学校ブログ

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「主体的・対話的で深い学び」の肝その②

4月26日(月)

 「主体的・対話的で深い学び」を実現する前提条件として、自由に発言できるクラスの雰囲気、学び合いや教え合いができる人間関係があることが大切です。間違いをした時に冷やかされたりすることがなければ、間違いを恐れずに発言や自由な意見交換ができます。

 そこで生徒のみなさんに意識してほしいことを伝えます。話し合い活動が最終的な目的になってはいけません。(授業の振り返りシートを見せてもらうと「今日は積極的に自分の意見を言うことができた」という感想を目にすることがあります)授業の最初に、今日のこの授業では何を学ぶのか、身につけなければならない力は何か、などの目標(学習課題)を明確にして授業に臨んでください。

「主体的・対話的で深い学び」の肝とは

4月23日(金)

 新学習指導要領での授業が始まり1週間がたちました。「主体的・対話的で深い学び」のある授業とはどんな授業なのでしょうか?生徒のみなさんにも理解・意識をして授業を受けてほしいと思います。

 まず、具体的な授業の流れとしては、学習課題について一人で考える→グループで考える→全体で発表する→まとめる、ということになります。生徒のみなさんにとって一番のポイントは「発表」です。なぜか?…他の人に説明するためにはまず自分で理解をして文章にまとめなければなりません。自分が納得するまでとことん調べて解決すれば、必ず新たな疑問が生まれ、自然とその課題に主体的に取り組む姿勢が生まれてきます。

 先生方もこのポイントを意識して授業を進めます。生徒のみなさんもこのポイントを意識して授業を受けてください。

プロフェッショナルを目指して…専門委員会

4月22日(木)

 生徒の活動が活発になってきました。今年度最初の専門委員会が行われました。今日は、自己紹介・目標決め等を行いました。仕事の内容を先輩から後輩に丁寧に伝える姿も見られました。こんな所にも中央中の”伝統の継承”が感じられました。

 専門委員のみなさん、専門委員はその仕事のプロフェッショナルです。その仕事のことは、先生に聞くより私に聞いてという気概(困難に屈しない強い意志や意気)で取り組んでください。よろしくお願いします。

不易と流行を意識した「よい授業」

4月21日(水)

 2年生の様子です。大型テレビや電子黒板を利用した授業は今やスタンダードです。今後は一人一台のタブレットを用いた授業が本格化していきます。(私が中学生の頃は黒板とチョークだけの授業が主流でした。たまにカラーのプリントなどが出てくると「おー」と歓声が上がったものです)

 そんな変わる授業でも、先生や友達の発言を耳と目と心で聞く姿勢や意欲的な挙手は不易です。不易と流行を意識した「よい授業」を重ね「学ぶ力を伸ばす」中央中です。

自分の意志で決める部活動…仮入部(1年)

4月20日(火)

 1年生の仮入部が始まっています。1年生に「中学校生活で一番楽しみにしていることは何?」と尋ねたところ、「部活!」という答えが返ってきました。(部活動の在り方について議論されている昨今ですが、部活動にも一定の教育効果があると感じた瞬間でした。) 

 さて1年生のみなさん、部活動は”自分で選択する”ものです。周りの人にアドバイスをもらいながらも最後は自分の意志で決めてください。中学生の部活動は人生で2年間だけです。後悔しないように仮入部の期間を大切にしてください。

1015時間のスタート!

4月19日(月)

 中央中は前期と後期で時間割を分けています。先週は授業開きでガイダンスを行った教科が多かったと思います。今日から前期時間割による本格的な授業の開始です。(1015時間は1年間の授業数です)

 中学校では今年度から新しい学習指導要領による授業が行われます。主なポイントは、「主体的・対話的で深い学び」、評価の観点が全ての教科で3観点(「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」)になる、ということです。教師は「与える教育」から「支える教育」への転換が求められます。そして、生徒のみなさんは、知識のインプットだけでなく、自分の意見や考えを表現力豊かにアウトプットすることが求められます。

 ただ授業を受けるのではなく、どこに視点を置いて授業を受けるか(別の言い方をすれば”何を頑張るか”)を意識するだけで学力は違ってきます。

 

「つながり」を大切に…保護者会(1年)

4月16日(金)

 3年生、2年生に続き、本日1年生の保護者会が行われました。約150名の方に出席いただきました。感染拡大が懸念される中のご来校ありがとうございました。保護者の方々の横の連携を大切にするためにも貴重な時間となったようです。新入生ということもあり、これから様々な心配や不安も出てくると思います。ぜひ、一人で抱え込まず、学校、地域との連携も含め、様々な「つながり」を大切にしながら、子どもたちの「人間性豊かな判断力と実践力」を育んでいけたら(学校教育目標)と思います。どうぞよろしくお願いいたします。

オンラインによる授業開き…美術(3年)

4月15日(木)

 3年生美術の授業開きの様子です。生徒は美術室に移動することなく各クラスでオンラインでの授業です。3年生は7クラスあるのでこれまでは7時間必要だった時間数が1時間で済みました。その浮いた時間を考えたり、生徒同士で話し合いながら自分の意思を深めたりする時間を多くとることができます。黒板に書かれた内容をそのままノートに写す伝統的な授業から、生徒自身が必要と思われる情報だけを自ら判断して書き写す新たな授業への転換です。

 生徒のみなさんもまずは先生の指示のもと、タブレットを触って使ってみてください。そして、使うことを習慣化させましょう。ただし、使うことだけが目的となってはダメですよ。最終的な目的は…「学力の向上」です!

 

順調なスタートです!…授業開き

4月14日(水)

 各学年、教科の授業が始まりました。今年度もコロナ禍でのスタートです。感染症対策をしっかりとっての授業開きです。各教科の先生から持ち物や評価の規準、テストの内容などについての話がありました。

 1年生のみなさん、中学校の授業のイメージはついたでしょうか?休み時間に1年生に聞いてみました6年生の時に授業をやってくれた先生だったので安心しました」とのこと。(小中一貫教育のひとつの成果ですね)1年生は早く自分自身の家庭学習のスタイルを身につけてください。分からないことは遠慮なく担当の先生に聞いてください。ガンバレ1年生!

 

安心・快適な学校生活のために…中央中オリエンテーション

4月13日(火)

 今年度は、放送による実施です。2・3年生は昨年度までのルールと大きな変更はないので問題なかったと思います。新入生のみなさん、中央中のルールは理解できましたか。今年度は映像を用いての説明もあったため、イメージしやすかったのではないでしょうか。ルールは様々な価値観を持つ人が集まる集団では必ず必要です。そしてそのルールを皆が守ることで安心・快適な学校生活が実現します。迷った時や分からなくなってしまった時はこの資料を見返して行動してください。

避難訓練

4月12日(月)

 今回は、密を避けるため学年ごとに行いました。東日本大震災から10年。新入生は当時2歳、どれくらいのことが記憶に残っているのでしょうか。他人事、対岸の火事ではなく、我が事として全生徒が取り組みました。

 新しく着任されたある先生が、こんなことをおっしゃっていました。「話し声ひとつなく緊張感を持って取り組んでいる中央中生、素晴らしいですね」と。それこそが我が事として取り組んだ証ですね。

学び続ける教師…ICT研修会

4月9日(金)

 本日、生徒は午前中で下校です。午後は職員研修を行いました。教育委員会から指導者の先生をお招きして、「タブレットを使った授業づくり」についての研修を行いました。今年度から本格的に始まる国のギガスクール構想を受けての実施です。指導者の先生が一方的に話す研修ではなく、先生方も主体的・対話的に参加し学びを深めることができました。生徒の学ぶ力を伸ばすために、中央中の先生方は学びを続けます。講師の先生、年度初めのお忙しい中の研修ありがとうございました。

 

ようこそ中央中へ…入学式・始業式

4月8日(木)

 「やっていただいてありがとうございます。」式後に写真をとりにきていた保護者の話です。「昨今の感染拡大状況を考えると250人以上が集まる中央中の入学式は…」との思いがあったそうでホッとした様子がうかがえました。

 あらためて、248名の新入生のみなさん、入学おめでとうございます!世の中がこのような状況で様々な不安や悩みがあると思いますが、そんな時は周りの先生や先輩に遠慮なく相談してください。中央中の先生方や先輩は、優しく温かくアドバイスをしてくれます。みんなで様々な困難を乗り越えていきましよう。そして、3年後「中央中に入学してよかった」と思える3年間をつくりあげていきましょう。

 2・3年生のみなさん、進級おめでとうございます!2年生、先輩になる自覚と準備はできていますか?3年生、自らの人生の最初の大きな選択ともいえる(=受験生)1年が始まりました。何事も最初が肝心です。みなさん、良いスタートを切ってください。

気持ちも新たに…準備登校(2・3年)

4月7日(水)

 例年よりも早い開花だったため、桜の花は葉桜となってしまいましたが、冬の厳しい寒さに耐えた花々が、724名の生徒の登校を迎えました。(今日は、2・3年生あわせて476名の登校です)

 令和3年度もコロナ禍でのスタートとなりましたが、新たに19名の教職員を迎えて、中央中41年目の年が始まりました。今年度もこのブログを毎日更新して、生徒の活躍の様子を伝えてまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

 さて、今日の2・3年生は、明日の入学式の準備と新クラスの発表です。新入生のみなさん、先輩たちがみなさんの門出の舞台を整えてくれました。”感謝”の気持ちを忘れずに明日の入学式にのぞんでください。2・3年生のみなさん、後輩のため額に汗して力を尽くす姿、かっこよかったです!ありがとうございました。

 

オンライン修了式

3月26日(金)

 オンラインで行いました。各クラスの代表生徒に修了証が手渡された後、学年代表生徒のスピーチ、校長先生の式辞という流れで行いました。

 今年度の学校現場は、「去年はどうだった?」が通用しない異例づくしの1年でした。生徒たちは、行事や学総大会の中止などで失ったものがたくさんあると思います。一方で、このコロナ禍だからこそ手に入れられたものもあったのではないでしょうか。2年生代表生徒のスピーチにこうありました。「…私は経験の少ない年だったと感じています。しかし、自身の経験を増やすために様々なことに挑戦をした年でもあったと感じています。…」胸が熱くなりました。できないこと、叶わないことに文句を言うのではなく、与えられた環境のなかで我慢をして、できる限りの挑戦をしてきた生徒がたくさんいたのだと思いました。その挑戦は、必ずあなたの力になっています。

 保護者の皆様、毎朝・晩の検温等の感染症対策を始め、本校の教育活動にご理解、ご協力をいただき感謝申し上げます。来年度もコロナ禍での教育活動が続きます。引き続き、感染症対策へのご協力等、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。1年間、ありがとうございました。感謝です。

                                中央中学校 教職員一同

 

1015時間のまとめ…学年集会(1年・2年)

3月25日(木)

 1015時間。1年間で行わなければならない授業時間数です。今年度は、2か月遅れの6月からスタートし、さらに分散登校が続き、授業時間数の確保が心配されました。土曜授業や夏休みの短縮、行事を中止・縮小した分の時間を授業に振り替える等の工夫を重ね、何とか確保できました。

 今日は、1学年、2学年共に学年集会を行いました。「クラス」そして「1015時間の授業」のまとめをしっかり行って明日の修了式に臨んでください。

誰かが見ている、見ていないは関係ありません…大掃除

3月24日(水)

 今年度の登校日も今日を入れて3日となりました。大掃除の様子です。

 誰かが見ている、見ていないは関係ありません。中央中の生徒は、自分のやるべきことを当たり前の事として丁寧に取り組みます。掃除をきっかけに会社を急成長させたイエローハットの創業者鍵山氏はこう話しています。掃除の効用とは、「次に良いことができることです。一度良いことをすると次々と良いことができる。逆に一度悪いことをすると次々と悪いことをしてしまいます。」納得です。

 きれいになった教室で明日は、学活・学年集会、明後日はオンラインで修了式を行います。

給食最終日

3月23日(火)

 今年度最後のメニューは、さばの塩焼き、おかか炒め、吉川汁、わかめごはん、牛乳、お祝いケーキでした。吉川汁とは、たっぷりの野菜にあんがかかったヘルシーなスープです。吉川汁には毎回、なまりんからのプレゼント「ハートにんじん」が入れられているようです。今回はどうでしょう、見つけられましたか?

 「和食」はユネスコ無形文化遺産に登録されています。箸を使って魚の骨を取り除いたり、身を上手に食べたりする習慣は日本人としてこれからも大切にしていきたい伝統文化ですね。(最近、ご飯を箸ではなくスプーンで食べる子どもが増えているようです)そんなことも、給食を通じて生徒に伝えていかなければなりませんね。

 配膳中に静かに読書をしている生徒の姿が…素晴らしいです!

 

一足先に桜満開!…学年掲示(2年)

3月22日(月)

 校内の「ソメイヨシノ」の蕾もほころび始め、2分咲きといったところでしょうか。一足先に2階昇降口の7本の桜の木が満開になりました。これは、2学年の学年掲示物です。花びらをよく見ると…友達への感謝の言葉や受験生になる決意などが書かれています。

 感謝の気持ちは、心の中で思っているだけでは相手に伝わりません。自身の決意は、始めは無理かもと思っていたことでも、口に出したりこうして書いたりすることで思いが変化していくことがあります。デジタル時代への変化が加速している学校現場ですが、手書きの良さもこうした掲示物などで残していかなければならない感じる今日この頃です。

やってよかった!…球技大会(1年)

3月19日(金)

 昨日の2年生に続き、今日は1年生が行いました。1学年全生徒が男女別にグランドと体育館に分かれて集まりました。競技に参加する時もマスクを着用、拍手での応援など感染防止対策を講じての2時間でした。結果発表時には勝ち負けに関係なくお互いを称えあう拍手が起こり、心温まるひと時でした。グランドにあふれる生徒の笑顔と歓声を聞くと「やってよかった!」の一言に尽きます。学年全体をリードしてくれた体育委員のみなさん、ありがとうございました。

今回も小さな行事でしたが…球技大会(2年)

3月18日(木)

 感染症対策をとって2学年全生徒が整列しました。話を聞く姿勢の素晴らしさから学年全生徒が集まれた喜びをみんなが感じている様子がうかがえ、何とも言えない心地よさを感じるひと時でした。また、選手宣誓も含め、代表生徒の言葉も素晴らしく、今日にかける意気込みをひしひしと感じ、あっという間の2時間でした。

 様々な行事が中止や縮小となってしまった今年度の中央中。今回も小さな行事でしたが、大きな思い出になったことが教室に戻ってくる生徒の笑顔から感じられました。体育委員のみなさん、準備から当日の運営までご苦労様でした。

筝と琴の違いは?…音楽(1年)

3月17日(水)

 1年生が練習しているこの楽器、何だか分かりますか?私はてっきり琴だと思っていましたが、実は「筝(そう)」という楽器だそうです。何が違うのか?…柱(じ)と呼ばれる可動式ブリッジがあるのが「筝」、ないのが「琴」だそうです。また、筝は右手の親指・人差し指・中指に爪をつけて演奏します。

 違いが分かったところで、授業の様子を見ていると、どうやらこのクラスは友達に「できない」「教えて」が気軽に言える雰囲気のクラスのようです。あちらこちらで教え合いの様子が見られました。友達に教えてもらった後の「できた!」の笑顔と拍手が印象的な授業でした。

他者に推薦されることに意味があります…こだま賞

3月16日(火)

 今回は通学路の清掃をこころよく行ってくれた2名の2年生、ケガをした他校の友人を介抱、適切に連絡を行った7名の2年生に贈られました。ケガをした他校の友人の保護者の方からはお礼の連絡をいただきました。

 こだま賞は、自分の力で受け取る賞状ではなく、他者に推薦されての受賞に大きな意味があります。今年度は、27名の生徒を表彰することができました。他の生徒に範を示す行動は、学年や学校の雰囲気を良くしてくれます。今後も多くのこだま賞が推薦されることを期待します。

第40回卒業証書授与式

3月15日(月)

 3年生、並びに保護者の皆様、ご卒業おめでとうございます。

 保護者の皆様には、この3年間思春期という多感な時期を、お子様としっかり向き合い、時には上手く距離をとりながら自律の心を育んでいただきましたことに深く感謝と敬意を表します。

 263名の卒業生には、これからも「凡事徹底」の精神で成長し続けていかれることを願っています。

参加はできなくても心はひとつ…卒業式準備

3月15日(金)

 15日の卒業式に向けて、1・2年生が卒業式の準備を行いました。新型コロナウイルス感染症対策のため在校生の式への出席は叶いませんでしたが、それでも全力で卒業生のために「やれることは心を込めてやろう」という在校生の心はひとつです。教職員も一緒に一致団結して行いました。「あの椅子が少しずれているから真っ直ぐに直して!」「赤じゅうたん、もっと空気を抜いて平らにしようよ!」など細かい所まで声を掛け合いながら準備をしました。

 在校生、教職員全員で卒業生を応援しています。卒業式本番での凛とした姿を楽しみにしています。

 

あの日の教訓…支え合いの精神

3月11日(木)

 あの日から10年です。本日、中央中では弔意を表明するため、半旗の掲揚と14時46分に全生徒・全教職員で黙とうを行いました。

 10年前の3月11日14時46分、私は清掃中で自分の教室にいました。一緒に教卓を運んでいた女子生徒が突然「先生、地震!」と叫んでその場にうずくまってしまいました。周りの生徒も悲鳴と恐怖で身動きができませんでした。私はとにかく「窓ガラスから離れろ」「頭をかくせ」と大声で連呼しました。ここまでの記憶はあるのですが、その後生徒にどのような指示をしたのかは正直覚えていません。私自身、あのような大地震は初めての経験で、相当動揺して冷静な判断ができない状態だったのだと思います。今の中学生はまだ幼かったため、地震のことを覚えていない生徒も多いようです。「自分の命は自分で守る。」防災教育はもちろんのこと、被災者になった時、頼りになるのは”人と人のつながり”です。「支え合いの精神」も教え伝えていきます。

”やらされ感”のない卒業式予行

3月10日(水)

 卒業式の予行を行いました。先週、今週と公立高校の入試や発表などがあり、落ち着かない中でも3年生は、気持ちをしっかり切り替えて練習を重ねてきました。今日、その成果を見るに、3年生の所作は素晴らしく一言でいうと”やらされ感”など微塵も感じさせず、張りつめた空気の中凛とした姿勢を示してくれました。15日の本番まで残り2登校日。3年間の思いを行動で示し、当日を迎えてください。

 在校生は、式には出席しませんが、各クラスからオンラインで予行の様子を見守りました。1年後、2年後の自分の姿をイメージできたでしょうか。こういう時期の卒業式だからこそ、在校生と教職員、PTAのみなさんで最高の準備をして、3年生の思い出に残る卒業式をつくりあげましょう。よろしくお願いします。

可能性そのものの存在…けやき・ゆりのき学級

3月9日(火)

 今年度最後のけやき・ゆりのき学級ろう下掲示を紹介します。今回はもちろん、卒業間近な3年生にインタビューしました。

 3年間を振り返って中央中での生活はどうでしたか?…「毎日、学校に行くのが楽しかった。」「あっという間でした。」

 「卒業おめでとう」の掲示物や先日の「卒業を祝う会」はどうでしたか?…「卒業するのがさみしいです。」

 感慨深げに答えてくれた2名の3年生。これから新たな生活に進んでいく3年生は、可能性があるのではなく、「可能性そのものの存在」です。時に壁に跳ね返されながら、自分の可能性を信じ夢に向かって進んでいってください。

やるべきことを明確に指示した授業…英語(1年)

3月8日(月)

 1年生英語の授業の様子です。教室をハンバーガーショップに見立て、店員役とお客役に分かれて会話をしました。もちろん、日本語の使用は禁止です。

 ロールプレイ形式を取り入れた授業はとかく、ねらいを達成しようとする生徒の意識がおろそかになりがちですが、やるべきことを事前に明確に指示することで、「結果はどうなるのかな?」の疑問が遊び感覚を払拭し、ねらいの達成に向けた生徒の意欲を高めます。

非認知能力も育む実習…家庭科(2年)

3月5日(金)

 2年生家庭科実習の様子です。今回は「包丁の使い方」の実技試験です。本来であれば、野菜を使って包丁の使い方を学ぶのですが、今は調理実習ができません。野菜の代わりに使ったのは何と…メラミンスポンジです。上手く切れるのかと半信半疑でしたが、見事な薄切りができました。

 中央中の先生方は、様々なアイデアを出してこのコロナ禍でも学びを止めません。そして、実習を二人一組(バディ形式)で行わせることにより非認知能力(意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、自制心、創造性、コミュニケーション能力といった、測定できない個人の特性による能力)も育みました。バディとの見事な連携が印象的な授業でした。

「思い出」も奪われることのない最強の財産です…卒業を祝う会(けやき・ゆりのき学級)

3月4日(木)

 「最初はグー、ジャンケンポン」。元気な声につられ声の方に向かうと、けやき・ゆりのき学級1・2年生が卒業を祝う会のリハーサルの真っ最中でした。てきぱきと机やイスを並べる姿を見ていると心から3年生を祝おうという気持ちが伝わってきました。正に「環境は人をつくる」の言葉通りの行動です。3年生2名も合流し、会が始まりました。ゲーム大会に始まり、思い出のスライドショーが上映され、最後に先生方からメッセージが贈られました。

 過日、このブログで「知識は奪われることのない最強の財産」という話をしましたが、知識にもうひとつ「思い出」という言葉を加えます。スライドショーを見ている2人の3年生の顔を見ていると、中央中での3年間の「思い出」を胸に次のステージでも頑張るぞという決意が伝わってきました。準備をしてくれた1・2年生、先生方ありがとうございました。そして、2人の3年生へちょっと早いですが「卒業おめでとう!」

生(性)教育(3年)

3月3日(水)

 毎年この時期に卒業を前にした3年生を対象に外部から講師の先生をお招きして行っています。演題は「自分を大切にして生きるために~君は愛されるために生まれた~」です。講師の先生の話に時折うなずいたり、吸い寄せられるようにじっと見入る3年生。難しい言葉も出てきましたが、「生命誕生」「命の尊さ」を中学生なりに受け止めているようでした。

 性教育は「生」教育です。主役は「性」ではなく「生」です。3年生のみなさん、「自分は大切なひとつの命である」ということを忘れないでください。そして今、あなたの隣にいる友達もまた、誰かの大切な命です。人を大切にし、物も大切に扱える、そんな大人になっていくことを先生方は切に願っています。

 講師の先生、お忙しい中のご講演、ありがとうございました。

 

所作は目から伝わる”感謝”の気持ち…卒業式練習(3年)

3月2日(火)

 卒業式の練習が始まりました。新型コロナウイルス感染症対策のため、卒業生と教職員、来賓2名のみの参加、次第も縮小して行われます。本来であれば、卒業式というのはここまで育ててくれた保護者やお世話になった地域の方々への感謝を伝える場であるはずでした。ところが上述の通り、保護者の方々の式への参加は叶いませんでした。大変申し訳なく心苦しく感じております。そんな卒業式の大切な意味を3学年の教員がしっかり伝えてから練習がスタートしました。

 3年生のみなさん、会場に保護者や地域の来賓の方はいませんが、返事と所作で「感謝」の気持ちを表してください。しっかりとした返事は耳から、凛とした所作は目から伝わる「感謝」の気持ちです。

生徒の活動の時間が増えました…総合(2年)

3月1日(月)

 2年生がタブレットを使って総合の授業を行いました。説明をする先生は自分のクラスに説明をし、他のクラスはその様子を自分のクラスの大型テレビで確認しました。他クラスの生徒からの質問もタブレットと大型テレビを通してスムーズに行うことができました。

 今までは説明をする先生が全てのクラスをまわって計7回説明していたことが1回で済むようになりました。その浮いた時間、先生は生徒との関わりを多く持てるようになります。生徒が活動したり、じっくり考えたり、考えたことを発表したりする時間を確保できるようになりました。タブレットと各クラス1台の大型テレビ導入で大きく変化している学校現場です。

特別な「あっわかった!」を体験する日…埼玉県公立高校学力検査

2月26日(金)

 今日は埼玉県公立高校学力検査です。184名の3年生が受検しています。これまで頑張ってきた成果を発揮して合格の栄冠を勝ち取ってほしいと思います。入試でしか経験できない特別な「あっわかった!」をたくさん味わってきてください。

 ということで、今日の中央中は、2年生と1年生だけです。2年生はまもなく、「〇〇高校の偏差値は60だから、偏差値55のAさんは、もう少し学力を上げるために家庭学習のやり方を見直してみようか。」というような会話が増えてきます。もちろん、偏差値を上げることが勉強の目的ではありません。積極的に授業に取り組み、継続した家庭学習で結果として偏差値も上がっていきます。2年生は1年後、1年生は2年後を見据えて、今できることに全力で取り組んでください。高校入試は既に始まっていますよ。

自分の頭や心と対話しました…防災学習(けやき・ゆりのき学級)

2月25日(木)

 けやき・ゆりのき学級のみなさんが「防災学習」の実習を行いました。本時のねらいは「避難場所での活動の中心となる若者の一人として、手伝いに参加する場面を考える。非常食のメリットを知る。」です。プリント学習の後、実際に非常食をつくってみました。(アルファ米等の非常食は、危機管理課様からご提供いただいた備蓄倉庫にあった実際の物です)

 「百聞は一見に如かず」です。本物を手にする体験を通して、理解はより深まります。本来であれば、対話的な実践を取り入れた実習をするところでしたが、食べ物を扱っているため他人との対話はありません。自分の頭や心との対話を続けます。室内は話し声はなく、その雰囲気が理解度をさらに深めています。こういう時期ですので試食というわけにはいきませんでしたが、授業後の笑顔から本時のねらいの達成がうかがえました。

準備力8割、徹底力2割…期末テスト

2月24日(水)

 期末テスト最終日です。3年生は中央中での最後のテストです。(3年生はこれから最後の〇〇が増えてきます)1・2年生は、現在の実力、理解できているところとできていないところの把握などが目的になります。(点数や順位だけを見て一喜一憂しないように)

 学生時代、テストについてある先生の言葉が印象に残っています。「テストの前にテストは終わっている。結果は後からついてくる。やっただけの結果が。」ということを教えてもらいました。この職についてこの言葉の意味が痛いほど分かります。テストに限らず、何事もそうでしょうが、”準備力8割、徹底力2割”です。さて、みなさんの今回のテストに向けた準備力と徹底力はどうだったでしょうか?

Dank ju wel!(ダンキュウェル)…道徳(3年)

2月22日(月)

 オンライン環境の整備は、授業の内容を劇的に変化させます。3年生の道徳の授業の様子です。今回は、担任の先生の友人の方をゲストティーチャーとしてお招きし、オンラインによる授業を行いました。2枚目の写真の左側に写っている講師の先生、どこからお話されていると思いますか?…何と約9000キロも離れたオランダから授業を行っていただきました。現在、先生はオランダを拠点にプロのコンテンポラリーダンサーとして世界で活躍されています。これから世界に羽ばたいていく中央中生に自らの経験や実践をもとに熱いエールを送っていただきました。

 オンラインによる”無限の可能性”を感じた授業になりました。講師の先生、時差のある中早朝からありがとうございました。Dank ju wel!

感謝!…おやじの会

2月20日(土)

 今回は、コロナ禍かつ緊急事態宣言下ということで少人数かつ短時間で活動しました。学校ファーム周辺の手入れを行っていただきました。普段は手つかずの場所であったため、木の根っこの掘り起こしから草刈り、耕運機を使っての土の耕し、藤棚の手入れまで。おかげで学校ファームの面積が倍に広がりました。

 改めて学校は様々な方々に支えられているを実感した1日になりました。おやじの会のみなさん、休日にもかかわらず本当にありがとうございました。

オンラインによる全校朝会に向けて

2月19日(金)

 校内のWi-Fi環境が整ったことをうけ、今回の全校朝会は、タブレットを使ったオンライン朝会に向けてのテストを兼ねて行いました。これまでは放送だけでしたが、これからは各クラスで大型テレビにつないで視聴する形になっていきます。耳からだけではなく、耳に加えて目も使って話を聞くことができるようになることに大きな意味があります。

 過日、天才ラッパーの話をこのブログで紹介しましたが、人は五感をフルに活用することで脳を刺激し、思考が深まります。”耳だけ<耳と目”思考の深まりは明らかです。今後、「校長先生のお話」もオンライン朝会によってこれまで以上に理解が深まっていくことになります。(コロナ禍がこうしたオンライン環境の整備を加速させたと思うと何か複雑な感じがしますが生徒にとってより良い環境になることはいいことですね)

"あーだこーだ"が大切です。…道徳(3年)

2月18日(木)

 中央中では、全ての授業で本時のめあて(課題)を明確にし、生徒に学びの見通しを持たせています。めあて(課題)の提示を工夫することで、生徒の「考えてみたい!みんなの意見も聞いてみたい!」を大切にしています。3年生道徳の今日の課題は、「互いに相手のよさを認め合い、支え合い、競い合い、高め合う友情を育てようとする態度を養う」です。課題の提示を手元のプリントと教室前方の大型テレビの2か所で行っています。

 どのグループも自分の意見と他の人の意見を比べ、”あーだこーだ”と言い合いながら意欲的に思考を深めていました。先生のまとめの話に大きくうなずく生徒の姿が印象的な授業でした。

学校関係者評価会議

2月17日(水)

 学校は様々な人に支えられています。本日、学校関係者評価会議を開催いたしました。緊急事態宣言下、不要不急の外出の自粛が促されている中、学校評議員様、PTA会長様にご来校いただき、6名の出席で無事開催することができました。

 冒頭、校長先生が今年度の中央中の状況や生徒の頑張りを説明することから始まり、その後、授業の様子を参観していただきました。真剣に授業を受けている生徒ときめ細かい指導を展開している先生方へ励ましのお言葉をいただきました。短い時間でしたが、授業に真摯に取り組んでいる生徒と先生方の姿をご覧いただくよい機会となりました。最後に、学校評価について様々な視点からご意見をいただきました。ご指摘いただいた点を今後の学校運営に活かし、より良い中央中を目指していくことをお約束して終了となりました。

 お忙しい中、ご来校いただきました学校評議員のみなさま、PTA会長様、ありがとうございました。

給食再開の日に考えてほしいこと

2月16日(火)

 本日より給食再開です。突然ですが、「2530kg」。みなさん、何の数字だと思いますか?…この2530kg、実は12月の給食の市内4中学校合計の残菜量になります。ちなみに、中央中だけの残菜量は、1031kg(約40%)です。1か月で給食約3500食分が廃棄された計算になります。

 ダイエット等、食べない(食べれない)理由はそれぞれあると思いますが、育ち盛りの中学生が必要なカロリーを摂取出来ていない状況がとても心配です。”好きなものだけを食べる”から”必要なものを食べる”意識を習慣づけていきましょう。

備えあれば憂いなし

2月15日(月)

 週末の地震、驚きました。(中央中に被害はありませんでした)このところ、新型コロナウイルス対策に明け暮れて、地震への危機管理の意識が少し薄くなっていたのかもしれません。正に「災害は忘れた頃にやってくる」を目の当たりにした週末でした。その時、みなさんは適切な行動をとれたでしょうか?「自分の身は自分で守る」です。

 そして、「備えあれば憂いなし」。いま一度、大きな災害に直面した時、自分ならどのような行動がとれるのか、安否確認の方法、避難場所の確認など家族で考える機会にしてください。あの東日本大震災からまもなく10年です。

 (写真は今日のお弁当の時間の様子です。明日から給食が再開されます。2日間ご迷惑をおかけしました。)

改めて”感謝”の1日

2月12日(金)

 学校給食センターの食洗器の不具合により給食の提供ができませんでした。急遽、弁当持参の対応になり、保護者・生徒のみなさんには、大変なご迷惑をおかけしましたことをお詫び申し上げます。引き続き、15日(月)も弁当の持参をお願いいたします。

 毎日、お昼になると当たり前のように提供されていた給食。改めて、当たり前のことが当たり前に動くこと、そしてその陰に誰かのご苦労があることの有難さを再認識した1日になりました。15日(月)もよろしくお願いいたします。

未来のバイブル…「自分史」作成(3年)

2月10日(水)

 3年生が卒業に向けて「自分史」の作成に取り組んでいます。ねらいは「ここまで成長できたのは、育ててくれた沢山の方々のおかげです。自分史作成を通して、すべての人に感謝する時間になってほしい」(抜粋)ということです。

 人生の節目で自らの生き方や考え方を振り返り文章にまとめておくことは大切です。私事ですが、過日部屋の整理をしていたら、40年ほど前の卒業文集が出てきました。(わら半紙でした。中学生は知らないかな?)懐かしくなり、当時の担任の先生と数十年振りに連絡をとり近況を報告し合いました。

 3年生のみなさん、今みなさんが作成している「自分史」は将来、人と人をつなぐバイブルになります。それは今の担任の先生であったり、今、隣に座っている友人であったり、部活の仲間であったり…。そんな思いを巡らせながら、素敵な「自分史」を完成させてください。

こだま賞

2月9日(火)

 3学期最初のこだま賞(2年生)の表彰です。清掃時に流しの排水口のつまりを取り除き、さらに排水口周辺の汚れもきれいにしてくれました。他人が嫌がる作業を自らすすんで行ってくれた活動に清掃監督者の先生から推薦されました。

 彼にとって、誰かが見ている見ていないは関係ありません。その道の名人と言われている人は、「言い訳や文句を外に出すことなく自分のやるべきことを当たり前に且つ丁寧に取り組みます。」仕事の完成度もさることながら、その姿勢に人々は尊敬の念を抱くのではないでしょうか。中学生に学ばせてもらいました。ありがとうございました。

思いを強く持つこと…英語(1年)

2月8日(月)

 Today'sGoal(今日のめあて)は「過去にしたことを表す表現を理解しよう」です。各自が週末に家で行ったこと、スポーツ(部活動)のことなど実際の自分の生活と結びつける授業展開によって、「過去形」をより身近に捉えることができ、理解が深まったようです。大きな声での音読と無言でプリント学習に取り組むメリハリが素晴らしい授業でした。

 これからのグローバル社会を生き抜くための手段としてある程度の”英語力”は必須です。英語で書くこと、英語で話すこと、苦手な人もいると思います。大切なことは…「書けるようになりたい!話せるようになりたい!」と強く思うことです

実力テスト(1・2年)

2月5日(金)

 今日は1・2年生が実力テストにのぞんでいます。通知表の成績には関係ありませんが、中央中の生徒は”だから手を抜く”ことはしません。全力で問題と向き合っています。

 国語の時間の様子です。問題用紙の空いているスペースに下書きをしながら、懸命に思考しています。(流石です)「国語力(社会で必要なコミュニケーション力と言い換えてもいいのかもしれません)を上げることは決して難しいことではなく、その肝は…「丁寧に読む」ことと「書く力」を身に付けること、とある教育雑誌の記事にありました。AIの時代になっても人間の深い思考に「読む」と「手書き」は欠かせません。丁寧に読み、しっかり書き、思考を深め「あっ、分かった!」の瞬間をたくさん楽しみましょう。

昼休みも全集中!

2月4日(木)

 授業の様子を紹介する機会が多かったので今日は、昼休みの様子を紹介します。校庭では、男子生徒を中心にサッカーをしている姿が多く見られますね。職員室横の水槽前では女子生徒が3人、熱帯魚を見て束の間の癒しの中にいました。3階に行くと、何やら騒々しいぞ。1年生の教室に入ってみると「教頭先生助けてください。いじめられています。」声の主は…担任の先生でした(笑)最後はみんなでパチリ。同じく別の1年生の教室では、数学の教え合いの姿が。(いいぞ)最後に図書室に寄ったのですが、予鈴がなった後ということで図書委員さんだけが後片付けをしている最中でした。(ご苦労様)過ごし方は様々でしたが、みんな全集中で昼休みを楽しんでいました。さぁ、切り替えて午後の授業も頑張ろう!