学校ブログ

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晴れ 50周年記念式典と学習成果発表会を行いました

 澄み渡る青空のもと、50周年記念式典と学習成果発表会を行いました。

 1校時は50周年記念式典を体育館で行いました。校長講話では、北谷小50年の歴史と北谷小の素晴らしいところ、そしてこれまで努力して伸ばしてきた「たくましく生きる力」を保護者の皆様にご覧いただき、希望をもっていただくことが一番の50周年の記念だということを伝えました。

 戸張教育長様からも、お祝いのお言葉をいただきました。「これからも、北谷小のよいところをみんなで伸ばしていってください。」戸張教育長様、ご参加くださり本当にありがとうございました。

 6年生代表児童が、50周年に思いを寄せた作文を緊張しながらも立派に読み上げてくれました。

 さあ、5月24日に撮影したドローン映像の発表です。その前に特別ゲストの登場!「なーまりーん!」お祝いに、なまりんが登場してくれました。

 50周年記念品のA4ファイル・北谷ーマン&あきちゃんのピンバッジ、記念品セル定規を4,5,6年代表児童にプレゼントしました。プレゼンターには、なまりんも参加してくれました。

 式典の最後に、なまりんと一緒に北谷小の校歌を全校で歌いました。

 1・2年生の生活科「わたしたちのやさいばたけ」は、育てたおいもについてクイズを出したり、ゲームをしたりして合同で楽しみました。2年生がつくったスイートポテトをもらって、1年生は大喜びでした。

 

 3年生は「すすめ!吉川たんけんたい」。なまずの学習から広めた地域の文化や特色、川魚料理などについて調べて発表しました。

 

 少人数学級は「わたしの北谷小のお気に入りの場所」について、しっかりした理由を付けてわかりゃすく発表することができました。

 4年生は総合的な学習の時間の発表で、「心のバリアフリー」と題した福祉教育学習の発表を行いました。視覚障がい者の方の立場に立って、自分ならどう行動するかなどをしっかりした口調で発表することができました。

 6年生は総合的な学習の時間で、修学旅行から何を学んだか、鎌倉・箱根と吉川の文化がどう違うかなどについて発表しました。修学旅行が自分たちの成長にプラスになったことを理解し、その思いを述べていました。

 5年生は田植え・稲刈り体験から興味・関心を広げ、お米づくりやお米の歴史、世界のお米料理などについて調べました。また、3時間目の終わりには、先日市内音楽会に出場した3組と、1,2組も合同で合唱の発表を行いました。

 多くの保護者の皆様にご来校いただき、子供たちは励みをもって発表に臨むことができました。皆様のおかげで、学校・家庭・地域が一体となって子供を育てる体制づくりがまた一歩進んだと思います。

 現代社会は、かつてないほど目まぐるしく変化しています。AI(人工知能)が生活様式を大きく変え、2つの戦争が国際情勢を不安定にしています。その中で自分を見失うことなく、自己実現や人生の目標に向かって着実に歩むことができるために必要なのが「たくましく生きる力」なのです。子供たちの非認知能力を高めるのは、学校・家庭・地域の責務なのだと考えます。

 本日、保護者の皆様に北谷小学校の子供たちの「やりぬく力」「おちつく力」「つながる力」の一端をご覧いただくことができたと思います。保護者の皆様から励ましや称賛のお言葉をいただければ、子供たちはまたいっそうやる気を示して、たくましく生きる力を伸ばしていきます。50周年記念式典は終了しましたが、それは一つの通過点です。これからも、教職員一同子供たちの健やかな成長のため努力してまいります。保護者・地域の皆様には子供たちをより一層支えてくださいますよう心よりお願い申し上げます。

 本日は、多くの皆様のご来校、大変ありがとうございました。

 

グループ 市内小・中音楽会 5年3組が出場しました

 今シーズン一番の冷え込みになりましたが、澄み渡る青空が広がりました。5年3組が、市内音楽会に出場しました。学校代表として、これまで練習を積み重ねてきた子供たち。さあ、その成果を発揮するときです。

 緊張しながら、舞台に上がりました。意気込みが伝わってくるようでした。

発表1っ曲目は、「大切なもの」。徐々に声量が増していくことがわかりました。岩出先生の指揮に、集中します。

 伴奏の二人も、緊張に負けることなく素晴らしい演奏を披露しました。

 二曲目の発表「風になりたい」では、さらに声量が上がり、とても元気に歌うことができました。楽器演奏パートの息もぴったり!

 歌い終わると、会場からは大きな拍手が贈られました。

 緊張に飲まれながらもそれを克服し、これまでの練習の成果をいかんなく発表できたと思います。まさに、練習の時以上の力を発揮したといえるでしょう。がんばった5年3組に拍手!です。

 市内音楽会は会場のキャパの関係で非公開となりましたが、北谷小学校では11月9日(土)の50周年記念式典の3時間目で練習に参加した1,2組と合同で学年全体で体育館での発表を行います。そちらはぜひご参観ください。子供たちの努力の成果をお目にかけられると思います。

 指導講評の先生のがおっしゃっていたことが印象的です。感謝の気持ちが、歌の始まり。他校の発表を素晴らしいと思う心が、音楽の輪を広げていく。心を込めて歌うことで、笑顔が広がる。苦しい時も、悲しい時も、いつでも歌は、近くにある。本当にその通りだと思います。

 この音楽会を一つの通過点として、子供たちには歌に親しみ、笑顔と歌を広げる心を持ち続けてほしいと思います。5年3組の皆さん、素晴らしい発表をありがとう。11月9日(土)の発表も期待しています。

 

 

期待・ワクワク 2年生 お芋がとれました

 今日はハロウィン。お天気がよくて何よりでした。2年生が、1学期に植えたお芋の収穫を行いました。

さあ、掘るぞ!お芋、出てくるかな。

ちいさいけれど、見つけました!

みんなで協力したので、お芋がとれました!やったあ!

みんなでポーズ!「おいもとれたー!」

 学級園でとれるおいもの量は、微々たるものですが、それでも子供たちは夢中になって掘って、がんばってお芋を見つけてくれました。これぞ、収穫の喜びです。地面は、豊かな実りを私たちに与えてくれる。そのことを子供たちに実感させるよい機会になったと思います。

 さあ、このお芋を生活科でどうするか、みんなで考えていきましょう!

晴れのち曇り 教育センターの先生方にあいさつ運動をしていただきました

 午前中の雨は予報通りお昼には上がりましたが、校庭がぬかるんでいたので外遊びは無理でした。みんなごめんね。

 吉川市教育センターは、教育相談、補導活動、環境浄化など青少年の健全育成を目的に取り組んでいる市の機関です。今日は、センターの補導委員会の先生方が、子供たちの下校時にあいさつ運動にきてくださいました。

 お越しいただいたうちのお一人は、昨年度まで三輪野江小学校にお勤めだった浦井校長先生です。

「さよーならー。」「はい、さようならー。」

 子供たちにちょっと紹介すると、「えっ!?三輪野江小の校長先生なんですか?!」と子供たちもびっくりしていました。ご退職なさった校長先生がお勤めになることが多い役職でもあります。

 朝のあいさつは行っているのですが、なかなか帰りまではできません。浦井校長先生方のおかげ様で、子供たちの元気な「さようなら」が聞けました。

 気がかりなのは、朝のあいさつができる児童が依然として多くないということです。SNS全盛の時代にあっては、無理のないことかもしれません。社会学者 宮台真司 先生は、現代を「超コンビニ社会」と定義しています。朝から晩まで、だれとも一言も話さなくても済んでしまう時代。そうした中、コミュニケーションスキルを身に付ける必然性が失われてきているのかもしれません。

 一方、企業が求める人材で常にトップを占めるのが「コミュニケーション力に長けた人物」です。リクルート・エージェントのwebサイトをみると、次のように定義してあります。

~相手の話に耳を傾けて理解する「聞く力」、自分の考えを相手に理解してもらう「伝える力」、説得・交渉によって協力をとりつける「連携する力」など。~

 こうした力をもつ若者を、社会は求めているのです。そしてコミュニケーション力は純然たる訓練の成果。生まれついての能力ではありません。ご家庭・学校・地域が意識して子供たちの力を育てる必要があります。

 そしてあいさつは、コミュニケーション力の第一歩。すべては、そこから始まります。そうした意味でも、幼・小・中があいさつ運動に力を入れている理由がわかります。

 北谷小学校でも、これからも継続して子供たちが気持ちのよいあいさつができるよう指導してまいります。教育センターの先生方、今日はありがとうございました。

 

ニヒヒ 就学時健診を行いました 令和7年度入学の皆さん待ってます!

 本日は3時間授業にして、午後から就学時健診を行いました。令和7年度入学のお子さんの健康診断等を行いました。健診が終わって、子供たちも一安心。図書室で手続きが済むのを待ちました。

 子供たちが健診を受けている間、吉川市役所子育て支援課の栗原係長様はじめ、児童相談員の講師の方をお招きし、「子育て講座」を行っていただきました。

「朝食をしっかり食べさせていただくことが大切です。また、決まった時刻に就寝させて、朝、ゆとりをもたせてください。子育てに悩んだら、いつでもご相談ください。」

 児童相談員の方からは、子育てのヒントをたくさんいただきました。「強制的なしつけは怖さが先立ってしまいます。つい手が出てしまって、それでもいうことを聞かない。そこから、行動がエスカレートしがちです。親御さんの真剣な想いからくる行動でも、子供を傷付けてしまいます。大切なことは、なぜ、それがいけないのかわかるように伝えることです。」

 会場の皆様も、一心に聞いておられました。子育て支援課の講師の皆様、ありがとうございました。

 保護者の皆様のご協力のおかげで、全体をスムーズに運営することができました。大変ありがとうございました。お子さんの来年度のご入学を、心からお待ちしています。

 

曇り 全校朝会を行いました ハンバーグはどこの国の料理?

 早いもので、今週で10月も終わり2学期も折り返し地点となります。11月の全校朝会を行いました。

 いよいよ、11月9日の学習成果発表会が近付いてきたので、今日は改めて発表についての心構えを話しました。

 「今、みなさんは11月9日の生活科や総合的な学習の時間の発表に向けて、準備をしていますね。テーマは、食育や地域学習に関することです。その発表を通して、保護者・地域の皆さんに日ごろのがんばりをみていただくことができます。準備を一生懸命してください。さて、食育に関する調べ学習というと、校長先生には学生時代の思い出があります。」

 私が学生時代、講義をされていた教授が、「ハンバーグって、どこの国の食べ物か知ってるかい?」と聞かれてきたので私たちは「アメリカですよね」「いや、ハンブルグという地名が由来ならドイツじゃないかな。」と答えました。教授はにこっと笑って「じゃあ、宿題にします。来週まで調べてきてごらん」とおっしゃったので、こりゃ大変、と焦ってみんなで調べました。当時はインターネットが普及していなかったので、図書室で本をひっくり返し、みんなでわいわいいいながら調べたものです。

 すると、ハンバーグはもともとモンゴルの料理だということがわかりました。モンゴルの騎馬民族、タタール人は他国に遠征にいくとき、馬肉を食料としていました。彼らは馬肉が凍らないように、そして柔らかいままで食べられるように鞍の下で温め、コショウや玉ねぎ、スパイスを混ぜていたのです。タタール人がヨーロッパに遠征していたとき、ドイツに伝わり、やがて焼いて食べる知恵が加わりました。それからドイツ人がアメリカに移住した際に、このドイツの郷土料理がアメリカに伝わったのです。この「ハンブルグのステーキ」は「ハンバーグステーキ」と名前が変わり、1970年代に、有名ハンバーガーチェーン店の出店とともに一気に日本にも広まりました。ちなみに、タルタルソースもタタール人が由来とされています。

 ハンバーグの起源一つ調べるだけでも、これだけの歴史がわかるのです。まさに、学ぶことの楽しさです。

 子供たちには、「ああ、はやく発表したい!」というわくわく感をもって、11月9日に臨んでほしいと思います。こうした知識や知恵の共有は、学ぶことへの意欲を高めます。それが本校の目指す「たくましく生きる力」の伸長につながると思います。子供たちの活躍に期待しています。

晴れ 修学旅行2日目

 二日目は、快晴の朝になりました。ホテルでの最後の食事、朝食をおいしくいただきました。

 名残惜しいけれど、箱根高原ホテルとはこれでお別れになります。2日間、大変お世話になりました!

 芦ノ湖ロープウェーで、小涌谷まで行きました。すると、なんときれいに富士山が姿を現してくれました。いや、その雄々しさといったら!気温も暑くも寒くもなく、最高の見学となりました。

 シャッターチャンス!富士山をバックに、集合写真!

 その後、箱根町港までロープウェーで移動すると、海賊船が迎えてくれました。この日は外国人観光客の方がとても多く、船内は押し合いへし合いの大混雑だったのですが、ルールを守ったので安全に過ごすことができました。

 箱根関所は写真がなくてすみません。最後の食事を鈴廣さんで済まして、一路学校に向かいました。予定通りの時刻に、全員無事で帰校することができました。

 6年生の就学旅行のスローガンは、「6年生らしくルールを守り 仲良く協力して 最高の思い出になる修学旅行にしよう!」でした。一日目の鎌倉グループ行動で、雨を避けるためグループで話し合い、柔軟にコースを変えて対応するチームワークを見せてくれました。江ノ電の中で大声で話さない等周囲を気遣ったり、大涌谷で、硫黄のにおいに対して悪態をつかず、大自然に敬意を払って「くさい」と言わないようにしたり、ルールを守る姿勢を見せてくれました。そしてホテルや食事、バスガイドさんや運転手さんにしっかりお礼を述べることができました。「仲良く」の中には礼儀が含まれます。そうした部分も守れたのではないかと思います。

 最後の食事、鈴廣で「校長先生、修学旅行は2泊3日がいいです」と話しかけられました。それは、この二日間が子供たちにとって最高の2日間だったことを物語っていました。

 修学旅行での経験は、間違いなく6年生のたくましく生きる力の向上につながったと思います。それは、教科書やインターネットを検索しただけでは決して身に付くことのない、生きるための大切な力です。6年生のみんな、最高の2日間でした。よくがんばりました。そして6年生に貴重な経験を与えてくださった皆様、支えてくださった保護者の皆様、大変ありがとうございました。

 

 

小雨 修学旅行1日目

 10月23日、6年生は楽しみにしていた修学旅行に出発しました。車内はバスレクで大盛り上がり。

 渋滞も解消され、予定通り大黒パーキングエリアに着くことができました。みんな元気です。

 ほぼ、予定通り鶴岡八幡宮に到着できました。この時はまだ、雨が降っていなかったのでラッキーでした。

 お待ちかね、小町通りでのお買い物タイム。お目当てのお土産、ゲット!

 この後、雨が降ってきて大変でしたが、高徳院になんとか辿り着いて、お弁当にありつくことができました。

 大仏様の前で、はい、チーズ!

 江ノ電で長谷駅に移動して、江ノ島まで電車で移動。江ノ島水族館駐車場のゴールまで、全ての班が時間内に到着できました。

 ホテルに到着したら、お土産売り場で、最後のお土産をゲット。

 ホテルのスタッフの皆様の心づくしの夕食をいただきました。美味しかったー!

 夕食のあと、入浴し、その後、ホテルの講義室で、寄木細工づくりを体験しました。先生に寄木細工の歴史についてご説明をいただきました。

 みんな真剣に、寄木細工つくりに取り組みました。最高のお土産ができました。

 こうして、1日目が終了しました。雨が降ったため、グループ行動のコースを変えることを余儀なくされたグループもありましたが、メンバーで協力し合い、臨機応変に行動できたことが立派でした。ホテルでの姿勢もよく、1日目の日程がスムースに進行しました。明日もがんばります。

 

 

音楽 感謝の会を行いました

 北谷小学校は、日ごろ多くの地域ボランティアの皆様にお世話になっています。今日はそうした皆様を一堂にお招きして、感謝の気持ちを伝える「感謝の会」を行いました。

 体育館にお集りいただいたボランティアの皆様。代表委員の言葉で、会をはじめました。

 全校児童で「ありがとうの花」を斉唱しました。ご来場の皆様にも、「いい歌でした」ととても喜んでいただきました。

 プレゼント贈呈。子供たちのつくった手紙、花束、感謝のメダルをお渡ししました。ご来場の皆様も、この表情です。とてもうれしそうにされていたので、安心しました。

 代表のお言葉を、降旗議員様からいただきました。「北谷小の児童の皆さん、今日は本当にありがとうございました。ありがとうの歌をはじめて聴かせてもらって、感動しました。これからも、いろいろな面で皆さんを支えていきたいと思います。」

 子供たちから大きな拍手が贈られました。

 私から、児童にこんなことを伝えました。「皆さん、今日は感謝の気持ちをよく伝えることができました。ここにいらっしゃる皆様は、北谷小の皆さんが毎日安全に学校に通えるよう、そして様々な学習の機会を広げられるようご協力をいただいています。それを、当たり前と捉えてはいけません。皆さんも、誰かに親切にして、心から「ありがとう!」といわれたら「ああ、また親切をしよう。」と思うでしょう。今日いらした皆さんも同じです。様々な機会で「ありがとうございました!」といわれたら、いっそう北谷小に力を貸してくださることでしょう。これからも、例えば登下校ボランティアの皆様に「おはようございます!」「さようなら!」といわれたら、元気なごあいさつを返してください。きっと、「元気をもらった!」と喜んでくださいます。

 短い会でしたが、子供たちの感謝の心を十分お伝えすることができたと思います。先日の「北谷小フェスティバル」と同様に、地域ボランティアの皆様と心の結び付きを強めることができた行事となりました。感謝する気持ちは、「豊かな心」の源泉です。

 それも、日ごろから様々な面で北谷小を支えてくださるボランティアの皆様のおかげです。今日はご来校くださり本当にありがとうございました。これからも、北谷小学校の教育活動にご支援とご協力を賜りますよう宜しくお願いいたします。

晴れ 北谷小フェスティバルを行いました

 PTAの皆様が中心となって長い時間をかけて準備をしてくださった北谷小フェスティバルを、10月20日(日)に行いました。去年は大雨の中の開催でしたが、今年は打って変わってとても気持ちのよい青空のもとでの開催となりました。

 おなじみ、おやじの会の皆様は特製揚げパンを販売してくださいました。大好評でした。

 フレンドパークの皆様は、去年に引き続きクッキーを販売してくださいました。すぐ売り切れてしまうなど、こちらも大評判でした。

 PTAの皆様が主催してくださった射的や的あてゲームは、今年も大盛況。終始、行列が途切れませんでした。

 敬老会の皆様は、新聞紙でのかぶとづくり、けん玉、コマ、おはじきやお手玉でもてなしてくださいました。地域の高齢者の方と子供たちの交流、素晴らしいです。

 八坂まつり共和会の皆様が、子供神輿を用意してくださいました。本物の掛け声のもと、伝統のお神輿をかついで練り歩き、子供たちは大喜びでした!

 アクセサリーショップも大盛況。終始、どのお店も、子供たちの笑顔があふれていました。

 高齢化や人間関係の希薄化により、地域のイベントが縮小する中、PTAの皆様が中心となって行ってくださるこの「北谷小フェスティバル」は、毎年大変な賑わいをみせます。その中で、保護者、地域、そして各団体の皆様が子供たちと触れ合って、絆を強めてくださるのは本当にうれしく、ありがたい限りです。「子供を地域とともに育てる」というは易いのですが、実際様々な問題があります。この北谷小フェスティバルは、その最適解の一つだと信じて疑いません。

 フェスティバルに協力してくださった皆様、素晴らしい絆を子供たちに分けてくださり、本当にありがとうございました。

曇り 2年生まち探検を行いました

 2年生はこれまでずっとまち探検の計画を進めてきて、今日が本番となりました。とても多くの保護者の皆様に引率のご協力をいただきました。私は美南高校のグループに同行したので、少しだけその様子をお伝えします。

 さあ、出発。先頭は、引率された保護者の方ではなく、グループリーダーが務めます。

 美南高校到着!「こんにちは。北谷小2年生です。美南高校のことを教えてもらいにきました。」とてもしっかりしたあいさつができました。

 教頭先生が迎えてくださって、会議室に案内していただきました。「宜しくお願いします。」礼儀正しいあいさつができました。

子供たちの質問に答えてくださいました。子供たちは、用意した質問をお伝えすることができました。「楽器はありますか。」「タブレットは使いますか。」遠足の目的地がディズニーランドで、修学旅行の行先が沖縄だと聞いて、びっくり!

 

 質問タイムのあとは、校内を案内していただきました。体育館の広さにびっくり!「ひろーい!!」

 図書室にも案内していただきました。図書館司書の方が、たくさんの本があることを説明してくださいました。

 最後に、校庭をみせていただきました。「こっちも、広いね。」また、校庭を行き来する生徒さんたちが、みんな「お、小学生のみんな。こんにちはー!」と元気にあいさつしてくれました。

 しっかり、お礼を述べることができました。「ありがとうございました!」

 緊張しながらも、立派な姿勢で見学することができました。社会勉強の第一歩として、素晴らしい機会となりました。また、道中も安全に通行できたのは、ボランティアの保護者の皆様のおかげです。

 子供たちは教えていただいたことをまとめて、互いに発表しあいます。そのことが、学力や、生きる力を高めていきます。

美南高校の皆様、お忙しい中丁寧にご対応くださり、ありがとうございました。

晴れのち曇り 3校対抗陸上記録会を行いました

 本来、陸上大会を実施する予定だった10月8日・9日がいずれも雨天で中止になり、そのため北谷小・美南小・中曽根小を除く5校は関小学校で10月10日に記録会として開催しました。前述の3つの学校は10日に教育委員会の学校訪問が入っていたため、本日16日(水)実施の運びとなりました。

 緊張した面持ちで会場入りした子供たち。競技の様子を一部、少しだけお届けします(すべての競技をお見せできなくてすみません)。

 女子持久走。最後まであきらめない走りが光りました。

 男子持久走。前のランナーに必死で付いていく強い精神力を見せました。

 高跳び。プレッシャーに負けることなく、実力を出し切りました。

 ハードル。ハードルに足をとられてもあわてずバランスをとり、完走する姿が立派でした。

 100M走。3校対抗のため、少ない競争相手がむしろ強いプレッシャーとなりましたが、一歩も退かない力強い走りを見せました。

 ボール投げ。競技を楽しんでいたかのような様子がとても頼もしく感じました。

 3分間縄跳び。本番のプレッシャーの中、実力を出し切った子が多くいました。

400Mリレー。3校いずれの選手も、全力で駆け抜けました。見ごたえのある素晴らしいレースとなりました。

 印象的だった場面がいくつかあります。一つは、高跳びの決勝です。最後まで残った本校の児童が、記録的に引き分けました。すると、相手チームの児童と握手をして、競技を終えたのです。互いの健闘をたたえ合い、「ありがとう」の意を示したのでした。会場から、大きな拍手が沸き起こりました。

 もう一つは、北谷小の児童の見事な応援です。スタートは、選手の気が散らないよう押し黙る。そして、競技中は、心を一つにして、選手に声援を送る。その立派で力強い応援は、3校の中で間違いなく1番でした。

(戦い終わった選手たち)

 いつまでも続く猛暑もあり、練習日程があまりとれない中での記録会でした。思い通りの記録を出して喜ぶ児童も、練習時の記録に届かず悔しがる児童もいました。でも、その思いを胸に刻み、次につなげてほしいと思います。また、高跳びでみせたあの場面のように、他校との交流を大切にして、中学校での絆づくりにつなげてほしいと思います。

 この陸上記録会でも、多くの場面で子供たちの「やりぬく力」「おちつく力」「つながる力」が高まったと思います。この成果を、次の修学旅行や50周年記念式典での学習成果発表会に生かしてほしいと思います。6年生、本当によくがんばりました。

 今までご協力くださった保護者の皆様、会場に応援にいらした保護者の皆様、ありがとうございました。

 

 

曇り 5年生 減災教育を行いました

 5年生は昨日に引き続き、減災教育を行いました。今日は市役所危機管理課の皆さんによる防災意識を高める授業です。中心となるのは、市内にお住いの浅水さんです。これまで、様々な場所で吉川の水害や歴史にまつわるご講演を行ってこられました。今日、本校にお越しくださり、子供たちにお話をしてくださいました。

 浅水さんは、手書きのイラストでスライドをつくり、吉川の歴史、特に水害との戦いについて丁寧に伝えてくだいました。カスリーン台風により、県内に大変な被害が出たこと。人々の大水への備えや、予防策。そして二つの川に挟まれて肥沃な土地であることから獲れるおいしいお米など、静かですが、とても力強い口調でいらっしゃいました。

 経験者の方のお話に優る資料はありません。まさに、生き証人の方のお話です。本当に貴重な機会をいただけたと思います。

 浅水さんのお話から、子供たちは水害と戦ってきた吉川の人々のたくましさと知恵を学んでくれたことでしょう。同時に、川がもたらす肥沃な土地など、自然と共生してきたことも分かったことでしょう。その知恵や歴史を受け継いでいくのが、子供たちです。

 浅水さん、危機管理課の皆様、今日は価値ある経験をご提供くださり、ありがとうございました。

 

小雨 5年生 河川学習を行いました

 昨日に引き続き、朝から雨の降りしきる寒い一日になりました。

 5年生が「河川学習」を行いました。江戸川河川事務所の方をお招きしての特別授業です。「大きな川が流れるところに大雨が降ったら、どうなるでしょう。」という吉川にとっては切実な問いかけから始まりました。

「道路が使えなくなる」「逃げ場がなくなる」等の意見が出されました。子供たちも報道等から河川の氾濫についての怖さは承知しています。中には「お米がだめになる」という意見も出されました。先日の稲刈り体験から続いているお米の学習が生きていると感じました。

 「内水氾濫」とは、下水道等の排水施設の能力を超えた雨が降った時や、雨水の排水先の河川の水位が高くなった時等に、雨水が排水できなくなり浸水する現象です。 下水道や水路等から雨水があふれだし、浸水被害が発生します。この現象の恐ろしさについて、丁寧に説明していただきました。

 そして、川の水位の危険情報などは、様々なメディアから入手できることを教えていただきました。

 まとめのテストを行って、授業を終えました。

 最後にいただいた言葉が印象的です。「川の危険について理解し、正しい情報を手に入れて、安全に避難することを心掛けてください。」

 地球温暖化の影響でしょうか。海水温が上昇し、ゲリラ降雨や線状降水帯、台風の激甚化などが日常化してきています。ここ吉川は、中川と江戸川という大きな二つの河川に挟まれた地域です。土地が肥沃で、川魚料理という名産が伝承されてきた裏側に、常に水の災害に対する備えをしておく必要があります。

 江戸川河川事務所の皆様に教えていただいたことで、子供たちの防災意識も一歩深まったことでしょう。今日は貴重な学習の機会をいただき、ありがとございました。

 

 

 

 

大雨 学習の合間のお楽しみ 風やゴムで動くおもちゃと4年生ベースボールチャレンジ

 8日・9日のいずれも陸上競技大会が中止になりました。今後のことについては、決まり次第詳しくお伝えします。

 3年生の教室をのぞくと、理科の「風やゴムで動くおもちゃ」の実験に取り組んでいました。風車ができると、子供たちは大喜び。みんなフーフー一生懸命口で風を送っていました。

 この単元、子供たちは大喜びで取り組みます。3年生で最も楽しい理科の単元の一つです。

 こちらは、3・4年生が取り組んだ「ライオンズ ベースボールチャレンジ」です。これは体育授業サポートとして「キッズベースボールチャレンジ」を実施し、ライオンズアカデミーコーチの方が講師を務めてくださるものです。

 昨今、県内の子どもたちの投てき能力および体力低下の改善に寄与することを目的に、学校教育のサポートとして小学生を対象に体育授業の中でキャッチボールを中心に、野球のプレー要素である『投げる』、『捕る』の体験を通じて、児童の体力向上ならびに野球界の発展・普及に貢献し、よりスポーツの楽しさや面白さを教えていただくものです。

 授業を拝見すると、実に子供たちが楽しそうに活動いていました。

「はーい、ボールを上に投げて、落ちてきたボールをキャッチしますよー!」

 みんなきゃあきゃあとボールキャッチを楽しみました。「おもしろかったー!」さすがプログラムが整っています。子供たちを楽しませながらキャッチボールの基礎・基本をしっかり学ばせるあたり、プログラムの巧みさに感心させられました。

 今現在、子供たちに人気のスポーツはサッカーと野球が二大巨頭ですが、徐々にサッカー熱の方が高まっているように思います。理由は、キャッチボールができる公園が少なくなったこともあるでしょう。そんな中、ロサンゼルスドジャースの大谷 翔平選手が目覚ましい活躍をしていることで、徐々に野球人気も高まってきています。そんな中での取り組みだったので、子供たちも大いに興味をもって楽しんだことでしょう。お二人のコーチの方、大変ありがとうございました。

 小学校での学習は、基礎・基本です。それはとても大切ですが、習得は地道に行わなければならず、楽しいとはいいがたいものです。でも、そんな中でも楽しい学習がたくさんあります。そんなときは大いに学習を楽しんでもらって、そのやる気がいろいろな学習の場に広がっていってほしいと思います。

 さあ、明日もがんばりましょう!

 

曇り 陸上大会延期 そして最後の陸上練習

 8日(火)に予定れていた陸上競技大会は、明日雨天予報のために延期になりました。今のところは9日(水)に実施する予定ですが、詳細は今後わかり次第お伝えします。

 今日も陸上の練習を行いました。一人一人が目標をもって、最後の練習に臨みました。

 なわとびの児童で、「日曜日、練習をがんばりました」との声も聞きました。素晴らしいと思います。結果をだすことは重要ですが、そこに至るまでに努力を積みかねること、過程の重視が大事だと思います。6年生一人一人が陸上に参加し、互いに励まし合い、最後までがんばりぬき、チームワークを高めると同時に体力を伸ばしてほしいと思います。6年生の皆さん、今日までがんばってくれてありがとう。立派な練習態度でした。

曇り 6年生大車輪!

 6年生が大車輪の活躍をみせています。10月に陸上大会と修学旅行という大きな行事を控えている6年生。

昼休みは、体育館で引率者引き合わせがありました。一人一人、先生方の言葉をよく聞いて、拍手を送ってくれました。いや、うれしくなりますね。最後に、きれいに色を塗った修学旅行のしおりを渡してくれました。ありがとう!

 午後は、陸上大会の練習でいよいよ大詰めです。練習にもいっそう、身が入りました。縄跳びの子たちに話を聞いても、「記録が伸びました!」「もう少しでした!」と前向きな声をたくさんもらいました。ハードルもボール投げも、幅跳び・高跳びも、持久走も、一生懸命練習に打ち込む姿が立派でした。

 大変だと思います。でも、行事の一つ一つには大切な意味があります。修学旅行は小学校6年間最後の宿泊体験、陸上は市内一斉の行事です。その中で自分にできる精いっぱいをやりぬくことで、本校が育てている「たくましく生きる力」の「やりぬく力」「つながる力」が伸びると思います。

 いよいよ来週、陸上競技大会です。週末は睡眠や休養を十分とって、エネルギーを充填してほしいと思います。6年生、今週もがんばってくれてありがとう。

バス 3年生遠足 鉄道博物館に行ってきました

 10月3日(木)、3年生は遠足で鉄道博物館に行ってきました。あいにくの空模様で、道路は大渋滞。到着が30分近く遅れる事態になりましたが、なんとか予約していたジオラマはぎりぎりセーフ。すてきな鉄道ショーをみることができて、子供たちは大喜びでした。

 午前中は、学級単位で博物館内を見学しました。さすが鉄道博物館、展示品は本物で、券売機で切符を買う体験もできました。

 雨が止んだので、屋上にも出ることができました。新幹線の到着・出発もみることができて、壮観そのものでした。

 あっという間に午前中の時間が過ぎて、待ちに待ったお弁当タイム!4階の食堂広間で食べることができたので、窓の外には新幹線の走行が見られました。おうちの方が心を込めてつくってくださったお弁当に、これまたみんな、大満足!

 

 午後からは、グループ行動です。班単位で、みたいものを選んで見学します。古い車両の車内に座ることもできて大喜び。「トトロの猫バス!」「鬼滅の刃の夢幻列車!」私たちにとっては懐かしい車内も、子供たちには、そうみえたようです。

 見晴らしのいいところでちょっと一休み。はいポーズ!

 無事に見学も終えて、入り口付近の写真スポットで記念撮影をして、鉄道博物館を後にしました。「楽しかったー!」

 展示物はとても魅力的だったし、一日の流れもスムーズでした。感心したのは、グループ行動がしっかりできていたことです。興味をもった展示物に行きがちですが、班の子たちが「みんなで行動するんだよ!」と声を掛け合い、比較的混乱なく見学ができたことはとてもよかったと思います。

 子供たちにとって楽しい思い出になった一日。おうちの人のご支援や子供たち自身のチームワーク、担任の先生方の毅然とした指導があいまって、大成功で終えることができました。この成功体験を胸に自信を付け、次の体験に生かし、成長につなげてほしいを思います。

 保護者の皆様のご支援を大変ありがとうございました。

晴れのち曇り 1年・5年歯みがき教室

 朝は涼しいけれど、午後からは気温が上がり蒸し暑くなりました。明日は最高気温32度、また真夏日になります。長そでを着ているお子さんは日中蒸し暑さから不快感を感じがちなので、着脱できる衣服の準備をお願いします。

 1年・5年生が歯みがき教室を行いました。この時期に実施するのは、1年生で永久歯が生える時期だからです。6月はまだ乳歯の多い子がいることから、10月の方が適しているといえます。また、歯みがきの大切さをご家庭で理解していただくため、保護者の皆様にもご参加いただきました。

 学校歯科医の戸張先生、歯科衛生士の皆様をお迎えして、各教室で歯みがきの大切さについてお話をいただきました。さすが歯科衛生士の先生、資料も豊富でお話がわかりやすかったです。

 プラーク(歯垢)は虫歯菌の格好のエサとなり、これを除去することが口腔内の健康を保つ上で大切になります。おうちの方のご協力のもと、カラーテスターを使用して磨き残しのプラークをチェックしました。「はい、あーん。」

  正しい磨き方をしっかり教わりました。さあ、今日から歯みがきにいっそうがんばって取り組みましょう!

 6時間目は、5年生が歯みがき教室に取り組みました。高学年も保護者の方にご参加いただき、一緒に歯みがきの大切さについて講義を聞いていただきました。

 歯周病が万病のもと、という理解はだいぶ進んでいるように思います。しかし、知識を得るだけでは十分ではないかもしれません。「ああ、やっぱり歯みがきは面倒だな」と思ってしまうと、なかなか一日三度の歯みがきにつながりません。

 しかし、今日のように改めて保護者の皆様と一緒に歯垢除去の大切さについて専門家の方の話を聞いていただき、プラークの残り方を確かめ、正しい除去の仕方について講義をしていただくと、まったく効果が違うと思います。

 歯を健康に保つことは、学習や運動の能力を向上させ、健康増進につながります。そのための貴重な学習の機会をいただきました。戸張先生、歯科衛生士の先生方、今日は大変ありがとうございました。

 

晴れのち曇り 5年生稲刈り体験

 本日、JAさいかつの皆様のご支援のもと、5年生が稲刈り体験を行いました。まずは、鎌の使い方や、稲の切り取り方について教えていただきました。「ざくっと切ったら、稲をわらで束ねてください。」

  それでは早速、作業開始です!

 ざくっざくっと心地よい音を立てて、稲が刈り取られていきます。子供たちもこの表情!「刈ったどー!」

 作業が終わったあと、コンバインでの刈り取りをみせていただきました。人手の数十倍の速さで刈り取りを行っていくそのすごさに簡単の声が上がりました。「すごい!!」「はや!!」

 その後、質問コーナーを設け、即興で皆様に質問に答えていただきました。「コンバインを運転するのに、免許は必要ですか?」「この田んぼ1枚から、どのぐらいのお米が獲れますか?」いい質問が出たことは、子供たちが稲刈りに興味をもった証拠です。

 

 最後に、お世話になったJAさいかつの皆様に全員でお礼をお伝えしました。「ありがとうございました!」

 およそ30分ほどの作業でしたが、稲刈りの大変さと収穫の喜びをほんの少しだけ、子供たちに味わわせることができたと思います。お米は、大地の恵みと、生産者の方の創意工夫と努力の結晶です。それを理解して、お米に対して尊敬の気持ちをもっていただく。それこそが食育の基本だと考えています。

 それはお米だけではありません。すべての食物がそうだということを子供たちに伝えたいと思います。その貴重な機会となったこの経験をご提供くださったJAさいかつの皆様に心よりお礼を申し上げます。大変ありがとうございました。

 

 

アクアワールドに行ってきました(4年遠足)

 9月27日(金)、4年生が遠足で「アクアワールド大洗水族館」に行ってきました。雨模様の天候でしたが、バスの乗り降りや昼食のタイミングで雨が止み、大きな混乱なく日程を進めることができました。イルカショーでは、アシカとイルカの生態についてクイズを通して学びました。後半のイルカのジャンプでは、大きな水しぶきに大興奮しながら、見事なショーに熱中しました。昼食は海が見える外のスペースで食べました。波の音と潮風が隠し味となり、おうちの方の愛情たっぷりのお弁当をみんな笑顔で美味しくいただきました。水族館の見学はグループ行動で行いました。自分のめあてを「友達との協力」としている子が多く、言葉通り相手を意識して譲り合って行動している姿がとても立派でした。大きな水槽でゆったりと泳ぐ魚たちやかわいいペンギンの姿に歓声が上がっていました。バスの中でも、バスレクを通してクラスの絆を深められました。「クラスの友達とたくさん話せてうれしかった」という声も聞こえてきました。普段の学校生活で育んだ「おちつく力」「つながる力」「やりぬく力」が校外でも発揮でき、達成感という自信からさらに伸ばすことができた遠足でした。これからも自分の目標をに向かって進んでいってくれることでしょう。今後の4年生の活躍に期待が広がります。遠足に向けて色々なご準備をいただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。

 

曇り 放課後陸上練習を行っています

 10月8日に、市内のすべての6年生が参加する市内陸上競技会が関小学校で開催されます。大会一か月前の9月9日から練習を始める予定でしたが、先週20日(金)まで猛暑日が続き、運動場での練習ができませんでした。今週初めからようやく気温が下がり練習できる環境が整ったので、火曜日から練習を始めています。

 子供たちはそれぞれの種目に分かれ、短い時間でも練習にがんばって取り組んでいます。

 練習の目的は、よい成績を上げることが主ではありません。まずは、公正に選手を選ぶために複数の職員で対応し記録を正確にとること、そして練習を継続して行うことで競技に慣れさせ、けがや事故を防ぐことです。陸上は互いに競い合い体力向上を図ること、そして成長に資するよい経験にすることが一番の目的です。

 残りの日々は短いですが、子供たちには練習に真摯な姿勢で取り組ませ、本番に臨ませたいと思います。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 

了解 6年生 埼玉県 選挙出前講座を行いました

 先週と比べると、嘘のように涼しく、朝は肌寒いと感じるようになりました。季節が二歩も三歩も進んだ感じです。季節の変わり目、体調を崩しやすいのでご家庭でもご配意くださるようお願いいたします。

 2024年は選挙イヤーと言われています。1月に台湾総統選、3月はロシア大統領選挙が行われ、11月にはアメリカ大統領選挙が控えています。日本でも立憲民主党や自民党の総裁選挙が行われ、それぞれ大いに盛り上がりをみせています。そうした流れもあり、本日、県と吉川市の選挙管理委員会の皆様をお招きして、6年生が「出前選挙講座」を行いました。

 まずは選挙管理委員会の大学生ボランティアの方から、選挙に関する説明を受けます。「選挙に行かないということは、政策について何も言わないということです。だから選挙はとても大切です!」選挙クイズも、盛り上がりました。

 メインイベントは、「模擬選挙」です。先生方を候補者に見立てて、選挙演説を聞き、そのうえで実際に投票をするかという体験活動です。候補者になった先生方は、有権者の心に響くよう選挙公約を訴えます。子供たちも、真剣に各候補の演説に耳を傾けました。

 その後、投票用紙をいただき、投票台で候補者名を書き、投票箱に用紙を入れました。用意されたものは、すべて本物!「模擬選挙」とはいえ、本物を使って投票できることは貴重な体験です。いやがおうにも、模擬選挙が盛り上がりました。

 事前に選ばれた子供たちが手伝って、開票作業を行います。この機械も本物。あっという間にカウントするスピードに子供たちから感嘆の声がもれました。こうして選挙の勝者も決まり、1時間の学習が終わりました。最後にお礼をいって、貴重な学習が終了しました。ありがとうございました!

 今、地上波テレビは自民党総裁選挙の話題でもちきりです。直接選挙でないとはいえ、時期総理大臣が選ばれるのですから、視聴者の関心も相当に高いのでしょう。ただ、大切なことは若い人の選挙に関する関心を高めることです。

 選挙という国民が政治に対する意思表示できる機会が保障されていることは、とても幸せなことだと感じます。半面、近年いわゆる権威主義国家の横暴が目立ちます。領空侵犯や領海侵犯を平然と行ったり、ミサイルを頻繁に打ち上げたり、一方的に他国を武力で現状変更しようとしたり。これらの国々の国民は、いかに政府が横暴にふるまっても、政権を退けることができません。子供たちには、このことを改めて伝えることが大切ではないでしょうか。

 私たち国民が投票権によって保障される政治にかかわる力は、微力ではありますが決して無力ではないのです。今日説明していただいたこと。「投票に行かないことは、政治に対して口を閉ざすことになります。」まさにその通りです。今日の体験を学習に結びつけ、民主政治についての理解を深めたいと思います。

 選挙管理委員会の皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

曇り おやじの会主催 宿泊体験2日目

 二日目の朝食は、家庭科室で手づくりサンドイッチです。これまた美味しくできて、大満足。

 二日目のメインコンテンツ、風船飛行機飛ばし。誰が一番遠くに飛ばせるか、さあ競争!

 あっという間の二日間、いよいよフィナーレです。全員そろって記念撮影をしたあと、おやじの会の皆様に全員でお礼をいいました。「ありがとうございました!」

 おやじの会の皆様は、このイベントのため、事前に周到な準備をして臨まれました。子供達が楽しんでくれるか、安全に活動できるか、常に気を配ってくださいました。そのおかげで、二日間の運営がとても円滑でした。ボランティアの皆様主催で、ここまでしっかりプログラムが組まれた宿泊体験ができる学校は、他にはないと思います。

 コロナ禍以降、子供達が外に出て直接体験をする機会が非常に減ったといわれています。今、外に出なくてもオンラインゲームで友達と遊ぶことができます。世界とつながることもできます。家から一歩も出なくても、便利で快適な遊びが、常に目の前にあるのです。

 けれど、ドッジボールで汗を流したり、野趣あふれるドラム缶風呂に入ったり、手づくり工作を楽しんだり、朝食や夕食を協力して手づくりしたり、という体験活動こそ、子供達の心と体に成長にとってプラスとなります。仲間と一緒に楽しむこと、工作に手こずりながらも教え合って完成させること、星空を眺めながら(ちょっとできませんでしたが)夜花火を楽しむこと。どれも、子供達の中に眠る本当の力、たくましさを引き出してくれる素晴しい経験になると思います。

 この行事に参加してくれた子供達は、ずっとスマホばかりをいじる人生を送ることはないでしょう。様々な体験を自ら経験して、私たち人間が本来もっているたくましく生きる力を自ら伸ばしていくことでしょう。北谷小にとっておやじの会の皆様が主催してくださる体験活動は、本当に貴重で、北谷小自慢そのものです。

 令和6年度、おやじの会の皆様が主催してくださる行事はこれで終了ですが、また次年度、ぜひ子供達のためにお力添えをいただきたいと思います。本当にありがとうございました。

 

晴れのち曇り おやじの会主催 宿泊体験1日目

 北谷小学校のボランティア組織「おやじの会」の皆様は、年に3回、子供達に体験学習の場を与えてくださいます。1回目が5月の飯ごう炊さん体験、2回目が7月の流しそうめん体験。そして3回目がこの「宿泊体験」です。参加学年は4,5,6年生の希望者。おやじの会の皆様のもと、2日間にわたって様々な体験活動を行い、そして夜は体育館に寝泊まりします。

 さて、体育館に集まったおよそ30名。グループ分けをして、いよいよ二日間の体験活動スタートです。

 まずは手始めに、ソフトバレーボールを使った体育館ドッジボールで汗をかきます。男女対抗戦やチーム対抗戦、最後は子供達対おやじの会で大盛り上がりでした。

 汗をかいたあとは、宿泊体験名物ドラム缶風呂に入ります。子供達に大人気の体験です。この日は曇りで風もさわやかだったので、みんな気持ちよさそうでした。

 ドラム缶づくりと同時進行で、夜に使う「ペットボトルランタン」をつくりました。ちょっと手こずったけれどよくがんばってつくり、世界に一つのランタンが完成しました!

 夕食はみんなでカレーをつくります。美味しくできて、大満足!一回目の飯ごう炊飯の体験も生きています。

 その後は、校庭で花火を楽しみます。雨が心配されましたが、ぎりぎり大丈夫でした。これはラッキー!

 こうして、1日目の夜が更けていきました。体育館に寝袋を敷いて、おやすみなさい。

 二日目に続きます。

 

 

曇り 3年生 なまずの学習

 業間休みは遊べたのですが、気温の急上昇に伴い、昼休みはまた外での遊びができなくなりました。いったい、この暑さはいつまで続くのでしょう。もううんざりです。

 3年生が割烹「ますや」さんのご主人、横川さんをお招きして「なまずの学習」を行いました。子供たちのためにサプライズを用意してくださった横川さん。なまず料理と吉川市の歴史について語ってくださったあと、なまずを実際にさばいてその様子をみせてくださいました。

「え!本当に切っちゃうの?」子供たちはドキドキです。

 子供たちははらはらしながら目を丸くして様子を見守ります。

 三枚におろしたナマズの肉はきれいであざやかな白でした。順番に触らしていただきました。「初めて触った!」さばいたばかりの切り身に触れて、みんな驚いていました。

 そして、生きているなまずにも触らせていただきました。「ぬるぬるしてる!」そう、なまずは水中で石や岩にぶつかってもけがをしないように、粘膜で体が包まれています。これも、生きる上での大切な知恵です。

 さあ、いよいよサプライズをいただきます。ますやさんが、子供たちのために早くからなまずのたたきを全員分用意してきてくださいました。「わあ、はじめて食べる!」「いい匂い!」「ありがとうございます!」みんな大喜び。

「おいしー!」「うまーい!」たたきは骨や内臓も使うことから子供にはちょっと合わないという向きもあるようですが、子供たちはますやさんの心づくしのプレゼントに大感激していました。

 最後にお礼をいって、学習を終えました。「ありがとうございました!」

 なまずのおいしさを味わい、なまずに興味をもつ。それは、子供たちの主体的な学習態度の育成と、郷土愛の伸長につながります。

 「ますや」の皆様、子供たちに素晴らしい学習の機会をご提供くださり、本当にありがとうございました!

 

 

晴れ 6年生陸上練習はエアコンの効いた場所で

 10月8日(火)に陸上競技大会が予定されています。選手を公正に選ぶこと、そして練習と経験を十分に積ませて本番でのけがをなくすために、例年通り一か月前の9月10日から放課後練習を始めました。

 ところが今年の暑さは異常です。現在吉川市では、熱中症防止のために熱中症指数31以上、気温35度以上では原則外での運動を中止しています。陸上練習もこの原則にのっとって行っていますが、朝夕の気温は幾分収まってはきたものの、今日は午後3時を過ぎても気温が37度から下がらず、外での練習ができない状況になりました。

 そのため、今日も廊下で練習を行いました。廊下でジャンプしても大丈夫なことを教職員が確認し、そのうえで教室のエアコンの冷気を外にも流すようにして、3分間なわとびの練習に取り組みました。持久跳びは動きを最小限にして跳ぶものなので、足を滑らせたりする児童がいないことを確認しながら、声を掛けながら練習をしています。

 予報によれば、暑さは今週末からようやく収まりそうです。陸上の練習も重要ですが、それ以上に命に係わる熱中症の危機を避けなければいけません。保護者の皆様のご理解をいただければと思います。

 この異常ともいえるような暑さがはやくおさまって、子供たちが気持ちよく学習や運動に取り組めるようになりますように!

船橋アンデルセン公園に行ってきました(2年 遠足)

 9月13日(金)に、2年生が遠足でアンデルセン公園に行ってきました。アンデルセン公園では、ワークショップでキャンドル作りに挑戦したり、班ごとに公園の散策やアスレチックを行ったりしました。キャンドル作りでは、楽しみながらもみんな真剣に模様や色付けを工夫し、世界に一つだけのオリジナルキャンドルを完成させました。素早く完成させた子もじっくり作業した子も仕上がりに大満足でした。アスレチックでは、班行動に挑戦しました。集合場所と時間を決め、班ごとに公園を散策しながら、アスレチックを楽しみました。集合時間には、汗をかいた2年生が「楽しかった。」「たくさん挑戦した。疲れた。」などと口にしながら、戻ってくることができました。各班、色々なドラマがあったことと思いますが、相手を思い合い協力した経験は大きな宝物になることと思います。また、バスの運転手さんやアンデルセン公園のスタッフの方々に大きな声であいさつや感謝の言葉を伝えられていた姿はとても立派でした。たくましく生きる力が伸びていると実感しました。子供たちにとっても、大きな自信となったはずです。みんなの協力で成し得た大成功な遠足でした。

 日々の体調管理や遠足の準備、早朝のお弁当作りと、保護者様にはたくさん支えていただきました。本当にありがとうございました。

     

 

鉛筆 2年生生活科「秋のいきもの」 虫探し 楽しい!

 今日もとても暑い日で、外での遊びを制限せざるを得ませんでした。子供たちには申し訳ないと思います。そんな中ですが、2校時に2年生が生活科で「秋のいきもの」の学習を行っていました。みんな楽しそうに虫かごをもちよって、校庭の草むらにいるバッタやカナヘビを探します。子供たちはもう夢中。暑さに気を付けながら、進めました。

 そして教室にもちかえり、見つけた生き物の記録カードを作成して情報を共有します。このとき子供たちは、ショウリョウバッタやダンゴムシなどの絵を描きましたが、これがみんな上手で驚きました!子供たちの喜びや楽しさは、そのまま素晴らしい表現力となり作品に現れます。みんな、できあがった絵をとてもうれしそうに見せてくれました。

 子供の心は、自然への興味や探究心でいっぱいです。その好奇心をめいっぱい発揮して虫探しをして、見つけたときの喜びはものすごく大きいものです。その時のみんなのすてきな笑顔。本当に子供って素晴らしいなあと思います。

 その2年生は明日は遠足。アンデルセン公園に出発します。暑くなりそうだけれど、担任は公園内の避暑場を十分把握して臨みます。楽しい行事になりますように!

 

 

汗・焦る 暑い!とにかく暑い!

 今学校は、どの教室にもエアコンが整備されているので、暑くても授業は大丈夫です。各教室で、子供たちはがんばっています。

 しかし今日は、今シーズン一番の暑さでした。いつも熱中症指数計とにらめっこしながら外での体育が可能か判断します。ここ数日、熱中症指数が危険域に入るのは正午でした。そのため午前中は外での体育ができたのですが、今日は午前10時には危険域に達したので、業間休みの外遊びも中止にせざるを得ませんでし

 2時間目まではぎりぎり大丈夫な数値だったので、子供たちの様子をみながら実施しました。なお、休憩を入れたり、適宜水分補給を行ったり、体育の時間自体も早めに終わらせるようにしています。

 同じく2時間目、2年生が体育館でマット運動をがんばっていました。アリーナの窓を全部開け、冷風機を出して対応しましたが、子供たちは意に介さないほどマット運動に集中して今井s多。

 放課後の練習もおそらくできないことが予想されたので、業間休みに6年生がリレー練習などを体育館で行いました。なお、放課後の練習は、安全を確認しながらエアコンの効いた教室の冷気を利用して、廊下で行ったりしました。

 とにかく、今日は暑い日でした。「日照りの朝曇り」という言葉がありますが、日中の最高気温が高い日は、朝は曇っていることが多い。しかし今日は朝から快晴で日差しが強かったので、気温の上昇も非常に急でした。

 この季節外れの暑さも週末まで続くようです。子供たちも大変だと思います。暑さ対策等、ご家庭でもご配意くださいますようお願いいたします。特に、睡眠時間と朝食は大切です!

了解 陸上競技大会の練習を始めました

 暑い日が続きます。今日も午後から熱中症指数が危険レベルに上がったので、昼休みの外遊びや体育は中止としました。体育館の熱中症指数計はまだ注意レベルだったので、体育館に児童を集合させ、様子をみながら3分間縄跳びを1回だけ行いました。

 放課後、陸上競技大会の練習をすることには意義があります。一つは、選手の選び方を公正に行うため、記録を正しくとる必要があること。もう一つは、本番に備えてけがをしないようにするために、練習を十分にしておくのが大切であること。熱中症警戒アラートが連日出される中、放課後毎日練習をする必要があるのかと思われる向きもあるでしょう。しかし、陸上競技大会の練習は、子供たちの安全を守るためでもあるのです。

 ただ、この非常に暑い気候はまだまだ続くことが予想されます。学校では熱中症指数を常に注視して、子供たちの熱中症予防に努めてまいります。保護者の皆様には、ご家庭での十分な休養や睡眠の摂取、バランスのとれた食事へのご配慮など、子供たちの健康状態の維持にご配意くださいますよう宜しくお願いいたします。

花丸 第4回吉川市児童生徒プレゼンテーション大会が開催されました

 今年で4年目になる吉川市のプレゼン大会が9月7日(土)午後1時より市民交流センターおあしすで開催されました。

 本校からは、昨年に引き続き6年生 坪川 準生さんが参加して、日頃の思いをプレゼンに綴って、壇上から生き生きとメッセージを伝えました。

 プレゼンの内容は「自然に学べ」。取り上げた中心の一つがバイオメティクス(生物模倣)でした。それは生き物の優れた能力を科学に応用することで、暮らしを豊かにするものです。坪川さんはその素晴らしさに注目しました。そして、自然と共生し、自然の恵みを享受し、自然に大いに学ぶことで私たちはもっと豊かに生活できるということを自分の言葉で伝えていました。とても立派な発表でした。

 この吉川市のプレゼン大会は、探究型学習(PBL)の理論に基づいて行われています。子供たちが自分の考えや生活経験に基づき課題を見つけ、情報を収集し、編集・加工して発信する。それはまさに課題解決学習そのものです。また、吉川市が目指す非認知能力の育成に探究型学習はもっとも効果的な方法とされています。

 吉川市はこのPBLを全市的に推進していますが、このプレゼン大会で自分の意見や考えをいきいきと発信している児童生徒をみているとまさにそのとおりだと思います。坪川さんは興味・関心ある事象をとりあげ、自分の考えを付け加え見事な形で発信できました。まさにこれは、数値では表せない非認知能力の高まりだと思います。

 このプレゼン大会で育った児童生徒は、まさに吉川市の宝物といえるでしょう。坪川さん、素晴しい発表をありがとう!

 

 

 

 

心配・うーん 体育館体育 1年生と6年生

 午前中は熱中症指数とにらめっこしていてなんとか大丈夫でした。しかし正午からは危険域になったので昼休みの外遊び・運動場での体育を中止しました。

 体育館での様子です。6年生は、走り高跳びに取り組んでいます。10月の陸上大会に向け、種目練習を決めるためです。まずは、全体でジャンプをして体ほぐし。6年生全員ががんばってジャンプする姿は、なんとも壮観です。

 そして体育館の半面では、1年生がマットの準備をしていました。小さな体でみんなと力を合わせ、よいしょ、よいしょとマットを運ぶ姿がなんともかわいらしく、6年生とは対照的な場面に移りました。

 体育館は外よりだいぶ気温が低く、風通しもよいので授業も捗ります。ただ、まだ日中の気温が高くなる日が続くようです。常に熱中症指数計をみながら、体育の実施については判断していきます。

 この時期は、「残暑ばて」が起きやすい時期です。明日から週末。休養や睡眠時間を十分とったり、ぬるめのお湯にゆったり浸かって入浴で体調を整える等のご配慮をいただければ幸いです。子供たちは授業でよくがんばっていますが、そのためには体力を整えることがとても大切。ご家庭でのご配慮をお願いいたします。

 

晴れのち曇り かがやきタイムを行いました

 今日は埼玉県には熱中症アラートは出なかったものの、午後からはとても暑くなりました。2学期はじめての「かがやきタイム」を行いました。

 「だるまさんが転んだ」やドッジボール、しっぽとりゲームなど、どのグループも和やかに異年齢グループ遊びを楽しんでいました。今回も、6年生がよく全体をリードして、スムーズに集団遊びを進めてくれました。

 今の子供たちは、集団遊びの経験が不足気味です。無理もありません。コロナに熱中症、子供を狙う卑劣犯。昔に比べて、外で遊ぶ機会はぐっと少なくなっていることでしょう。

 しかし、外での集団遊びは、子供たちに多くの教訓を与えてくれます。相手の気持ちやルールを理解して、いっしょに楽しむ姿勢を保ててこそ、集団遊びはとても楽しいものになります。そしてその経験は、実生活や学習でも役立つものです。

 6年生のみんな、下学年を楽しませてくれてありがとう。どのグループも楽しく遊べて、ベリーグッドです!

お辞儀 臨時オンライン朝会でいじめ防止についてお話ししました

 本日、臨時オンライン朝会で、全校児童にいじめ防止についての話をしました。夏休み、YouTube等の動画を視聴して、人を傷付ける言葉について、意識にゆるみ等が生じた児童がいるかもしれません。そうしたことへの意識を全校で引き締め、「いじめは絶対に許さない」という気構えをを全校で醸成することが大切だと考えました(2日月曜日は台風の影響で登校時刻が変更するかもしれませんでしたので、本日の実施となりました)。

 いじめは絶対にいけない。強い言葉で伝えることもできました。しかし子供たちはみな、いじめはいけないことはわかっています。それでもいじめが起きてしまうのはなぜかを、わかりやすいように伝えました。

 「夏休み、YouTube等の動画をみたひとがいるかもしれません。中には、悪口をいうような番組があったかもしれません。残念ながら、そうした番組は人気が出ることがあります。人は、「悪口をいうとき、気持ちがいい」と感じることがあるのです。それは、私たちの心に「間違ったことをしている人を正してあげるのは、いいことだ」と思う本能があるためです。

 授業で明らかに間違ったことをいう人に、「それは変だよ」「全然おかしい」といいたくなることがありますね。それは自然な感情です。でも、いわれた方はそれを「間違っただけなのにみんなに集中していわれた。いじめかもしれない。」と思ってしまうことがあるのです。相手がそう感じたら、それはいじめになります。そうした動きがエスカレートすることもあります。そのことを、いつも意識しなくてはいけません。

 大雪なのは、いつでも「相手の気持ちになる」ということです。例え注意するときも、相手を傷付ける言葉を避けて、相手がわかるようにいってあげることが大切です。みんながそうした気持ちをもつことで、北谷小が明るく楽しい、安全な学びの場になります。みんなで気を付けていきましょう。」

 その後、各学級で学年の発達段階や学級の実態に応じた全体指導を行いました。

 小学生は、学年が進むにつれ、相手の気持ちを理解する「共感性」が育っていきます。それには個人差もあるので、常に相手の気持ちを理解して行動するよう指導することが必要となります。北谷小では今後も組織的・継続的に生徒指導に取り組み、いじめの早期発見・組織的な対応・予防と防止に努めていきたいと思います。子供たちと保護者の皆様に安心していただくために、できることにしっかりと取り組んでまいります。

 

晴れ 算数に役立つICT 四角形を敷き詰めて、内角の和を調べよう

 台風一過、とても暑い日になました。熱中症指数が昼から急上昇、危険なレベルに達したので昼休みから外遊びと体育は中止にしました。雨でも遊べない、晴れても遊べないのは子供たちにとっても悔しいことでしょう。

 5年生が算数で「四角形の内角の和」を学習していました。そのため有効な方法が「四角形の敷き詰め」です。四つの角がぴったり合うと、360℃になります。そこから「教え込む」のではなく、「気付き」や「発見」から内角の和の規則性に気付くわけです。

 そのためには、ハサミで同じ形の四角形をつくる必要があるのですが、今はICTがあります。今日5年生が使ったアプリは、画面上に自分でつくった四角形を無限にコピーして、操作により敷き詰めることができます。「あ、できたできた!」子供たちは先生の指導のもと、楽しみながら操作して、内角の和のきまりに気付くことができました。

 ギガスクール構想により一人一台配られた端末は様々な学習場面で役立ちますが、それがすべてではありません。例えば、学習内容の定着の面から言えば、キーボード入力より手書きの方が効果的だという研究結果も出ています。でも、今日の操作は「自分で描いた四角形を敷き詰められる」のがいいところ。これを紙とハサミでやっていたら、とても時間がかかります。これをアプリでやるのは、効果的な活用のありかたです。

 楽しみながら、算数の理解を深めていた子供たち。ICTのよさを改めて感じました。

大雨 担任の先生がいる・・・当たり前のありがたさ

 大型台風が九州地方に上陸し、明日30日(金)は朝から雨風が強まる可能性が出てきました。傘が風で飛ばされる可能性があります。風に強いレインコートの着用など、雨風への対応にご配意いただければ幸いです。

 低学年の授業の様子です。1,2年生は先生の質問に勢いよく挙手し、発言できるととてもうれしそうです。この純真さが学年が進むにつれ失われ、「間違えると恥ずかしいからいやだ」と手を挙げなくなるのですが(笑)。

 その純真さをいっぱいに咲かせているのが1年生です。先生にほめられるととっても喜びます。周りの子も、負けじとがんばります。1年生の教室には、そうした和気あいあいの雰囲気にあふれているので、ついつい足を長く止めてしまいます。

 でもそれも、担任の先生がいればこそです。2年2組は、末松教諭が産休に入って以来、後任の担任がなかなか決まらず、子供たちも不安だったことでしょう。その不安を一気に解消するかのように、子供たちは磯先生の授業を一生懸命受けています。立派の一言です。担任がみつからなかった間、管理職や担任外がそうした不安を味わわせないよう、目いっぱいがんばったつもりでした。でもやっぱり「担任の先生がいない」という不安をカバーするには至らなかったかもしれません。

 今は、見違えるように子供たちは授業に集中しています。「担任の先生が来てくれた」という事実が、どれほど子供たちに安心感を与えるのか、どれほど授業へのやる気を引き出すのか、改めて担任の存在の大切さについて実感しました。

 今、日本中で教員不足が深刻化しています。その解消に向け、文部科学省は50年間引き上げることのなかった教職員調整額の増額等、教員の待遇改善に着手しています。しかしその財源確保は困難で、実現が危ぶまれているとの報道を耳にします。忸怩たる思いを拭うことができません。

 日本中すべての学校で担任の先生が充足され、子供たちの笑顔と未来が約束されることを願ってやみません。2年2組の子供たちのいきいきとした様子をみて、改めてそう思いました。

 

 

 

晴れのち曇り 新学期二日目 徐々に軌道にのる授業

 2学期はじまって二日目、今日までが3時間授業で明日からは給食が始まります。係や掃除、給食当番など学級開きが終わった学級は、教科指導を始めました。その様子をお届けします。

 先生の話をしっかり聴く学級、勢いよく挙手する学級。様々でしたが、学級がしっかり軌道に乗ってきていることを感じました。先生の夏休みの体験を笑顔で聴いて笑いがもれる学級もありました。

 夏休みの終わりごろは、「もっと休みがほしい!」と嘆いたお子さんも多かったことでしょう。でも、こうして各学級の様子をみてみると、大多数の子供たちが学校で仲間とともに学習を進めることに楽しさとやる気を感じてがんばっているということを感じます。

 そうした子供たちのやる気を大切にしながら、「たくましく生きる力」と確かな学力を伸ばす授業を進めていきたいと思います。

 

了解 2学期スタート!実りの秋に

 38日間の夏休みが終わり、今日から二学期が始まりました。朝はそれほど気温が高くなかったので、体育館で始業式を行いました。

 校長講話では、2学期は行事が多いので成長の機会が多くあること、パリオリンピックの阿部 詩選手の活躍を通して、「たくましく生きる力」を高めることに意義について改めて伝えました。阿部選手のように、一度敗北してもその力があれば希望を失うことなく立ち直り、実力を出すことができること、勝っても負けても周囲に感謝することで素晴らしい仲間を得られること。そうした力を得ることが、変化の激しい社会の中にあっても、充実した人生を送ることができることを伝え、二学期の一つ一つの行事に力を合わせて一生懸命取り組むことの大切さについてお話ししました。

 4年生の代表児童が、「継続は力なり」という言葉の通り、粘り強く努力を続けることで自分の力を伸ばせるという素晴らしいお話をしてくれました。

 全校児童も、よい姿勢でしっかり話を聞くことができました。

 末松教諭が産休・育休に入ったことから、これまで2年2組の担任が不在という状況が続きました。2学期から、磯 康彰(いそ やすあき)教諭が同学級の担任となりました。2年2組の子供たちもうれしそうで、安心しました。磯先生、宜しくお願いします。

 その後、各学級で2学期の学級開きが行われました。どの学級も活気があり、級友との再会を喜び合っていました。「久しぶりに学校に来れてうれしい」という雰囲気にあふれていました。この学校ホームページではなるべく子供たちの自然な様子を撮影したいと思っているのですが、カメラを向けるとピースをされて邪魔されました。ちゃんと前を向きなさいってば(笑)。 

 二学期は一学期より10日間長い81日間。だんだんと涼しくなり、一年で最も学習・運動に集中でき成果を上げられる学期と言われています。「実りの秋」といわれるゆえんです。まだまだ暑い日が続きますが、今日の子供たちがみせたようなやる気や仲間とのチームワークを大切にしながら、主体的な学習を推進し、子供たちの「たくましく生きる力」を伸ばしていきたいと思います。

 二学期も宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

花丸 林間学校帰校式

 2日間の日程を終え、5年生が戻ってきました。1日目の五色沼ハイキングは天候が危ぶまれましたが、小雨の中実施することができました。キャンプファイヤーはばっちりでした。

 2日目も川遊び体験も気持ちよく実施できたそうです。そして、こうして全員が無事に戻ってきました。さすがに、帰校式はちょっと疲れた様子でした。

 はじめての宿泊体験。子供たちは協力し合い、二日間の日程を無事に終えることができました。この経験は、「たくましく生きる力」を力強く押し上げてくれることと思います。5年生の皆さん、お疲れ様!

 お迎えや準備にご協力くださった保護者の皆様、ありがとうございました。

晴れ 林間学校出発式

 待ちに待った、林間学校の日がやってきました。朝6時40分から出発式を行いました。司会の子供たちが早速がんばっていました。さあ、これから出発です。今まで練習を積み重ねてきた子供たち。最高の思い出になりますように。朝早くから送迎をしてくださった保護者の皆様、ありがとうございました。

お祝い 一学期終了 ありがとうございました

 今日で71日間の一学期が終了です。無事、終業式を行うことができました。

 校長講話では、1学期の振り返りを行いました。

「みなさんのがんばりのおかげで、充実した一学期を終えることができました。おちつく力・やりぬく力・つながる力の三つからなるたくましく生きる力を、それぞれの行事や学習で高めることができました。たくましく生きる力は、先生方やおうちの人にいわれて伸びるものではありません。自分の考えと心の力で伸ばすものです。

 夏休みは、たくましく生きる力を伸ばすチャンスです。きまりを守って、安全に過ごしましょう。おちつく力が伸びます。宿題を計画的に進めて、苦手な学習にも挑戦しましょう。やりぬく力が伸びます。いろいろなところにでかけて、様々な人と交流して、あいさつをしましょう。つながる力が伸びます。楽しく、充実した夏休みを過ごしてください。」

 代表児童が、一学期を振り返る作文を読み上げてくれました。「私ががんばったのは、授業中の聞く姿勢と算数です。」緊張しながらも、しっかりした口調で読めたことが印象的でした。とても立派でした。

 全校児童は、しっかりした姿勢で静かに話を聞くことができました。

 各学級では、先生方が黒板に子供たちの一学期の努力を労うメッセージを書いて、一学期終了を祝っていました。

 通知票は、一人一人言葉をかけながら渡しました。「この教科は、あの学習でのがんばりがよかったのでいい結果につながった。この教科は、あの単元を復習すると力が伸びるよ。夏休み、しっかり復習してね。」

 通知票を渡す場所は様々でしたが、どの学級でも一人一人に指導しながら丁寧に渡しました。

 今日は午前中3時間授業だったので、あっという間に下校の時刻になりました。「校長先生、さよーならー!」「はい、みんな元気でー!」誰もが笑顔で、帰途につきました。

 長いようで、あっという間の71日間でした。50周年の節目の年になる令和6年度は、すべての教育活動で子供たちの非認知能力、「たくましく生きる力」を育てるよう全校で努力しました。

 子供たちが成人する頃、生成AIがもっと進歩し、私たちの暮らしはすごいスピードで変わっていくことでしょう。AIが人間の仕事にとってかわり、今ある職業の半分はなくなるともいわれています。

 そんな中、思うようにいかなくても決して焦らず、最適解をみつけようとする「おちくつ力」、どんなに困難な問題が立ちふさがろうとも、決してあきらめずに粘り強く取り組む「やりぬく力」、常に周囲と協力して、互いの長所を生かしながら課題を解決する「つながる力」。この三つの力があれば、激しく変化する社会の中にあっても、困難を乗り越え自己実現を図り、子供たちは自分の幸せをつかめるのです。

 夏休みも、子供たちの「たくましく生きる力」を伸ばせるようご配意ください。規則正しい生活を送ることで「落ち着く力」が伸びます。宿題や自由研究、苦手な課題に取り組むことで「やりぬく力」が身に付きます。様々な体験の中、いろいろな人と交流することで「つながる力」が伸びます。

 保護者の皆様のご協力のもと、一学期を大過なく終えることができました。本当にありがとうございました。ご家族で、よい夏休みをお過ごしください。8月27日(火)、子供たちが元気に登校してきてくれることをお待ちしています。

 

 

 

晴れのち曇り 3時間授業 今日はお楽しみ会デー

 小学校の学期末はとにかく忙しいものです。まず、単元学習を終わらせなければならない。それが終わると、テストの嵐です。テストは終わったら終わらせっぱなしにするのはだめ。必ず、間違い直しをして、理解ができなかったところやミスをしたところを直さなければなりません。それらが終わると、ようやく学期末がみえてきます。

 それが終わると、子供たちにちょっとした楽しみが出てきます。それが「学期末お楽しみ会」です。子供たちに話合わせ、何をするかを決めて、終業式の前日に行います。忙しい学期末進行をやり遂げた後のごほうびです。今日は、各クラスでお楽しみ会が行われていました。

 いすとりゲーム、フルーツバスケットは定番中の定番。どのクラスも楽しそうでした。

 1年生はおまつりごっこ。たこやきやりんごあめのお店やさんごっこで楽しみました。とっても楽しそう。

 学校は学習の知識・技能を身に付けるだけの場所ではありません。社会で生きていくうえで必要な「人間関係づくり」の技術を学ぶところです。その「数値で表せない学力」=非認知能力は、教科書を読むだけでは決して学べないことです。クラスで行うお楽しみ会には、大きな教育効果があります。

 さあ、いよいよ明日は終業式。明日も元気に登校してきてね。

 

 

晴れのち曇り 五年生 林間学校の準備を進めています

 朝方降っていた雨は止み、午前中は曇り、午後からは日が差して蒸し暑くなりました。五年生が一週間後に迫った林間学校の準備を進めています。1時間目は火の神のイベントと、オクラホマミキサーの練習に取り組みました。手をつなぐぎこちなさもだいぶ取れてきました。曲が終わった時の「あ~あ、やっと終わった~」という安堵のためいきと、「はい、もう一回!」といったときの「え~」は、昔から変わらないなあ(笑)。

  5時間目は、音楽会で林間学校集会。私(校長)も、引率の先生方もお話をしました。私からは、次のような話をしました。

「林間学校は、一生に一度の大切な行事。5年生という1年間を充実した日々にできるかどうかは、林間学校を成功させるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。そのために、「心を一つ」にしよう。みんなの心を一つに合わせて、林間学校を成功させよう。そうすることで、みんなの絆が強まり、その後の行事もすべて成功させることができます。それが、先生方の願いでもあります。がんばってください。」「はい!」

 かつて19世紀、林間学校はヨーロッパの学校で始まったといいます。当時は、長期休業期間中に自然の中で体質が弱い子供たちの健康増進を図るためのものでした。感染症の恐怖と隣り合わせの時代、丈夫な体を手に入れることは、最優先事項だったことでしょう。

 それから110年あまり。現代の林間学校は、健康な体づくりはもちろんですが、「たくましく生きる力の育成」こそが大切な目的です。教科書やインターネットからは決して学べない、大自然の中の宿泊体験。子供たちにとって大きな成功体験になるよう、支援してまいります。保護者の皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

小雨 2年生 新聞紙と遊ぼう

 気が付くと、夏休みまであと4日になりました。2年生で図工を担当しています。今日は「新聞紙と遊ぼう」という単元を行いました。新聞紙という素材を使って、自由に遊ぼうという学習です。新聞紙を手にした子供たちは、早速遊び始めました。

「さあ、新聞紙と遊びましょう。こんなふうに、みんなで乗ることができますねー。」

「家をつくったよ!」

「勇者に変身!」

「ベッドができましたー!」

「魚つりでーす!」

「さあ次は、何をつくろうかな?」

 2時間たっぷり使って、新聞紙という素材からイメージを広げ、いろいろ楽しく遊ぶことができました。これは、すごいことだと思います。1枚の新聞紙をいろいろと「変身」させて、家をつくったりベッドをつくったり、衣装やバッグをつくって楽しむ子供たちの想像力には感心させられることしきりでした。

 新聞紙をとるおうちが減ってきていると思います。でも、新聞紙は昔から、生活にいろいろ役立つリサイクル品でもありました。このように図工の授業で、1枚の新聞紙からイメージを広げる遊びをすることは子供たちのイマジネーションを育てることにとてもプラスになると思いました。

曇り 流しそうめん体験 おやじの会の皆様 ありがとうございました

 14日(日)、おやじの会の皆様のご協力のもと、夏恒例 流しそうめん体験を行いました。

 事前の申し込みは盛況で、多くの子供たちが参加してくれました。

 おやじの会の皆様は、7時にはいらっしゃって、会場の準備を念入りに行ってくださいました。

 たくさんのそうめんが茹で上がっていきました。火の番、熱いところを我慢していただきありがとうございました。

 さあ、流しそうめん、スタートです!

 会場からは、終始明るい笑い声が響きました。

 流しそうめんをやっていて、思ったことがあります。それは、自分より後ろの子のことを慮ってあげる思いやりと気遣いが大切だということです。そうめんをキャッチすることに夢中になってしまうと、後ろの方でそうめんを待っている子に届きません。そうした子のことを思って、互いに譲り合う。そうして、みんなを笑顔にする。流しそうめんはそのような心が自然とはぐくまれていく営みだということに、改めて気付きました。

 近年、心胆寒からしめるニュースが後を絶ちません。先週まで報道をにぎわせていた東京都知事選挙では、子供に見せたくないような身勝手な候補者の行動がみられました。それと結びつけるのは短絡的かもしれませんが、Society5.0の進行やグローバルスタンダードの美名のもと、生活環境が様変わりしていきます。スマホをぽちっとすればウーバーの配達が自宅に食事を運んでくれるし、生成AIを使えば何の苦労もなく合理的な文章を作成できます。そうした軽佻浮薄を旨とする現代社会の進展は、人の心の絆を大切にしているでしょうか。思いやりの心を育てているでしょうか。

 今日の流しそうめん体験は、おやじの会の皆様の真心と汗があったからこそ成り立ったものです。昔ながらの伝統そのもの、スローライフを象徴するイベントです。でも、そうした昔ながらの行事の中にこそ、人の心を育てるあたたかさ、現代社会の闇を照らす尊い光があるような気がしてなりません。

 人の喜びは、人と人の間にしかない。だから人間というのだと、改めて思いました。おやじの会の皆様、貴重な経験を子供たちに与えていただき、本当にありがとうございました。北谷小の子供たちは幸せだと思います。

 

曇り 水泳指導 着衣泳

 今日もとても蒸し暑い一日でしたが、気温がさほど上がらず、休み時間も外に出られたのは幸いでした。朝、ぽつぽつと小雨が降る時間帯がありましたが、水泳指導を行いました。「着衣泳」を、どうしても行う必要があったからです。

「それでは服を着たまま、シャワーを浴びますよ。」

 いよいよ、着衣のまま水に入ります。「わー!!」「ぎゃー!!」「ひー!!」プールに絶叫がこだましました。

「はーい、そのまま、進みましょー!」「歩きにくい!」「なんだこれー!」服のまま水に入った子供たちは、水の抵抗感の強さに一堂に驚いていました。

 こちらは、1年生の授業です。ペットボトルなどのフロートを使って、「浮く」ことの練習を続けていました。「浮けたー!」みんな、じょうずじょうず!

 少し雨がぱらついていましたが、それでも行ったのは、学期末でもう時間がとれないことと、服を着たままなので多少濡れても大丈夫と判断したからです。それほど、着衣泳は大切です。着衣のまま水に落ちると、上着がめくれあがって視界をふさぎます。パニックになって手足を激しく動かすと、思うように動かすことができず、体力を激しく消耗していきます。それが水の事故につながり、命を落としかねない危険に見舞われるのです。

 命が助かる方法はただ一つ、「浮いて待つ」ことです。着衣のまま水に落ちたら、ペットボトルや浮き板等をもって、決して泳がず、救助を待つこと。これが鉄則なのです。

 30年以上も前、まだ着衣泳が授業で盛んに行われていなかった時代に北海道の川でいかだ遊びをしていた中学生5人のうち、3人が命を落とし、2人が助かったという事故がありました。命を落とした3人は泳ぎが得意な子、助かった2人は泳げない子でした。いかだが流され、泳ぎが得意な3人は着衣のまま水に飛び込み、岸にたどり着くことができなかったのです。逆に泳げなかった2人はいかだにのったままだったので、助かったといいます。

 ヨーロッパでは、水泳の授業はまず着衣泳から始まるそうです。クロールや平泳ぎはいわば「ボーナス」のようなもの。運河が多い土地柄のせいでしょう。柔道が受け身の練習を第一に行うように、水に落ちることへの備えを第一に行うのです。蹴伸びから始める日本の学習指導要領に基づく水泳の授業は、オリンピック選手を養成する指導法に基づくといわれています。着衣泳を行うと、プールの水が汚れるため水泳指導の最後に行わざるを得ないのですが、私は日本の学習指導要領もヨーロッパを見習い、着衣泳を先に行うべきだと考えています。現在はすべての学校で着衣泳の授業が行われるようになっています。

 水の事故は本当に恐ろしい。これを私たちが理解して、夏休みシーズンには子供たちにしっかり呼びかける必要があります。まず、不用意に水に近付かないこと。水の事故を絶対にあまくみないこと。万が一、水に落ちたら着衣のまま絶対に泳ごうとはせず、「浮いて待つ」を徹底すること。改めて、ご家庭でも話題にしていただければと思います。

 

 

曇り 1年生 バジルもぎ体験

 蒸し暑い一日でしたが、熱中症指数は危険レベルにならないだけ、まだ幸いでした。1年生が「バジルもぎ体験」を行いました。昨年度はコロナで実施できなかったのですが、今年度、給食センター 阿部さんのご協力のもと行うことができました。

 農家の方に届けていただいたバジルの葉はとにかくすごい量でした。教室に運び込まれたバジルの葉に子供たちは大興奮。阿部さんのご説明をいただき、早速もぎもぎを始めました。バジルの葉の幹から、葉だけをもいで、トレイに入れていきます。あっという間に、教室がバジルの香りで満たされました。いやあ、ピザマルゲリータが食べたくなってしまいました!

 バジルの香りには好き好きがあるので、ご家庭にマスクのご用意をお願いしましたが、新鮮なバジルの葉の香りはむしろ清々しく爽やかで、ほとんどの子供が大丈夫だったようです。

 さすがに作業を続けると、もっていた茎を振り回して遊ぶ子もいたのですが、それは指導しました。「食べ物で遊んではいけないよ。大切なのは、食べ物に感謝の気持ちをもつことだからね。」それを聞いていたほかの子も、「そうかー!お母さんに食べ物で遊んじゃだめっていわれたー!」と共感していました。

 食べ物で絶対に遊ばない。すべての食材に、感謝と尊敬の気持ちをもつ。これが食育の基本だと考えています。

 もいだバジルの葉は給食センターに運ばれ、清潔に加工され、2学期以降の給食メニューに生かされる予定です。その時、バジルと再会した1年生は喜んでくれることでしょう。

 バジル生産農家の方、阿部さんをはじめ給食センターの皆様、貴重な機会をご提供いただき、大変ありがとうございました。

にっこり 保・幼・小交流を行いました

 今日も、熱中症警戒アラートが発令されるような危険な暑さになりました。業間休みから外遊びができず、やむを得ずプールも中止に。子供たちには申し訳なく思います。今後は少し気温が下がってくれるとよいのですが・・・。

 吉川市は小中一貫教育に力を入れています。その目的の一つに「中1ギャップ」の防止があります。一方で「小1プロブレム」も問題になることがあります。予防のためには、幼・保・小学校が連携することが大切です。

 本日、市内の保育園・幼稚園の先生方が1年生の様子をご覧になりにきました。子供たちは「あー、先生だー!」と久しぶりの出会いに大喜び。先生方にかっこいいところをみせようと、いつもより授業に力が入りました。

 おとなりは図工でした。お世話になった保育園・幼稚園の先生方がみにこられて、子供たちは嬉しそうに作品を自慢していました。「先生にみてもらったー!」「よかったねー。保育園か幼稚園で、お世話になった先生にみていただいたんだね。」「ううん、ちがうよ。」「はい?」(心の叫び:先生ならどなたでもよかったんかーい。)

 今日は先生方の授業参観のみでしたが、子供たちの小学校での様子をよくみていただくことができました。次は、保育園・幼稚園のお子さんをお招きして、子供たちどうしで交流を楽しみたいと計画しています。小学校に入ったお兄さんお姉さんがにこやかに迎えてくれたら園児たちはうれしいでしょうし、1年生のやる気と責任感を高めることもできると思います。

 保育園・幼稚園の先生方には、子供たちのがんばりをたくさんほめていただきました。大変ありがとうございました。今後も、交流を続けていきたいと思います。