学校ブログ
静と動のメリハリの中でしか味わえない感動…卒業式予行
3月11日(金)
15日の本番に向け、3年生はこれまでの練習の成果を十分に発揮して行いました。在校生は、代表生徒以外教室からリモートで見守りました。卒業生入場から証書の授与、記念品贈呈、在校生送辞、卒業生答辞、式歌合唱とスムーズな進行でした。
卒業生のみなさんは、静と動の動きにメリハリをつける中で気持ちが引き締まり、その張り詰めた気持ちの中でしか味わえない感動があります。一生に一度の中学校の卒業式。3年間、苦楽を共にしてきた仲間と感動の卒業式を創り上げてください。
静の動き…卒業式練習(3年)
3月10日(木)
コロナ禍になり2年。昨年度は、保護者、在校生の参列なしで実施。今年度は、保護者1名、在校生は代表生徒のみの参列で行います。厳かに入場後は、次第にそって通し練習を行いました。
卒業式は、静の動きが中心になります。静の動きは、3年間の思いをはせるために正確な所作が必要です。明日が本番でもよいほどに仕上がっている3年生です。
”この場を思い切り楽しむ”…球技大会(3年)
3月9日(水)
青空広がるグランドではサッカー、体育館ではバレーボールが行われました。入試が終わり、張り詰めた気持ちが和らいだ中での球技大会。また、3年生にとっては、中学生活最後の行事ということで、あたたかな声援や笑顔があふれる行事になりました。
この時期の3年生にとって、心の中はこれから始まる高校生活への期待と不安、様々な悩みでいっぱいのことと思います。そのような中でも、”この場を思い切り楽しむ”という切り替えは、心を豊かに成長させてくれます。そんな雰囲気を感じさせてくれた3年生、卒業式までいよいよ4登校日となりました。
しなやかな発想…けやき・ゆりのき学級
3月8日(火)
けやき・ゆりのき学級、今年度最後のろう下掲示を紹介します。今月のテーマは、「お花とひな祭り、そして、3年生への感謝の掲示」と2年生が元気に答えてくれました。
こうした掲示物の製作は、自分の世界を明確に表現するとともに、創造することの楽しさや主体的に表現することの喜びを味わうことができます。自分で決めたことを自分のペースで作業するので、製作中のけやき・ゆりのき学級のみなさんの集中力の高まりと”しなやかな発想”には驚かされるばかりです。
42年目への継承…おやじの会
3月7日(月)
まん延防止期間中でしたが、教職員と生徒の参加は見合わせ、昨日行いました。今回は、体育館のパイプ椅子の修繕とランニングコースのシート修繕を中心に行っていただきました。
休日にも関わらず、また寒い中の作業ありがとうございました。毎回感じることですが、このような協力体制が中央中のよき伝統として引き継がれていきます。また、保護者や地域の方々と学校とのよい関係が子どもたちの健やかな成長には不可欠です。間もなく、中央中42年目が始まります。今後とも本校の教育活動にご理解、ご協力をお願いいたします。
自己決定をして言い訳をしない…合格発表(3年)
3月4日(金)
中学校の教員をやっていると毎年の光景ではあるのですが、毎年思うことは、どの生徒にも今後の活躍を期待するということです。
私から卒業生へこの日にこの場をかりてメッセージを伝えます。それは、「自己決定をする」です。これまでは、親や周りの大人に決めてもらってきたことが多かったと思います。時には、親が決めたことだからと言い訳を口にしてきた人もいたことでしょう。これからは、”自己決定”してください。自分で決定をするのだから、今度は言い訳はできません。これは、大人になるために必須のことだと私は考えています。
とにもかくにも、卒業生のみなさんの今後に幸多かれと願います!
「学ぶ力」を伸ばす人とは…期末テスト(1・2年)
3月3日(木)
今年度最後の定期テストです。テスト勉強を計画的に進められた人は、自信をもってのぞめたはずです。さらに、見直しを丁寧に行った人は、テスト返却時に悔しい思いをしなくてすみます。
定期テストに向けて、どんな準備をいつくらいから行い、本番はどんなことに注意をすれば力を発揮できるか、1年生もこの1年間で理解したことと思います。様々な失敗を糧に次に活かせる人が「学ぶ力」を伸ばしていきます。
大切な命…生(性)教育(3年)
3月2日(水)
毎年この時期に卒業を前にした3年生を対象に外部から講師の先生をお招きして行っています。演題は「自分を大切にして生きるために~君は愛されるために生まれた~」です。講師の先生の話に時折うなずいたり、吸い寄せられるようにじっと見入る3年生。難しい言葉も出てきましたが、「生命誕生」「命の尊さ」を中学生なりに受け止めているようでした。 性教育は「生」教育です。主役は「性」ではなく「生」です。3年生のみなさん、「自分は大切なひとつの命である」ということを忘れないでください。そして今、あなたの隣にいる友達もまた、誰かの大切な命です。人を大切にし、物も大切に扱える、そんな大人になっていくことを先生方は切に願っています。
講師の先生、お忙しい中のご講演、ありがとうございました。
最後の課題…卒業式練習(3年)
3月1日(火)
いよいよ今年度最後の月がスタートです。3年生が卒業式の練習をスタートさせました。練習に先立ち、私から「所作は目から伝わる感謝の気持ち」という話をさせてもらいました。3年生のみなさん、声は発せずとも保護者や先生方、在校生に感謝の気持ちを伝えることはできます。しっかり所作の練習を重ねてください。
「卒業期をいかに過ごすか。」3年生全員に課せられた最後の課題ですね。凛とした姿勢で話を聞く3年生、素晴らしい姿でした。
「だぶ」…郷土料理給食
2月28日(月)
今日の給食の汁物は初めてのメニューかなと気になり、献立表を見てみると…「だぶ」。何だ「だぶ」って?調べてみました。
「だぶ」というのは、福岡県や佐賀県など九州地方北部の郷土料理だそうです。だし汁をたくさん入れ、”ざぶざぶ”作る様子がなまって「だぶ」と呼ばれるようになったそうです。
コロナ禍で旅行にも行けない日が続きますが、その地に行った気分になりながら、給食を食するのもいいものです。3年生の給食は、残り9回です。
人と人をつなぐバイブルになる…自分史作成(3年)
2月25日(金)
今日は、埼玉県公立高校入試実技検査・面接です。84名が挑んでいます。84名以外の3年生は、中央中3年生恒例の自分史の作成に取り組みました。
みなさんが今、作っている「自分史」は将来、人と人をつなぐバイブルになります。それは、今の担任の先生であったり、今隣に座っている友人であったり、部活の仲間であったり…。(ちなみに、私は過日、部屋を整理していた時に小学校時代の文集が見つかり、30年くらいぶりに当時の担任の先生と連絡をとり昔話に花が咲きました。)そんな思いを巡らせながら世界に一冊しかない自分史を完成させてください。
特別な「あっわかった!」を感じる日…埼玉県公立高校学力検査
2月24日(木)
今日は埼玉県公立高校学力検査です。173名の3年生が受検しています。これまで頑張ってきた成果を発揮して合格の栄冠を勝ち取ってほしいと思います。入試でしか経験できない特別な「あっわかった!」をたくさん味わってきてください。
ということで、今日の3年生は、私立高校等進路を決めている生徒のみの登校で環境整備などの活動を行いました。2年生はまもなく、「〇〇高校の偏差値は60だから、偏差値55のAさんは、もう少し学力を上げるために家庭学習のやり方を見直してみようか。」というような会話が増えてきます。もちろん、偏差値を上げることが勉強の目的ではありません。積極的に授業に取り組み、継続した家庭学習で結果として偏差値も上がっていきます。2年生は1年後、1年生は2年後を見据えて、今できることに全力で取り組んでください。高校入試は既に始まっていますよ。
”普通の道具”…生徒集会
2月22日(火)
リモートでの生徒集会の様子です。コロナ禍になり、ストップしていた生徒集会が感染症対策を万全にして2年ぶりに再開しました。「中央中スマホ利用指針」の発表と美術部が作成したクラス掲示用ポスターのお披露目を中心に行いました。生徒自身がつくる「中央中スマホ利用指針」については、後日詳しく紹介します。
もはや、タブレットは令和の集会の”普通の道具”になりましたね。
やる気になるきっかけ②
2月21日(月)
1・2年生の期末テストが近づいてきました。計画通りに進んでいるでしょうか。今日はテスト勉強のやる気がでるアドバイスをします。
例えば、社会。「銀行の役割を考えよう」だとやる気が出ない人もいると思います。こんな風に学習課題を変えてみるとどうですか…「僕たちが先月、銀行に預けたお年玉。あのお年玉はその後どうなったのだろう」とすると、銀行について学びを深めてみたくなってきませんか?
ちょっとした目先の変化でやる気スイッチは入るものです。ガンバレ1・2年生!
やる気になるきっかけに出会うためには…ろう下掲示物(2年)
2月18日(金)
2学年ろう下掲示物です。授業に関する掲示物、進路に関する掲示物どちらも見ていると”やる気”がわいてきます。でもこれらの掲示物は、先生方が作ったものです。
では、自分自身でやる気になるきっかけに出会うためにはどうすればいいのか。それは、様々なことに挑戦することだと思います。小さなことからでも挑戦する気持ちで動き出すと今まで見えなかったことが見えてきます。しかし、何度挑戦してもダメな時もあります。でもそこであきらめずに、改善点や工夫できることを見つけていくことでやる気になるきっかけに必ず出会えます。要は…”やる気がわかない”という人は、自分の中で色々と理由をつけて、途中であきらめてしまっている人なのかもしれませんよ。
自信を持って本番にのぞむために…答案返却(3年)
2月17日(木)
期末テスト返却が始まりました。今回のテストは、公立入試に向けた内容で作問された教科が多かったようです。埼玉県公立高校入試までちょうど1週間です。計画的に学習を進めてきた人は、自信を持ってテストにのぞみ、期待通りの点数がとれたことと思います。
今更の話ですが、3年生は特に点数の良し悪しが問題ではありません。残りの1週間で、間違えてしまった理由を明らかにし、分かるように、できるように確認をしてください。分かるようにできるようになった問題が1問でも多く増えれば本番での自信につながります。ガンバレ3年生!
予測困難な未来を生き抜くために…けやき・ゆりのき学級
2月16日(水)
けやき・ゆりのき学級前のろう下にズラリと並べられた作品の数々。けやき・ゆりのき学級のみなさんが、今年1年間に制作してきた学習の軌跡です。先日、来校された学校評議員さんも感嘆の声をあげていた作品です。
作品作りを通して、創造力・思考力・表現力・感性等々、様々な力を身につけると人生が豊かになります。予測困難な未来を生き抜いていくため、偏差値では測りきれない力も大切にしているけやき・ゆりのき学級です。
やれる準備は全てやった!で迎える入試…期末テスト(3年)
2月15日(火)
3年生は、入試の関係で1・2年生よりも一足先に期末テストです。
3年生の多くが受検する埼玉県公立高校学力検査まで、いよいよ9日となりました。残りの時間は限られていますが、「やれる準備は全てやった!」の気持ちが、本番での自信にもなり、緊張を和らげることにつながります。
担任の先生方のメッセージにも力が入ります。”彼も人なり我も人なり” 自信を持ってガンバレ3年生!
1ミリもあせることのない努力…テレビ応援(3年)
2月10日(木)
昨日、3年生は「努力する素晴らしさを学ぶ」をねらいに午前中の1時間を急遽オリンピックテレビ観戦に切り替えました。過日紹介した小野光希選手の応援です。
予選を2位で通過し、メダルがかかる今日の決勝。結果は残念でしたが、小野選手が中央中時代から4年間努力してきた素晴らしさは1ミリもあせることなく後輩たちの心に響きました。胸を張って吉川に帰ってきてください。そして、お時間があれば、ぜひ中央中に遊びに来てください。小野選手、感動をありがとうございました!
各紙関連記事を添付しました。ご覧ください。報道各社のみなさま、取材へのご理解とご協力ありがとうございました。
学びが確保されている中央中…第3回学校評議員会
2月9日(水)
感染拡大の状況ですが、今年度最後になりますので感染防止対策を徹底して実施しました。授業参観は教室の中には入らずろう下からの参観をお願いしました。どのクラスも落ち着いた雰囲気と授業態度に対してお褒めの言葉をいただきました。また、ろう下の掲示物や生徒の作品の完成度が素晴らしいとのお言葉もいただきました。先生方の様々な教育活動の工夫により学びが確保されていることに感謝します、とのうれしい言葉も…。
このような状況の中でのご来校、たくさんのお褒めの言葉の数々、ありがとうございました。今後とも中央中学校へのご支援とご協力をお願い申し上げます。
達成感を味わうためにどちらを選ぶ?…保健体育
2月8日(火)
立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続きます。グランドでは体育の授業冬恒例の持久走が始まりました。つらい競技なので生徒には嫌われる種目かもしれません。ですが、終わった後に大きな達成感を味わえる種目でもあります。「苦しい、手を抜いちゃおうかな」。いや、「辛くても最後まで全力で走りきるぞ」。こんなことを自問自答しながら走る持久走。どちらの心を選ぶかは自分次第。達成感を味わうためにはもちろん…ですよね。
ちなみに、感染症対策のため、スタートを時間差で、コースも大回りと小回りの2コースで行っています。体育科の先生方のアイデアです。
自分自身のために…
2月7日(月)
北京オリンピックが始まりました。週末はテレビにかじりつきでした。メダルの色や結果もそうですが、それ以上に4年間、この日のこの瞬間のために様々なことを犠牲にしてきたことを思うと、悔いなく競技を演じきってほしいと願わずにはいられません。
さて、その北京オリンピックに中央中の卒業生が出場します。スノーボード女子ハーフパイプ代表の「小野光希」選手です。私は小野選手とは面識がないのですが、当時の担任や学年の先生方に話を聞くと、口々に芯の強い子でしたという言葉が返ってきます。
小野選手、中央中の生徒、教職員一同で応援しています。”自分自身のために”悔いのない滑りをしてください。ガンバレ小野選手!
「学ぶ力」を伸ばすために…実力テスト(1・2年)
2月4日(金)
実力テストは、中央中の定期テストとは違い、範囲が広く、高校入試問題に近い形で出題されています。なので、定期テストでは点数がとれるけれども実力テストでは点数が伸びないという生徒が意外と多いです。
2週間後に結果が返却されます。1年間・2年間それぞれの総復習を何をどうやって進めるか、また高校入試を知る機会としてしっかり振り返りをしてください。1年後・2年後に後悔をしないために。そして、何より「学ぶ力」を伸ばすために…。
季節を食す…節分給食
2月3日(木)
今日は「節分」です。もちろん、意味は知っていますよね。節分とは、読んで字のごとく、季節の分かれ目という意味です。だから、春夏秋冬それぞれの季節ごとに節分があるわけですが、特に冬から春にかけての節分が浸透しています。なぜか分かりますか?旧暦では冬から春になる立春が1年の始まりとされていたため、その前日に新しい年を迎えるための儀式としての行事を行うようになったのです。
みなさんは、豆まき派、恵方巻派、どちらでしょうか。豆まきは、災いや病気を持ってくるとされる鬼を追い払うために行うものですよね。固い大豆とイワシのにおいで鬼を追い払い、福を呼び込むというわけです。
だから、今日の献立は、「いわしのかば焼き」と「小魚大豆」だったわけです。日本の古き良き伝統や季節を感じながら食を味わう。改めて日本の伝統文化を感じる給食タイムでした。
よい環境でよい人を作る…体育館照明LED化
2月2日(水)
中央中の長年の課題であった”体育館暗い問題”。練習試合で訪れた相手校の先生方や学校夜間開放の方々からも声があがっていた問題がようやく解決しました。「よい環境でよい人をつくる」基盤が中央中にまたひとつ増えました。
生徒のみなさん、明るくなった体育館で存分に活動してください。でも今は、マスク着用が必須ですよ。
デジタルが主でアナログは従…?
2月1日(火)
中央中では昨日、オンラインの接続確認を行いました。
過日、1年生のある生徒に「タブレットを使ってみてどう?」という質問をしました。するとその生徒は、「すぐに答えが調べられるので便利です」とのこと。その言葉を聞いて、私は少しだけ違和感を感じました。というのは、私が学生時代は、分からない問題や壁にぶつかると、図書室へ行って調べてみたり、先生や親にヒントをもらったりしながら、試行錯誤して答えを導き出したものです。だから、苦労してその壁を乗り越えた時の達成感は格別で、今度はもっと難しい問題やもっと高い壁に挑戦しようと思ったものです。
確かに上述の生徒が感じている通り、タブレットを使うと答えを導く時間は圧倒的に少なくて済みます。”デジタルが主でアナログは従…?”模索が続く学校現場です。
こだま賞
1月31日(月)
3学期最初のこだま賞受賞者を紹介します。けやき・ゆりのき学級の机や椅子などを運ぶ手伝いをしてくれた1年生17名です。
残念ながら、人は全く手を差し伸べない人よりも、差し伸べた手が不十分である人に対してより強い怒りをぶつける傾向があります。良かれと思ってやった行為が思いもよらぬ方向に展開するというのは、よくある話です。そんな点を鑑みても、17名の行動は中途半端ではなく、最後までやり切った文句なしの見事な行動でした。ありがとうございました。
学ぶ楽しみのスタートは…理科(1年)
1月28日(金)
「こちらの石とこちらの石、何が違う?」こんな問いから学びがスタート。見た目は同じに見える2つの石。生徒たちは「えっ、何が違うの?」と興味津々。知的好奇心がくすぐられ、ルーペを握る手にも自然と力がこもりました。
学ぶ楽しみのスタートは、”分からないことを知りたい!”と思う心の動きですね。
行事の意義…2学年
1月27日(木)
本来であれば、今日は2学年スキー教室の出発日でした。急遽中止が決まったため、今日は弁当持参での登校です。(2学年保護者の皆様、ご理解ご協力ありがとうございました。)
思い返せば、この2年生は入学後、体育祭や中央中祭など主要な行事を経験できないまま、中学生活の半分が過ぎてしまいました。さらにここへきてのスキー教室の中止…。
私は担任時代、行事を通じてクラス作りを行ってきました。事前学習の取り組みの中で、意見が合わずに仲間とぶつかったり、わがままを言い周囲を困らせる生徒も多く見てきました。大きな行事へ向けての一人一人のそういった心の葛藤が個人として、そしてクラスという集団が成長していくためには必要なのです。そういった経験を十分にさせてあげられずに本当に申し訳ない思いです。
2年生のみなさん、先生方と一緒に知恵を出し合い、この難局を乗り越えていきましょう。ガンバレ2年生!
あの時は大変だったなという日がくるまで…
1月26日(水)
本日、全校に向けて部活動朝練習中止のお知らせをしました。職員室にいながらの放送でしたが、教室にいる生徒のみなさんのため息と「またか」の心の声が聞こえたように感じました。1・2年生はスキー教室が中止(1年生は来年度に延期)となり、3年生は公立入試を目前に控え、そうでなくても不安な日々を過ごしていることと思います。今できる感染症対策を確実に行って「あの時は大変だったな」と懐かしむ日が来ることを待ちましょう。
そのためには、みなさんの休日の過ごし方も重要になります。”あなたの今やろうとしていることは本当に今必要な事なのか”の判断をお願いします。今こそ、中央中の学校教育目標を確認してください。「人間性豊かな判断力と実践力を持つ生徒」です。
足と手…保健体育(3年)
1月25日(火)
私立入試真っ只中。3年生の保健体育は、サッカーまたはバドミントンを選択しての授業です。サッカーは風おだやかな青空のもとグランドで、足でボールをコントロールする難しさと楽しさを味わっていました。バドミントンはラケットを握る手がかじかむ体育館でラリーの練習です。それでもラケットをしっかり手で握りシャトルをコントロールする難しさと楽しさを堪能していました。グランドの足チームも体育館の手チームも、仲間と声をかけ合いながらプレーする醍醐味を味わっていました。
オンライン授業では味わえない感覚ですね。3年生は中学校でこの感覚を味わえるのも残りわずかです。一時間一時間の授業を大切にしてください。
紙の本の良さ…全国学校給食週間
1月24日(月)
本日より30日まで全国学校給食週間になります。吉川市では「本の世界と給食」をテーマに図書館司書さんとのコラボ企画を実施します。
最近の学生は、新聞ではなくスマートフォンから情報を仕入れたり、紙の本ではなくタブレットで読書をするという人が増えているそうです。過日、テレビのコメンテーターが「紙の本を読むことの価値」を説いていました。読書を通して、創造力・思考力・表現力・感性など、様々な力を身に付けると人生が豊かになります。偏差値では測りきれない力(非認知能力)を伸ばすことも大切にしていきたいですね。今週の昼休みは、図書館に足を運んでみましょう!
3年生の教室は、私立入試のため空いている机が多く見られます。
自分のペースで・自分の考えで・見通しをもって…市内科学展入賞者作品
1月21日(金)
理科室前に掲示されている市内科学展入賞者の研究作品を紹介します。埼葛推薦賞「活性炭パワーを探れPart5」、金賞「磁石のパワーPart6~電磁推進船!水流のカギは水溶液に!?」、金賞「紙の構造と強度」の3作品です。
理科の研究というのは、一朝一夕に成果がまとまるものではありません。自分のペースで・自分の考えで・見通しを持って調査し続けてきた証が詰まった研究内容になっています。
中学生時代のこの研究がきっかけで将来、この道のスペシャリストになる人がこの中にいるかも…。
皆が”なるほど”と思える「納得解」に向けて…「中央中スマホ使用指針」会議
1月20日(木)
一昨日、昨日と2日間にかけ、「中央中スマホ使用指針」を決める会議が生徒会本部役員と専門委員長出席のもと行われました。各クラスでの学級討議の内容を踏まえ、方向性を定める重要な会議でした。
各クラスから出てきた素案を検討してみると、使用指針に盛り込むべきか判断しにくいものであったり、生徒の皆が覚えやすい文章にどう整えていくか迷う場面もありました。中央中の全生徒が”なるほど”と思える「納得解」に向けての議論が深められました。完成に向けいよいよ大詰めの作業が続きます。
知識は誰にもとられることのない財産…けやき・ゆりのき学級
1月19日(水)
遅くなりましたが、けやき・ゆりのき学級1月のろう下掲示物を紹介します。テーマはもちろん、「お正月」です。生徒のみなさん、それぞれの意味を知っていますか?「えっ、そもそも名前を知らない」なんて声が聞こえてきそうですが…。
「しめ縄」は、神様が降りた神聖な場所を示すもの。「門松」は、年神様を家へ迎えるための飾り。「獅子舞」は、疫病や悪魔を追い払う芸能。ちなみに頭を嚙まれると頭がよくなるとも。「鏡餅」は、その年の豊作を祈り、新しい門出を祝うもの。「凧あげ」を行う意味は、空を見上げることは健康によいことなので、新年を迎えると健康祈願のために行われたもの。
日本の伝統文化の数々。名前と一緒にその意味も頭に入れておくといいですね。「知識は誰にもとられることのない財産」ですよ。けやき・ゆりのき学級のみなさん、2月の掲示物も楽しみにしています。
一人じゃない!…応援メッセージ(1年)
1月18日(火)
お世話になった3年生に1年生から「願事成就」の応援メッセージが贈呈されました。3年生への感謝の気持ちや応援する思いが伝わる絵馬の数々です。
掲示物はこれまでの学習の成果物です。1年生のメッセージを見るに、確実に人に対する”温かさ”や”優しさ”といった豊かな心が育まれている成果です。
3年生のみなさん、受験(検)は団体戦。一人ではありません。後輩たちの思いも背にラストスパートに臨んでください。ガンバレ3年生!
「教科書で教える」のではなく「教科書で考えさせる」授業へ
1月17日(月)
いよいよ私立高校入試が始まりました。今日は中央中からも数名がチャレンジしています。この週末には、大学入学共通テストが実施されました。各教科の問題を見てみると、解答はマークシート方式なのですが、知識や解法の暗記のみで解答できるような問題は、センター試験の時よりも全般的に少なくなった印象です。資料やデータ、グラフなどの読み取りが重視され、思考力や判断力を問われる出題が多くみられました。この傾向は、高校入試でも同じと考えられます。3年生のみなさん、準備はいいですか。
我々、教える側の教師も「教科書で教える」のではなく「教科書で考えさせる」授業への転換を意識した授業づくりを行っていかなければなりません。
”チョーク1本で勝負”の終焉…英語(1年)
1月14日(金)
過日、テストをタブレットで行う時がくるのでしょうか、という話をしましたが、今日の英語の授業では、小テストをタブレットを用いて行っていました。(教師はチョーク1本で勝負するんだよ!と先輩教師から教えてもらっていた私は目がテンです)
スマートフォンは、親指と人差し指だけを使ってのひらがな入力(フリック入力)が主ですが、タブレットは両手の指をフルに使ってのアルファベット入力が中心です。既に使い慣れている生徒が多く、文字入力が早いです。中には、ブラインドタッチの生徒もいます。
タブレットを使った小テスト。集計や間違いの多い問題等の分析が一瞬でできます。生徒のみならず教師の働き方改革にも一役買ってくれそうなタブレットです。
1年越しの意気込み…スキー教室事前学習(2年)
1月13日(木)
今日はレッスン班での移動・集合体型の練習をしました。250名近くの人が短時間にいつも以上に距離をとって集合するというのは実はとても難しい作業なのです。ましてや、当日は普段履きなれていないスキーブーツでの移動・集合です。「俺の場所どこ?」などという自覚のない言葉が発せられれば、現場でのインストラクターさんの指示は通らず、広いスキー場では命の危険があります。しばらく、練習の様子を見ていましたが、声を発する生徒はひとりもいませんでした。
無言行動に感じられる適度な緊張感から、1年越しのこの行事にかける意気込みが伝わってきました。感染症対策を万全にしてその日を迎えましょう。
今年も”学びの楽しさ”を味わう…授業開始
1月12日(水)
1年生の数学は確認テスト、2年生の国語では四字熟語の小テスト、3年生の数学も冬休み明け確認テスト、けやき・ゆりのき学級では、竜巻についてのビデオ学習が行われました。今日は、冬休み中の学習の成果を問うテストを実施する授業が多かったようです。テスト用紙の傍らにはタブレットが…。こういったテストも今後タブレットで行う時がやってくるのでしょうか?
ともあれ、3学期の授業がスタートしました。今年も”学びの楽しさ”をたくさん味わっていきましょう!
自分も被害に合うかもしれない…竜巻訓練
1月11日(火)
竜巻にしろ地震にしろ、人がパニックに陥るような大きな危機的状況では、自らの判断力と行動力に全てがかかっています。なので、今日のような災害訓練ではどのような災害であろうとも主体性を持ち、災害から「命を守る対策」を学ぶことが重要です。生徒のみなさん、今日の訓練は主体性を持ってできたでしょうか?
そこで、みなさんに災害から命を守るために必要なキーワードを示します。それは…「自分も被害に合うかもしれない」です。この「自分も被害に合うかもしれない」という気持ちや覚悟が災害対策に必要な主体性を生み出します。
ぜひ、ご家庭でもこの機会に災害対策について話題にしてみてください。
一生懸命はかっこいい…3学期始業式
1月7日(金)
1・2年生は52日間、3年生は45日間の3学期が始まりました。生徒のみなさんは、それぞれの目標をしっかり定めて今日の始業式を迎えたことと思います。その目標の実現に向けて「一生懸命」に努力を続けてください。
ある雑誌にこんな記事がありました。「…当たり前ですが、一番かっこいいのは、何事も懸命になれる人です。真剣に取り組み、真剣に行動する。そこに全力を注げる人こそが大成しますし、周りによい影響を与えてくれる存在になります。それを斜に構えて”一生懸命なんてかっこ悪いじゃん”なんて思っているとしたら、それは勘違いでかしかなく、周りからも冷ややかな目で見られていると気づかなければなりません。…」正にその通りだと思います。
この文章を見て、「一生懸命ってかっこいいんだ」と感じ、「よしやるぞ!」というポジティブな思いを巡らし、その思いを行動に移すことが自身の成長につながります。もちろん、時として我慢や苦労も必要で、途中の失敗や挫折も全然OKです。その失敗や挫折も含めて「一生懸命はかっこいい」のですからね。
今年も中央中生のたくさんの「一生懸命」を見つけホームページに毎日アップしていきます。楽しみにしていてください。まずは、3人の代表生徒のスピーチする姿、新年最初の「一生懸命はかっこいい」でした。
失ったものも多いですが…2学期終業式
12月24日(金)
コロナ禍での82日間の2学期が終業となりました。残念ながら、2学期も中央中祭や体育祭、部活動の新人戦など主要な行事が中止となってしまいました。失ったものも多いですが、新たに手に入れたものがあったこともまた事実です。生徒や先生方が知恵を出し合って中央中祭に代わる「文化芸術鑑賞会」を企画し成功させました。中央中41年の歴史の中で初めての行事です。このような状況の中で成功させた「文化芸術鑑賞会」は間違いなく今後の”中央中の宝”になるものと確信しました。
来年は当たり前の学校生活が、当たり前に行われることを願って今年をまとめたいと思います。生徒のみなさん、保護者・地域の皆様、今年も中央中へのご支援ご協力ありがとうございました。来るべき令和4年がみなさまにとってそして、中央中にとって良い年となりますことを祈念し今年のブログを締めくくります。
みなさま、よい年をお迎えください。
中央中学校教職員一同
1年間のまとめが新年の決意を生む!…学年集会
12月23日(木)
学期末恒例のまとめ集会を各学年行いました。
2学期の成長や課題を学年生徒と教師が共有し、一体感を作り上げる大切な50分です。代表生徒の振り返り、学年主任の先生の言葉、冬休みの学習面・生活面の諸注意等、話を聞く時間が多くなりましたが、各自の心と頭でしっかり受け止められたようです。
生徒のみなさん、1年間のまとめをしっかり行うことで新年の決意が生まれます。今年の振り返りをしっかり行って明日の終業式にのぞんでください。
部活動も締めくくりです。バドミントン部が今週土曜日に今年最後の大会を迎えます。
学ぶ楽しさが余韻として残る授業
12月22日(水)
通常授業最終日です。それぞれの授業で今学期のまとめが行われました。その後、2年生の国語では百人一首大会、社会では歴史上の人物ババ抜きを行って、今年最後の授業を締めくくりました。
ゲーム的要素を取り入れた授業では、とかく学習課題への意識がおろそかになりがちですが、教師のやるべき指示が明確かつタイムリーなため「またやってみたい!」という学ぶ楽しさが余韻として残る授業になりました。
学ぶ楽しさのスタートは「やってみたい!」の心の動きです…理科(2年)
12月21日(火)
2年生理科の実験課題は、「目に見えない磁石の力を見てみよう!」でした。「えっ、どうやって見えるようにするの?」と興味津々の生徒たち。知的好奇心が揺さぶられ、4人グループでの意見交換が自然と始まりました。
学ぶ楽しさのスタートは「やってみたい!」と思える心の動きですね。
お互いを理解し合い、リスペクトし合う…学年掲示(1年)
12月20日(月)
今年の12月は、例年に比べ降雪量が増えている地域が多いようです。ここ中央中の1学年昇降口にもたくさんの雪が降りました。これは、1学年学級委員会の企画で、学年やクラスの仲間の善い行いをお互いに発見しあい、感謝の言葉を雪に書いて伝える取り組みです。
中学生にもなれば、人それぞれ見方も違うし、考え方も違います。でも、お互いを理解し合い、リスペクトし合う。雪のコメントを見ていると、そういう思いが込められているように感じます。この思いは、掲示物の中だけの話ではないはずです。クラスで学年で、また部活動でもこの思いを持ち続けてください。
他者からの評価に意味があります…こだま賞
12月17日(金)
こだま賞受賞者を紹介します。部活動の時間中にもかかわらず、おやじの会の活動を手伝ってくれた野球部と男子ソフトテニス部、2名のボランティア生徒に校長先生から授与されました。
ボランティアの意味を調べてみました。…自らの意志により公共性の高い活動へ参加する人のこと、とありました。「自らの意志で動いた行動が他者から評価され授与される」ところに大きな意味がある「こだま賞」です。
みなさん、ありがとうございました。
乗り越える力を仲間と共に!…スキー教室事前学習(2年)
12月16日(木)
ウエア合わせの様子です。これまでに、部屋割や係、ルールを自分たちで決め、いよいよスキー教室への準備も佳境に入ってきました。
これまでどんな時も2学年233名が力を合わせ、スキー教室の成功に向けて取り組んできたことと思います。意見が合わず仲間とぶつかったこともあったでしょう。わがままを言い周囲を困らせた時もあったことでしょう。このスキー教室を成功させるためにこれまで取り組んできた裏には、そういった過程が必ずあったはずです。その過程での一人一人の心の葛藤が、個人として、そしてクラスや学年が成長していくためには必要なのです。
ようやく少しだけ見え始めてきたこの先の未来において、どんな状況が待ち受けていようとも、この2学年なら「必ず乗り越えられる」と信じています。ガンバレ2年生!
「分かったら発表、分からなかったら質問」…授業研究(理科)
12月15日(水)
教育委員会様から指導者の先生をお招きして、3年生で行いました。本時の課題は、「水溶液と電極を変えて電池ができる条件を調べる」です。
実験を進めるにつれ、分かった生徒が自分の考えを仲間に伝え、質問がある生徒は納得できるまで先生に質問する姿が見られました。「分かったら発表、分からなかったら質問」学力向上のキーワードですね!
指導者の先生、お忙しい中のご指導ありがとうございました。
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