題と向き合っていました。
学力向上に向けた取組み…QUテスト(1・2年)
11月13日(金)
昨日、1・2年生は「QUテスト」を実施しました。QUテストとは、「学校生活意欲尺度(やる気のあるクラスをつくるためのアンケート)」「学級満足度尺度(いごこちのよいクラスにするためのアンケート)」「ソーシャルスキル尺度(日常の行動をふり返るアンケート)」の3つの尺度からなり、64の質問に答えます。調査結果は個別、およびクラスの診断として返却されます。結果は個人やクラスで競うものではなく、自分自身の言動の振り返りやクラスをより良くしていくための指導法の改善に活用していきます。学力を伸ばすためには「よいクラス」であることが基本です。中央中は、学力向上に向けて様々な取組みを行っていきます。
吉川市立中央中学校
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